魔入りました!入間くん39話ネタバレ感想!一緒だからおいしい!

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親に遊ぶ金欲しさに悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔の学生として通わせることに。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないことに集中していた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの級友や先生、生徒会長アメリと交流することによって「魔界で自分らしく生きる」ことも少しずつ意識するように。

アメリ会長の父で13冠の1人・アンリは、人間に会ったことがある!?そしてその人間を保護し、魔界での記憶を消して帰したという。それはずっと入間が願っていたことだけど、魔界でのかけがえのない経験や時間が消えるのは・・・やっぱり人間とバレないようにしよう!と思う入間なのでした。

そんな「魔入りました!入間くん」39話ネタバレを紹介します。

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魔入りました!入間くん39話ネタバレ

団結?対立?

今回はアスモデウスとクララの2人からスタート。「この件は入間様には極秘だ!」と何やらヒソヒソと声をひそめて相談中・・・

「私たちだけで・・・入間様(ち)のために料理を作る!!🔥」ババーン!!!
この2人が入間には内緒で料理をしようと画策した理由は、遡ること数日前・・・

この所いろいろあっていつもボーッと上の空なことが多い入間。声をかけてもすぐ気付かないことが多く、「ごめん、最近色々あったからつい💦」と何か隠し事がある様子。なのでアスモデウスは「キリヲ先輩の件は詳しくは聞きません。入間様が先輩と話して納得したなら私たちも納得します」と思い切って言った。

でも私たちにできることがあれば何でも言ってください!1人でぐるぐるはよくないよ!と釘を刺しておく2人。それでも入間は「ありがとう、でも大丈夫だから」とやはり2人にもキリヲのことは隠し通すみたい。そんなどこか無理しているような入間がいたたまれず、食べることが大好きな入間にとびきり美味しい料理を作ろう!と考えたみたい。いい友達ですね・・・😊

とりあえず学校の調理室の机に様々な食材を山積みにしてみたものの、何を作るか・・・と、クララがレシピ本を取り出す。マミー直伝!手料理と言えばこれっしょ!と自信満々に提示したのは・・・「まっふるもふもパチパチ番長」・・・何!?💦

そう思ったのはアスモデウスも同じ。だが「知らないの?w」と若干小ばかにするような素振りすら見せるクララにアスモデウスはプライドにズキリ。全くもってわからないし何を言ったかすらわからない、魔界の知識に自信あるけど初耳の料理、だけどクララに聞くなんて私の品格が・・・と葛藤するアスモデウスは意地で「知っている」と言ってしまった😅

だよねー、と言ったクララ、手順の書かれたレシピ本を手渡し「じゃあ1番やって」とアスモデウスに頼むのだが、「まっふるを細かく切る」その後もふぁふぁーとかたねっしーと合流とか謎の言葉ばかり・・・「できたら持って来てー」と託されても全くわからん!💦絵からして唐揚げっぽいけど「まっふる」という言葉は甘い物っぽい?クッキーとか?何かを切るってことは・・・

閃いたアスモデウスは「チョコの細切り」を差し出した!!が・・・
「アズアズ唐揚げにチョコかけんの?変わってんね」真顔で淡々と唐揚げ作っとる!!!💦てか唐揚げでいいんかいチクショー!!!💦これにはアスモデウス大ショック!💦

「唐揚げなら唐揚げと言え!貴様の家のルールが他でも通用すると思うな!💢」と知ったかぶりをした分語勢が強くなるアスモデウス😅「アズアズ知ってるって言ったじゃん!うちではまっふるもふだもん!」とクララも負けじと言い返すが、「もういい、本当貴様はキングオブアホだな!!💢」と言われクララもカッチーン。

「でもさーアズアズもさぁ、ヘンテコな服着てるよね」
反撃のクララ!「上短くて下長い、真っ白で毎日同じ服ー」これにはプライドの塊のアスモデウスはピキーン💢「最高級素材のオーダーメイドだぞ!貴様も毎日同じだろう💢」「私のは可愛いもん」そして「貸して!アズアズが作るとヘンテコになる💢」「貴様が作ったら料理もアホになる💢」ゴゴゴ・・・と睨み合いになってしまった💦

こんなんで入間を元気づける料理はできるのでしょうか?💦

対決を持ち帰り

入間を元気づける料理を協力して作るはずが、クララ節に振り回されプライドが傷ついたアスモデウスが噛みついたことで険悪なムードに💦

「「私の方が上手く作れる!!」」
2人は睨み合い、バチバチに火花を飛ばすハメに。「期限は明日の朝!入間様に食べてもらい美味しいと言わせた方の勝ち!!」入間様(ち)を元気にするのは私だ・・・!!そう思いながらライバルになってしまったアスモデウスとクララは背中を向け合い去って行った・・・入間は教室でくしゃみしてましたw

その夜、クララ家では。
クララが何だか謎の食材ばかりをぶち込んだ大鍋を見上げ考えていた。クララが好きなおかずをいろいろ合体した料理らしく、まずくはないのだがどこか納得行っていない様子。脳裏にはアスモデウスに言われた「お前のルールが他でも通用すると思うな」のセリフが響く。「これじゃ入間ち元気出ないかなぁ・・・」

