弱虫ペダル679話ネタバレ感想!俺の喪失をお前で清算する!?

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期も始まります!!🚴

3回に渡って総北の特別編をお送りしましたが、今回からは本編!箱学の追い出しレースクライマー編が再び始まります!卒業生黒田と在校生で新キャプテン真波のクライマー勝負は一体どんな感じになるのかな!?

そんな「弱虫ペダル」679話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

せっかく会場まで来ていたのにすれ違いで小野田だけ巻島たちに会えず、帰りのバスに重い足取りで向かっていたその時。

マネージャー幹ちゃんが驚いた顔をしている。僕の後ろで息づかいが聞こえる。影が見える、風が吹いてその人の髪を乱した。そのシルエットにはとても見覚えがあった。そして「よぉ小野田」聞き覚えのある声。これは間違いなく、小野田が大尊敬する巻島さんだ!!

そこまで考えてやっと振り返った小野田。そこには紛れもない巻島の姿。驚きすぎて嬉しすぎて声が出せない小野田、でも何か言わなきゃと絞り出した言葉は「消えないで下さい!」だった。その悲痛にも聞こえる言葉に幹ちゃんはキュンとした気持ちになったけど、どうしたと出て来た鳴子たちに「小野田くんに会うために、巻島さんたちが戻って来たんだよ」と教えてくれた。

「小野田ぁ」「はいっ!」「レースキツかった?苦しかったか?」「はい!」「精一杯走ったか?」「はい!!」
「だよな、お前が精一杯走らないわけないよな」「お前の走り見て、表彰台見て震えたぜ」

お別れのあの日のように、でも今回は嬉しいことで巻島は小野田の頭に手を置きました。
「よくやった。頑張ったな坂道!」

坂道、ともう一度呼ばれた時、小野田はようやく感情が戻ってきました。いろんなことがあったけど、皆さんに支えて頂いて一緒にここまで来れて、「楽しかったです!!✨」小野田の顔にやっと笑顔が戻りました😊

そして他のメンバーも改めて3人の先輩と共に交流し「悔いのない夏」を過ごした・・・これが2年生インハイ直後の忘れられない出来事でした。回想する小野田と今泉の元にいつの間にか鳴子も来ていて一緒に回想していましたw小野田の手には「イギリス限定くも太郎」のキーホルダー。巻島がイギリスで見つけた、映画に少しだけ出た通販にも出回っていない猛者しか手に入れられない、小野田にとってはあまりにも貴重なグッズ・・・「こんな凄いの受け取れません!」と思わず一度返してしまったけど、「持て余すからやる!!」と巻島が押してようやく巻島も「心残り」がなくイギリスへまた発っていったのでした。

さぁ春が来ればいよいよ小野田たちも3年生。またいろんな出会いや壁があるんでしょうね、楽しみですね・・・!

弱虫ペダル679話ネタバレ

レギュラーの壁の高さ

今回から再び箱学の追い出しレースのお話。クライマー勝負で卒業生黒田と在校生真波のバトル!

レギュラーではないメンバーはそろそろ限界。その前に新開兄弟のスプリント勝負を見たいと言っていたインハイ出場メンバーのために背中だけでも見せてあげたいと牽引していたのでもう余力はありません。なのにレギュラーメンバーは脚質と道の条件が違ってもハイペースのまま進んでいく。ここまで来たけどもう足がない、やっぱ箱学のレギュラーってすごいな、そう言いながら千切れていく後輩たち・・・💦

直線に特化し坂道には弱いはずのスプリンターより速い速度で黒田と真波は競っている。それもそのはず、真波はクライマーのキャプテン黒田は登れるエースアシスト今年のインハイ個人総合2位と3位のバトルなのだから。レベルは段違いなわけです。

そんな評価を後輩たちから受けながら真波と黒田はずっと先の坂道ですごい速さで競いながら登っていた。真波は相変わらず笑みを浮かべながら楽しそうに登り、黒田は真波を倒すことだけに集中した厳しい顔つきでぐんぐん登る。スプリンターとはまた違った、力技だけではないテクニカルな美しく速い登りを2人共魅せていました。

依然真波が黒田より少し先を行く展開だけど、真波は自分のペースに黒田がずっとついてきていることを肌や息づかいで感じる。さすがだな黒田さん、と思ったその時、黒田の方から強いプレッシャーを感じた。そして黒田が徐に「おい真波」と声をかけた。

「今自分のペースについてくるなんてすごいなとか感心したんじゃねーだろうな」
図星だったが真波は即座に「いやぁ」そんなことは、と言いかけたが、「ついてくるだけだと思うなよ」と黒田は畳みかけた。

思わずザワッとなる真波。見ると前には右カーブ。もしかしてここで仕掛けるのか・・・!?

かじりつく黒田

真波はだいぶハイペースで駆け上がっていたが、それに劣らずついてくる黒田。その前に右カーブが現れてここで仕掛けるのか、と思った瞬間。

「しなれ、猫足!!」
黒田がカーブに差し掛かる直前でペダルを踏み込んだ!!猫足というのは黒田がインハイに挑む前に自身で鍛え命名した脚のこと。猫のようにしなやかで柔軟に対応できる上にパワーもある脚は自転車でありながらさながら岩山を登るかの如く力強く安定した走りを提供してくれる。そして爆発的な加速により一気に真波の前に飛び出した黒田!!

