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今回の「彼岸島 48日後…」499話のサブタイトルは「オルタネイトピッキング」。
ギターの弾き方を表す言葉です。
サバイバル漫画のサブタイトルとしては、
あまりにも場違いですよね。
ですが読み終えると、
ちゃんと意味のある言葉だった
ことが分かります。
勝次チームの反撃。
ユカポンのまさかの運転テクニック。
そして彼岸王子の仮面に隠されていた秘密。
あの「星」には、そんな意味があったのか。
500話目前、ついに姫との決着がつく499話を振り返っていきます。
彼岸島 48日後…前話までのあらすじ
白い水を積んだ給水車を壊すため、
東京の壁で彼岸王子=紅葉の軍勢とぶつかった明たち。
小春・ユカポン・ネズミの3人は、邪鬼「姫」に追われていました。
トラックをぶつけても姫は止まらず、
ついにはネズミがユカポンを逃がすための囮に。
姫に飲み込まれる寸前、
どこからか放たれた対邪鬼専用兵器が姫を直撃します。
撃ったのは、まさかの勝次と蘭華でした。
助かったかに見えたネズミたち。
ですが、姫はまだ倒れていません。
彼岸島 48日後…499話ネタバレ
なんだっけアイツ……川北が生きていた!
勝次たちの兵器のそばには、もう一人の姿がありました。
以前、高いところから落ちて
行方が分からなくなっていた自衛隊員の川北です。
これには読者もびっくり。
彼岸島で「実は生きていました」はかなり珍しい展開です。
兵器の担当はきっちり分かれていて、
勝次が号令をかけ、蘭華が狙いを定め、
川北が矢の装填と操作を受け持つ形。
SNSでは「勝っちゃん、指示しかしてない」と
愛のあるツッコミも飛んでいました。
とはいえ、片腕を失った勝次が
最前線に戻ってきただけでも大したものです。
止まらない姫、小春の指示とユカポンの運転
一撃をもらったはずの姫。
ところが倒れるどころか、
身軽になってかえって素早さが増してしまいます。
力は落ちたものの、手数で押してくる厄介な状態です。
ここで小春が弟に指示を飛ばします。
いつもは「ネズミ」と呼ぶのに、
本気のときは「中太郎」と本名で呼ぶ小春。
ぶっきらぼうでも、ちゃんと弟を気にかけているのが伝わります。
ネズミは文句を言いながらもビルの中へ避難。
代わりに姫を引きつけるのは、車に乗り込んだユカポンです。
運転に不慣れなユカポンが、
運転席でぶつぶつと唱えたのがこの言葉。
「L字クランク…グリップ走法…」
そして最後に出てきたのが「オルタネイトピッキング」。
もはや車ですらありません。
ところがユカポン、そこから後ろに下がって、前に出て、
カーブをドリフトで曲がり切るという大立ち回り。
行ったり来たりする動きは、
弦を上下に弾くあの奏法そのものでした。
蘭華の狙撃が命中、ついに姫を撃破
ユカポンの運転で、姫は見通しのいい広い道へ。
そこを狙っていたのが蘭華です。
照準をのぞく目つきが、普段とはまるで別人。
猛スピードで走る姫の顔の真ん中に、
2発目の矢が見事に命中します。
あの姫が、ついに倒れた!
明ですら正面からの勝負を避けた相手を、
人間チームの連携で仕留めたわけです。
「味方もインフレしてる」と
SNSが沸いたのも納得の名シーンでした。
仮面の星の正体は「星の邪鬼使い」
姫が倒れた直後、彼岸王子に異変が起きます。
仮面の額にあった星のマーク。
そこから現れたのは、星の邪鬼使いの子どもでした。
なんと彼岸王子は、この子を仮面に組み込むことで
姫を思いどおりに動かしていたのです。
担当していた姫がいなくなると、
彼岸王子はその子をあっさりと切り捨ててしまいます。
かつての紅葉からは考えられない冷たさです。
仮面にはもうひとつ星が残っていて、
それがもう1体の姫を操っている様子。
ビルに隠れてその仕組みを知った明は、
静かに次の狙いを定めます。
「まずは…あの星を狙うか」
ここで499話は終了。
次号はいよいよ記念の500話、巻頭カラーでの掲載です。
彼岸島 48日後…499話感想・考察
サブタイトルの回収が見事すぎる
「オルタネイトピッキング」と聞いて、
最初は完全にふざけていると思いました。
でもユカポンの前後に揺さぶる運転を見ると、
たしかにピックを上下に動かす奏法と重なります。
走法と奏法をかけた、作者らしい遊び心。
松本先生はギター好きとしても知られているので、
ここは狙って入れたネタなのでしょう。
笑わせつつ、ちゃんと姫撃破の伏線になっているのがずるいです。
星の伏線、最初から仕込まれていた?
今回いちばん驚いたのが、仮面の星の正体です。
過去の話を見直すと、彼岸王子の初登場時から
仮面には星のマークが描かれていました。
一方、紅葉が初めて仮面をかぶった過去の場面では、
星は描かれていなかったようです。
つまり紅葉は、どこかの時点で
星の邪鬼使いを仮面に取り込んだことになります。
SNSでも「誰も気づいていなかった」と話題に。
一方で、力でねじ伏せていたわけではないと分かり、
少しがっかりした読者もいたようです。
「まずは星を狙う」は通用するのか
明の作戦はシンプルです。
残る星を壊せば、もう1体の姫は操り手を失う。
ただ、相手はあの彼岸王子です。
仮面のピンポイントを狙えるほど近づけるなら、
本体を攻撃したほうが早いのではという気もします。
それに、操られなくなった姫が
敵味方の区別なく暴れ出す可能性もあります。
記念の500話でこの作戦がどう転ぶのか。
明と紅葉の本格的な激突が、いよいよ近づいてきた。
そんな予感がする一話でした。
彼岸島 48日後…499話を無料で読む方法!
今回の499話は、
笑いと驚きがぎっしり詰まった回です。
特に見てほしいのが、この3つの場面。
運転席でつぶやくユカポンの必死な顔。
照準をのぞく蘭華の鋭い目つき。
そして仮面から現れる星の邪鬼使い。
どれも絵で見てこそ伝わる迫力があります。
ぜひ本編で、あの仮面の秘密を自分の目で確かめてみてください。
きっと過去の話を読み返したくなります…!!
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仮面の星を確かめたくなった方は、
まとめ買いで読み返すのもおすすめです。
次回はいよいよ記念すべき500話、巻頭カラーです。
明は彼岸王子の仮面の星を狙えるのか。
続きが気になって仕方ありませんね✨