2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親に悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人・オペラと共に入間を孫として熱烈に迎え入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入学させます。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないように振舞うことばかり意識していた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの生徒や先生、生徒会長アメリらと日々を賑やかに過ごしていくうちに「魔界で自分らしく生きる」ことも考えるように。
「適材適所」と、問題児クラスのメンバーの能力や得意分野を分析しそれに見合う先生の所へ向かわせる悪周期入間。何だかんだ「悪魔のクラスメイト」のことをよく見ているし、「アクドルくろむ」の力は借りないと紳士的な所を見せる所は「入間」そのものといった感じwしかし、許可書を貰うのが困難に思われるリードとサブノック。「後押し」が欲しいと入間も自ら動き始める･･･！
そんな「魔入りました！入間くん」58話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん58話ネタバレ
3つの正念場
「王の教室(ロイヤル・ワン)」への移動を賭けて教職員の許可書を集めている悪周期入間率いる問題児クラス。しかし難しい相手との交渉に行ったリードとサブノックが心配なこともあり、入間自身も「後押し」が欲しいと動き始めた。
まずはオリアス先生とゲーム対決に向かったリード。対戦ゲームはまさかのクララ考案「ンジャラカ」という謎のゲーム。基本ルールは「交代でコマを動かし、最後にコマを多く持っていた方が勝ち」というチェスのようなシンプルなものだが、その他のルールが全くもって謎💧「おこりんぼはやさしんぼより強い」「まじめくんとしとやかちゃんはケンカしません」「30分に1回ンジャラカタイムで踊ります」･･･「クソゲーすぎる･･･」と思わずオリアス先生もボヤきが飛び出す😅
コマ数1056と膨大な上、コマが勝手に動いて進化したりするまさに「アホの考えたゲーム」。まともにやり合うのも馬鹿らしいのに、オリアス先生の「視界が0」という状況。これは･･･
シャックス・リード。家系能力「感覚強盗(コントローラー)」。相手の五感を一時的に奪うことができ、奪った箇所が黒く変色する。オリアス先生の視界を奪ったリードの目が黒く変色しているのを見て、先生は「ナメられたものだ」とポツリ。訳のわからないゲームで視界を奪われるとは、しかし「たったそれしきのこと、俺の星には関係ないのに😈」とオリアス先生は不敵な笑みを浮かべる。獲得箱には山盛りのコマが･･･！💦
「君は俺には勝てないよ」そう言っているのはオリアス先生と、サブノックが向き合っているブルシェンコ先生の2人。オリアス・オズワール先生の能力は「占星(ラッキーハッピー)」という「必ず幸運が舞い込む」というもの、ブエル・ブルシェンコ先生の能力は「半永久(ヒール)」という「痛みは感じるものの魔力があればいかなる傷もすぐに絶対に修復できる」というもの。リードが感覚の一部を奪った所で、サブノックが力任せに腕を振るった所で敵わない、チート級の能力を持つ先生と向き合っているのだ💦
「痛いものは痛い。痛みを軽んじる者は大嫌いだ。貴様は私欲で私を襲った･･･もしまた力でねじ伏せようと言うのなら、痛みの恐ろしさを教えてやろう。貴様が尻尾巻いて逃げ出すほどの痛みをな」ブルシェンコ先生はサブノックに凄む。サブノックは少しピクッと反応したが、リードと共にどう動くのか･･･
そしてこちらは生徒会室。「ひょっ、よく来たな入間！💦」入間に恋心を自覚して妙に緊張している乙女アメリ会長がいつもと違う雰囲気の悪周期入間を前にカチコチになってます😅しかし入間は教室を獲得するために必死なので「お時間いただき感謝します」と言いながら「正念場」だと体をこわばらせていた。
それぞれの「正念場」。どんな動きが見えるのか･･･
優秀な仲間のため
入間がなぜ生徒会に足を運んだのか。教職員全員から許可書を貰うのはものすごく大変で難しい。それを実現するため、できるだけ正々堂々交渉したい入間の考えだった。「アクドル」を出そうとしたケロリに提案したのが「生徒会から推薦状を貰う」ことだった。
生徒会は教師にも多大な影響を持つ。会長のお墨付きが貰えればこれほど強力な一手はない。ここはいちかばちかの勝負･･･と入間は単身アメリ会長の前に現れ、手短に「我らが『王の教室』に移動することへの推薦状を頂きたい。だめでしょうか？」と交渉した。アメリ会長は少し斜め上を見上げ･･･
「サインくらいいくらでもしてやるともー！！///」
と言いたい所をグッと抑えて← すると「生徒会長がそう簡単に動けないことはわかってます。もし必要な条件があるなら何でもしましょう」と入間。今何でもって･･･←「なんっ！？///」とアメリ会長も驚いて反応しちゃったけど、入間は神妙な顔で「贔屓できないこともわかってます。しかしご検討を･･･」とどうしても教室移動したいという気持ちを全面に出してきた。あまりの真剣さにアメリ会長も少し戸惑いながら「なぜそこまでして『王の教室』が欲しい？」と尋ねた。お前の欲の本質を知らないとこちらも首を縦には振れんぞ、と。
