吸血鬼すぐ死ぬ269話ネタバレ感想！変なおじさんの見た過去の現実

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

ファン待望のアニメが始まってもう6話目、折り返し地点です。が、何と第二期放送が早くも決定！✨「カオスな新横浜を豪華すぎる声優陣が演じる」ことが話題となったのか、毎度Twitterではトレンド入り。6話に登場した月光院希美を花澤香菜さん、ドラルクの父・ドラウスを速水奨さん、ドラルクの祖父・御真祖様を中田譲治さんと名だたる人気声優が軒を連ねる「令和のポ●テピピック」と称されるスゴイアニメなのです😁今期覇権アニメ、と称する本屋さん等も多いみたい･･･ｗ

「吸血鬼の城に迷い込んだ子供を吸血鬼退治人が助けに行く」という王道のセオリーを見事に覆した要因は、真祖にして無敵なはずのドラルクがすぐ死ぬことと、イケメンで二足の草鞋を履く退治人ロナルドがセロリに過剰な拒否反応を示したりどこか残念な所があることも原因だと思っている人も多いかと😅よくそんな中で信頼関係築いてコンビ組んでるよな･･･家族愛みたいなのも芽生えてる？(笑)

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」269話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

ロナルドが事務所に帰って来ると部屋中セロリだらけ。オギャーーーーー！！！😭💦

もちろんこんなことをするのはロナルドと同級生の吸血鬼対策課・半田桃。ロナルドいじりを趣味とし、ロナルドの監督＆ドラルクの監視と言う名目にかこつけて税金を使っちゃう半田に泣きながらツッコミを入れていると、吸血鬼が出たと応援要請が2人にかかってくる。外に出てみると･･･

首から下だけ人間のマッチョの姿をした猫が！！よく見ると街中そんな気持ち悪い生き物や物で溢れかえっていた！！💦
そこにいたのは「吸血鬼世界マッチョ化計画」。プロテインをシャカシャカしながらぶちまけるだけで森羅万象が首から下だけマッチョになってしまうのだ！！人の欲望に付け込んで試飲配ったりするから仲間や街中の人もマッチョに💦それに乗じてセロリをマッチョにした半田のせいでロナルドは判断が遅れ、地中から出て来たマッチョなもぐらに襲われ、ロナルドと半田は地盤崩落に巻き込まれ地下に落ちてしまった！！💦

落ちてきた穴は塞がれてしまったが、もぐらが掘った穴が洞窟のようになっている。マッチョだったということは地上でプロテインを浴びてから掘り進めたということだから穴を辿れば地上だと言う半田について行く。分かれ道があってもプロテイン吸血鬼の気配を記憶している半田の感覚を頼っていけば地上だと。ロナルドが絡まないとめちゃくちゃ頼もしいダンピール・半田です😅

地下を歩いていると自然薯やロナルドたちの高校時代のタイムカプセルまでマッチョになっているのを見つける💦俺たちの青春がこんな姿のままで開けたら、なんて言いながらロナルドはふと気づく。どうして地下にもマッチョがあるのか？あの吸血鬼地下まで来たのか？その時半田が「止まれ」と制止。

そこにはマッチョ化して巨大化したチスイミミズモドキという下等吸血鬼が！冷静に退治した2人の後ろから別の気配が。そこには「コポッ」と言いながら地下にいる下等吸血鬼に分泌液をかけマッチョにしている謎の生き物が！！こいつはあのプロテイン吸血鬼の眷属！？どっちがこいつらを片づけるか勝負だ！と言いながら半田は吸血鬼たちを倒していく･･･

地上では疲れたプロテイン吸血鬼が最後の手段を取ろうとしていた瞬間、吸血鬼を全部退治して地下から飛び出してきたロナルドと半田に吹っ飛ばされた💦お前、お前よりヤバイ眷属作ってたな！？と釘を刺すと「私に眷属を作る能力はありませんが」と。よく見ると彼の右足の裾が溶かされ噛み痕が。ということは･･･

「ゴボッ」新横浜には得体の知れない「何か」が蠢いているようです･･･。

吸血鬼すぐ死ぬ269話ネタバレ

悲しきおじさんの宿命？

国立国会図書館なんてアカデミックな場所にやってきたのは新横浜有数の大富豪・金久祖有蔵おじさんとその姪っ子・アルコちゃんと、ペットのゴールデンライオンタマリンという猿に憑依した伝説の退治人・ヘルシング。有蔵さんはアルコちゃんの勉強意欲に泣いてるけど、実はアルコちゃんがヘルシングのために連れて来たのだ。

