2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
働かないクズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を付き人のオペラと共に熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔の学生として通わせます。最初は「人間とバレないように」意識していた入間だが、アスモデウスとクララと友達になり、問題児クラスの仲間や先生、生徒会長アメリらと交流していくうちに「魔界で生きる」ことも意識するようになりました。
遊園地に現れた3体の魔獣は合成魔獣となり、それを保護者3人が瞬殺したのも束の間、六指衆の「意地の悪い子供」である魔獣は自滅覚悟の光線を吐き出し避難所まで燃やそうとしていた！！💦が、そこでロノウェが恐怖を押し切って家系能力「カリスマ」を発動！！魔獣の目線が逸れた所で入間がアリさんと共に最後のひとあがき･･･！？
そんな「魔入りました！入間くん」86話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん86話ネタバレ
僕のあがき！
自滅覚悟で遊園地を焼き尽くすつもりの合成魔獣！💦しかしロノウェが「カリスマ」で視線を逸らした！その前に立ちはだかり、入間が指輪のアリさんに「行ける！？」と叫んだ！！
突然魔獣の前に飛び出した入間に先生たちも驚き「あのアホ何をする気だ！？」と戸惑うが、入間はすかさず指輪のダイヤルを最大の「魔神(イフリート)」に合わせていた。そしてアリさんに「あいつの魔力を飲み込むよ！！」と叫ぶ。おう！！と返事をしたのも束の間、「っておいおいおーい！！💦」とアリさんびっくり💦
「ノリでおうとか言っちゃったけどあの量を飲み込むとか聞いてませんけど！？💦」「だって悪食の指輪って魔力を吸えるからこれしかないかなって💦」「一気飲みってキツいのに超キツいじゃん！？💦」「理事長(おじいちゃん)の魔力も飲み込めたアリさんならって･･･ムリかな？」「まぁ･･･できますけど！？」
できるんだ😅文句言いつつも「ただしイル坊の力もめっちゃ必要だぞ？俺ちんをこの姿にした時のイメージを思い出せ！」と、無謀にチャレンジする入間の背中を押してくれるアリさんです✨
「『奴を飲み込む俺ちん』をイメージするのだ！！魔術はイメージ、っさ！！！」
イメージ、と言われて遊園地に来てからの出来事を走馬灯のように思い出す入間！みんなで遊園地に来て、いろんなアトラクションを楽しんだりロノウェの派手なパレードを見たり、あの優しいお姉さんのことも思い出の1つだった。そんな入間の前で合成魔獣は最後の光線を吐き出すため口を開け始めた！！
イメージ、奴を飲み込む、「イメージ！！！」驚くみんなの前で入間の魔術は果たして･･･！？
決着と欲
「魔獣の魔力を飲み込むイメージ」と強く言われ強く念じる入間！そしてイメージが固まった所で手を突き出して「チェルーシル！！！」と唱えると･･･
巨大な丸っこい、3つ目の猫？が出現。魔獣の5倍以上ありそうな巨大な猫も大口を開け魔獣にかぶりついた！！すると猫の口の中でドッ！！！と爆音がし、猫が顔を上げると口からポロッと小さなトカゲ？が落ちた。あの強力な魔獣も元はこんな小さなトカゲに過ぎなかった様子･･･「魔力を･･･食べた？💦」みんながあっけにとられる中、アリさんは口を押さえながら小さくなって指輪に戻っていく。
「ごちそう、さまでした･･･」腰が抜けているロノウェの前で拳を突き上げた姿でそう呟いた入間。そこへアスモデウスとサブノック、アメリ会長がワッと駆け寄る。大丈夫ですか、あの魔術は何だ、お前はいつもびっくりさせて！と銘々言いたい事を叫ぶ3人の後ろから「イルマ！」と声をかけたのはカルエゴ先生だった。まだ使い魔姿だけど･･･←
「貴様はまた無茶を･･･」カルエゴ先生の言葉を受け真剣な表情で向き直った入間。「僕･･･先生に『危険に慣れるな』って言われたこと、忘れてません。危険に慣れすぎていつしかその恐ろしさを甘く見るようになっていました」「でも、僕の大切なみんなに被害が出そうになってようやく『危険が迫った』時の感覚を思い出しました。すごく、怖かった」一度俯いてから、再び入間は真っ直ぐな顔で訴えるように言うのでした。
