SANDA42話ネタバレ感想!リミットまでに大人になりたくて

SANDA

2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

舞台は2080年の日本。国の貧困化に伴い超少子化となり文化の一切が滅び、人口の0.1%しかいない15歳未満の子供を学校が一斉管理するという寒い時代。そんな中、普通の14歳の三田一重が実は大昔に滅びたクリスマスの象徴・サンタクロースの末裔で特異能力者であることを同級生の冬村四織に強引に明かされる。満足な捜索もされず死亡扱いにされた親友・小野一会を捜してほしかったからで、三田の正体をたまたま見てしまった同じく甘矢一詩も加えて小野の捜索、学園の秘密を探る。

文化の一切が滅びたこの時代に「サンタクロース」という存在を信じてもらうのは不可能に近い。大人たちがこぞって学園長を労わり、それを拒否する学園長と一騎打ちした三田!「俺がまず一番にサンタを信じなくては」そう思った瞬間脳裏に「トナカイを呼べ」という声が!「トナカイ」を呼べば三田に何か起こるのか!?

そんな「SANDA」42話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

サンタを信じてもらうにはどうすればいいか、14歳には難しすぎた。だが、優しいとか嘘つかないとか助けてくれるとかじゃピンとこないし、確実なことは「弱い大人を子供は信じない」ということだった。

その思いで渾身の一撃を大渋学園長に食らわせた三田。思わず顔を覆う学園長を見て、ギャラリーの先生たちは「やりすぎ」「何歳だと思ってる」「大丈夫ですか、お座り下さい」「医者を呼びます」と学園長を気遣うばかり。それを受け学園長は空を見つめながら「敬老拒否・・・」とうわ言のように繰り返す。傷痕が浮かんでまた暴走する!?と思った三田は全員に逃げるよう言ったが、予想外なことに「ありがとう、私は大丈夫だ」と笑って三田を連れて行った学園長。

困惑する三田を連れて「修行してなかったらまた暴走する所だった。君のせいで二度も老人扱いを受けたんだから罰を受けて貰わねば」と学園長は体育館の屋根の上へ。あえて「罰とは」と聞いた三田に学園長は「ここで死んでもらう」と杖を振り回す。三田もそれに応じソリを出す。「敬老拒否」の言葉と共に再び傷痕を出した学園長にヤバい、と思った三田だが軽々と攻撃を避けた。みっともないぞと言われたが次の攻撃も躱した三田。

今まで感じたことのない体の軽さだった。一体どうやった?意識しながらソリを風向きに合わせ羽のように翻すとまるで空中を舞う鳥のような身のこなしができた。空中戦が強いって初めて気付いた、たまたまかもしれないけどこれはまるで「あの文献のサンタクロース」そのものじゃないか。

昔の絵本には「ソリに乗ったサンタクロースがトナカイに引っ張られながら空中移動する」様が描かれていた。この動物は何?どうやって飛んでるの?甘矢と考えたけど謎は深まるばかりだったし、これをこの時代の子供に信じて貰うなんて至難の業だと思った。でも、自分で自分を信じなくては誰かに信じて貰えることもないと気付いた。俺はいるんだ。

学園長の眉間に傷を入れられた三田だったが、屋根の端に着地してしまったため学園長に突き落とされてしまった💦また負けるのか、そう思ったその時三田の脳裏に「トナカイを呼べ」と聞こえた。そして地面にぶつかる直前に空中で止まり、それから地面に落ちた。「何だ今の!?」トナカイって何?誰のこと・・・?

SANDA42話ネタバレ

頑張ったから打ち上げ

大渋学園長との空中戦で「トナカイ」の声が聞こえた三田。一方で小野の元へ駆けつけた冬村はやっと花壇に座り込む小野の姿を見つけた。

まるで銅像のように微動だにせず座り込む小野を寝てるのか?いや違う、と心配そうに様子を伺う冬村。そして恐る恐る小野の隣に腰掛け顔を覗き込むと・・・「わっ!びっくりした!💦」小野は無事に目を覚まし、何事もなかったようにやっと来た~と言った。何してたの?と冬村が聞くも「ぼーっと待ってた」と小野。でも一応「親友」の冬村は小野が何だか変なことに気付かないわけではない。

