2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている中、「人間」の入間は怖い思いもたくさんして･･･。
サリバンたち13冠がバルバトス家大頭領への対応に悩んでいると、本人が入間を連れて登場💦そして入間の前でも言った「自分が大頭領を降りてバチコを頭領に、13冠の任も受ける」と宣言。魔界を巻き込む戦争の火種を消した入間に13冠たちは驚きつつ、入間はサリバンに「14冠じゃダメ？」と突拍子もない提案をしてみたり。いろいろあったけど、入間くらい純粋で単純な方がいいかもしれないね･･･w
そんな「魔入りました！入間くん」314話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
入間がバルバトス家大頭領と話をしていた頃、魔界塔ではサリバンたち13冠がその大頭領への謝罪方法について頭を悩ませていた。変に接触して気が触れたら戦になりかねない･･･バルバトス家と関係のありそうなパイモンが交渉役に名乗りを上げていると、その時。
「こんにちは、バルバトス家でーす！！」
魔界塔の窓を叩くロビン先生！その後ろにはその大頭領が！！💦13冠は青ざめていたが、心が決まっている大頭領はしれっと魔界塔に入ってきて「届けもんだ」と入間を差し出した。そして「こいつのおかげ」と言って「大頭領を降りバチコを頭領にする」「バチコは13冠の任を受ける」旨を宣言！！バチコと2人で決めたことだから二言はないと。
その光景を見てアンリは「戦争の火種をこの入間が消したというのか」と信じられないという表情。そして大統領はサリバンを指さし「ワッチらは腹を決めた、今度はそっちの番だ」と言った。目の覚めるような思いをしたサリバンに、他の三傑は「入間を見送りしてこい」と促した。
2人きりになったサリバンと入間。だがサリバンは挨拶もそこそこに入間に背を向けた。そこへ「おじいちゃん！」と入間。「13冠って、14冠じゃダメなの？💦」突拍子もない入間の言葉にポカン顔のサリバン。デルキラ様の椅子を守りたいけど難しい、なら1席増やせば誰もケンカしないと入間は単純に思ったからなのだが･･･
するとサリバンは子供のように笑い出し、入間を抱き上げた。
「君は本当にとんでもないことを言うなぁ！ありがとう、僕はもう大丈夫だよ」
頭が固すぎたと反省したサリバン。入間にほぐしてもらった所で、改めて新13冠が発表された･･･！
魔入りました！入間くん314話ネタバレ
正式な13冠
魔界塔666階、儀式の間。ここで「13冠着席の儀」という、正式に魔界に発表される13冠が決定する。
正装に身を包んだサリバンを筆頭に「三傑サリバン『ここに』」と儀式の場、魔界の中枢を担う存在を表明する。続いてレディ・レヴィとベリアールも続き三傑が着席。続いて「英傑次席ベルゼビュート」そう三傑に呼ばれベルゼビュートが『ここに』と返事。そして･･･「同じく英傑次席バール」バールも結局そこまでのし上がってしまったのか･･･『ここに』と返事をするバール。
英傑次席は2人、ここからは順を追って13冠が呼ばれる。「天眼アスタロウ、精霊主パイモン、四方筆頭アマイモン」『ここに』、「色頭アスモデウス・アムリリス、魔関署警務局長アザゼル・アンリ」『ここに』そしてここからが「新13冠」の発表となる。「13冠とは魔界の中枢を担い均衡と平和を保つ代表者。諸君らの活躍が今後の魔界の発展に大きく貢献することを期待している」その言葉に歩を進めた新13冠は･･･
「狗帝、ナベリウス・ナルニア」「盤外王、メフィスト」
「そして･･･頂弓、バルバトス・バチコ」
『ここに』バチコは正式に13冠として迎え入れられた･･･！👏
託された未来と重責
13冠着席の儀。新13冠としてバチコはナルニア、メフィストと共に正式に迎え入れられた！あんなに揉めたけどついぞ決断してくれたバチコに、サリバンは改めて「バルバトス殿、貴殿の決断にはより一層の感謝を伝えたい」と言葉を送る。
「元々我々13冠と魔谷大戦三英雄は、利害が一致しない限り接触を断ってきた。それぞれが独立してその領分を守り互いに干渉せず活動することで強大な力同士の衝突を避けてきたのだが･･･」「貴殿が13冠に着任したことで我々には新しい道が拓かれた。『13冠と三英雄が共に手を取り合う未来』である」
「貴殿の存在は両雄の確かな『繋がり』であり『新時代の可能性』である」
「三英雄バルバトス家頭領、バルバトス・バチコ殿。貴殿の13冠着任に、心からの喜びと感謝の意をお伝えします」
サリバンに穏やかな笑顔を向けられ、あまりにも大きな期待をかけられていることを肌で実感したバチコ。これから大変･･･ということより、自分に多大なる期待が三傑にかけられていることへの喜びと感動の方が多いバチコは、耳まで顔を紅潮させ「ハッ！！！」と大声で同意した。
