魔界の主役は我々だ!142話ネタバレ感想!味方がいるから強いんだ

週刊少年チャンピオン

2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」。

入間くんと時を同じくして悪魔学校に入学した1年生悪魔・シャオロン。
幼馴染のインキュバス・ウツや個性的な同級生のトントン、ゾムらと共に魔界でビッグな存在になるため頑張るもどこか空振り気味😅そんな時、ルーキーハントに来た「我々師団」の当時の団長・グルッペンに頭を掴まれ、無理矢理団員になってしまった4人。だけど途中ロボロも加わり我々メンバーとして日々を過ごすうちに5人と先輩2人にとってかけがえのない場所・・・だったのに、グルッペンの突然の離反、宣戦布告により我々師団は新旧に分断!だけど戦争の決着はつかず。現在は完全に分断した状態で活動していたが、久しぶりに接触・・・!?💦
実在する動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーをキャラクター化し「魔入りました!入間くん」の世界に飛び込ませたスピンオフ作品!本家○○チームのチャンネル登録者数が100万を突破しており、これも悪魔と契約した結果・・・!?😈

「家系能力を封じる」ことで孤独から脱したシャオロン。収穫祭で久しぶりに能力を解放したツケなのか、煽られた生徒たちが抗議にやってきた。薄っぺらい煽りにも屈することなく「俺は野望も新たにやりたいことをとことんやる。俺は悪魔、強欲なんだ」と言い放った。抗議チームを魅了した所でここまでになれたシャオロンを案じて「お疲れ様」と労う幼馴染・ウツなのでした😊

そんな「魔界の主役は我々だ!」142話を紹介します。

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前話までのあらすじ

辛かった過去を夢で思い返しながら、やっと目が覚めたシャオロン。お見舞いに来ていた我々1年メンバーに「収穫祭は!?」と尋ねると「全部終わったで」校内新聞の一面を入間&リードが若王という写真が飾っていた💦

最後のどんでん返しや打ち上げリアタイできなくてカワイソwwwと煽るメンバーの中で何で起こしてくれなかったの!とシャオロン。いや病人は叩き起こせないよ😅入間はわかるけどリードは意外すぎない?お祝いに「シャオラカVre.2」でも差し入れしたるか!なんて話していると、「収穫祭中ヘイト稼ぎしてたせいで一部生徒がめっちゃ怒ってる」とロボロが忠告。

すると、その生徒たちが本当に怒りに任せて医務室に押しかけてきた。トントンが止めに入るも、生徒たちは「お前ら2日目早朝リタイアだってな?俺らは3日目まで残ったぜ!お前らの妨害は効かなかったんだ悔しいだろ!w」と煽って来た。あまりにも小物臭ハンパなくて呆れるメンバーの後ろで一度は「ごめん」と言いかけたシャオロンだが、「ふーんそっか」と生徒たちに近づいて行った。

「じゃあ今後もっとエグいイタズラしてもいいんやな?」とにじり寄ってくるのでさすがにもういいだろと取り繕いつつ「人気者になりたいって野望は諦めたのか?」と抗議チームのリーダーが食いついてきた。「んなわけないやん。俺の新たな野望は『我々師団を魔界一の人気者集団にすること』や!」と胸を張って言ったシャオロン。それにしたってお前1人が嫌がらせしてたら評価落ちかねないだろ矛盾してる!とリーダーは食い下がるが「矛盾してようが関係ない」とシャオロンの胸はもう新たな一歩でいっぱいのようでした。

「我々師団を魔界の主役にしたいし自分もスポット浴びたい。でも家系能力も上手く使いこなしてもっと強くなりたいし、悪いことしてお前らがあたふたする姿も見たい」
「俺は強欲なんだよ、悪魔だからな😈」

まさに悪魔らしい顔で言ったシャオロンは、リーダーにもちょっとかっこよく映った・・・が、バツが悪くなったので帰ろうとするとシャオロンが纏わりついて早速イタズラ😅他の抗議メンバーも思わず笑い出した。これからもっと調子乗るであろうこのクソガキの手綱握りきってやる!と我々メンバーが言う中、しみじみと「よう頑張ったな、お疲れ様シャオちゃん」とウツは心から労ってやるのでした😊

医務室で騒ぐな!と先生には怒られたけど、これにてシャオロンの収穫祭完全終了!!