「本当にただ待ってただけ?こんな所でうずくまって?」そう核心に迫るような質問をしたが「1人にしたのは誰?お祭り終わっちゃったよ?」とむくれて見せた小野。でもまだ時間あるから、と取り繕った冬村が言う通り、鉄留理事長の鶴の一声で今年の未成人式は夜通し行われることになったらしい。「誰かさんに免じて特例✌」きっと三田でしょうねwかっこいい95歳・・・✨

倉庫も鎮火され、一応立入禁止にして屋台の営業も再開、生徒たちも戻って来た。その倉庫であわや犠牲になる所だった生田目は担架で運ばれて行った。だが殺し合いをしたとは思えないほど生田目は冷静で、見送る三田に「いつでも半地下の教室に遊びに来てね」と笑いかけたのでした。三田のおかげで生田目も何か変わったのかな・・・?w

そんな三田の後ろから急に現れて頭をぐりぐり回したのは柳生田先生と甘矢だった。「お疲れさん、学園長は明日から緊急出張だってよ。よくあいつを凹ませたなw」と大人として三田を労う柳生田だが、三田は「疲れすぎてよくやった感がない」とブツブツ。生意気な!と言いつつ笑顔の柳生田は「こういう時大人は『打ち上げ』すんだよ!」と言って地面にシートを敷いて酒やジュースや食べ物を広げた。

「カンパーイ!!!」
柳生田と、甘矢三田冬村小野。大人1人と子供4人が車座になって酒とジュースのコップをぶつけ健闘を労い合う。「自分が飲みたいだけでしょ!」「でも確かに打ち上げって大人っぽい響き!」「その発言バカみたい」それぞれ言いたいこと言いながら銘々過ごします。柳生田は年頃の女子もいるのに三田を抱きかかえながら「小さいこと言うなよオッサンダの漢気は大したもんだしブツのサイズ知ってる!?甘矢も男なら一度拝んでおいて自分の小ささ思い知れw」とか言ってます😅絶対何本か酒開けてるでしょ!!💢

俺は100杯飲んでも顔赤くならないもんwそういう人ほど飲みすぎて死ぬんすよwそんな男子のくだらない会話と、他の生徒たちのざわめきを耳にしながら冬村はつまらなそうに串焼きにかぶりつく。つまらないわけじゃなくて、冬村なりの過ごし方なのでしょう。

大人になりたい・・・

「打ち上げ」で盛り上がる男3人の隣で静かに過ごす冬村と小野の女子2人。ニコニコしている小野に甘矢が柳生田に絡まれながらも「ちゃんと食べてる?欲しいものあったら言ってね」と気遣う。

こういう時小野は楽しそうにしてて、冬村は「つまらなそう」と言われる。実際仏頂面でひたすら飲食してるだけに見える冬村、この時はやはり小野のことを考えてしまう。冬村は大食いで小野は少食。冬村はクセッ毛で小野は綺麗なストレートロングの髪。冬村は自分が嫌いだけど、小野はそんな冬村が好きだと言ってくれる。いつも熱のこもった目で見つめてくれて、目が合うとニッコリしてくれる小野。

初めて三田がサンタになった時、「小野を見つけたい、力を貸して」と叫んだのを思い出した。そっか、私はあの時小野をサンタにねだったのか。自分にないものを欲しがる子供みたいに。だったら今度は、今度こそ、大人になって自分の言葉で伝えたいことを・・・

「・・・小野、ちょっと2人で散歩しない?」
勇気を出して小野を誘った冬村。その言葉に三田も目を見張る。冬村も一歩踏み出そうとしている、何となく察して静かに見送ったらしい三田と、甘んじて打ち上げを抜け出した冬村と小野。

打ち上げから離れたベンチに座る2人。「私たちの性格が真逆だから仲良くなったってこと考えてたの!?」と笑う小野の横で冬村は妙に思い詰めた顔で頷く。「まぁ確かにそうかもね、第一印象無愛想な冬村さんに惹かれたし、冬村さんと真逆な自分が嫌になることもあった」と正直に言う小野。思い詰めている小野にもう遠慮はないような感じがあります💦