生前の記憶の一部を失っているヘルシングはその記憶を思い出さなくてはいけない、猿に憑依している理由もわかるかもしれないとわざわざアルコちゃんの手を借りて森羅万象の書物を有する国会図書館まで来たのです。だから生前に超有名人で著書もたくさん残したことを活かして自伝をすべて洗い記憶を一気に取り戻そうという魂胆らしい。生前ハチャメチャ有名人でよかったシングなぁ！とか言ってるけど小学生の手煩わせて何してんのオッサン😅

しかも「お猿は入館できません」そりゃそうだ･･･😅
思わず「ハァ━━━！！」とか叫んじゃってアルコちゃんに「おなか押すと鳴くぬいぐるみなんです」とフォローされてる💦すっごい引きつったオッサン顔のまま疑った司書に何度もおなかを押されてその度に叫ぶオッサン･･･散々鳴らしておいて「館内で鳴らさないなら」ということで特別に許可を貰った💦あの司書帰り道でガム100個踏めばーかばーか！！😭

本当はダメなんだよ、終わったらすぐ出ようねと有蔵さんに窘められ、アルコちゃんも「どうしてもタマちゃんと一緒に調べたくて、ごめんなさい」と幼女に気を遣わせるシング💦ちなみに何について調べたいの？と聞いてみると･･･

「ヘルシングっていう変なおじさんについて」

子供のストレートな人物評にガーン！なヘルシング💦え？ずっと変なおじさんだと思って過ごしてたの？端的に言っただけだよね？いや端的に言って変なおじさんと思われてる方が問題ではと落ち込んでいる間に本をいろいろ持ってきてくれたアルコちゃん。

ちなみに有蔵おじさんには「タマちゃんにヘルシングおじさんが憑依している」ことは内緒にしてくれてるらしいアルコちゃん。いい子すぎる･･･😭

邪魔で思い出すシング

アルコちゃんが持ってきてくれた生前の自分の著書を素晴らしいと自画自賛するヘルシング。退治人だけでなく吸血鬼の研究者としても一流だわーと酔いしれていると･･･

さっきの司書がタマちゃんを疑って偵察。すかさずスゴイ顔のヘルシング。通り過ぎたのを見計らって次の本を読むと、ヘルシングの本を批判する文が目に入り怒りに顔を歪ませる。私が公明正大の権化じゃとか思ってるとまた司書が来てスゴイ顔に。何度も来るなよ好きなの？←
すると今度はタマちゃん本人(猿？)の精神が食堂にある「生バナナジュース」に目が眩みヘルシングを追っ払おうとする💦またやってくる司書💦

こんな状況でも資料に集中しろ！クールになれ落ち着くング！！と自分を律して資料を読もうとすると･･･
「すみません『エッチスケッチ昼下がり歩くドスケベ製造機』の写本お願いします」というトンデモナイワードで一気に吹っ飛んだヘルシング💦でも「歩くドスケベ製造機」で何かを思い出したヘルシング。まじか･･･💦

そしてとある日の記憶がヘルシングの脳裏に蘇る。ある日、ヘルシングは何かに追われて身を隠していた。
「どこへ逃げた人間(ネズミ)めっ」「神経質だな気のせいじゃないか？」と話すのはヴェントルーとイシカナ。「いようがいまいが関係ないどうにでもできるだろう」「お前がどうにかするなもったいない」と話し合っているのはノースディンとエルダーです。そして彼らをまとめるように「先走るな、その人間をどう扱うかこれから諸君と論ずるのだからな」と言っているのは間違いなくドラウスでした。

そこへ「無論人間とは共存すべきです！人間は歩くドスケベ製造機、近年のエッチブックスは･･･」という声で思い出されたらしい💦これは間違いなく「変な動物」の父・ディックの声です。この時ヘルシングは「吸血鬼の集会」の噂を聞いて調査に来てみたら名だたる吸血鬼が雁首揃えてるので思わず身を隠したようです💦そんな有力な吸血鬼たちが片田舎の地下聖堂で集会するなよと密かに突っ込む生前のヘルシング。

