SANDA49話ネタバレ感想!お前を守りたいと思ったんだ、俺は

SANDA

2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

時は2080年の日本。国の貧困化に伴い文化の一切が滅び、超少子化の影響で「若さこそ至高」と謳われ15歳未満の子供は学校が一斉管理するという時代。ごく普通の14歳の少年・三田一重は実は「サンタクロースの末裔」で特異能力者。それを強制解放したのは「親友・小野一会を捜してほしい」と願った同級生の冬村四織。たまたま三田の能力を見てしまった同じく甘矢一詩最初に三田と相対したスパイ柳生田三郎と共に三田の能力や学園の秘密を探り、小野一会との再会も果たした。しかし、小野は未熟なうちに睡眠を摂ったせいで体が成長に耐え切れず亡くなってしまった・・・。冬村の悲しい気持ちを三田は受け止めてやり、物語は次のステージへ。

突如現れた「隣甲斐」少年の素性を知るため焦ってしまった三田。美少年の隣甲斐は三田のアプローチを軽くいなして去って行った。その後、サンタの素性を知りたい兵藤に無理やり攻められようやく隣甲斐への無礼を反省した💦でもそのピンチに駆けつけてくれたのは三田が一番信頼する大人・柳生田だった・・・

そんな「SANDA」49話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

右手の痛みに苦しむ三田を呼びかける声。見るとそこには獣人のトナカイ!?三田が驚いて飛び起きるとそこにいたのは隣甲斐少年でした💦

もうすぐ保健の先生来るから、と笑う隣甲斐に突然三田は「運命って信じる?」と隣甲斐の両手を握って言った。どうやら勝手に「先生来る前にこの子の素性を調べなきゃ」と思ったらしい💦が、「どうして僕が優しくした人って僕のこと好きになっちゃうんだろう✨」「今時同性同士不思議じゃないけど、僕としては友達になりたいだけなのに男女共にソッチだと残念だよねー」とまともに取り合わない。それでますます焦ってしまう三田。

「そうじゃなくて本当に俺と君は特別な関係なんだ!君の顔見た瞬間ピーンと来たんだ!!」
そう言って三田は隣甲斐を壁に押し付けて俺サンタ、君トナカイ。この並びに覚えはない!?俺を助けてほしいんだ」と詰め寄った。

だが「仮に君の言う特別な関係だったとして協力すると思う?何十人もの告白見てきた中で君は最低最悪、0点だよ。もっと美しい口説き方を勉強してからだよサンタさん」と隣甲斐は冷たく諭して保健室を出ていってしまった。
そのヘラヘラした態度にムキになった三田は保健室にあった動物の本を読みながら彼の素性のヒントを必死で探す。オスメス両方にツノが生える、季節によって目の色が変わる・・・そういえば彼も一瞬目が青く見えたような・・・?

そう思った瞬間、三田の後ろに兵藤が!💦少しでも何か食べないとと言って三田の口に無理やりフォークを押し込み、そのまま突き出してきた!!そして「あなた運命って信じる?」と迫ってきた。「一目見た時ピンと来た」「私とあなたは特別な関係だって」先程三田が言ったセリフと全く同じことを言って三田に攻撃をしてくる兵藤を見て三田はやっと気づいたのだ。

正体を暴かれたら最後、学園生活がメチャクチャになる。なのに自分勝手な理由で彼に無理強いしてしまった。そりゃ0点だよな・・・
申し訳ない気持ちと悔しさ、サンタの正体を知りたいと容赦なく棚に叩きつけたり割れたビンを振りかざす兵藤への恐怖で三田は思わずべそをかく・・・とその時。

「昼休みは終わりだ」
そう言って兵藤の腕を掴み顔面にキックを入れたのは柳生田だった!!「子供はさっさと授業戻れ、マジで最近成績やばいぞ」シッシッと手を振る柳生田に何も言えない三田。本物の大人になるにはまだまだだね・・・😅

SANDA49話ネタバレ

「子供」の底力

手を溶かした上に保健室で襲撃まで仕掛けて来た兵藤から三田を救ったのは柳生田だった。容赦なく女性の顔面を蹴った柳生田に兵藤は子供のようにブチギレた💦

「こんな美しい顔を平然と蹴るタイプなのね、見直したわ💢」そう言って兵藤は柳生田に思い切り頭突き!柳生田も怯まず「特捜隊なんてやってる奴に今更男も女もあるか!」と再びパンチ!殺してやる💢!上等だよサイコパス女💢!ガチの大人同士のケンカを目の当たりにした14歳の三田は保健室の隅で「本物の大人のケンカ怖い・・・💦」と小さくなっていた💦サンタになれるとはいえそれは「ニセの大人」、出る幕はないかもだけど信頼しているからこそ三田は柳生田を助けたいのだ。