「自分のことが心底好きな14歳なんてたぶんいないもん。だから思春期の恋ってキラキラしてるんだよ、冬村さんとの思い出みたいに」

美しい満月の下でそう言いながら冬村の肩に頭を置いた小野。ここでやっと冬村には気付いたことがあった・・・

どこにも行かないで

真逆だからこそ惹かれ合うこともある。自分を好きな14歳なんていないからこそ誰かを想う気持ちは輝いている。そう聞いて、自身も何となく思っている冬村はとうとう言った。

「小野、好きだよ・・・!」
初めての冬村からの言葉にハッとしながら満足そうに笑った小野。冬村は気付いたのだ。「告白」は引き止めたくてするものだと。月日が経って今までの思い出が、あなたがどこにも行かないように、すべてが永遠じゃないってわかった時にするものなんだと。ずっとそばにいてほしい、思い出が消えないように。そう思うのか固く小野の手を無意識に握っていた冬村。意を決して放った言葉に自分で焦りつつ小野に目をやると、小野の様子がおかしい。急にこと切れたかのように目を閉じて動かなくなってしまった。「小野・・・?」

その頃打ち上げ会場では、すっかり出来上がった柳生田が甘矢にウザ絡みしている横で三田が冬村と小野を心配そうに待っていた。「こんな酔っ払いがいちゃできないような積もる話があるんだよ」と柳生田に頬を引っ張られながら甘矢が窘め、そっかと言いつつ三田は気になることがあるらしい。酔い潰れた柳生田からやっと解放された甘矢に三田は「小野に呼び出された時の話」を始めた。

「冬村さんをよろしくね」
突然保健室に三田だけ呼び出して小野はそう言った。三田が戸惑っていると「あなたはサンタクロースなんでしょ。冬村さんがお願いしたから私たち再会できたんだと思う。でも子供に渡ったプレゼントがずっと壊れない保証なんてないと俯いた小野。何かを察して「どこか悪いのか?💦」と三田は尋ねたが「アフターケアもしっかりね、あの子が1人で泣かないように」とだけ言った。それを思い出し、嫌な予感がする三田は心配そうに空を見上げる。

「小野・・・ねぇ・・・」
急に眠るように動かなくなった小野に呼びかける冬村。首が安定せず叫んでも揺さぶっても小野は返事をしない。まさか・・・
「小野!!!」本当にその時が・・・?💦

SANDA42話感想・まとめ

前回かなり気になる所で終わったのに、急に打ち上げからの重大な展開!?確かに小野のこと気になってたけどこういう見せ方してくるか・・・!💦

今回小野のことがメインになったため前回の「トナカイ」の正体については先送りになったと思われますが、いやまさか本当に小野さんが「成長痛で死ぬ」のか!?だとしたらなぜあの苦しんでいた時に何もなかったのか?それもサンタの魔法なのか・・・?そして「学園長が緊急出張」は恐らく次の章へのフラグでしょうね。そこできっとトナカイの秘密も明らかになる・・・のかな?

「好き」と伝えた冬村だけど、きっと小野の「好き」とは違うままだったと思います。それでも何となく「永遠」じゃないと気付いたから言わずにいられなかったのかなと。確かに恋愛的に好きである必要はなくて、人として好きだというだけでずっと一緒にいられる人間もいるわけで、大人になっても冬村は小野と「人として好き」というだけで一緒にいたかったんだろうなぁ。それを思春期で気付けるって結構大人びてないか・・・?そして確かにキラキラで尊い関係なんだよな・・・✨

でも本当に小野さんは死んでしまったのか!?きっと次の章で「冬村隊長」が出てくるだろうしその人は「アンチサンタ」らしいし恐らく冬村と血縁関係の誰かだし、小野が本当に死んだとしたら「隊長」の元で闇落ちしたりしないよね冬村さん・・・?
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の42話ネタバレを紹介しました!

が…

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小野に気を取られがちだけど、大人と子供の打ち上げが底抜けに明るい感じが好きだしいい対比になってますよね・・・鬼才だ・・・✨

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