「人間をどう扱うか論じる」と言っていた彼らでも中立や日和見の吸血鬼で、人間に敵対する恐ろしい吸血鬼も増えて来ていた頃のようで。「傀儡女ガブリエラ」や人間界に潜む名もなき「切り裂き魔(リッパー)」と言った存在もおり、人間とは緊張が高まる一方だったと。

もしも今見た中立や日和見の吸血鬼たちが徒党を組んで侵攻してきたら？ヘルシングは考えを巡らせるのだった･･･

有能ではあったシング

先程見た有力吸血鬼たちが徒党を組んで人間に攻撃してきたら？生前のヘルシングは考えます。

音速を飛び越え地を薙ぎ払う大鴉・ヴェントルー。
あらゆるものを焼き尽くし焦土を残す炎の化身・イシカナ。
大気すら凍てつかせ生けるものみな氷像となす吹雪・ノースディン。
何万もの屍を作り浮上の軍勢をなす屍商人・エルダー。
誰にでも成り替わり誰でもありうる魔性・ディック。
人間の結束、言葉を嘲笑う黄金の光・Y。

ヘルシングほどの退治人ならタメ張れるけど人類は大変なことになる。
吸血鬼は自らの血族を至上とするが故に他の一切を見下し、また本質的に享楽主義なのでそこに付け込めば対処のしようもあったのだが、先程の「集会」然り彼らは結束しつつあるということだ。それ即ち、全ての血族をまとめ上げられるような「吸血鬼の王」が現れたということだろう。きっとそれというのは「竜の一族」の･･･

と思った所で考えるのをやめたヘルシング。その「王」に対して思う所があるのか？
今は人間と吸血鬼の全面対決を避けるため退治人として成すべきことをしよう、と思うヘルシング。

翌朝、自宅へ戻ると何やら黒づくめの男が待っていた。迎えに上がった、と言う彼らから話を聞くと･･･

吸血鬼退治人及び吸血鬼研究者であるヘルシング教授へ。
私たちは日々増大する吸血鬼の脅威を重く捉えています。私たちは「吸血鬼を統べる者がいること」「彼らがロンドンへの侵攻を目論んでいること」をキャッチしました。世界の中心たるロンドンが吸血鬼の手に堕ちれば、それは人類敗北のシナリオへと繋がるでしょう。

どうか「吸血鬼の王」を倒してください。以上密令、イングランド王室･･･
これが1885年ロンドンでの話。何だか重大なことを思い出したようなヘルシングだけど、ここで記憶が覚めてしまったようです💦

心配したアルコちゃんと有蔵さんに連れられて東京観光へシフトチェンジ。せっかく思い出したのに「過去の私は何をしているんだ💦」としか思わなったヘルシングなのでした。次こそ何か思い出せる･･･か？

吸血鬼すぐ死ぬ269話感想・まとめ

2話連続でシリアスな話！？たまにある「古の吸血鬼集会」のメンバーが現役だった時の話が読めたのはファンには嬉しいけど、過去の無駄に凝った設定は読者も頭を悩ませてしまいます💦

ヘルシングがちょいちょい「私はすごい」みたいなちょっと調子に乗ってる所があるから一応「ギャグ」として踏みとどまれているけど、後半の記憶の回が重くて仕方がない💦本当に現役だった時は全員能力をちゃんと使える強大な吸血鬼としての地位を確固たるものにしてるし、「傀儡女ガブリエラ」は実は野球拳大好き・マイクロビキニ・下半身透明の三兄弟の祖であるという設定もあるし、「切り裂き魔」は絶対ナギリを襲った吸血鬼の祖でしょう(ナギリは人間だった幼少期に吸血鬼に襲われ吸血鬼になった後天性吸血鬼という設定)

さらにそんな強大な吸血鬼を束ねられる「吸血鬼の王」は間違いなく、アニメにも登場したドラルクの祖父・御真祖様でしょう。今でも最強と謳われる御真祖様の現役時代って本当宇宙レベルでヤバい存在だし、そんな御真祖様とヘルシングは友好関係にあったという設定もあるのです･･･いや読者にどこまで重い考察させるん！？💦

しつこい司書とかドスケベ製造機とかが新横浜色生きててよかったです💦が、前回から考えると新横浜も闇深いし読者は振り回されっぱなしです←しかも次回はその御真祖様が登場！？もうやめて！！←
次回も楽しみです！