魔入りました!入間くん293話ネタバレ感想!若者の売り込み合戦?

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親によって突然魔界に売り飛ばされ、悪魔・サリバンの元で孫として保護され「悪魔学校(バビルス)」に悪魔の生徒として通うことにになった人間の少年・鈴木入間。最初は謙虚だった入間も個性豊かな悪魔たちと様々な苦難を乗り越えることによって成長し、自身の欲や目標も見えてきた様子。2年生になって初めての1年生との合同試験「心臓破り」を終えて、生徒たちも大人たちも様々なことがあった。そしてハイランク悪魔たちが密かに進めていた「魔界の新時代」の準備がいよいよ始まる・・・!

若い悪魔を育成するTS計画発足が宣言された所で、サリバンと入間がお互い「この場所にいられてよかった」と感じたのでした。カルエゴ先生がピアノ奏者として参加していたり、その先生の演奏でアメリ会長とダンスを楽しんでいた入間だが・・・途中レイヂとラズベリィに引き剝がされ、入間はラズベリィに「内緒話」を持ち掛けられ!?
舞台は5/19から、「ひこくじ」も始まりますよ!!

そんな「魔入りました!入間くん」293話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

若い悪魔をハイランク悪魔が育成して魔王候補として育てる「TS計画」の発足を、デビキュラム開催と同時に宣言された。

「今の魔界は美しいが、そのままでは面白くない。力も知識も捻じ伏せる発想力で変化を恐れるな、新しさこそが魔界を創るのだ」かつての魔王・デルキラの考えに沿って計画されたTS計画は、未来へ向けた可能性と希望を示す試み。その革新的な計画の1人に入間がいたことをサリバンも喜んでいるし、入間も改めて「ここに来られてよかった」と思うのでした。

宣言が終わり、サリバンが指を鳴らすと、何とピアノ奏者としてカルエゴ先生が現れた!カルエゴ先生は一度兄・ナルニアに目線を投げてから、気持ちをぶつけるように鍵盤を叩いた。それを皮切りに悪魔たちは銘々踊りを始めた。「今の魔界を存分に体感できる時間だ、レディも待ってるし僕も見てるから行っておいで」そうサリバンに背中を押され、入間はアメリ会長と共にしばし手を取り合って楽しくステップを踏み始めた♪

しばらくすると、突然入間とアメリを引きはがす手が。お互い真逆を向かされ、アメリ会長はレイヂと入間はラズベリィと向かい合った。アメリ会長は思いっきり不服そうだけど・・・😅
そして入間は「こんにちジェントル!!」の挨拶に乗せられすっかりラズベリィのペースに。そして「ダンスを踊る意味って知ってる?」と突然話し始めた。

「1つは異性と仲良くすること。もう1つは内緒話!俺と秘密の話しない?
ラズベリィの持ち掛ける「秘密の話」って一体・・・?

魔入りました!入間くん293話ネタバレ

大きなビジョン

ダンスの時間中、突然ラズベリィに「内緒話」を持ち掛けられた入間。せっかくアメリ会長と楽しく踊ってたのに・・・←

改めて内緒話って?と尋ねると、「作戦会議っていうか?だってさ、今めちゃくちゃチャンスだと思うのよ!」とラズベリィ。チャンス?何もわからない入間に、入間とはまた違った熱い経験をしているラズベリィは軽くも真剣な説明をし始めた。

TS計画が発表されたばかりで「視線」を感じないか?みんな考えてるんだよ、「誰に自分のコインをベットしようか」ってね。その賭けの相手というのはもちろん入間たち三傑の孫と、その護衛的なアスモデウスとアメリ会長。全員13冠を身内に持ち、この夜会に参加できている有望な若い悪魔たち。TS計画的に言い換えれば、「今最も魔王に近い5人の若魔たち」ということ。

「品定めはもう始まっているよ」そう真剣な目でラズベリィに教えられ、思わず喉を鳴らす入間。しかし、ラズベリィは終始楽しそうに興奮していて「だからこそチャンスだと思うわけよ!」と食い入るように入間に教えてくれる。そこには彼なりの「将来を見据えた大きな野望」があった。

「だってさ、今俺らを値踏みしているハイランクの悪魔たち、裏を返せば・・・」

「ここにいるみ~んな、『魔王(俺たち)の未来の部下候補』ってこと!!✨」

同じくらいの世代のラズベリィがあまりにも壮大な野望を臆面もなく話し、本当に「魔王の座」を獲るつもりでいることを、改めて驚き感心してしまった入間。チャラそうに見えてちゃんと「夜会の意味」を理解しているんですね・・・!

