弱虫ペダル698話ネタバレ感想!立ち止まっても立ち上がれるか

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

アニメ5期情報解禁!今年10月9日、Eテレにて午前0時から放送予定!!手嶋キャプテン時代のインハイの激闘をもう一度動きと音アリで楽しめます!🚴

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中!ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴

薄味の同級生・木中に挑発されたことで「自分の目標」が見えてきたロクちゃん。だが3人は経験者だし「レギュラー入りしてインハイに行く」ことを目標としている。そんな中で初心者のロクちゃんはやはり力の差が歴然だった。隊列から千切れかけたロクちゃんに、小野田は・・・?

そんな「弱虫ペダル」698話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「このレースでお前が負けたらマネージャーやる」という条件を理不尽に木中に出されたロクちゃん。だがロクちゃんはこれを挑発だと思わず「その手があったか!!」と💦これには木中も拍子抜け😅

さらには「忠告ありがとうッテ」と言われたので思わず「いやぁ///」と照れてしまう始末😅だが気を取り直して木中は「ロードレースは遊びじゃない」と凄む。そして少なくとも経験者の俺ら3人は「レギュラーになってインハイに出ることを目標にしている」と初めて薄味じゃないことを言った。その言葉を聞いてロクちゃんも改めて自分の目標って何だっけと考える。脳裏には「ついてきて」と言ってくれた入学式の日の小野田の姿が。

「木中くん!このレースで勝ったらインハイに出れるの!?」
予想外すぎるロクちゃんの言葉にその場にいた全員が驚き固まった。だが木中は先程のやり取りでロクちゃんを見下すことにしたので「俺たち経験者を抜いて真っ先にゴールすればたぶん」と嘲るように言った。周りは大胆だなと笑ったが、これこそがロクちゃんの本心。気付かせてくれた木中に感謝すらするのであった。

その頃、寒咲サイクルのバンから様子を見ていた先輩たち。初めてバンから見れることでテンションの上がった鏑木が「1年を見下ろしてあれこれ言いたい!」とか節操ないこと言ってます😅そういえば川田は?と話題が出ると「1年生レースに出てレギュラー獲る!と意気込んでたけどお前じゃ1年生ともトントンだから負けたら落ち込むぞと今泉に言われて凹んで部室待機」と聞かされ、容赦ない今泉に全員ドン引き💦と、ここで1年生の隊列が見えて来た。

追い禁区間が終わる川の橋を越えた所に千切れたらしき3人が。その中にロクちゃんがいないことでホッとしてしまう小野田。とりあえず3人にエールを送り、前方の6人を追いかける。
3人は木中含む経験者、他2人も元サッカー部で運動には自信があるらしい。そしてやはりレギュラーを目指しているらしい。ロクちゃんだけが1人で目標も明確ではなかったし、運動にも自信がなかった。諦めちゃダメだと思っても思うように足が動かない。それを見てニヤッと笑った木中は加速を始める・・・

追いついてきたバンから次に見えたのは「花見山」と書かれたジャージ。「六代くん・・・💦」
ロクちゃんはここで千切れてしまうのか!?小野田はどうする!?💦

弱虫ペダル698話ネタバレ

縋りたい生命線

1年生レースは追い禁区間が終わり、レースが始まっていた!田園区間に入って全体的にスピードが上がったのはロクちゃんにもわかりました。

余裕がないので後ろを振り向けないが、ロクちゃんの後ろを走っていた3人の気配を感じないのでいなくなったのだ、と思ったロクちゃん。その非情さを噛みしめながら「これがレース、ロードレースってサバイバルだ」と改めて感じ、背中がゾワっとする💦息を切らしながらレース前に今泉が言っていたことを思い出す。

「田園区間に入ったらスピードが上がる。とにかく前の奴の車輪に張り付いて行けば空気抵抗が減らせて楽に走れる。それが唯一の生命線だと初心者は特に肝に銘じて全力で走れ」一度遅れたらもう戻る術はないと思え・・・とやはり厳しいことを言っていた。でも、初心者で1人で走るロクちゃんにとっては今目の前にある、前を走るメンバーの後輪が頼みの綱、あまりにも頼りない「蜘蛛の糸」のような生命線だった。