そんな黒田を見て真波は「今日の黒田さんはいつもよりワンテンポ早い」と思った。大声を挙げながら黒田はものすごい勢いで右カーブを切り抜けていく。スピードを乗せたままコーナーから即座に次の坂道へ反応し全開で立ち上がった。道が切り替わった時の切り替え、そして加速も速い。この人は本気だ。真波の体に再びゾクッという恐怖のような緊張感が走る。ザワザワと感情が昂ってくる。

今までになくかなり本気で勝つために挑んできている。そう思った真波は徐に自分の手に着けていたグローブを乱暴に外しジャージのポケットに突っ込む。思えば黒田はさっきと今とで全然雰囲気が違う。スプリンターの勝負の時は「新開兄弟の対戦なんて一番見たいだろ!」なんて大騒ぎしてたり葦木場へのツッコミも健在だったのに、今は・・・

一度も口角が上がっていない!!
勝負の直前に笑いかけた時も上唇が少し持ち上がっただけで口角は上がっていなかった。それくらい黒田は今回のクライマー勝負に賭けてきているのだ。さらに「スイッチ」も入れている。さすがにこの勝負、余裕で勝つってわけには行かなそう・・・

「ですね!!」
もちろん真波だって1年で黒田を山で負かしインハイに出た実力者。黒田に負けるわけにはいかない、キャプテンとして!

黒田の「忘れ物」

いつもよりワンテンポ早い反応、そして本気の走り、勝つという執念を体全体から読み取った真波。しかし真波にも実力もプライドもあるわけで。

「黒田さん、走りのキレすごい!ちょっと緩めたら置いていかれそう」
笑顔だけど少し緊張も伺える顔で真波は黒田に追いつき投げかけた。黒田は口角を上げない厳しい顔で「最初からそう言ってる。今日俺はお前に勝つために仕上げて来た」と宣言。それを受けていいですね、と真波も準備を始めた。山道の脇に生える草や木がザワザワと音を立てる。ビュウッと風が吹き木の葉を舞い上げた。

「俺も出し惜しまずいきます、よォ!!」
風が来るのを待ち、真波は得意技「羽」を出して駆け上がる!!風を味方につけ飛ぶように登るこの方法で真波は1年の時黒田を負かしインハイでもこれを遺憾なく発揮しました。美しい羽が本当に見えるような優雅な走りでありながらスピードは風よりも速く、反して自転車が鳴らす音はゴオォ・・・ガアアァ!といった力強い咆哮のような荒々しさもありました。

真波の得意技、とあってこれまでにこの技に反応できたものはいない、という自負があったのでしょう。真波は振り返りながら「すいません今のは」やりすぎました、と言いかけて真波はまたも驚く。何と黒田は来ていた。あの技を受けたのにものともしないような顔で・・・そして「どうした」と何気なく驚く真波に投げかけた。

「驚くこともないだろ。俺はこの1年レギュラーとしてお前と一緒に練習してきたんだからクセや動きは染みついてる、最終日にゃお前のアシストもした」「それともあれか、まさか・・・」

「同じ手が2度通用すると思ったかよ?」
去年、今まで見たこともない真波独自の「羽」で悔し涙を飲んだ黒田。それに対抗する技ももちろん考えていたわけで。緊張をさすがに隠せなくなってきた真波の顔を尻目に黒田はとある思い出を脳裏に思い浮かべていた。

黒田の小さい頃。お気に入りのボールがあったのだがある日公園に忘れてきてしまった。遊びに夢中になってそのまま帰宅し夕飯も済ませた所で親に言われて気付き、慌てて夜の公園に行ってみたが、そこにボールはなかったのだ。
これがきっと「黒田の忘れ物」ですが・・・一体今とどう関係してくるのでしょうか?

弱虫ペダル679話感想・まとめ

しばらく総北の話を読んでまた箱学に来ると新鮮な気持ちで読めますね!アニメもこのように飽きさせない展開となっており、原作リスペクトだなぁと思うわけです🚴

黒田の「猫足」久しぶりに出ましたね。由来は、黒田の大嫌いで大尊敬する先輩・荒北靖友が箱学敷地内に棲みついてる黒猫を世話していたのですがその後継者を黒田が担っており、そこからヒントを得た所から。実は去年の追い出しレースでその荒北を倒すために鍛えていた脚にネーミングしたもので、荒北を倒す時に「猫足」の基盤はできていたわけです。追い出しレースで黒田は見事早い反応とこの脚で荒北を超えたから今回も頑張ってほしいものです💦

一方の真波は去年の追い出しレースで唯一直属の先輩・東堂尽八に負けています。泉田は新開隼人に、黒田は荒北に、葦木場は福富寿一に勝っている中真波だけは東堂を超えられていません。東堂が強すぎる、真波がインハイ直後で「小野田を助けなければ」と後悔すら覚えるくらい弱っていたというのもあるかもしれませんが、真波の弱みというのは今回でも伺えたように「自分の力を過信しすぎる」所かもしれないと思いました。真波がこんなに切羽詰まった顔しているの珍しいですからね・・・自分も頑張る中他がどのくらい成長しているかを見れていない所があるような気がしました。

でもやっぱ真波はキャプテンだし追い出しレースだし勝っちゃうのかな・・・でも悠人は負けたしな・・・どっちにしろここでへこたれちゃ箱根学園の名が泣くので結果はどうあれ頑張ってほしい!そして黒田のボールとレースの関連性が不思議すぎて気になりすぎます←
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の679話ネタバレを紹介しました!

が…

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