魔入りました!入間くん234話ネタバレ感想!思い出に力を借りて

wj‗nirakana 週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親に大悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったごく普通の人間・鈴木入間が、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に悪魔として通い始めて1年が経ち、現在2年生として1年生と共に合同試験に目下挑戦中🔥アニメも何度も再放送されており、その度作者・西修先生もリアタイしているそうですよ♪色使いも綺麗で可愛い、でもちょっと不気味な魔界を動画で見られるのは魅力的ですよね😈そして最新刊25巻は1/7に発売!!👍

教師陣追加の合図がかかり、その教師陣が指揮を執る後ろにまさに能力で隠れていたプルソンチーム。覚醒するプルソンの脳裏に浮かぶのは、能力がずば抜けていた兄・プルトンとの思い出・・・

そんな「魔入りました!入間くん」234話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「心臓破り」も13分経過した所で教師陣の追加アナウンス!試験はますます難しくなっていくぞ!💦

それを聞いたサブノックは自ら戦いを挑もうとズンズン進んで行ってしまう。ペアの気弱そうな女子が隠れましょう!と恐々と言うも「魔王はコソコソしない、民は守るしいつかは鉢合わせるのだから」と後輩2人を腕にぶら下げてダッシュしてしまった😅
ゴエモンチームは後輩2人の性格が真逆らしくずっといがみ合っている様子💦戦うか隠れるか、それでギャーギャーと喧嘩している後輩をゴエモンはどうにもできず、大量のおにぎりを作るしかないのでした😅

そしてオーラがハンパないアスモデウスチーム。モデル業もこなすゼゼくんは「久々のカメラだ」とポーズ決めてるし、シルビアも戦闘準備と逆立ちなんかしています。体力だけはあるから好きに利用してください!というシルビアにアスモデウスは「そんなことしない、私の後ろにいてくれ」ゼゼくんは「美しい御御足をむやみに晒してはいけない」とキラキラオーラ全開✨何か視覚的にヤバイチームに入っちゃった💦とシルビアもちょっとソワソワしちゃいました😅それにしても対策は必要、教師陣はどう来るかとアスモデウスは考える・・・

その頃、追加教師たちの指揮をブルシェンコ先生が取っていました。作戦は「巡回ルートを外れない、他の戦闘に加勢しない」だけ守れば自由行動だと言います。ツムル先生、イチョウ先生、そして新任アトリがどんな生徒とバトルしたいかあれこれ話し合う中、手強いのはアスモデウスとプルソンだと名前が飛び出す。認識阻害の彼を見つけるのは至難の業だとどうやら一目置かれている様子。

生徒の能力を垣間見るチャンスを楽しみにしている先生たち、健食を祈る!!
と、先生たちのいる場の後ろにまさにそのプルソンが隠れていたのでした💦大柄な2人の後輩を隠しながらじっと息を潜めていたのです!プルソンの能力は魔力の量とイメージの向上によって認識阻害を他者に分かつことができるようで。

教師陣のいる真後ろでプルソンは覚醒の真っ最中だった。息を殺せ、あの時のことを思い出せ!!
思い出していた「あの時」は、幼少期の思い出。能力の高さ故に本当に姿を晦ませてしまった兄を、幼少期のプルソンはすぐ見つけることができた。その兄との思い出とは・・・?

魔入りました!入間くん234話ネタバレ

思い出の中の教え

プルソンの幼少期。頭を常に能力で隠していた兄を目ざとく見つけていたプルソン。その頃からラッパや笛が好きで才能もあったようで得意げに兄に吹いてみせました📯

すると兄は「今は我慢して」そう言うと部屋に父親が入って来た。音楽祭の時主役を張ろうとしたプルソンを厳しく否定していたあの父親です。でもものすごく美青年・・・!✨父はどうやら兄を探している様子。父の姿を見て「とー」と呼びかけたプルソンを兄は抱っこして「しー🤫」と制止した。

いいかい、音を立てないで。とても暑い日に落としたアイスが地面に溶けちゃうように、ゆっくりゆっくり空気の中へしみて行くんだ。たくさんの音が聞こえるけど気にしちゃいけないよ、君は今世界の一部だ。

父が兄を呼びかけたりブツブツと独り言を言っている中、兄とプルソンは本当に体が空気に溶けてしまったように姿を晦ましていた。その不思議な感覚は小さなプルソンにも確かな魅力がありました。そして困惑した父の周りは何一つ音も気配もない世界が広がっていた。その背中に母が「ソイを見なかった?」と尋ねて来た。ついでに「今日も素敵ね♡」とノロけているけど😅

子供たちはどこへ行った?キョロキョロする両親にプルソンは「まー」と話しかけた。その声を聞いた母が振り向き近づいてきた。嬉しそうに手を伸ばしたプルソンだったが・・・母は自分を通り抜けて行った。本当に空気と化してしまったプルソン。母は呼びかけ、プルソンは這って近づいて行く。でも出会えない、気づいてもらえない。こんなに近くにいるのに。

その瞬間、小さなプルソンに得も言われぬ恐怖が襲い掛かった。このまま自分はここにいるのに両親に出会えないままなのか?両親は気付かず部屋を出ようとしている。これには小さなプルソンは耐えきれずとうとう泣き出してしまった。突然聞こえた我が子の泣き声に両親は驚き困惑するしかない。そこへ「あちゃ~、音は出しちゃダメって言ったのにw」と兄が現れた。