俺は裏門坂先輩と走りたい、その目標は絶対離さないッテ!余裕ないけど頑張ろう!!
藁をも掴む感覚で必死に目の前の後輪についていくロクちゃん。だがさらに非情なことに、経験者ぶる木中が前方で「1匹落ちそうだ、加速しようか村紙くん」と提案していた。村紙はチラリと後ろを見やった後「六代か」と呟いた。

あいつはこれ以上走っても意味がないから千切ろうぜ!と木中が煽るように囁く。だが村紙は「あいつは初心者だしまだ序盤だ、山に入れば自然と遅れるだろうしこのままでもいいんじゃないか?」と木中を宥めるように言った。さらに「この前転んだ時六代がすぐ救急箱持ってきてくれたんだ。気の利くいい奴だ、このままのペースでいいと思う」と穏やかに笑った。

「ロードレースは甘くねぇんだよ!!!」
木中はそう言うと一気に加速した!!「お前がやらないなら俺がやる」まるで悪魔のような顔でニヤリと笑って木中は腰を上げて一気に加速!慌てて経験者2人が追いかけ始めたのを見て、ロクちゃんの前にいた2人も加速を始めた。その加速に・・・ロクちゃんはすぐ対応できなかった。ただ進むことだけに集中していたので反応が遅れてしまったのだ💦

え?ちょ、待って・・・と言う間もなく開いて行く差。どうなるロクちゃん!?💦

絶望、希望の過去

「六代を負かしたい」個人的な恨みだけでロクちゃんを千切るためもはや単独で走り始めた木中!それについて行く経験者とスポーツ経験者。初心者のロクちゃんについて行く術も力もなかった。

せっかく繋いだ生命線がいとも簡単に千切れてしまったような感覚に陥るロクちゃん💦「一度遅れたら戻る術はない」今泉の言葉が蘇る。だからこそ今のうちに差を取り戻したい。懸命にペダルを回すが思うように前に進めない。加速してるつもりなのにどうして?「ちょっと待って!💦」思わず前方に向かってそう叫んだが、前の5人の背中はどんどん小さくなっていく。

速いよ、待ってよ・・・「まって、待ってまって!!」ロードレースはサバイバル、身をもって感じたけど、こんなにも経験の差が如実に出てしまうものか。体を持ち上げて加速しようとするが・・・ロクちゃんと前方の5人との差は、坂1つ分ほどの差が開いてしまっていた。もう戻る術はない。滝のような汗を流しながらロクちゃんはとうとう足を地面につき、呆然と前を見つめるしかできなかった・・・。

そこへ寒咲サイクルのバンが追い付いてきた。車内で鳴子たちが「前に離されて絶望したんや」と分析している。それを聞きながらロクちゃんに肩入れしている小野田は誰よりも焦っているようだった。「六代くん・・・」レースの前に小野田に「ひとつ聞いてもいいですか?」と聞いてきた日の事を思い出す。

「どうやったら先輩みたいに裏門坂を軽やかに登れるようになりますか?」
その純粋な質問に小野田はニッコリ笑い、「えっとね、毎日登るといいよ!その内きつくなくなって楽しくなってきて、そしたらもっと上達するよ!」とアドバイスした。それを受けてロクちゃんは毎日裏門坂から登校し続けた。何回登ってもきつくて苦しいのだが、初めて登った時よりはキツくないと思った。

数日後、他の部員たちがロクちゃんの噂をしているのを小野田は遠くから聞いた。六代って毎日裏門坂から登校してるらしいぜ、何で?修行じゃね?アハハ・・・他の部員からは滑稽に見えても、小野田は自分の話を聞いてくれたロクちゃんに嬉しくなったのだ。だからこそ、小野田はロクちゃんに期待していたのに・・・💦

