魔入りました！入間くん238話ネタバレ感想！明暗分かれる先輩たち

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。

クズ両親に悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされ、悪魔として「悪魔学校(バビルス)」に通うことになったごく普通の人間の少年・鈴木入間。人間であることを隠しながら様々な悪魔と出会い交流し、時に対立しながら無理難題をこなし、今では自分なりの欲も出てのびのび生活できている入間くん😊そんな入間も2年生になり、1年生との合同試験「心臓破り」の真っ最中💦アニメ再放送、並びに単行本の売れ行きも25位と上々！✨

開始16分で3チームがリタイアし、次に20分以内に4人で魔具を止めないとサリバンが出てくる！のを阻止せよという課題をアスモデウスとカムイが珍しいタッグを組んで挑戦することに。カムイというちょっとエッチな先輩に後輩全員を託した意図、そしてアスモデウスの前に立ちはだかった、アスモデウスの炎を凌駕する炎魔法の持ち主･･･この先生は一体！？

そんな「魔入りました！入間くん」238話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

1年A組、マリアンヌ家のご令嬢・フィーネ嬢。ずっとお仕えしてきたSD・ウズも同学年で入学したようです。

フィーネ嬢は実はめちゃくちゃイケメン好き。問題児クラスには様々なタイプのイケメンがいっぱいいるから合同試験はめちゃくちゃ楽しみだった様子。アスモデウスにアガレス、ジャズに入間にサブノック･･･どんなイケメン先輩と同じチームになるか楽しみですわ！✨

と思っていたのに組んだのはまさかの変態カムイ。現実はなんと非情なのだ･･･と逃げてきた所でアスモデウス＆ゼゼくんの美少年チームと合流、地獄に仏状態で「SOS(サリバーンアウトストップ)」に向かうその作戦を考えることに。あと20分で理事長室にある魔具に4人以上で魔力を込めないとサリバンと直接対決になっちゃうぞ！💦

と、ここでも「エリザベッタ姐さんのチーム見かけませんでした？姐さんのチームもいればハーレム完成！✨」と欲望丸出しのカムイ。呆れつつもアスモデウスも入間のこと心配してるし← その様子を見て「イルマくんも年上と年下に挟まれてイケナイことに！」とか言ってるのでこれにはアスモデウスもブチ切れ😅ゼゼくんはシルビアを気遣い、そんなイケメン2人に夢中なフィーネ嬢･･･1人冷静なウズは大丈夫かな💦と心配してます😅

そうこうしているうちに割とあっさり理事長室前に到着した両チーム。だがここで1人の先生とエンカウント。身構える後輩たちの前に出て「カムイ、任せる」「御意」とやり取りを交わした2年2人。カムイが先導してアスモデウスを残し後輩に先へ急がせた！どうやら打ち合わせを済ませてたみたいだけど、あのアスモデウス先輩がこのヘンタイに自分のチームの後輩もまとめて任せたというのが引っ掛かるフィーネ嬢･･･

決断早いな、もう少し迷ってよ💦と言うその先生にアスモデウスは「私だけが戦うのが一番低リスクなので」と言い放った。すると･･･
「ナメてるなぁ～」その先生は猛烈な炎攻撃を食らわせてきた！💦アスモデウスも炎の剣を出すが威力は一目瞭然。「職員室で見かける名前も知らない先生」だからこそ実力は底知れず･･･！？

「自分より火炎に長けた悪魔と戦ったことはあるかい？」
この先生は一体！？勝てるかアスモデウス！！💦

魔入りました！入間くん238話ネタバレ

高すぎる障壁

炎の魔神「イフリート」。イフリートの出す炎はあらゆるものを焼き尽くし焦土と化す獄炎で「魔界の炎の始祖」とされる。

かつてそのイフリートに勝負を挑んだ「エイダ」という悪魔がいた。だがエイダもイフリートの圧倒的な炎を前に灰と化してしまう。しかし100年後、その灰から煙が上がり炎を纏った悪魔が生まれた。イフリートの炎を授かったエイダの子孫･･･

「それが魔界で最も火力の強い炎を生み出す我がイフリート一族。炎専門の家系だね🔥」
アスモデウスと対峙するその黒髪の先生は言った。彼の名前は「イフリート・ジン・エイト」。教師というよりは警備担当なようです。イフリートから直々に貰った圧倒的な紫色の炎を前にアスモデウスも押され気味💦

「ちょっと失礼」徐にエイト先生はアスモデウスの炎を手に取った。「練度も高く君によく懐いているいい炎だ」
クールに言う先生の背後からアスモデウスは使い魔のゴルゴンスネーク・ヴィーノを出し、イフリートの炎に攻撃させた！勢いよく噛みついたヴィーノだが、瞬時に口の中で炎が爆ぜあっという間にヴィーノが炎に包まれてしまった💦

「1つアドバイスすると、」その奇襲のような行動を見ていない先生ではない。
「炎を打ち消すには水、あるいは炎同士をぶつけて相殺させるための炎の魔術が有効だが、結局は火力の強い方が残る」イフリートの炎を前にあえなく焦げてしまったヴィーノを前に先生は悠々と語る。

それを見てアスモデウスは束ねた髪をほどこうとするが「悪周期解放はあまりオススメしないな」と先生。悪周期はいわば「狂戦士(バーサーカー)」となり、破壊衝動に意識を持って行かれる分制御が難しいし、それに、と先生が指を動かしただけでイフリートは壁に一瞬で穴を開けた。破壊に置いても先生の方が圧倒的なのです💦