「･･･貴女に隠し事は無用か」そう言って入間は今回の行動の目的を話し始めた。
「俺がどうしても気に入らないのは『今の問題児クラスの扱い』だ。俺は悪魔学校の全員に問題児(あいつら)が優秀な悪魔だってことを認めさせたい」問題児は優秀な悪魔。その真髄が見えてきた。
オリアス先生と「クソゲー」対決をしていたリード。絶対に勝てない、と宣言したにも関わらず最終結果はリードがコマを総取りするという大どんでん返しに！💦この状況がオリアス先生自身も飲み込めていない様子。絶対優勢だったのになぜ？そう思った瞬間自分の手を見つめ「なぜ手を抜いた？まるでわざと負けたみたいに」と思った。まさか、とオリアス先生はリード･･･の後ろに立つエリザベッタを見た。
その通り！イクス・エリザベッタ。家系能力「好感度(フルラブゲージ)」。どんな者でも彼女に好感を持ち彼女に有利に働く能力！エリザベッタが先生に手を振ると無意識に手を振り返す先生。そんな自分にハッとしながら「嗅覚か･･･！」と思った先生。そう、リードは視覚と同時に嗅覚も奪い、エリザベッタの香りを受けた先生の能力「占星」も逆手に取って自分たちに有利に働くように仕向けていたのだ！！何という姑息だけど高等なテク･･･！👏
「正直、視覚と嗅覚を同時に奪うのは魔力消費えぐくて時間との賭けだった･･･」
「うん、騙す快感と消耗するスリル。どんな感覚を奪ってもやっぱりこのドキドキには敵わないね！これだから賭け(ギャンブル)はやめられないよ😈」
まんまとしてやられたオリアス先生。ため息をつきながらも、恍惚の表情のリードに差し出された許可書にサインをせざるを得ないのでした☆
押しの一手！
リード(とエリザベッタ)がオリアス先生を打ち負かしていた頃、ブルシェンコ先生と対峙するサブノックにも動きが。
サブノックは･･･ブルシェンコ先生の前に土下座をした。地面に正座し、額と両拳を地面につけ「入学当初の暴行の件、ここに深く謝罪する」と謝った。思いもよらないサブノックの行動に驚くしかないブルシェンコ先生。サブノックは頭を下げたまま続けた。
「あの時の己は力こそ全てでより強くあれば魔王に近づけると思っていた。だが違った。どんなに屈強だろうが意志が強かろうが、思慮に欠けていては何も成し得ない。他者の存在を慮る心持ちなくして王とは呼べぬとライバルから学んだ」
「貴公を襲った己の行動は間違いであった。決して許しては貰えぬかもしれぬが、ここに陳謝の意を捧ぐ」
サブノックなりの誠心誠意だった。サブノックの大きな背中と羽を見下しながら、「･･･悪魔が羽の付け根を捧げるのは最大の敬服と謝罪･･･それをお前がやるとは」とブルシェンコ先生はしゃがんでサブノックの頭に手を置いた。「ずるいぞ、驚きすぎて怒りがどこかへ行ってしまった。いいライバルを持ったな」サブノックとブルシェンコ先生、ここで仲直り･･･！😊
そして生徒会室では･･･ドンッ。入間がアメリ会長を「壁ドン」･･･！？///
「問題児クラスには確かに変な悪魔が集まっている。だが奔放なあいつらの生き方を俺は気に入っているし羨ましいとも思う。周りももっとあいつらのいい所を知るべきなんだ」
「ちゃんと見てやってほしいんだよ、問題児クラスの才能を信じて力を貸してくれ、アメリ」
壁ドンで顔が目の前で、「アメリ」呼び･･･！これには赤面で息もできない「押しの一手」･･･！😻
「･･･はぁー緊張した。いちかばちかだった･･･」壁にもたれて一息つく入間。だけど、リードとサブノックの分も合わせて揃った！！あとはカルエゴ先生の1枚だけ･･･！💦
魔入りました！入間くん58話感想・まとめ
難関だった先生たちの籠絡回！そして入間のアメリさんへの壁ドン回♡あの壁ドンは入間の意志なのか？それとも「何でも」と言われてアメリさんがリクエストしたのか･･･どちらにせよ、この回はアニメでも衝撃だった胸キュン回♡でも入間は真剣に教室と問題児クラスのことを考えてるというすれ違い･･･教室移動も気になるけどアメリ会長の恋も気になりますよねw
リードもサブノックも成長してるんですね✨リードの能力の使い方は自分やエリザベッタ、そして先生の能力を把握していたからこそのどんでん返しでしたよねw先生もまさか自分の能力を生徒に逆手に取られるとは思わなかったでしょうし、リードも先生に真っ向勝負じゃ敵わないから先生自身の能力を使うという機転が利いたということですよね。人間でもなかなか能力がないとできないよなぁ･･･w
そしてサブノックが力だけでなく相手を思う気持ちを「ライバル」入間から教わったことをブルシェンコ先生に見せたということですね。先生との仲直りに入間からの教えが入ってるの何かいいですねぇwちなみにこの「羽の付け根を見せる」誠意ある謝り方は今後も出てくるので見てみてくださいw
残りはカルエゴ先生ただ1人！入間たちは「王の教室」をゲットすることができるのか！？
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の58話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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入間とアメリのドキドキ展開♡と、他メンバーのそれぞれの戦い方の表現が素晴らしいです！
ぜひお手に取ってご覧ください！