絶望を押しのけろ

木中たちの列から千切れて足をついてしまったロクちゃんに小野田はバンの窓から声をかける。ロクちゃんはゆっくり顔を上げて「すいませんッテ・・・」と謝った。

ついて行こうとしたけど「ダメでした。せっかく裏門坂登るの、最近少しだけ楽しくなってきてたんですけど・・・」そう呟くロクちゃんがいたたまれなくて思わず小野田はバンの扉を開けて駆け寄ろうとする。が、冷静に見ていた今泉が「待て、どうするつもりだ」と制止した。降りて背中押してやった所で前に追いつくか?と厳しいことを言う。

今励ましても状況は変わらない、単独の力じゃもう前に追いつくのは不可能だと切り捨てるように言う今泉。それでも小野田はロクちゃんを助けてやりたくてロクちゃんが山に入るまで追いかける提案をするが、「それに付き合えるほどヒマじゃない、これはレースだ、俺たちは脚と戦力のある1年を見るため伴走しているから先頭を追うとあくまで「強い1年を探す」ことに重きを置く判断をした。

まだ何か言いたげな小野田に「行くぞ」と今泉。小野田は申し訳なさそうに「頑張ればきっとチャンスが来ると思うから・・・先行くね」と残し、ロクちゃんを置いて進んで行ってしまった。1人取り残されたロクちゃんは「小野田が気遣ってくれた」ことは喜んでしまったが、その反動で「逆にすごく悔しい」という気持ちが押し寄せてきた。そのままうなだれてしまったロクちゃん・・・

車内でも小野田がロクちゃんのことを気に掛けて悲しそうな目をしていた。彼は何かすごいことをやる気がしてて期待してたんだけど・・・「もう彼がレースに戻ることはないのかな・・・」そう呟いた小野田に気付いた今泉。「誰がそんなこと言った?」・・・え?「俺は単独では無理だ、と言ったんだ」「お前も知っての通り、ロードレースは1人で走るもんじゃない」

そう、その常識を覆したのは紛れもなく小野田でした。今は単独のロクちゃんも、誰かと一緒ならまだ可能性はあるかもしれない。今泉が言っていたのはそういうことで、鳴子もわかっていたようでニヤッと笑いかけた。「誰すか?遅れてた3人すか?」と鏑木はまくし立てたがそうではない。そう、1年生レースなのに同時に走り出さなかった2人がいる・・・!

「おぉいたロクちゃん追いついたぞ!!」
いかにも体力ありそうな図体のでかい2人・・・「ケイちゃん恭ちゃん!!💦」ロクちゃんに助っ人がようやく到着!!これで挽回できるか!?

弱虫ペダル698話感想・まとめ

ロクちゃんのレースはどうなる!?そして小野田が何とかしてくれるのか!?と思ったけど、なるほどケイちゃん恭ちゃんが一緒にレースに出なかった伏線はこういうことか!

確かに、小野田が1年生の時にはなかった展開。今泉も鳴子も他のメンバーも「個々の戦い」と思って自分が勝つために走っていた時代、唯一の運動音痴な初心者だった小野田には「一緒に走れる仲間」はいなかった。でも小野田の才能に気付いた金城たちが「ケイデンスを上げろ」と助言、幹ちゃんが小野田の体格に合った自転車のカスタマイズをしてくれて何とか戦線に復帰した。今回のロクちゃんは道具は揃ってるし「運動に自信のある仲間が2人もいる」という強みがある。小野田の時とは違った挽回の仕方ができるかもしれませんねwあと「小野田に才能を買われている」こともロクちゃんを動かすトリガーになっていると思います。

それにしても、木中こそどうしてそこまでして他人を蹴落としたいんでしょう?年上に逆らえない分同い年以下には強く出るという所があったとしてもちょっと怖いくらいですよね💦せっかく村紙が「六代はいい奴」と言ってるのにそれも聞き入れずとにかく千切りたいという風に見受けられたし、木中が1位になりたい理由は「同い年を全員見下したい」からなの?とすら思っちゃいますよね・・・どうしてそうなったのかも気になりますよね💦

小野田と同じように、ロクちゃん頑張れと思っている読者さんも多いでしょう。ケイちゃん恭ちゃん来てくれてどう道を制して行くでしょうか?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の698話ネタバレを紹介しました!

が…

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