2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親に遊ぶ金欲しさに悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔の学生として通わせることに。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないことに集中していた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの級友や先生、生徒会長アメリと交流することによって「魔界で自分らしく生きる」ことも少しずつ意識するように。
アクドルのことをよく知らないのに、放送師団のバラキからくろむのライブチケットを貰い、抽選でくろむと対話できる権利までゲットした入間。頑張って目立つ努力をしているくろむことケロリは入間に対抗心を燃やしながらも何とか正体がバレないように振舞うも、クラスメイトをよく見ている入間と楽屋に散りばめられたヒントで墓穴を掘りまくり😅挙句「あなたみたいに目立たなくなりたい」と入間に言われ激昂してしまったケロリ！！氷の使い過ぎで本番前なのに倒れてしまった💦
そんな「魔入りました！入間くん」42話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん42話ネタバレ
表裏一体の「熱」
「あなたみたいに目立たなくなりたい」くろむことケロリの努力や悔しさも知らないでそんなことを言った入間に激昂してしまったケロリは家系能力の出し過ぎで本番前なのに倒れてしまった！💦
マネージャーのマルさんが駆けつけしっかりして！と声かけをするも、ケロリは真っ赤な顔でひどい熱を出しぐったりしていた💦周りのスタッフに冷水と氷を用意するよう指示してからケロリを簡易ベッドに寝かせるマルさんに「あの、」と入間は声をかける。もちろんケロリを心配してのことだったが、今魔界で一番人気とも言えるアクドルを管理するマルさんは「あなたこの子に何かしたんじゃないでしょうね！？興奮させるようなこと言ったんじゃないの！？」と厳しく責めるように投げかけた。
「いえ、話してたら急に･･･💦」と取り繕う入間に「この子は熱に弱いのよ。疲労や感情の高ぶり、氷の使い過ぎとか･･･気を付けてたはずなのに」とマルさんは説明した。入間が思い返すと、どういう気持ちかはわからないがケロリは入間に並々ならぬ気持ちをぶつけ、それに比例するように氷魔法を出してしまっていたのを思い出した。
「あの、やっぱり僕のせいかも･･･」恐る恐るそう言うとマルさんは声を詰まらせる。とにかく今は動かないで後で事情を、と言いかけた時「くろむちゃん倒れたって！？容態は！？💦」とライブ主催らしき悪魔が駆け込んできた。この調子じゃ無理よ、とマルさんが言うと「そんな、魔苦針ドームでスポンサーも大勢来てる大チャンスなのに💦医者は？すぐ診てもらえば💦」と縋るように言う主催者。しかし「無理なのよッ！！💦」とマルさんが突然叫んだ。
ケロリの家系は特別な体質のため、冷やすにも手順がいるのだとか。できるのはよほどの医者か「家族」だけなのだとか。今から家族を呼んでも遠方にお住まいだからライブには間に合わない、とマルさんが説明した所で「えっ、ご家族見に来てないんですか？」と入間が尋ねた。
「･･･えぇ、そういう家なのよ」
目線を逸らし小さくため息をついたマルさん。今回のライブは中止にするしか･･･と言いかけた所で「だめよ」とケロリが起き上がった。熱があって苦しそうに肩で息をしているのに「私は･･･アクドルのトップになるんです。こんな所で止まるわけには･･･！」と尚も舞台に立とうとしている。思わず「何でそんなに･･･」と入間も哀れむような目でそう尋ねた。
「家族を見返すの」
家族のことは口外しないと自分で決めているはずのケロリ。思わずマルさんが止めに入るが「いいの」と言ってケロリは自分の家系、アクドルに行きついたいきさつについて話し始めた･･･
「諦めたくない」
氷の使い過ぎで高熱を出してしまったケロリの身を案じてライブを中止に、と大人たちが言い始めたが、ケロリはライブをやると聞かない。それには「家族、家系」に葛藤があったようで。
ケロリの家系能力は「氷面」。水の温度を調節、特に冷却を得意とすることで名の知れた家系。でもそれは能力に限った話ではなく、「氷のような面」「笑わない一族」としても有名だった。親も兄妹も、そしてケロリも幼い頃は全く笑わなかったそう。しかしある日ばあやがこっそり見せてくれた魔界の娯楽、それが「アクドル」だった。