激励と「壁」

ラズベリィの秘密の話。それは「魔王」の座を勝ち取るためにより有力なハイランク悪魔たちに目を付けてもらうことと教えてもらった。入間にとってまだ魔王は「将来の候補の1つ」に過ぎないけど・・・

本気で魔王を狙っているラズベリィは「魔王っぽさをアピールしてコネを作るチャンス!」とやはり楽しそう。そして「そんでもってほしい悪魔は、」「「早い者勝ちだよ」」

ラズベリィが入間にそう言った同じ頃、アメリ会長を連れて行ったレイヂもそうアメリ会長に話していた。きっと入間が聞いた内容を、レイヂから持ち掛けられていたのでしょう。「なるほど、ハイランク悪魔へのアピール合戦、TS計画の攻防はすでに始まっているということだな」アメリ会長はドライに、且つ華麗にダンスの手合わせをしながら流れるように言ってみせた。

「レディ・レヴィ様ご令息、レヴィアタン・レイヂ」仮面舞踏会なのに個人名を出すアメリ会長。まるでレイヂにケンカを売るような発言💦ご法度だぞとレイヂに釘を刺されるも、アメリ会長は毅然と「ダンスは密談用の個室、問題ないだろう」と言い放った。「白々しいヤツめ」アメリ会長はレイヂが自分に接触してきた理由を何となく察しているようです。

魔関署警備局長たる私の父を味方につけようと密談を交わしに来たのだろう?まさか同じランクのよしみで激励に来たわけでもあるまい?」

先制攻撃とばかりにそう言い放ったアメリ会長だが・・・
「いや?俺はただ同じランクのよしみで激励しにきただけだが?」とレイヂは言い放った。えっ!?💦「お互いランク6だからな、1番に宣戦布告してやろうと思ったのだ。喜びたまえよ」さらっと言い放ったレイヂにポカーンなアメリ会長。レイヂはそこまで魔王に興味はないのか・・・?💦

「「おかしなヤツめ!!💦」」
牽制したのに当てが外れて何か気恥ずかしいアメリ会長・・・の後ろで、アスモデウスの発言と被っていた💦ラズベリィを引き剥がし「大丈夫ですか入間様(ジェントル)💦」とアスモデウスは入間の護衛を敢行。このヒトは怪しくないよ、と取り繕う間もなく「こちらのキラキラは!?イルマちゃんの連れ!?」とラズベリィは調子を崩さない😅「彼女もキラキラだったしイルマちゃん面食いだねぇ!!」臆面もなくそう言うラズベリィに無礼な💢と叱責するも、ちょっと押され気味な2人です😅

するとラズベリィは突然入間とアスモデウスの肩を組んで「よっしゃ、チャレンジしない?『壁こわし』!この3人ならいけるかも!✨」と言い出した。壁・・・?と思ってラズベリィの目線の先を見ると、何やら大きな護衛の人形がまさに「壁」となって何かを守っている。「あの壁の奥にいるんだよ、極上のお宝『魔神族』がね」そう言ってラズベリィは舌なめずり。

魔神族と聞いて入間は真っ先に収穫祭で出会った「トートー」を思い出したが←
アスモデウスが入間を制止するように腕を前にかざした。「魔神族、魔界を統べる上位種族・・・!」

え?あのトートーの仲間が上位って・・・!?

不透明な勝負

新たに出て来た「魔神族」という種族名。魔界を統べる上位種族らしいけど、それを味方につけるって・・・!?

