魔入りました!入間くん310話ネタバレ感想!投じた一石の後始末?

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そして激動の秘密の夜会「デビキュラム」も終わり、「魔界の新時代の幕開け」が起ころうとしている中、若く「人間」の入間は怖い思いもたくさんして・・・。

デビキュラムでの出来事は学校中を震撼させ、その渦中にいた入間に聞き込みをしようとする生徒が大多数。何も言わないと決めて問題児クラスに行くと、「楽しい話が聞きたい」「2人が無事帰ってきたのが嬉しい」と問題児らしく出迎えてくれて心から安心する入間とアスモデウスなのでした。そんな中、カルエゴ先生が悪周期と聞き、さらに入間がロビン先生に連れられ「バルバトス家に乗り込もう」と言われ!?

そんな「魔入りました!入間くん」310話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

デビキュラムの騒動は魔界を震撼させ、悪魔学校内にも波紋が。その中を「認識阻害眼鏡」ですり抜ける入間、アスモデウス、クララ。

やはり魔界の行く末も気になるし、入間が「三傑サリバンの孫」ということもあり、入間に真相を聞こうとしている生徒が多くいる模様。でも「何を聞かれてもノーコメントを貫こう」と3人で結託し足早に教室へ。その間もずっと話題の中心は入間とアスモデウスだった・・・

問題児クラスに着くと、「大丈夫だった!?ケガしてない?」と魔界云々より入間たちの身を案じる声で出迎えてくれた級友たち。その後も「アムリリス様ってやっぱえっちだった?」「どんな食事が出た?」「翡翠使ったアクセ持った悪魔いた?」「どんな服で行ったの?」「会場ってライブに向いてた?」など、軽い話題ばかりを振ってくるのでアスモデウスが困惑していると。

「暗い話より明るい話がしたい!魔界のことは偉い人に任せればいい!」「魔界のことより入間くんとアスモデウスが無事帰ってきたことの方が大事!」
「「おかえり、入間くんアズアズ!!😊」」改めていいクラスに入れてよかった、と思う入間でしたw

他に知ってる悪魔いた?という話題でカルエゴ先生の話を出すと、代理でモモノキ先生が入って来た。何とカルエゴ先生、悪周期が近くて休んでいるとのこと。生徒は「あのいつも悪周期みたいな先生が?」と疑問だし、モモノキ先生はカルエゴ先生の妄想が止まらないけど← そんな中、突然ロビン先生が飛び込んできて「入間くん借りますね!」と言って入間を拉致ってしまった💦

外に出るやいなや、「バルバトス家に乗り込もう!」と言うロビン先生。一体何が始まるの!?💦

魔入りました!入間くん310話ネタバレ

大人の悩む時間

所変わり「魔界塔(バベル)」665階。「それではこれより・・・『13冠会議(サーティーンディナー)』を始める」重々しい雰囲気で始まった魔界のお偉いさんたちの会議。いつもは666階にいるサリバンたち三傑も13冠と同じ階に着席しています。

議題はもちろん先日の「デビキュラム」での件。あまりにも多くのことが起こりすぎた中、話し合いで決めなくてはいけないことが彼らにも山積みだった。それなのに・・・
新13冠のナルニアとメフィストは「就任準備のため」、そして一番問題な雷皇バールは「シュラ姫との会合のため」欠席だと言う💦

あまりの展開にアスタロウが三傑に「三傑も交えず一対一での会合ですか?」と確認を取ると、「シュラ姫のご要望です、『お茶会です♡』とのことですが」とレディ・レヴィ。シュラ姫は完全にバールに魅入られ恋してしまっているみたいですね・・・💦随分気に入られたもんだな!と元々バールにいい印象を持っていなかったアマイモンが吐き捨てるように言うが、「あれだけ劇的に助けられたんですもの、芽生えて当然ねん♡」とアムリリスが諫める。

そして魔関署のアンリからはベヘモルトの様子の報告が。ベヘモルトは魔関署内で厳重に拘束し、外傷はほぼ完治しているものの意識が回復しないとのこと。バールのこと、ベヘモルトのこと、そして新13冠のこと・・・これだけのことがあったため、魔界は今様々な意見が飛び交っているというのは頷ける。現13冠への疑念や不安新13冠への興味、そして「デルキラ様廃席への賛成意見」・・・バールが突然掲げた「デルキラ除席」に意外にも賛成意見が集まっているようなのです💦

「俺は絶対反対です!!デルキラ様の名が13冠から消えればそれこそ魔界の均衡を崩しかねん!!」アマイモンは机を叩き立ち上がってそう叫んだが、「しかし民意は重要だろう、賛成意見を無視するのは危険な判断では?」とアスタロウ。「じゃあ雷小僧の言う通りバルバトスを入れるってか!?」そうアマイモンが叫んだ時、パイモンがビクッとしながら「ちょ、まっ」と声を漏らした。おや・・・?

「民意といっても、面白いことに乗ってみたいだけの意見かもしれないわよん?」とアムリリスも意見を出す。ガタガタと窓が震える。緊張が張り詰める部屋に一石を投じるように「いや、民意以前の問題として・・・あのシュラ姫が賛同していることがでかすぎるとベリアール。それほどまでに「魔神族の姫」の意向は悪魔にとって重要で恐ろしいもののようです・・・

「彼女の発言に異を唱えるには相当な覚悟が要りますね」「どうするさっちゃん」レディ・レヴィとベリアールがそう言う中、尚もパイモンは言いたいことがある様子。サリバンが俯いて「僕は・・・」と言いかけた時、パイモンが「あの!!まず1番に考えるべきはバル・・・」と恥を忍んで進言した。

しかしその時・・・!