だが柳生田は「お前安易に変身しようとすんなよ、俺は大人として子供のお前を助けてんだ!」と制止した。その後ろから兵藤が丸椅子を振りかぶり殴打!!「キザなこと言ってると金●萎むわよ!!」手のつけられない大人・兵藤を見て三田も俺の出る幕ではないかもと思う。しかし思い返してみると、手を溶かされた時なぜ「子供の力で」兵藤の口に手を入れるなどできたのか?柳生田をも怯ませる力があるんだから三田を払うなど造作もないはず・・・

「たかがクソガキ1人に何で必死なの!?全く理解できない!」「お前が異常に子供嫌いなんだよ!」そう言い合う大人2人の声を聞いて三田はハッと思い当たった。その時柳生田の無骨な拳が兵藤の顔にクリーンヒット。額は割れているのに意地を張る兵藤は埒が明かないと銃を取り出した。その時。

フワァ・・・と何かが飛んできて兵藤の頭上に覆いかぶさった。それは・・・三田の「パンツ」だった・・・💦
兵藤の顔にパサッと落ちる三田のパンツ。三田は下半身丸出しのまま「俺のためにケンカするのはやめて・・・!」とヒロインみたいなことを言った😅プロレスで言う「タオル投入」、これはパンツ投入だけど、「兵藤には有効」だと思ったらしい三田。柳生田もびっくりして振り返ると、兵藤は三田のパンツを顔に被って嫌悪感で震えて固まっていた・・・

何て捨て身の行動・・・子供らしいっちゃ子供らしいけど!💦

まさかの真実暴露

柳生田とバチバチケンカをする兵藤を止めるため、三田は自身のパンツを投げて兵藤を物理的に止めた。「子供=病原菌」と嫌悪する兵藤には効果覿面で動けなくなった所をあっという間に捕縛したのだった💧

「用を足してもロクに拭かずねじ込み、洗濯は臭くなるまで粘り、小学生から同じものを履き続け色が落ちても買い換えない・・・」兵藤は勝手なイメージだけでブツブツ言っているけど三田はちゃんと毎日洗っているようですよかった😅そんな兵藤の前で柳生田は今一度煙草を一本吹かしながら「そういうことだ」と胸を張って煙と共に吐き出した。

パパ気分で寝返ったわけね、と鼻を鳴らす兵藤に三田は「俺がサンタクロースってことは学園長にも特捜隊にも言わないでくれ」とお願いした。兵藤は斜に構えたような顔を特に変えず「ガキの言いなりになるつもりはない」と言った。そして「特捜隊の幹部は今のサンタが中学生だってこととっくに知ってるわ。だから殺してでも欲しいんじゃない」と言った。・・・て、え!?💦

「サンタクロースは変身で老人と若者の間を行き来できる『時間から解放された肉体』、唯一無二の肉体を持っている。若さが何よりも価値のある今の日本で、老いと若さを操れるその体は研究すれば『金のなる木』かもしれない。サンタというよりもはや『研究材料』として追われているのよあなたは」兵藤から衝撃的な真実を教えられてしまった三田。それと同時に柳生田も特捜隊の秘密を今やっと知ったのだ。

「今更すべて知った所でもう逃げられないけどね。金が絡むと大人は急に怖いわよ」
敵とはいえ真実を話してくれた兵藤を完膚なきまで叩くわけにもいかず、三田は仰け反りつつも「忠告ありがとう」と言った。柳生田はいつもの感じで脅されてんだよ、と煙を吹きながら呟いた。

同時に、中学教諭としての職務を全うしている柳生田には新たな「責務」がのしかかる。柳生田の結論は・・・?