「魔神族」とは、悪魔族よりも前から魔界に君臨している種族。その体は魔界の自然と一体であり、魔界の存続や均衡を守る守護者とされている。そして魔界の維持のため悪魔族とは不可侵かつ有効的な協力関係を結んでいるため、魔界は美しく保たれているようです。しかし・・・彼らの機嫌ひとつで悪魔族の命運は容易く左右される、とも言われている💦ゴエモンの種族に情けをかけてくれた「ハープナス」も魔神族だったはず・・・!

そんなにすごい種族なんだ、と口をあんぐり開けて驚く入間に「そう!特に奥の娘!」とラズベリィがくっつきながら話を続ける。「壁」の奥にはその魔神族の中でも特に権力の強い一族の姫「シュラ姫」が鎮座しているという。シュラ姫が一言「支持する」と言えば魔王確定とまで言われる権力者らしいため、絶対に味方にしたいパトロンだと、そこを勝ち取るためラズベリィは獣のような目になっているのでした💦

「貴様なら一瞬で粗相を働いて首をハネられて終いだろうな、さぁ行ってこい」入間の後ろからレイヂが入って来た。ラズベリィがレイヂとの再会を喜び、アメリ会長も入間の元に戻って一安心している所で「上位魔神は三傑のみが謁見を許されている、おいそれと近づけるものじゃない」とレイヂが説明を始めた。

「「だから、出し抜いたヤツが勝つ」」

レイヂとラズベリィのセリフが被った。そう、今回の夜会は入間たち若者にとっては「勝負の場」、より強いパトロンを得るための戦なのだ。「敵味方を見極め、己の野望のため存分に足を引っ張り合おうではないか」何だかとんでもない場に飛び込んでしまった入間。まさかシュラ姫を勝ち取ったりしちゃったり!?w

そして、敵味方を見極めるべきは大人たちも同じだった。カルエゴ先生と兄・ナルニアもお互い険しい顔で睨み合っていた。カルエゴ先生、そして「悪魔学校」にとってナルニアは敵か、味方か・・・💦

魔入りました!入間くん293話感想・まとめ

いやはや、今回のデビキュラムが必然的に入間たちにとって「よりよいスポンサーをつけるための勝負の場」だったとは💦若いうちから何だか殺伐とした世界に飛び込んでしまいましたねぇ💦入間にハイランクな大人の悪魔に取り入る術なんてあるのでしょうか?でも入間は人間、悪魔にはない「魅力」で何もしてなくてもすごいスポンサーが付きそうだな← もしくはそこまで有力じゃなくても他にはない連携の仕方でのし上がって来るか・・・楽しみですね!w

今回のメインはラズベリィだった気もしますね。祖父・ベリアールが立ち上げた学校は「勝負」がメインの勝ち抜き型の学校。元々勝負師の家系だからこそ、ラズベリィはずっと狩りをする獣の目で会場を見渡していたんでしょうね。学校でも最初からトップ6人に宣戦布告してたし、でもその6人を負かしていないと言っていたので、まだ及ばない所がありそうですが・・・

そしてレイヂくん、キミはアメリ会長に一目惚れしたな?(笑)もしくはただの天然か・・・ラズベリィとは違い、こそこそと取り入るような感じではなく「最初から上の上に目付けてもらえばよくね?」って大胆さと無駄に自信家な所がありそうですね😅だからアメリ会長をナンパする余裕すら見せたような・・・でもデビキュラムの勝手はわかってたからラズベリィと意見が合った。本当に何も知らないのって入間だけ・・・いやもしくはアスモデウスも?サリバンの悪魔学校はドロドロな大人の世界を学べって感じじゃないしね。

最後のナベリウス兄弟も不穏だし、何だか戦争みたいなこと起こりそうだけど・・・大丈夫か入間💦
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の293話ネタバレを紹介しました!

が…

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同じ三傑の孫でも、気構えの違いなどが細かく描かれていて凄い!小さなコマも見逃さないでねw

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