魔界の主役は我々だ!142話ネタバレ

先生の愛

収穫祭が終わって数日後。シャオロンは「個別相談室」に先生たちから呼び出されていた。そこでシャオロンの様子をチェックしていたのはムルムル先生でした。

「トイフェル・シャオロン、現在の色は・・・健康と活力のオレンジ!よし!精神状態良好!今後も『憎悪喰い(ヘイトイーター)』を使ってもよさそうだな!」そう肩を叩かれシャオロンも元気いっぱい💪ちなみに精神医学教師のムルムル・ツムル先生は家系能力「鑑定色(ジュエル)」相手の精神状態を色で視認、判別できるので、シャオロンの元気なオレンジ色も判別してくれたのでしたw

「ただし『憎悪喰い』常用はやめた方がいいと思う。むやみに乱用すると悪周期が悪化しかねない」とムルムル先生の判断を「同感です」担任のブルシェンコ先生も同席して聞いていました。『憎悪喰い』を使うのは基本的に実技訓練や試験のみに限定した方がいい、だから普段は余計なヘイト集めはしないように、イタズラはほどほどに!💢とちょっと怖い顔でブルシェンコ先生は釘を刺します💦「善処しま〜す💦」と言いながら目を逸らして口笛吹いてんじゃないよシャオロン!💦

そうだぞあんま担任を困らすなよ、とムルムル先生。というのも収穫祭後の教師陣のみの打ち上げの席でブルシェンコ先生は酒の力も借りて「うちのクラス全然言うこと聞かない😭」と早々に泣き出したのだとか💦それは言わないで!💦とブルシェンコ先生は慌ててたけど、シャオロンは収穫祭での不甲斐ない結果を再び思い出して俯いてしまった。

「先生、今回は不甲斐ない結果になっちゃってすみませんでした。せっかく喝入れてもらったのに」
頭をかきかき謝るシャオロン。収穫祭の特訓でボロボロになったシャオロンたちを魔術で癒し怒りながらも「自分のために努力するためならいくらでも頼りにしなさい」と言ってくれたブルシェンコ先生。その先生を裏切るような結果になったことを気に病んでいるらしい・・・

「確かに結果を出すことは大事だが・・・」そう言ってブルシェンコ先生はシャオロンの前に跪いた。「それ以上に重要なのは、試験を通して何を学びどう成長するかだ。お前はこの収穫祭で過去のトラウマと向き合い乗り越えた・・・そう言ってシャオロンの肩にポンと手を置いた。

「これ以上ない大収穫じゃないか。もっと誇りを持ちなさい」
せ、先生〜!!!✨何ていい先生なんでしょう・・・シャオロンも「はい!😊」とニッコリ笑って返事をしたのでした。

悪魔の囁き

「結果を出すことだけが成果じゃない。よく頑張った」とこれ以上ないほどシャオロンを褒めてくれたブルシェンコ先生。そんな2人を見てムルムル先生は打ち上げの席でのブルシェンコ先生を思い出す。

「私の半永久(ヒール)は体の傷は癒せても、心の傷までは治してあげられません。あの子が再び心に深い傷を負うことがないように、力を貸してくれませんか」と涙ながらにお願いしてきたブルシェンコ先生。酔った勢いだけでなく本当にシャオロンの気持ちを汲んで涙を流した部分もあったに違いありません。「愛されてるねぇシャオロンくん!w」そうムルムル先生は心で言って笑ってみせたのでした。

その後、2人の先生と一緒に「今後の方針」の相談をしたシャオロン。精神を削る能力だから付き合い方も難しい、そのために「定期的にストレスチェック」「ヘイトコントロールを学ぶ」「悪魔関係は基本良好に」など、時間をかけて楽しくおしゃべりしながらシャオロンは有意義な時間を過ごしたのでした。そして「何かあったらすぐ相談しなよ!」と先生に見送られ部屋を出たのはとっぷり日が暮れた頃でした。確かに2人の先生を独り占めしてじっくり話す機会なんて少ないしシャオロンにとって楽しい時間だったようですw

先生ってやっぱ頼りになるな、とルンルン気分で廊下を歩いていると・・・「『憎悪喰い』は常用するな、か・・・」と声がした。シャオロンが顔を上げると「随分とぬるい指導があったものだな」ズン、とすごい圧力で見下ろしていたのは元我々師団団長・グルッペンだった。新と旧に分かれても尚干渉してくるグルッペンは「お前は自分の力の限界を知りたくないか?」と何やら揺さぶりをかけてきた。

「協力してやってもいいんだぞ?私の『疑心暗鬼』を使ってお前を憎悪を渦中に放り込めば・・・いとも簡単に最強最悪の悪魔の出来上がりだ」
そう言ってグルッペンはシャオロンを包み込むように両手をゆっくり伸ばしてきた。「どうだ?一度試してみないか?なぁに、ほんのお遊びだよ・・・」ズンズン近寄るグルッペンが今触れようとした瞬間、シャオロンは一瞬で冷たい目をして・・・

「興味ねーよ」グルッペンの顔面を足蹴にした・・・!