任務の報告もせず何してる、と兄を叱る父。謝りながらプルソンにも「ごめんね」と兄。
「お前にはまだ早かったみたいだけど、いずれお前の役に立つはずだ」そう言っていた兄の顔は霞んでいたけど確かに微笑んでいた。

これが唯一プルソンが覚えている兄・プルトンとの思い出でした。その後すぐ兄は消息を絶ってしまったそう。その時の思い出をプルソンは今必死にリフレインさせているのでした・・・

ピンチの中で研ぎ澄ませ

兄・プルトンとの記憶を絶体絶命の今思い出していたプルソン。消息を絶ってしまったことに特に悲しいとか思わないほど兄は印象が薄かった。いつも顔霞んでたしね💦

でも、あの時の感覚だけは脳をひっくり返し手でも思い出せ!!!
大柄な後輩を必死で庇いながら一点集中するプルソン!いつも能力を使う時とは違う、さらに深くまで潜るイメージ、その力を他者と共有するイメージ!その間プルソンは魔力を消耗するので本当に大変なのです💦

「ゆっくりゆっくり」そう兄に教えてもらったから口でも繰り返す。緊張しながら見守る後輩2人・・・
その時、目の前に来たツムル先生が突然つまずいた!それに驚いたニックス・ニコマルがぶつからないように少し動いた。がその瞬間、ニコマルの角が頭上の壁掛けロウソクにぶつかった!ロウソクが落ちたらバレてしまう・・・!💦

パシッ!!
間一髪、もう1人の後輩のセイル・セパータが手を伸ばしロウソクをキャッチした!👏セイルの能力は「伸縮」。魔力が続く限り身体の一部を伸ばせます。伸びた腕でロウソクをそっと元の場所に戻しながら心の中で「すみません先輩」と謝るセイル。しかしプルソンは・・・

まるで湯気のように顔が空気に馴染んでいく最中だった。顔が消えて行く・・・?そう思ったと同時にその感覚が後輩2人にも伝わっていくのを感じる。とても暑い日にアイスが溶けていくように空気の中にしみて行くんだ。たくさん音が聞こえるけど気にしちゃダメだ。君たちは世界の一部だ。

かつて兄にそう教えてもらった。本当に空気に自分の何もかもが溶けてしまう、そして消えてしまうような感覚をこの2人にも。先生たちがまだ近くで話したりしているがそれも気にしてはいけない、いや、気にも留められないくらいだ。

3人はその場の空気に同化した。本当にそこに誰もいない、何も感じない「無」になったのだ・・・!

青天の霹靂!?

かつての兄との記憶をフルに思い出し、巨体の後輩をも無にするような存在の消し方をしてみせたプルソン。その能力は後輩2人が息を飲むほど凄まじいものでした✨

すごい。体が無くなってしまったみたいだ。こんなに目の前に先生たちがいるのに、誰も気付かないし気にしない。2人がプルソンの能力を噛みしめている、その本人は完璧に姿と気配を消しながら「音を立てないで🤫」のポーズをしていた。この先輩すごすぎる・・・!!

しばらくして、プルソンたちの前から先生たちの気配が消えた。みんなどこかへ去ったのか?僕はうまくやり遂げたのか?不安そうに辺りを見回してからふと後輩の方を振り返ると、2人は心の底から感動したというような顔でプルソンを見つめていた✨能力は元より、自分たちをこんな素晴らしい能力で必死に隠してくれた先輩の心意気にも感動している様子✨その姿に一瞬固まるも、プルソンも満足そうに笑いかけるのでした😊

その背後からぐわっと現れた大きな影。見ると後輩の風船を両手でむんずと掴んでいるではないか!!😱
プルソンが振り返った時には遅かった!その影はニヤリと笑い、躊躇いもなく風船を同時に2つ割ってしまった!!!💦

「ご馳!」そう叫んだのは、新任のアトリだ・・・!😨
せっかく守り切ったのに、安心したのも束の間、一気に2つ割られてしまったプルソンチーム!このまま敗退となってしまうのか・・・!?💦

魔入りました!入間くん234話感想・まとめ

いやはや、兄との思い出がどう働いてくるかと思ったらなかなか王道の展開でしたね!イケメンなお父さんもとうとう顔出ししましたか・・・恐らくですが兄は父似です👍ソイくんが思いっきり母似だから😅

両親、プルソンの場合父が厳しい人で一番関わってきたのは父なんだろうけど、兄弟がいるとプルトンとソイのように兄弟間でしか成し得ない会話とか経験っていうのはあるでしょうね。親とはまた違った教えや感覚の違いもあるかもしれません。もしソイがこの経験を両親から教わっていたらここまで生かされなかったかもしれないし。「特に悲しくはない」と言ってたけどめちゃくちゃ大事にしてる思い出じゃん・・・!✨

そして成長し、誰かのために使った能力だから恐らく教えてくれた当時の兄より精度の高そうなプルソンの能力だったと思います。兄はいたずらもあって小さなソイに仕掛けただろうし、「弟に能力の使い方を教える」目的だったけど、今回は本当に後輩を守り通すために使った。だから兄よりもカッコもついてましたよね✨すげぇ能力使って「シー🤫」は卑怯なくらいカッコイイ・・・✨

だけどアトリもさすがはスパイ、一筋縄じゃ行かなかったですね💦でもこのままプルソンチーム退場になっちゃうの?頑張ったのに💦
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の234話ネタバレを紹介しました!

が…

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