「魔獣の前に出た時『死ぬかも』と思いました。『みんなに心配かけるかも』、『結局誰も救えないかも』と考えて覚悟して、覚悟した上で、全部拾おうとした」
そこまで言って胸に当てた手をぎゅっと握りしめる入間。そしてその手を開いて首元に当てながら、「それが僕の『欲』なんです！」と言った。手も声も震えたままで。
理想を拾うことを諦めたくない。口にこそ出さなかったけど、入間が腹の底から出した「欲」はきっと伝わったことでしょう。
「本物の悪」
「理想を全部拾いたい、それが僕の欲」と全身震えたまま言った入間。だからと言って勝手に動くなとカルエゴ先生は「先生らしく」叱ったが、その様子を見て「なるほど」と呟いたオペラ。最初はなぜあの子なんだろうと思ってましたが、理事長が選んだ理由がわかった気がする･･･と考えるのでした。
その頃、ウラボラス監獄では六指衆が暴れたおかげで囚魔たちが地上目前まで這い上がってきていた。途中でキリヲとはぐれたが･･･地上に出られる格子を壊せばいよいよ外だ！と沸く囚魔たちが格子に手を出そうとすると･･･何やらバリアのような魔術がかかって跳ね返されてしまう💦外からしか開かない魔術か、と外を見ると、別の出口から何とキリヲがひょっこり脱獄しているではないか！💦
どうやってそっちの出口に？いやとにかく助けてくれ、と叫んだ時、囚魔たちは驚きの光景を目にする。
脱獄したキリヲの周りを囲み、右手を胸に、左手を背中に回し跪く六指衆。そして･･･「おかえりなさいませキリヲ様。我ら六指衆、お迎えに上がりましてございます」キリヲ様･･･？驚き固まる囚魔を後ろ目で睨むキリヲ。そしてわざとらしく「今回の計画ってどんなんやった？」とウエトトに投げかける。
「我らバール様の命を受け、『遊園地の全破壊』と『キリヲ様の解放』に参りました」
そう、六指衆に「脱獄」の協力を頼んだように見せかけ、実際は自分1人の脱獄の手伝いをしたまでに過ぎないと、キリヲの魂胆は最初からそれだけだったのです💦例に漏れず「裏切ったな！俺らを見捨てるのか！？」と囚魔たちは喚くが、「見捨てるなんてヒト聞きの悪い･･･」と言ってキリヲはさっさと自身の首の枷を外していた。
「だって僕は一言も『君たちを解放する』とは言うてへんのやから。せやろ？」
最近監獄に入ったインプは今わかった。俺はただの「ワル」で、牢獄にいたどの悪魔とも異なるこの優男こそが本物の悪なんだ。
「ご苦労さん」そう言ってメガネを外すキリヲに立派なマントを羽織らせる六指衆。悪魔ですら慄く本物の悪・キリヲの本性･･･💦
魔入りました！入間くん86話感想・まとめ
いや～、入間の「ごちそうさまでした」はまさにヒーローの風格でしたね！凶悪な魔獣を食べたのが巨大な猫というのが入間くんらしくてよかったと思いますwここがめちゃくちゃカッコイイビジュアルだったら王道の少年漫画になりそうですしね💦そして最後にキリヲの本物の悪意を持って来る所も普通じゃない感じを出してますよね💦この回はアニメで初めてこの作品を見た人も驚いたことでしょう💦
危機回避能力がずば抜けていて、いつしか危険に慣れ過ぎてしまっていた、それは入間自身にしかその危険が振りかからないから自分で何とかできる、なると思ってしまっていたという「驕り」。そんなことを思わせる子供時代を送らされていた両親や人間界の環境に腹が立ちますが、魔界に来て大切だと思える存在がたくさんできたからこそ思い出した「怖い」という感覚は、入間がこの場で「生きたい」と強く願ったという、これもまた「欲」なのでしょう。
そして最後の「キリヲにかしずく六指衆」の描写は何かものすごく不気味でしたね💦また入間とは違った「本能」に近い欲が在るのでしょうね･･･💦
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の86話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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善と悪、地上と地下、何もかもが対比になっているドラマチックな回！にも、遊び心は潜んでいたり･･･w
ぜひお手に取ってご覧ください！