覚悟と男の友情

兵藤から「赤衣の特捜隊」の目論みを聞いてしまった三田と柳生田。その後保健室を後にして柳生田は「お前はもっと警戒しろ、易々と心を開きすぎだ」と三田に釘を刺した。あの後兵藤も解放したらしく「50年生きてりゃ嘘と本音くらいわかる」と柳生田は言ったけど・・・

「あなたは実験対象だから観察してる間は黙っててあげる」と兵藤は言ったが、時が来たらどんな手段を使ってでも三田を襲うと思っている柳生田はあえて兵藤を泳がせることにし、屋上に出て空を見ながら「俺はずっと味方だ、守ってやる」と三田に宣言した。子供に対しても「大人のキザ」を見せたな柳生田・・・😅ふと三田を見やった柳生田に三田は「ありがとう」と微笑んだ。

「だから!!容易く心を開くなチョロすぎる!!仮にもお前を狙ってた側の人間だぞ裏切られるかもしれないぞ!?💦」と手のひらを返す発言をする柳生田に、信用しきっている三田はびっくり💦「今味方になるって言ってくれたでしょ?今更柳生田先生の言葉疑ったりしないよ💦」そう三田は言ったが「簡単に口約束してくる大人なんて総じてクズなの!行動で示してくる奴以外信用すんな!!」と柳生田はいつになく真剣だった。

すると徐に腕の包帯をほどいた柳生田。未成人式で生田目から受けた傷で半分削れた「赤衣の特捜隊」の枯れたヒイラギの刺青を三田の前に見せて「俺の刺青をお前のソリで削ぎ落とせ」今自分で言った言葉を目の前で証明するための柳生田の覚悟だった。「本来の目的も聞かされていなかった下っ端だ、抜けるよ」

でもできないと三田は困惑💦「できる・できない、頼む・無理、やれ・わかった。ハイ面倒な応酬終わり」柳生田の意思は固いみたい。それでも三田は怖いのか「こんなことしなくても信じるから」と取り繕う。でも柳生田も動じず「だからそれじゃダメなの。お前を騙そうとする大人なんて沢山出て来るぞ。これを機にもっと人を見る目を養うんだな」そう言って柳生田は腕を掲げ口にハンカチを噛んだ。強い酒があればな、と呟いたのを聞いて三田もやっと本気を察した。

「お酒持ってこようか」「ありがとな大丈夫だよ」
その静かなやり取りをして、三田はまだ処置をしていない右手の血を服につけサンタの姿に。本当にやるのか?本当にやるんだ。2人の大人の男が腹を決めた。三田の右足からソリが生える。

ジャッ・・・!!!😫💦
ソリの切っ先が柳生田の刺青部分を持って行った!!生々しく皮膚が削ぎ落ち、柳生田の心から完全に特捜隊が消えた・・・!✨
「あ゛いっでぇ~~~~!!!💦」そりゃそうだよ💦ひっくり返って痛みに悶絶する柳生田に「骨行った?痛くないように心掛けたけど💦」と焦る三田。それでも柳生田が求めるのは救急ではなく「酒」でした😅さらに三田の右手が溶けているのもやっと気づいたみたい😅

その頃、保健室に本物の保健の先生が来てメチャクチャになった保健室に青ざめていました💦始末書だね先生たち・・・💦

SANDA49話感想・まとめ

新キャラが続々出て来てジェットコースターのように起伏の激しい展開になってきてますね💦ここで「赤衣の特捜隊」がサンタを使って若返りの材料にしようとしていて、それを敵である兵藤が教えてくれるという所が板垣先生の上手い所だと思いますw

柳生田が出て来てサンタと一戦交えた後くらいから、柳生田が出て来ると安心する読者さんもいたんじゃないかと思います。実際私は柳生田が出て来た時から「完全に敵」という存在じゃなさそうと思ってたし、だからこそ14歳の三田に容赦なく発砲した柳生田が信じられなかったし、だけどそこから味方ポジについてくれてたから三田と同じようにすっかり心を許してしまっていたキャラクターです。でも同時に、柳生田も敵である三田を知れば知るほど守りたいと思って「大人が子供を守るってどういうことか」を学んでいたんじゃないかなと思うのです。子供を経験しているのに子供と生きていくというのは大人にならないとわからないというのが皮肉だけど自然の摂理なのかもと思ってしまいました💦

パンツで止めるって何か面白かったですねwそれにしても、兵藤は固定観念が強すぎるね?ちゃんと子供を知らないと兵藤みたいにただ憎むべき存在にしかなり得ないのかなと思ってしまいます💦本当にどうして兵藤は自身の子供時代を恨むほど子供嫌いなの?その理由もそろそろ教えてほしい💦あと冬村と三田もちゃんと仲直りしてないような?💦

柳生田の「大人として」「男として」のカッコよすぎる覚悟を見せてもらって清々しかったです✨
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の49話ネタバレを紹介しました!

が…

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