弱虫ペダル687話ネタバレ感想!先輩も兄も悩んでここまで来た

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期も始まります!!ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴

葦木場チームを出し抜いて飛び出した高田城と悠人。だが葦木場は単独悠人を追いかけてきた。その姿を見て「先輩が誘ってるんだから出る」と高田城の許可を得て飛び出した悠人!積もる話をしながら唯一馬が合う先輩後輩はいよいよ勝負へ・・・!

そんな「弱虫ペダル」687話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

高田城と悠人が出し抜いた所で葦木場も単独飛び出した。「待ちなってば!!」202cmの巨躯を揺らして悠人に迫ってくる葦木場。悠人が圧倒されていると葦木場は徐に悠人の肩に手を回した。

「悠人と闘えるかもって思ったら楽しみすぎてライバルの純ちゃんにメールしちゃった。チャンスがあればいいなと思ってたから、本当にガチで勝負できると思ってなかったよ!!そう言う葦木場は真っ直ぐ悠人だけを見つめて本当に嬉しそうな興奮した表情をしていた。そしてゴールまで残り1km地点で飛び出した葦木場。残り500m以下になるまで悠人の後ろで温存すると思っていた高田城が次の手を考えて悠人の発射台になろうと考えていると。

「ごめんジョーさん、俺も出ます。勝負しようって誘ってる背中してる。先輩の誘い断るわけにいかないし、こんなチャンス滅多になくてそれが今なら行くしかないでしょ」悠人の真っすぐな気持ちを受け取った高田城は自身の☆を悠人に託し「ゴールを獲ってこい」と送り出した。

そして葦木場と並ぶと葦木場はパァッと明るい顔になり雑談を始めた。気合い入れて前髪切ったの気付いた?気づいてましたよ、さすがだけどすぐ言わなかったから-50点ね。今42415点ね。結構高い!wそんな話ができる悠人にとって葦木場は「妙に馬の合う貴重な先輩」だった。入部したての生意気だった悠人に自転車で教育してくれた。その時の勝負のことは時々話し「トガってて迷惑なヤツ」と形容されたけど不思議と腹は立たなかった。悠人にとって「心配なくらい天然なのに走ると他を寄せ付けないほど速い、常にみんなのことを考えてるでかくてやさしい人」だった。

「今までありがとうございました」せっかく言ったのに葦木場は聞いてなかったようで「さっきのさー」と話し始めた。でも「ゴール前の緊迫した中なのに楽しくサイクリングしてるみたいだったね」と笑った葦木場。悠人の気持ちはちゃんと伝わっていたようです😊これが最後って葦木場さんも気付いてたからさっきあんなに嬉しそうだったんですね。痛む胸を押さえて悠人は、

「最後だから、あなたに勝ちます!!」と宣言!エース対決の結果はいかに!?

弱虫ペダル687話ネタバレ

息つく間もなく

唯一馬の合う先輩と、滅多にない本気の勝負のチャンス、しかも最後のチャンスを棒に振るわけにはいかないと全力を出す悠人!世代交代を賭けた勝負が始まった!!

緩やかなカーブに差し掛かった時に少し先行したのは悠人。コーナーが一番せり出ている所を見計らって体を倒し、一気にペダルを踏み込むと悠人はさらに前に出た。倒した体からはみ出した悠人の襟足がガードレールに擦れる。ものすごい勢いで逆風の中、悠人の車体からは轟音が鳴り響き自身も「るしゃああぁ」と叫びながらコーナーを抜け、直線に入った。その瞬間再び加速してさらに葦木場を引き離そうと踏み込む!

残り400m。悠人は必ずここで勝たなくてはいけないと思っていたから本気で踏み込んだ。葦木場との差は十分にある。このまま一気にゴールまで・・・と目論む悠人の背中を見て、先輩・葦木場は興奮で震えていた。「すごいよ悠人、下りのタイトなカーブで加速して仕掛けてこんなに差つけるなんて・・・新開さんとのスプリントバトルで消耗しているはずなのに・・・嬉しいよ」

「俺に本気で勝とうと挑んできてくれた!!」
葦木場も本気で悠人を追いかける!202cmの長身は抵抗を受けやすいが上手く使えば武器になる。悠人が作ったマージンをあっという間に埋めていき残り300m地点で抜き返した!さすがは先輩、インハイに出ただけでなく日々の鍛錬も悠人より長くやっているだけあります💦

「一気に形勢逆転とかマジかよ!」消耗している悠人の現在の状況で葦木場に勝つには、先程のコーナーで前に出て差をつけたままゴールするしかないと思って全開で踏んでいたらしい悠人。しかし一瞬にしてその思惑は水泡に帰した。やはり箱学の先輩に勝つには頭の中で予め考えていた策がうまくいく可能性は低い。悠人はどう太刀打ちする!?

