弱虫ペダル683話ネタバレ感想!取り返せなくても後悔はないよ

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期も始まります!!作者・渡辺航先生はキャラクターの誕生日にブログを更新してくれますよ🚴

黒田と真波のクライマー勝負も大詰め!真波の「愉しい」という気持ちに、黒田のプライドは勝てるのか!?猫足は本当にしならなかったのか・・・?💦

そんな「弱虫ペダル」683話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

残り400mで真波が追い上げてきた。そう簡単にフタは開かないよな、と言いつつプライドがかかっている黒田は絶対ポールまで追いつかせないと必死に加速する!

残りわずかという状況で真波が戦闘態勢に入っているのは見なくても空気で感じた。だがそれは黒田も同じ。開かないフタはこじ開ける、俺はクライマーに返り咲くんだ!ナメるな勝てるってんだ、2度も俺が負けるか!フタなんかせず歩みを止めるな!真波のプレッシャーを感じて黒田も下ハンドルを握り最後に備えて「猫足」をうねらせる!

「しなれ猫足!!」しかしその時、黒田の猫足は潤滑油の切れた機械のようにビキッと動かなくなった。黒田にも限界が来ているのだ。しかし信じられない黒田は「ワガママ通すのには常に代償が必要だと昔から知ってる!!」と、動かなくなった猫足を無理矢理掴む。確かに感じる痛みや痙攣をないものとして猫足をしならせようとする。ボロボロだけど黒田は残り200mまで駆け上がった!

そんな黒田を見ながら真波は純粋に「すごい」と思う。去年より断然速い、俺が勝つにはギリギリまで絞らないと勝てない!!黒田に睨まれたりインハイで背中を押してもらった記憶を胸に、真波も「こういうギリギリの闘い好きですよ!」と追い上げる!!そして「1年生のあの日の闘いとはもう意味合いが全然違いますね」と穏やかな口調で突然呟いた。

「お互い成長して限界まで出し合う超ハイレベルな闘い・・・これって愉しみしかないでしょ😊」

屈託のない真波の笑顔に黒田も「あぁそうだな」と笑いかけそうになった。だが「これは勝負だ」と思い直し黒田は真波を引き離すためにペダルを踏んだ。残り100m、これなら振り切れる・・・勝ちを確信した。「最後にしなれ猫足!!」

だが、黒田の足は・・・しならなかった。果たして結果は・・・!?

弱虫ペダル683話ネタバレ

取り返したい忘れ物

幼い頃の黒田の後悔。お気に入りのボールをうっかり忘れて帰って、あの日以来結局出てこなかった。ひょっこり見つかるかもと公園の近くをウロウロしたこともあったけど何年経ってもそんなことは起きなかった。

忘れ物は帰ってこない。探すのを諦めたあの日に俺は悟ったのかもしれない。今でも残る「親指でこめかみを掻く」クセを見せながら小学生の黒田は公園を後にしたのだった。
でも、今はすべてを賭けた勝負の真っ最中。あの日の忘れ物を今取り返して、自分に自分でしたフタを開けて「クライマー」として返り咲きたいのだ!残り60m、最後にしなれ猫足・・・!!

クライマーではなくエースアシストとしてインハイに出ることに決めてから、幼馴染の泉田「ユキにこんなにアシストの才能があったなんて、誰彼できることじゃない、すごい」と褒めてくれる。同級生の葦木場「他の誰よりユキちゃんの後ろはやりやすくて安心できる」と褒めてくれる。後輩たちも「黒田さんってレース全体が見えてるみたいに指示が的確ですげぇ」と言ってくれる。カッコつけたりすることもあるけど、そう言われるのは素直に嬉しいのだ。けど、黒田はあえて泉田に話した。

「忘れ物を取り返したい」と。取りに戻ったからって簡単に取り戻せるとは思ってない。そんな黒田に泉田は「クライマーとして復帰したいなら宣言すればいいのでは?」と言ったが、「一流じゃなきゃ意味がない」と熱を込めて言った。だからこそ、「真波に勝ってからクライマーを宣言する」と約束した。どうせこの先はないんだし負けたら看板を下ろしアシストとして磨いて行くと決めた。

泉田はチームメイトとして、幼馴染として黒田に思う所があったようだが、黒田のプライドは固かった。そう宣言した手前、どうしても勝たなきゃいけないかった。「もう50mもないんだ、しなれ猫足・・・!」

あと1回、あと一踏みできれば十分なのに・・・!

