魔入りました！入間くん248話ネタバレ感想！2人いた弓使い！

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

4/7に最新刊26巻が発売され、アニメ第三期は今年10月からNHKで放送予定！さらに現在、池袋のマリオンクレープでコラボ中！入間たちの魔界をイメージした可愛いクレープを買うとコースターが貰えます☆グッズ展開もあるそうなので、ぜひ行ってみて魔界の味？を楽しんでみては？ｗ

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。早いもので1年が経ち2年生になった今、昇級を賭けた1年生との合同試験「心臓破り」の真っ最中！

サブノックが型破りな方法でSOSの現場に駆け付け、先生たちの猛攻から仲間たちを守ってくれた！しかしその激化する闘いに夢中でSOSを失敗させようと狙っている「一射必中」ロビン先生に誰も気付かなかったのだ･･･😱💦

そんな「魔入りました！入間くん」248話ネタバレを紹介します。

ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方！

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前話までのあらすじ

ブルシェンコ先生の援護により回復したモモノキ先生の猛攻を止めたのはサブノックだった！！しかしサリバン解放まで残り3分！💦

時間がないので戦闘バカのサブノックにモモノキ先生の防御は任せ、解放ストップのため魔力供給を続ける！が、妹シルビアが「ゼゼくん好き！！」と叫んだのでお兄ちゃんはびっくり！💦こいつが好きなのか！？💦とオロオロするサブノックに愚直なシルビアは「本当に全然別に好きじゃないけど仕方なく言ってるだけ！！」とズバリ。ショックで倒れてしまったゼゼくん･･･💦

しかしゼゼくんももう限界。あと少しだという所で･･･と思ったら、サブノックチームの後輩2人が交代してくれた。風船が増えたとモモノキ先生は再び襲い掛かってくるがサブノックが盾を生成して防ぐ。それを溶解魔術で溶かすモモノキ先生！しかしサブノックも次々と武器を生成する！まさしく「無限武器」！そしてサブノックは腕を振り上げ、モモノキ先生の後ろのブルシェンコ先生めがけて武器を投げた！！

「己の目的はモモノキ女史を倒すことではなく装置に教師を近づけさせないこと」
「周りが見えない1年前のバカだと思われては困る！」
サブノックの成長を喜びながらあえて挑発するブルシェンコ先生！残り1分、破壊か捕食か、あと少し耐えれば･･･！

その時、戦闘に集中していて誰も気付かなかった存在があった。さらにそれはサブノックの「型破り」が裏目に出てしまった結果となった。外壁を崩し助太刀に来たせいで、中庭の木の中からSOSチームを虎視眈々と狙っているロビン先生の絶好の的になっていることを。

一射必中、ロビン先生の攻撃を防ぐ者はいるのか･･･！？💦

魔入りました！入間くん248話ネタバレ

絶望の理由

心臓破りのサブイベント「サリバーンアウトストップ」もいよいよ大詰め。阻止したい生徒たち、それを邪魔する教師陣。タイムリミットまであとわずか･･･！

「なぁロビー。なぜアッチらバルバトスが絶望の異名を冠すると思う？」
ある日、ロビン先生に本家の次世代頭領であり、入間の師匠であるバチコがそう尋ねてきた。返答を待たずにバチコは「それはアッチらが『弓使い』だからだ」と答えた。

バルバトスの弓矢は必ず命中する。どこまで逃げても、逃げて逃げ続けても、羽を喰い破り命に絶望を中る。しかも意識の外から予期せぬ瞬間に突然飛んでくる。「絶望」が。だから戦闘において弓使いが1人でもいれば戦況は変わると、「羽喰い」の異名も持つバチコはそう語った。獲物が見えたら、躊躇いも慈悲もなく撃ち抜いて絶望に堕とすその「快感」は弓使いの悪魔独自の感覚だろう。

「アッチはお前が分家であることが惜しいと同時に少しホッとしてんだ。お前が本家に生まれてりゃ、アッチの異名はお前のモンだったろうよ」そう目線を下に落してしみじみと語るバチコの目に映る「分家・ロビン先生」はまさに今、その弓使いの「極上の時間」を手中に収めようとしているわけです。誰も気付かないような場所で、虎視眈々とユラユラ動く「獲物」、1年生のハート風船をひとつ残らず食い尽くすつもりで･･･

ロビン先生の弓矢の形が魔獣を模した形に変わる。そしてバチコの極めつけの言葉を噛みしめ、恍惚の表情を浮かべる。
「お前ほど、弓使いに向いている悪魔は見たことねぇよ」