「では一同着席！これより、この13名が魔界中枢最議会『13冠』である！」
三傑の3人を一番上にし、英雄次席、続投5人、新しい3人と階段席になっており、記念撮影を行う。撮影が終われば着席の儀は終了。「それぞれ己の領土統治に尽力し随時報告すること。そして次回新13冠初の『13冠の集い』だが･･･」早速大きな仕事が･･･とバチコは思わずゴクリと喉を鳴らす。
「13冠全員で、ピクニックでも行こうかと思う」
･･･は？ピクニック･･･？💦
魔王らしくいこう
新13冠に改めて入ったバチコへ特に期待がかかっているのがわかった「13冠着席の儀」も無事終わり、サリバンが次の『13冠の集い』について話したのだが･･･まさかのピクニック？？🤔
全員ポカン、というか呆気に取られているというか、その場全体に「？」が浮かんでいるような･･･でもサリバンは「せっかくだし」とあくまで本気で話しているみたい💦全員え？と困惑している中「詳細は追って連絡するからよろしく」と言って部屋を出て行ってしまった💦
慌ててベリアールとレディ・レヴィが追いかけ「ちょいちょい！待ったさっちゃん！何じゃ今のは！？あなたが公式の場であんな冗談言うなんて💦」と言ってもサリバンは素知らぬ顔。やっぱ今回の件がショックで、少し休ませた方が、と2人がヒソヒソ話すも「聞こえてるよ～」とサリバン。そして2人に背を向け目線を上に向けてこう言った。
「まぁ何というかね、デルキラ様ならきっとこう言うかなって思ってさ」
きょとんとするベリアールとレディ・レヴィ。「まぁ僕もみんなも、13冠の重さとか魔王の椅子の大切さとか難しく考えすぎてたかなって。そもそもあのヒト魔王の椅子全然使ってなかったし！」それはそう･･･と2人も思い返し納得してるwサリバンはデルキラを、そして入間の言葉を思いながら続ける。
「あの方にとって13冠や魔王の席はただ皆と話し合える場所ってだけだったんだよ。魔界を動かす者たちの顔を見て声を聞いて語り合えればどこでもいいんだ」
「だから決めた。デルキラ様が戻って来たら、僕が13冠を退くよ」
「それまでこの席を、あの方が創ったこの魔界を守って･･･いや」
「より面白く新しい魔界にして、驚かせて悔しがらせて、『お帰り』って一発殴ってやろう！😊」
サリバンは今でもデルキラの帰還を待っているみたい。それまで本当に魔界はより面白く新しく、そしてより良くなっていないとね･･･。
魔入りました！入間くん314話感想・まとめ
改めて13冠が決定し直した回でした。要するに正式に「魔王の席を除席」を一時的にでも認めた、ということでしょう。サリバンたちが難しく考えすぎていたのも、バチコが翻弄されまくっていたのも、ここで改めてわかったと思います。自分がこの立場だったらたまったもんじゃないですよねぇ･･･💦
そしてサリバンが今でもデルキラを待っているのがわかった上で、バールが「英雄次席」になっていたこと、ナルニアが13冠になったことが大きく意味してくるんじゃないでしょうか･･･要するに「最悪のシナリオ」のフラグが立ったという。バールは「魔王デルキラを復活させて魔界で随一の存在になる」ナルニアは「魔界から悪魔以外を排除したい」この2人が提携しているのをサリバンたちは知らない。さらにその「魔王デルキラ復活」にサリバン最愛の孫「入間」を利用しようとしていることも･･･。そこで助けになるのが三英雄と13冠の架け橋となったバチコな気もするけど、そうなると本当にバチコにものすごい重責かかりそう･･･サリバンが望むのは「かつてのデルキラ」なのか「新たなデルキラ」なのか。そこが違うだけでだいぶ魔界は混沌とするだろうな～。
今回「盤外王メフィスト」が初めて素顔公開になりました！なかなかのイケメンですが、どこかで見たような･･･個人的にはギャンブラーな「オリアス先生」に似ているイケメンだと思いましたが、まさかオリアス先生の親戚筋！？彼も今後どう魔界に影響してくるか楽しみですよね･･･怖いけど←
次回はちょっと休憩、入間がリード＆プルソンと遊びに行く！？一体何をするのかな？
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の314話ネタバレを紹介しました！
が…
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かつてのデルキラの光景は、どこか宗教画にも感じる！？いろんな表情を見せる描き方にも注目です！
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