非情な現実

残りあとわずか、最後に一度「猫足」がしなれば十分だった。真波の言う通り、ギリギリだけど勝てるはずだった。

しかし、何度脚を伸ばしても猫足はしならなかった。力強い踏み込みを足自身が拒んでいるかのようにこわばっていた。どうしてこんな所で、もう間近に敵は来ているのに、しなれよ轟けよ猫足!「動け猫足ィ!!」

黒田の悲痛な叫びも虚しく、その一瞬踏み込めなかった間に真波が黒田の真横に並んだ。そして笑顔のままゴールを、ゴールの先を見据えて踏み込んで行った。笑顔で自分の横を通り過ぎて行く真波をただ見送るしかできなかった黒田。俺はここでもう一度あいつと勝負をして、勝ってようやく晴れて堂々と山で両手を挙げられると、そう思っていた。

「今日は本当にギリッギリでしたよ」「黒田さんありがとうございました」

猫足の限界に呻く黒田に、真波はそう笑って伝えて・・・ゴールポールを越えた。右手を前に突き出して。
箱根学園伝統の追い出しレースクライマー勝負は、真波に軍配!常に勝者は手を天に突きあげ、敗者は地面に顔を伏すのだ。真波は右手を突き出し、黒田は地面に伏した。

激しい向かい風の音の中でお互いの息づかいだけが響く。戦いの激しさを物語る光景だった。「負け・・・た・・・」うなだれる黒田の足はブルブルとこわばりピクピクと痙攣を起こしていた。「あれが限界だったか」そう言って膝に手を置くと、信じられないくらいガチガチでしなやかとは程遠い脚をしていた。

クライマーとして黒田が返り咲くことはできなかった。けど、「クライマーにしかできない会話」を真波は待っていた。

山でしかできない話

黒田のクライマーを賭けた勝負だったが、黒田は真波に負けてしまった。真波を引き離した所で限界を迎えた、現実はあまりにも非情だった。

だが、そんな黒田を追い抜いた先で真波は自転車を止めて待っていた。驚きつつも「何だよ真波、こんな所で立ち止まりやがって」と憎まれ口のような話し方をする黒田。黒田も自転車を止め、ペダルからクリートを外して止まり「何か用かよ」と声をかけた。真波は息を切らしながら「積もる話は山の中でやろうって黒田さんが言ったんで」と答えた。

確かに勝負の前にそんなことを言った黒田。勝負の最中に話すつもりだったらしい真波は「途中すげー勢いで加速するから離されちゃって全然話せなかったっすよ」といつものへらっとした笑いを見せた。「お前も猛然と追いついてきたじゃねーか、しかも笑顔で。俺は死神の微笑みに見えたぜ」と黒田の返答にアハハと笑った真波。

「あー面白かったなー今の勝負!すげードキドキしてさ」
もっかいやりません!?なんて言う真波に「これもっかいやったら2人共死ぬぞ」と冷静にツッコむ黒田だが、真波が勝負を楽しんだことには同意しかない様子。そんな黒田に真波は尋ねる。

「黒田さんは面白かったですか?」
きょとんとする黒田の横を風が吹き抜けて行く。お前ほど満額回答じゃないけど、全部出し切ったからな、そうだな。この3年間に・・・

「悔いはねぇよ」
そう答えた黒田の気持ちは本物だった。真波はまたニッコリ笑ってから「やっぱもっかいやりません?」と言うのでした😅いやそこにあるのは死だからマジでやめとけ真波💦と黒田は冷静に窘めるのでした。よほど黒田との熱い勝負が楽しかったらしいけど、黒田はあえて「新しい1年も入ってくるんだから次の世代を頼むぜ真波」と激励を送った。しかし、しばらく間があってから「俺キャプテンでしたね!?」なんて言う天然真波なのでした😊

大学入ればまた勝負できますかね、なんて話しているとタイヤの音が聞こえた。後続のメンバーがやってきた音だった。いよいよ最後だ、と言う黒田の顔を見て「あ、黒田さん笑った。やっぱ笑顔がいいですよー」と呟いていますw
いよいよ最後はエース勝負!葦木場と後輩2人の勝負が始まる・・・!

弱虫ペダル683話感想・まとめ

いや~真波は強いですね!💦黒田の奇跡は起きなかったか~💦確かに次の世代担う真波キャプテンが先輩越えられなければ話として成立しないけど・・・でもちょっと残酷だな~と思ってしまいました💦

真波に勝てなかったらクライマーの看板下ろしてアシストとして磨くって宣言しちゃったけど、本当にこのまま卒業してアシストに転身しちゃうの?それはもったいない気もする・・・💦総北で、1年のインハイ後にスプリンターの鳴子がオールラウンダーに転身したのも信じられなかったけど、それ以上に「それでいいの?」と思ってしまいました💦その後はやはりスピンオフ「スペアバイク」に描かれるのでしょうか?アシストしててもクライマーも忘れてないといいなぁ・・・

黒田は何だか勝負にいろいろ自分で負荷を付けすぎたこと、そして「猫足」一本で勝負に出たことが敗因な気がします。真波も自身の「武器」はあれど武器は振り回すだけじゃ意味がなくて、真波はその折り合いもつけつつ一番は「愉しむ」ことを主軸にしたことが強みだったと思います。きっと3年生になって同じく「愉しむ」走りをするであろう小野田との勝負が今から楽しみですね😊

今後の成長が楽しみ、という所で最後の勝負になりましたが・・・一体どんな展開に!?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の683話ネタバレを紹介しました!

が…

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