恐ろしい異議申し立て

バールの件、ベヘモルトの件、そして「デルキラ除席」の件・・・悪魔族が決めなくてはいけないことが山積みの中、「1番に考えるべきはバル・・・」とパイモンが思い詰めた表情で進言した。窓や天井が軋む中、その発言をした所で天井に「ズッ」と音が。

その瞬間、ドォッ・・・!!!とものすごい音がし、会議のテーブルの上に落ちてきた。突然の出来事にその場にいた悪魔が全員怯み保身に走る。しばらくして砕けた机の中を見ると、電撃を帯びた何かがそこにはあった。それは・・・「矢文」を携えた魔術の「弓矢」だった。

そう、この矢文の送り主は今パイモンが話に上げようとした「バルバトス家」からだった。その手紙にはこう綴られていた・・・
「拝啓、13冠の皆様におかれましては件の騒動の折対応に追われ、さぞご多忙なこととお見受けいたします。しかし、そんなことはどうでもよい。我々バルバトス家にとって重要なのは『バチコの未来』である」

「バチコが今回13冠に選ばれなかったのは本人の未熟さ故、異を唱えるつもりはない。しかし、席が空いたからとその穴埋めにバチコが呼ばれるのは解せぬ。魔王の代替と見なされる者の危険がおわかりか。バチコはすべての重責を負わされる身となった」「その無礼も理解せずこれ以上バチコを貴殿らの椅子取りゲームで振り回すと言うのなら・・・」

「それ即ち、バルバトスに弓引く行為と心得よ」
「加えて此度のバルバトスの意向は、『フルフル』『ゼパル』両雄も同意の元13冠へ表明するものとする。バチコの進退はバルバトス家が決めるため返答を待つように。敬具」

何だか物々しいお怒りの言葉が飛んできてしまった・・・💦てかバルバトスの「大統領」って三傑含む13冠にここまで言える権限があるの!?💦

渦中に入れられた弟子

「魔界の13席とかどーでもいい。それにうちの可愛いバチコを巻き込むな」と、バルバトス家の大統領から怒りの矢文が飛んで来た。13冠が震え上がるほどの、大統領の権限とは・・・!?💦

「ガチギレだびぁ・・・😭」とパイモンはガタガタ震えてずーんと落ち込んでいた💦「バルバトスのじっちゃは怒ると怖ぇんだ・・・💦」そうボヤくパイモンの横で、他の13冠も同じように冷や汗をかきながら項垂れてしまっている💦アスタロウ曰く、この「バルバトス」「フルフル」「ゼパル」は「三大英雄」と呼ばれるらしく、その三大英雄連盟の書状で13冠に怒りの表明をしてきたというのは恐ろしい火種になりかねないらしい💦もし13冠と三大英雄が衝突となると、血で血を洗う大戦争が勃発するかも・・・まさに「混沌(カオス)」になってしまう。これってもしかして・・・?💦

「とにかく、バルバトスの大統領の怒りを鎮めねばなるまい」とベリアール。三傑で謝罪に行くかと思ってもそもそも会えるかが不明。納得行く結論も出てない状態で謝罪に行っても火に油を注ぐ結果にも・・・「慎重に行動しよう」バルバトスの大統領の怒りの行く末によって、魔界の今後は変わるかもしれないのだから。サリバンはそう言うしかなかった。

その頃、辺境の地に聳え立つバルバトス家の塔では、その手紙の主・大統領が踏ん反り返って誰かと対面していた。「悪ィが今の俺はすこぶる機嫌が悪ィんだ・・・言葉には気ィつけな、バチコの弟子よ」

何と大統領と向き合っていたのは入間だった!!💦ロビン先生に連れられていきなり大統領と対峙!?一体何を話すのか・・・!?💦

魔入りました!入間くん310話感想・まとめ

前回が学校で問題児クラスで和やかだっただけに、今回は大人の話で重々しかったですね💦こんな時にバールはいないしナルニアもいないし一番問題抱えた人が重要な時にいないという「大人らしいずるさ」というのが生々しく描かれていましたね。エグい・・・💦

バールが英雄になってシュラ姫に気に入られ、さらに「三大英雄」を煽るようなことを「自分の手は汚さず13冠にやらせて」「混沌の魔界にする」・・・全部バールの謀ですよね。きっと今回のバルバトス家の怒りというのもバールは見越していたのでしょう。そして現13冠たちがこの怒りを鎮めることが「できない」ことも・・・下手すると最後に入間が大統領の所へ来ることまで見越していたかもしれません💦だとしたらめちゃくちゃ怖い悪魔だよバール・・・もはや「邪神」とかそういう類じゃない?💦

パイモンがやたらバルバトス家について叫んでいたのはこの大統領の怖さを知っていたからでしょうけど、バチコとライバル関係だしパイモンもバルバトス家と深い関係がありそうですね?他の英雄家系の出身なのか、バルバトスの弟子の1人だったか・・・だからデビキュラムで入間に助言してくれたかもしれないし、ここから入間もバルバトス家と深い関係になっていくのかしら・・・。

バールの思惑がどこまで繋がっているかわからないけど、入間が大統領と仲良くなれば戦争にはならないと思うよ!大統領アクドル好きらしいし、イルミちゃんになれば!?←
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の310話ネタバレを紹介しました!

が…

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