両極な悪魔

「俺に協力して限界を見せろ」とグルッペンに囁かれたシャオロンだが、今まで見せたこともないような冷たい目で「興味ねーよ」と大柄のグルッペンの顔面を足蹴にした💦

「てかダメじゃん団長、俺にそんな熱烈ラブコール送っちゃ強くなれるもんもなれへん・・・よっ!
ドカッ!と踏んだ足を蹴り上げさらに顔面を蹴ったシャオロン!あまりの出来事にグルッペンも驚き目を見開きながら巨体をぐらりと傾かせる。「どう?嫌いになった?w」そう悪魔の顔でニヤリと憎悪を生ませるような顔で笑ったシャオロンに、さすがのグルッペンも屈辱を覚える。

「・・・ッ」シャオロンに二度も蹴られ鼻血を出すグルッペンの顔から割れた眼鏡が落ちる。軽快に飛び降りながらシャオロンは「というかエミさんもだけどさ、お前ら揃って敵に塩送りたがりすぎ!俺らのこと大好きか?もっとバチバチしようぜ!と核心を突いてグルッペンを煽った。じゃ、また活きのいい刺客よろしく、とシャオロンは踵を返して涼しい顔で去って行った。

1人取り残されたグルッペンは、鼻血をボタボタと垂らしながら「その反抗的な態度・・・」と呟いた。そして、
「やっぱお前素質あるよ」と目を見開いたまま恐ろしく口角を上げた。彼もまた「悪魔らしい悪魔」なのだった・・・

「いつかお前の真の姿を引きずり出してやろう・・・楽しみにしていたまえ、ククク・・・」

ハハハ、ワハハハハ!!!グルッペンは1人廊下で耳をつんざくような哄笑を繰り返した。
純粋に自分の能力と向き合いながら好きなことを仲間たちとやって野望を叶えたいシャオロン自分の欲にただ忠実に生きたいグルッペン。どちらも悪魔の本質を地で行く悪魔だけど、きっと相容れることはないだろう・・・。今後の2人の関係はどうなる!?💦

魔界の主役は我々だ!142話感想・まとめ

先生たちとの和やかで愛を感じる空気から一変、グルッペンとのあまりにも険悪で邪悪な雰囲気・・・「魔入りました!入間くん」のスピンオフだけどまた違った悪魔の描き方してますよね!すごいな津田沼先生・・・👏

悪魔学校は素敵な先生多いですね✨ブルシェンコ先生の苦労も理解しつつちゃんとシャオロンたちみたいな暴れ馬を見ていてケアも怠らない、親でも難しい愛情を向けてくれる所に思わず涙しちゃいそうでした😭魔術で肉体的なケアができる能力だからこそ「心のケア」も忘れないのが凄いし、ブルシェンコ先生もまた学生時代とかにそれに気付くまでにいろいろあったんだろうなと思うからこそですよね💦そんなブルシェンコ先生の気持ちを汲んで協力してくれるムルムル先生にも感動しますよね✨シャオロンは先生と向き合う時、入間くんよりもっと人間くさく情熱的に交流している気がします。

そして「悪魔としての本能」を振りかざして甘言を囁いたグルッペン。収穫祭をモニタリングしていた時にも片鱗を見せていましたが、悪魔が欲に駆られて破壊衝動などのマイナス方面に極限まで落ちて行く様をグルッペンは見たいんですよね💦ウォルターパークの地下の「ウロボロス監獄」を見学したかったのも闇に飲まれた悪魔を見たかったからでしょう。だからこそマイナス感情をエサにマイナス方面に狂いがちなシャオロンに目を付け「才能ある」と形容したのでしょうが・・・今のシャオロンは先生の助言もあってそっちに落ちる気はさらさらなさそうですね。でもグルッペンは諦めないだろうし、シャオロンも今までとは違うやり方でグルッペンに対抗できるでしょうか・・・

また新たな戦いがありそうだけど、どうなる我々師団!?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の142話ネタバレを紹介しました!

が…

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シャオロンにとってプラスは、マイナスは誰か?それがわかりやすく表現されているので読みやすいと思います!

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