魔界のTVに映る、キラキラ輝く誰もを虜にする可愛い悪魔が歌って踊っていた。その悪魔を見にきた観客たちもキラキラの笑顔を見せて楽しそうだった。それが幼いケロリが見た「キラキラの衝撃」だった。悪魔ってこんな顔できるんだ、これを「笑う」って言うんだ。それと同時に「これになろう」と思った。これならきっと家族も見返せる、アクドルのトップに立つことは「宿命」･･･
「だって私、すっごく可愛いんですから！！😈」
そう叫んだ瞬間またフラッと倒れてしまったケロリ。アクドルとしてできることは全部やる、チャンスは全部ものにすると決めているらしいケロリ。だけどその熱い気持ちに体が追い付かないもどかしい状態だった。それを何とかしたくて、入間は「あのっ、僕にも何かできること･･･」と熱の原因ながら提案しようとした。
が、バシッ！とマルさんに手をはたかれてしまった。
「触らないで。あなたにできることなんてないわ。邪魔だから大人しくしてて」
マルさんとスタッフはとにかくケロリを冷やすことだけに集中しているようだった。その間もケロリは自身と戦っているように見えた。でも「できることはない」と言われてしまった。だけど･･･入間はぎゅっと手を握った。
「放ってはおけないよ･･･！」入間の考えとは･･･
これが「衝撃」！？
ケロリはアクドルのトップに立つため体調不良なんかに負けられない。でも無理をさせるわけにはいかない。一番もどかしい思いをしているのはケロリのはずだった。
熱にうなされるケロリは、過去の夢を見ているようだった。テストか何かの評価で困り顔のマークを書かれてしまったケロリ。他の兄妹たちは花丸をもらっているのに、ケロリだけ「頑張りましょう」だった。私だっていつかにっこり花丸貰うんだ。「ほらっ見て！」ケロリは「アクドルくろむ」になった。
こんなにかわいいっ！元気が出るでしょ！だから、だからっ･･･
「もっとにっこり笑ってよ･･･っ」記憶の母、兄、妹。みんな無表情でただ見ているだけだった･･･
ハッ！と目を覚ましたケロリ。まだ頭がフラついているが熱は一応下がった様子。周りを見ると誰もいない。そして青ざめて時計を見ると･･･ライブ開始時間を過ぎていた。「･･･間に合わなかった･･･お客さん、沢山来てくれたのに･･･笑顔にできなかった･･･」ガクッと首を折り「私はプロ失格だッ」悔し涙が溢れて来るケロリ･･･
その瞬間、ドッ！！！と会場が沸いた音がした。なにっ！？と思わず驚いてる間もワアアァウオオォとものすごい歓声が会場の方から聞こえてくる。ケロリがくろむになって壁伝いに会場の方へ向かうと、そこにはマネージャーマルさんの姿が。この声は？と聞くと、マルさんはちょっとしかめた顔をしながらも「･･･すごいわよ、とんだ逸材だわ」と殊勝な笑みを浮かべていた。
一体何が起こって･･･とステージの方に走っていくと、そこには･･･
キラッキラの表情と可愛い格好で会場を盛り上げている3人の悪魔が。ってこれは･･･入間！！？さらに、アスモデウスとクララまでいる！！？？💦
「いいぃっ、いくよ！！☆」ウインクしながらそう会場を盛り上げている、憎っくき入間の姿･･･ほ、本当に何が起こっているの！！？？💦
魔入りました！入間くん42話感想・まとめ
くろむちゃん倒れてどうなるかと思ったら･･･まさかのピンチヒッターに入間大抜擢！？💦この詳しいいきさつは次回明かされるのですが･･･確かにこれで1週間おあずけ食らったらケロリと同じ気持ちになってたでしょうね😅
そしてその前にケロリの「アクドルとしてのプロ根性」が垣間見えた回でもあった気がします。自分の野望のためが一番だとしても、そのきっかけとなったのは「家族、家系へのコンプレックス」だったわけで。ケロリはちゃんと家族のことを尊敬していて自分の家系に誇りを持っているからこそ抱いた感情なのでしょう。もしもばあやがアクドルを見せなかったらケロリは問題児クラスにも来なかったし、下手すると悪魔学校にも入学しなかったかもしれませんよね。アクドルになるって決めたから学生と両立してるって所もありそうですし。
入間の天然ぶりがケロリを苦しめたとはいえ、ちょっとマルさんの対応怖かったですね💦でも今をときめくアクドルを管理するってそのくらいじゃないと務まらないんだろうなぁ。そもそも人間界だったらこんなことがあったら真っ先に入間が取り調べのようなものを受けそうですしね。こういう時に家族がすぐ駆けつけられないってちょっと･･･そういう所もケロリの悩みの種じゃないのかなぁ。
ケロリの舞台の遅れをなぜ「女装入間＆アスモデウス、クララ」が場繋ぎしているのか！？
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の42話ネタバレを紹介しました！
が…
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