ちょっと落ち込んでいるクララの背中から「悩んでるわね」とマミーが声をかけた。そして「いいこと?料理は『愛情』よ。入間くんに元気になってもらいたいのよね?」うん!とクララが返事をすると「じゃあ大丈夫!込めましょうその気持ちを、愛を!✨」「わかった!!
家族総出でクララが作った謎鍋を取り囲み、「愛を込める踊り」をドンドコドンドコ・・・怪し気な謎の儀式でしかないけど、至ってクララは真剣で「勝つ!!!🔥」と意気込んでいましたw

一方アスモデウス家では、炎魔術を使って見事な手際で美しい肉料理を次々と作っていくアスモデウス。それをSDのダヴィデが完璧です!と褒めると「あぁそうだ、『普通に完璧』ではダメなのだ!!入間様のため、ついでにあのアホに説教するため、もっと特別で圧倒的なものでなくては!!とどこかズレた悩み方をしています😅そしてアスモデウスもまた、クララに「ヘンテコ」とズバリ言われてしまったのに傷ついていたのでした。

するとダヴィデが「魚料理はどうです?煮る焼く蒸す、生なら見栄えも」と言い出した。が、すかさずアスモデウスは目にゴーグル、口にマスク、まな板を盾にして完全防備に。これはもしや・・・?
実はアスモデウス、魚の生臭さや見た目が大の苦手らしい💦そのため食卓にも魚料理は上らないのだとか。「しかし!入間様のためならどんな困難も突破してみせる!!」

ウオオォとアスモデウスは巨大な生魚に完全防備のままへっぴり腰で包丁を・・・入れられずペチペチ叩く・・・💧でも「勝つ!!🔥」と気合いだけは十分。

それぞれ考えて努力して、入間のために最高の料理を・・・!作れるのかな!?w

名誉ある引き分け

クララは謎の鍋に家族総出で踊りで愛を込めアスモデウスは苦手な魚に挑み、かくして夜は更けた。いよいよ決戦の朝・・・

調理室に呼び出された入間の前に、ドド~ンと何かものすごい料理が2つ置かれた。「「さぁ召し上がれ!!」」そう言ったアスモデウスとクララは息も絶え絶え。アスモデウス朝まで魚と格闘してものすごい魚の活け造りのようなものを、クララ朝まで家族と踊ってものすごい鍋料理をこしらえた様子。入間は2人が「自分のために」朝まで頑張って料理してくれたことに感動しながら一口ずつ実食・・・

「うん、どっちも美味しい」と言い終わる前に「どっちが!美味しいですか!?」「私のだよね!?」と飛び掛からんばかりに聞いてきた2人💦圧倒される入間が「どっちって・・・💦」と困惑していると「どっちか選んで!!」とクララがスプーンを入間の口に押し込んだ!「入間様が苦しがっているだろう、お口直しにこれを!」とアスモデウスも負けじと入間の口にスプーンを押し込む!強引に入れられたそれぞれの料理は入間の口の中で混ざり合い・・・

「!おいしい!!」押しのけ合いをしていた2人がピクッと振り返る。再びどっちが、と聞こうとすると今度は入間が遮る形で「2つ一緒に食べるとすっごくおいしいよ!!」と言った。えっ、2つ一緒に・・・?きょとんとする2人に入間はそれぞれが作った料理を皿の上で混ぜ合わせ、一口ずつ2人に食べさせた。おいしい・・・✨2人の口の中で絶妙な味わいになった様子。

「僕これが一番好きだなぁ!ありがとう2人とも✨」
満足そうに、アスモデウスの料理とクララの料理を混ぜ合わせて食べる入間。その幸せそうな顔を見て2人も顔を見合わせる。「入間ち元気になったね」「あぁ、確かに2つ合わせた方がいい味だったな」

「「引き分けだな」」コツン、と2人は静かにグータッチを交わすのでした😊
かくしてアスモデウスとクララの仲は少し縮まり・・・「学生用タオルは入間様は黒が似合う!」「違うよ黄色だよ!アズアズモテないよ!」「モテるわ!💢」とケンカも少し増えたのでした😅あれ・・・?でも入間には仲良しに見えて微笑ましく眺めるのでした😊

魔入りました!入間くん39話感想・まとめ

今回は箸休め(ごはん回だし)的な、入間の友達2人によるドタバタだけど優しさと熱意が見えたほのぼの友情回でした。悪魔なのに誰かのために頑張るってのは2人も初めてだったんじゃないでしょうか?

何でも華麗にこなす優等生だけど高すぎるプライドが邪魔しがちなアスモデウスと、予想不可能な自由奔放ぶりで何もかもを巻き込んで振り回すクララ。人間でもあまりに世界が違い過ぎる人同士は相容れない、まして出会うことも難しいような両者がこうして出会って1人のために苦手やコンプレックスも乗り越えて頑張った。これは「入間の功績」なんですよね。そして入間もちゃんと2人の長所を見て認めているからこそこの料理も美味しかったんじゃないかな。入間の頑張りが2人の料理として報われた、ということでしょう。

クララが何も考えていないようで実は結構誰かに言われたことを深く考えて悩んでしまう点がリアルだなと思います。アスモデウスが「ヘンテコ」を脳内で繰り返していたのは「言われたことがない」ショックからだと思いますが。入間と出会って気付かなかった自分に2人は気付けていってるんじゃないかな。一緒に料理作ってよかったんじゃない?結局「協力」じゃなくて「対決」になってたけど😅

次回からのテーマは「アイドル」!?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の39話ネタバレを紹介しました!

が…

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いじらしく思い悩むクララ、苦手が露わになったアスモデウス。どっちも「新たな発見」ですね☆

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