「ははっ」バチコの賞賛に思わず笑い声が漏れるロビン先生。サリバン解放まで残り30秒･･･！

もしも1人だったなら

サリバン解放まで残り30秒！あと少しという所でロビン先生が「絶望」を喰らわせようとしていた！💦

残酷なことに、本来なら間に合うペースだった。あとほんの少し魔力を注げていれば爆破できた。このまま誰の邪魔も入らなければ。
あと少し、もう少しで止まる･･･！希望を捨てずにSOSに関わる生徒たちは最後まで全力を尽くす！先生の猛攻の盾となるサブノックとケロリ、リレー形式で繋いで来た魔具への魔力供給、祈るような気持ちで見守るサポート組･･･みんな力を削って疲れが見えている。

「あの時撃たなくてよかった」「こっちの方がもっとずっと絶望的だ！」
リードチームを敗退に追いやるきっかけとなったロビン先生の弓。感覚の一部を奪われても追いかけることができる家系能力「一射必中」を、あの時オリアス先生が止めてくれてよかったと改めて思うロビン先生！今度は容赦しない･･･！「一射･･･」

「ひっ･･･」
その時。必中と言いかけたその一文字目がまさか「恐怖」になるとロビン先生が気付いたのは一瞬遅かった。まさに今、必殺技を繰り出そうとしたその瞬間、ロビン先生の首を死神の鎌が掬うような感覚に陥った！ばっと振り返った、校舎内の一部の窓からどこか懐かしい気配を感じたロビン先生。自信満々に笑みを浮かべて「獲物を狙う」その姿は･･･姉弟子であるバチコの姿。「ねえちゃん･･･！？」

しかしその幻覚のようなバチコの姿はすぐに霞んだ。代わりにハッキリと見えたのは･･･

特徴的な青い髪に、バルバトス家から貰った「羽根飾り」が耳で揺れる、黒い弓矢を構える姿･･･入間だった！！
入間がこちらに向けて弓を構えている！！バルバトス家の能力を受け継ぐ者、「弓使い」入間の姿だった！！！✨

戦況は変わる！

「絶望を与える」つもりだったロビン先生が感じた「絶望」の正体は入間だった！！

入間は遠くから木の中に隠れるロビン先生を確実に見据えて弓を構えていた！そして「ばち、こんっ！！」容赦ない一射を放った！！そしてロビン先生の足場にしている木にまっすぐ向かって飛んでくる！！気付いた時には木は粉々に砕け、ロビン先生は吹っ飛ばされた！！ほんの数秒の出来事だった。ほんの少し、気を逸らされ立ち位置を崩された、その一瞬で戦況は変わってしまった。

ロビン先生が狙っていたSOSチームは入間によって守られた。残りわずか数秒で･･･「ピーッ」

ボカアァン！！！💥そこにいた全員が驚き一瞬目を逸らしたが、すぐ上を見ると紙吹雪が舞っていた。そして･･･

「まいった💦おめでとう！」の言葉が書かれた垂れ幕が。それはくす玉で、見覚えのある卵型のサリバンのイラストが描かれていた。ということは･･･

サリバン解放を見事阻止！！！SOS、爆破成功～～～！！！✨✨✨
観客席も揺れるほどの大歓声でいっぱいに！！！👏

「弓使いがいれば戦況は変わる」目には目を、絶望には絶望を。
みんなで繋いでみんなで成功させた大イベントになりました🌟

魔入りました！入間くん248話感想・まとめ

やはりオイシイ所は主人公が持って行くのですね！！← まぁ確かにここで戦況をひっくり返せるのは入間くんだろうと思いましたが、弓に弓でどう対抗するかと思ったらそういうことか！「臆病者」が役に立った感じかｗ

今回はたくさんの「心理の動き」が見えましたね。絶望、希望、恐怖、また違った絶望、そして歓喜。作者・西修先生のすべての描写が見事で、ロビン先生がバチコの言葉を思い出して悦ぶ所からの「残酷なことに邪魔が入らなければ」という、読者にも絶望を与えるような表現の仕方をあえてして、そこから見開きで入間による「ばちこん」を4ページ使って魅せるのがもう流石としか言いようがありません✨でも一度読者に「えっダメなの！？」と思わせてからの･･･と言う所に西先生の「悪魔ぶり」が伺えます😈

そして1年生が必死な顔をしているのに対して2年生であるサブノックたちは希望を持って笑顔なのがまたいいんですよね😊ちゃんと後輩に「先輩がいるから大丈夫」という背中を見せているなぁと。実際信じていたからSOSは成功したし、入間が来なかったかもしれないし、来たとしても入間の弓が外れたかもしれないのに戦況は覆った。本当に「みんなで繋いだ」成功だなぁ･･･問題児クラスはやっぱ団結すると強いですね💪

そう考えるとリード、クララ、プルソンチームも誰か助けてあげられなかったかな･･･と思ってしまいますが←
心臓破りも後半戦！結果はどうなるやら！次回も楽しみです！