本気で抗ってやる

コーナーで加速して差をつけたままゴールという手法を考えていたが一気に水泡にされてしまった悠人。「しかも余裕で笑いながら抜いてってよぉ・・・」

「俺の周りってそういう奴しかいないのかよ・・・」悠人の脳裏に少し前まで憎しみしか沸かなかった兄・隼人の後ろ姿が浮かぶ。悠人が「隼人になれ」の声に苦しんでいた頃、隼人もそんな悠人を知ってか知らずか実力の差を見せつけてどんどん先へ行ってしまっていた。兄だけでなく先輩もそうなのかと思うと・・・

「メチャクチャ劣等感刺激されますよぉ!!」
抜き返した葦木場を再び抜き返した悠人!ハッハッとお互い限界が近づき息づかいは荒いが、表情は不思議と笑顔だった。残り200m、悠人はいよいよ限界が近くて体のあちこちが悲鳴を上げている状態なので「笑うしかない」表情だが、その点葦木場はまだ余力があり悠人との勝負を喜び楽しむ余裕がある。「最後に勝ちたい」荒い息継ぎで踏み込む悠人がそう呟いた時、葦木場がまた頭1つ先に出た。

「悠人、俺はね、今から悠人をツブす気で踏むよ!!
顔こそ笑っていたが、目は完全に開き切って獲物を狩る猛獣のようなギラついた目を向けた葦木場!そのプレッシャーに悠人の身体はビリビリと震える。しかし悠人も本気、徐に右手を顔にあてがった。

「はは、手加減なし、本気で来ますって?えぇいいっすよ・・・」
「ツブし返してやりますよ!!!」

再び「鬼」を出した悠人!葦木場も尊敬する、兄・隼人によく似た本気の姿を悠人は惜しげもなく出し、下ハンドルを握って残りわずかの距離に全力を注ぐ!「動けよ俺の体・・・!」悠人も葦木場も身を乗り出して最後の勝負に出る・・・!

思われる「先輩」

「本気でツブす」宣言をした葦木場に、悠人も本気の証「鬼」を出した。最後の勝負をしながら今度は葦木場が悠人へ思いを馳せる。

悠人は本当に素直だ。俺だって劣等感に悩んできた。背はどんどん高くなるしその成長に合わせた自転車への対応策も見つからず全然速く走れなくて、さらには「公式レースを逆走」というタブーを犯し謹慎を喰らったこともあり葦木場はほぼマネージャーと化し「最強の洗濯係」なんて言われてた。でもその劣等感をプラスに変えるきっかけをくれたのが「お前のお兄さん」隼人さんだったんだよ。

走れなくなった葦木場に「お前は何になりたい?」と尋ねた隼人。葦木場の返答に「そりゃあいい、弾むようにそれで走れ」と言ってくれた隼人。その言葉があったから葦木場の今がある。劣等感を力に変える方法は意外と簡単でね、「素直さ」と「感謝」があればできるんだよ悠人。葦木場はその思いもあって「隼人の弟」悠人と本気の勝負をしたかったのです。

「あああぁ」「るしゃあぁ」叫びながら残り100m地点まで両者一歩も譲らず前へ前へと体を乗り出す2人!結果はどうなるのか・・・
そんな2人の様子を後ろの方で考えていたのは、その話題になっている新開隼人だった。その隼人に「在校生チームのエースとして悠人が飛び出して行きましたね」と声をかけた前キャプテン・泉田。その後ろで銅橋はヘキヘキ💦その先に黒田と真波が待っており手を振る銅橋。ここは先程クライマー勝負が繰り広げられた山道だったんですねw

「最初から悠人がエースとして出るってわかってたらスプリント勝負で手加減したのにな?俺もびっくりだよ」と隼人は補給食を咥えてクールに話す。そんな隼人に「どちらが勝つと思います?やはり悠人は不利ですかね」と泉田は前を向いたまま隼人に尋ねる。隼人も泉田の方は向かずに「確かに条件はよくない」と答えた。でも隼人は思う所があった。

「成長の機会ってのは、準備万端整った時に巡ってくるわけじゃなくてむしろ逆なんだよな」その言葉に泉田は隼人の方を向いて「はい」と頷いた。泉田はもちろん、きっと悠人も隼人の言う言葉は身を持って知っているでしょう。それでも兄はどこか期待してしまうのです。

「あいつなら今日やり遂げる、そう思ってるよ」
何でだろうな、と隼人。兄の純粋な期待に弟は応えられるでしょうか・・・?

弱虫ペダル687話感想・まとめ

最後の勝負が始まって、今回はそのバトルの空気感や「風」を感じる回でした。しかしバトルの熱気を感じながらお兄ちゃんの気持ちを交えてくる所はさすがですね渡辺航先生・・・🚴

結構箱根学園のメンバーって総北に比べてハンデや気持ち的に脆い所があって人間臭く悩むメンバーが多いんですよね。今回目標のようになっている隼人もウサギを轢いたトラウマがあったり、隼人の同級生だった荒北靖友は元ヤンで福富寿一にバイクで挑んだのに自転車で負けた経験があったり。だけど泉田キャプテンの時代からそういう心にトラウマを抱えたメンバーが浮き彫りになってきてて、そのトラウマと闘いながら、あるいは抱えたまま今まで来てしまったメンバーが多いんですよね。「インハイ常勝校」というブランドによるプレッシャーがあるのかもしれないけど、結構みんなギリギリの所で結果出してるんだよなぁと思うわけです。

一応隼人と悠人もわだかまりが少し解けて、兄として弟に期待している所を見るに作者・渡辺航先生は悠人を次世代のメインにしたいと思っているのでは?元々クライマーだけどスプリント勝負もしてオールラウンダーになって次のインハイで小野田と再戦させるつもり・・・?総北は絶対ゴール獲りに行くのは小野田だと思うけど← 箱学はわかりませんよね!3日目の最終ゴール獲るの真波じゃなくて悠人かもしれない・・・?

兄の期待にもし応えられたとして、悠人は葦木場が言うように「素直」になれるか不明だけど・・・頑張ってほしいですね!
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の687話ネタバレを紹介しました!

が…

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5/29は真波山岳の誕生日!キャラクターの誕生日には渡辺航先生がブログを更新し、Twitterでも拡散していますよw

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