魔入りました！入間くん243話ネタバレ感想！思うままに生きた結果

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

アニメ第二期再放送は作者・西修先生もリアタイでチェックするほど、綺麗で怪しくて可愛い世界を押し出してます！そんなアニメも第三期放送が決定しています！スピンオフ「魔界の主役は我々だ！」も西修先生が要チェックとばかりにRTしていますよ😈

クズ両親によって悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔として通い始めて、様々な悪魔と時々対立しつつも協力して仲良くなって早1年。現在は後輩との合同試験「心臓破り」の真っ最中。各地で先生との激しいバトルを繰り広げているけど･･･入間は逃げ切ることができるか！？そして「カイム」という悪魔の秘密が明らかに･･･

そんな「魔入りました！入間くん」243話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

こちらはシーダとのバトルから中庭に逃げてきた入間チーム。なぜかチマちゃんが膨れっ面でヴィネくんを氷で囲んでいますが😅

氷でガタガタ震えながらも「僕もこれ以上入間先輩に近づきたくない！好きになりたくない！！」と訴えるヴィネくんを心配しつつ疑問に思っている入間先輩ですが← 今出ている「SOS」をどうするのか3人で考えます。ヴィネくんは「絶対行きたくない」と言うけど、チマちゃんはヴィネくんの顔を押さえて「入間先輩について行きます」と言った。

でも正直、戦闘で体力も魔力も消耗してるし風船も1つしかない、他チームとの合流もできてないとなるとリタイアに近いのは否めない。危険を冒してでも行くべきか、行かざるべきか。これは試験、先輩の役目は後輩を守ること。「僕らが今やるべきことは･･･」

一方こちらはSOS敢行中のアスモデウスとカムイ合同チーム。後輩が魔力を送る間、カムイは魔獣を召喚してオールラウンダー・モモノキ先生と対峙したがシールの効果も切れて倒れ込んでしまった💦先生の予想1分を上回る3分粘ったようだがここまでか･･･追い詰められたフィーネ嬢はどう逃げる？どうすればいい？誰か1人でも助けが来れば･･･と切なる願いを繰り返す。その時。

後輩に近づいた先生をカムイが羽交い絞めにした！！カムイを薙ぎ払い、強烈な雷撃を食らわせるが踏ん張るカムイ！「どきなさい！」今度は炎の魔術を繰り出すがカムイは軽々と躱して再び立ちはだかった！「絶対に通さん･･･！！」

そのあまりにも真っ直ぐなカムイの表情に、ときめきのような切ないような表情を浮かべるフィーネ嬢。どうしてこの悪魔はここまでして立ち向かえるの？女性にモテたいから？ランクを上げたいから？わからない、どうして･･･？

カイム・カムイという悪魔について紐解かれる･･･

魔入りました！入間くん243話ネタバレ

紳士の血筋なのに

カムイの祖先は「先導師カイム」という大型の悪魔。能力「翻訳(なかよし)」を使いあらゆる言語を理解、数多の他種族を操り統率、先導し･･･

魔王軍への反逆を企てた。元々は血に飢えた暴君だったのか、強いものを求めるが故の力の誇示だったか･･･
戦闘は熾烈を極めたが魔王軍の圧倒的な武力にねじ伏せられ、カイム軍は討伐されほぼ壊滅に追いやられてしまった。それ以降、カイムは魔王への絶対的忠誠を誓った。「蛮族軍」と恐れられたその身を改め身なりを整え魔王の前に傅いた。そして魔界と魔王への忠義を貫く紳士となった･･･

「故に我らカイムは常に紳士淑女たらねばならない。わかった？」
カムイはまだ赤ちゃんだった時から母にこう教えられ「紳士」というものを教えられてきた。あなたのお父様もちょっとスケベだけど気高く優しく勇ましい立派な紳士、だからあなたも立派な紳士になるのよ。母はそう言って幼いカムイに笑いかけた。

それから成長の過程の中でもカムイは「自分は紳士」と言い聞かせ、身なりも所作も美しく決めてきた。もう決して「蛮族」などと呼ばれないように、気高く優しく勇ましくいなくては！そうして常に独自に「紳士」を貫いてきたはずなのに･･･

悪魔学校入学の時、カムイは「問題児クラス」に編入になった。周りの生徒が「問題児クラスって何？怖っ」「要するに問題あるクラスってことでしょ、面白～ｗ」とヒソヒソ話している。どうして私が問題児クラスなんだ･･･？

「現在進行形で反省文書きながら何言ってる」あまりにも自然に疑問を投げかけるカムイに至極当然だと言った顔で突っぱねるのはカルエゴ先生。大量の反省文の紙の隙間で「セクハラすいません」とか書いてるけど「不可思議」なカムイ。「私はれっきとした紳士の家系なのですが･･･」

しばし黙ってから「お前の問題児入りは女生徒への迷惑行為が原因だ。他意はない」
それがカムイにとっては納得行かない様子。紳士なのにどうして迷惑がられてしまうんだろう･･･

邪？な本筋

紳士の家系で紳士として振舞ってきたつもりなのに問題児と言われた。私は本当は紳士じゃないのかも･･･？少し自信をなくし始めていたカムイ。

そんな時「カムイってさ～食べ方めっちゃキレイだよな」と級友・リードに言われたのを思い出した。
今までごく自然にやっていたことだったから改めて言われるときょとんなカムイ。でもそれに乗じて入間も「わかる！優雅っていうか」と言った後、「アズくんに似てる！」と言った。