「どちらにおいても俺には勝てない、なら別の魔術で戦うべきじゃないか？」
何気なく言ったような言葉に眉をひそめたアスモデウス。この言葉の意味とは･･･？

Wのびっくり！？

炎の魔神・イフリートの力を持ったエイト先生に成す術無いアスモデウスに先生が言ったのは「別の魔術で戦え」というものだった。

「この状況を打開するいい魔術があるんじゃないのか？」尚も炎の剣を構えるアスモデウスに先生は･･･
「だって君の家系能力は炎じゃないだろう？ね、アスモデウスくん」

あれだけ炎を操って来たアスモデウスの家系能力が「炎」じゃない！？確かに名前からして違和感はあったけど･･･じゃあ本当の力は別にあるってこと！？その力を使わない理由もありそうですね･･･！？💦

一方こちらはアスモデウスが先に行かせたカムイと後輩4人。何とか理事長室に乗り込み、確かにサリバンの前に仰々しい装置が！さぁ早く装置を止めようと言う後輩たちの前にカムイが待ったをかける。そこにいたのは何とオペラ！！！😱サリバンのSDと直接対決！？同じくSDを務めるウズにはオペラが最強SDということは承知のようで言葉にならない恐怖を露わにしています💦

まさか装置に近づくには最強SDオペラを倒さないとなの･･･！？💦そう思っているとくるっと振り向いたオペラ。マズイ･･･！
「わ～～～怖い～～～私はただの研究員です何もできない～～～誰か助けて～～～(棒)」

･･････
何か大丈夫そう。急げ！！💦

2つの装置に2人ずつ、4人で一斉に魔力を込める･･･！すると少しずつ光り始め、だんだん激しい光になった！その分ものすごく魔力を吸われてしまい4人の体には重圧がのしかかっているような感覚･･･しかも魔力ゲージ溜まるのめっちゃ遅い！💦1年生4人ではいささかキツい課題か･･･？💦

私もお手伝いを、とカムイが進み出ようとしたその時。「ピギャアアァァ！！！⚡」
一体何事！？💦

変態先輩、立つ！

1年生にはいささかしんどい魔力供給。手助けをしようとしたカムイを突如襲った電撃！！⚡

「残念だけど装置は壊させないわ」
そこにいたのはモモノキ先生！！カルエゴ先生に恋してる女性の先生ですねｗモモノキ先生は魔術基礎額の先生、杖から電撃を出しながら後輩たちにじりじりとにじり寄ってくる。

「想像よりずっと早い到着、優れた判断力と行動力。いいチームね。おかげでたくさんハートが食べられるわありがとう😈」
おぉ･･･本当にどの先生も容赦ないし世界観を守っている･･･← 大人しく投降すれば痛くしないから😈と言う先生を前に後輩たちが構えを取ると･･･

その前にゆらりと立ち上がったカムイ！「ここは私が引き受けるので皆さんは魔力供給に集中して！」
えっ！カムイがモモノキ先生とタイマン！？「そんなの無茶ですわ！私たちを守りながらあなた1人で教師相手なんて💦」思わずフィーネ嬢が叫ぶと･･･

「当然です！！私1人なんて負けるに決まってるでしょう！？」
えーーーーー！？💦💦💦かっこよく決めたかと思ったら堂々と開き直ってる！？カムイ自身も「何期待してんの！？」って顔だし！！💦でも徐に首元をゴソゴソしたかと思うと、差し出したのは「召喚シール」。

「力不足は百も承知。なので援軍を頼みます」
「皆さん、使い魔召喚の儀はお済みですね！？」

次回、カムイ先輩が本領発揮･･･！？

魔入りました！入間くん238話感想・まとめ

いやはや、ここでアスモデウスの家系能力が炎ではないという衝撃の事実が明かされました。悪魔の伝承など知らないとこの違和感には気付けないですよね💦

そもそも「アスモデウス」という悪魔はゾロアスター教に属するアエーシュマが元になっているそうで、元はやはり「色欲」の悪魔だそう。アスモデウスの母は13冠で色魔として君臨してますよね。夫婦の関係を操り夫が不貞を働くように仕向ける悪魔で、破壊と嫉妬の象徴でもあるそうです。さらに「口から炎を吐きながら人間の元へ訪れる」とされている所、尾が蛇である所がこのお話のアスモデウスの姿となっているようです。さらに知識や富を与えるともされているので、家系能力の種明かしが気になる所･･･！まさか地味な先生があのイフリートの力持ってるってヤバすぎるし💦

そしてカムイ先輩が本気を出すため立ち上がりましたね！音楽祭でもカムイは「知識の紳士」として登場したので、力や魔術では敵わないことを自分でよくわかっているんですよね。だからこそあの開き直りはむしろ清々しいし、カムイの能力は収穫祭でケロリを女王に仕立て上げ獣たちを操って獲物を献上させた功績があります。きっと召喚シールでみんなの魔獣を読んで使役させるんだと･･･序盤でアスモデウスのヴィーノ🐍を登場させたのは伏線だったのか･･･頑張れカムイ先輩！💪

本当に作者・西修先生は悪魔伝承の話とかもよく反映してますよね。ちなみに「プルソン」も「ライオンに跨ってラッパを吹きながらやってくる」という伝承があり、それが見事ピクシーの演奏になってますよね･･･すごい･･･👏
次回も楽しみです！