は！？💦と思わず顔をこわばらせるアスモデウス。「まさかカムイとの共通点を指摘されるとは･･･😰」と不本意丸出しの顔だけど心酔する入間に「でも似てるよ」と言われて否定ができず💦そして一息置いてから「･･･まぁ、確かに所作に関しては紳士と言えるレベルかと･･･」と応えた。その言葉に今一度顔を上げるカムイ。お坊ちゃまのアスモデウスもある程度は認める「紳士」ではあったカムイ。

そうだ、私は気高く勇ましい。収穫祭に音楽祭、そして今も。カムイは紳士なのだ。
だから何度攻撃を受けても守ると決めたから守る。ボロボロになりながらも踏ん張るカムイに「なぜ立ち上がれるの･･･？」とモモノキ先生の顔にも焦りが見える。なぜって？決まっている。

私を突き動かすのは揺るがない信念。どんな痛みや苦しみにも耐えられる、この胸に溢れる私の思いはたった一つ。

モテたい。

女の子にモテたい。女の子とエッチなことがしてみたい。
常々言い聞かされてきた「紳士たれ」と。そんな母もその話をするたびに父の話をしていた。父は立派な紳士でとってもステキだと。そこで幼いカムイは思ってしまったのだ。

「紳士ってモテるのか」と。
お･･･おぉ･･･💦英才教育の賜物･･･なのか？💦

私が私たるために

「紳士ってモテるのか」そう気づいてしまったカムイは「モテるために紳士たれ」という信念を基に生きてきたのだった。

しかしなぜかモテない。紳士言葉で女性にアタックしても大概逃げられてしまう。女性を尊び気持ちも真っ直ぐ伝えているのに。紳士素質(モテそしつ)も十分ある。ランクも4に上がったしアスモデウス氏だって「君は私と同じ紳士だ」と言ってた！(言ってません)カルエゴ先生の前で反省文の手も疎かにカムイはずっとそんなことを考えていた💦

なのにアスモデウスは引く手あまたなのに対し自分はなぜモテない？何かが足りないのか？私にとって必要なのは･･･「見せ場」か！？
問題児の男子たちにはそれぞれ輝かしい、ガツンとくる見せ場があった！ゴエモンは剣捌き、プルソンは音楽祭のトランペット、アロケルは収穫祭で入間を助けた、などなど。きっと「見せ場」だ、そうでなきゃ･･･

アロケルに彼女がいるという辻褄が合わない！！
だって顔のパーツはほぼ一緒なのだから！！！(どーん)

活躍の場さえあればきっとモテる！今回の試験もカムイはそんなことを考えながら行動していたのでした😅
奇しくも同じ紳士の香りのするアスモデウスと合流できて、同級生ならではの信頼関係も後輩たちに見せてきた。でも違う。私が紳士の本領を発揮できるのは！

ここしかあるまい！！！
強敵を前に身を挺して後輩(特に美女3人)を守る今が！！輝け私、耐えるんだ！！そうすればきっと、きっと･･･その時が･･･ﾌﾗ･･･

さすがに攻撃を一身に受けすぎてダメージは蓄積されていたらしいカムイ。向かい合うモモノキ先生の顔がボヤ･･･と歪む。虚ろな目で今度こそカムイ限界か･･･倒れ込んだその時。「ポフッ」と優しい音がした。

「もうお止めくださいまし！！」
「これ以上この方を傷つけることは許しません！！！」

倒れるカムイを受け止め、涙ながらにそう叫んでいたのはフィーネ嬢だった。
虚ろな目を精一杯見開き、口をぽかんと開けるカムイ。「紳士たれ」と頑張ってきた報いが今･･･✨

魔入りました！入間くん243話感想・まとめ

カムイの秘密･･･と思ったけど結局ブレないのな！！でもある意味、欲に一貫して忠実だったというのは悪魔らしくていいかもね！人間もこのくらい自分に正直でもいい気がする！！(笑)

カイムという先祖が「蛮族」だったというのは意外でした。魔王に力で挑んだというのも･･･でもそこで紳士になったのは「魔王と魔界への絶対的忠誠」だったはずなのにどう曲解して「モテる」になったのか？カムイが赤ちゃんの時に「紳士ってモテるのか」と思ったということはどこかにそういう色欲が濃い悪魔がいたその素質だと思うけど･･･父なのか？生まれた時に父はそばにいなかったようだけど、カムイの中にスケベの血が強く生きてたということか！？ｗ

カムイがモテないのって急にセクハラまがいの言葉を連発しながら物理的に、そして早急に事を急いで女性に近づくからなのでは？要するにアプローチが間違っているという。せっかくアスモデウスにも不本意ながらでも「所作は紳士」って認められてるからじっとしてればそれなりに仲のいい異性はできそうなのにね？「リラック酒」で酔ってしまった時なんてまさに絵にかいたような紳士だったのに･･･「パーツが同じ」で引き合いに出されるアロケルが不憫(笑)アロケルは等身長いからそこも理由じゃない？←

頑張ったおかげでご褒美は貰えたカムイ。でも魔具投げて来ちゃって大丈夫･･･？💦
次回も楽しみです！