弱虫ペダル662話ネタバレ感想!確執、思い出、新たな試みいろいろ

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

アニメ研究部を再建しようと奔走していたオタクな主人公・小野田坂道がひょんなことからロードバイク実力者の同級生・今泉俊輔鳴子章吉に出会い、ロードバイクの世界に入ってずっとロードを走って来た小野田はインハイで2連覇を果たす。その後出会った、同じ自転車ではあるけど全くテイストの違うMTBとその皇帝・雉弓射。雉は来年、MTBとロードでダブルタイトルを獲るとわざわざ小野田に宣言しに来たのだった。

小野田は雉を尊敬しつつ、そんなすごい雉と競える事実に胸を躍らせるのでした。
一方、小野田のライバルの1人である箱根学園の真波山岳は、伝統行事でもマイペースを地で行くのでした・・・そんな中現れた懐かしの顔ぶれとは・・・?

そんな「弱虫ペダル」662話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

来年の夏はMTB3連覇とロードでの優勝のダブルタイトルを狙うと小野田の前で宣言した雉。

雉は長くMTBで鍛えているからか、体力やバランス感覚などに絶対的な自信があるみたいで、世界的にもMTBの選手がロードに出場し優勝するケースも珍しくないと語る。逆にロードの選手がMTBで優勝するケースはまだないのだとか。雉が今までオフロードで培ってきた能力はロードでも十分に応用できる、もう少しロードを勉強して優勝を可能にする!そう言って雉は群馬に帰って行った。

残された小野田は寒咲通司と雉の話に。彼はロードに出ると言ったか?はい!
何となく話の流れやわざわざ千葉まで来たってことはそうじゃないかと予想していたらしい通司。雉がロードで敵になるかもしれないことをどう思うかと小野田に尋ねると・・・

「最初は声が出ないくらいびっくりしたけど、今は楽しみです」
「来年の夏、種目の違う雉くんと同じ景色を見て走れるなんてすっごく楽しみじゃないですか!」

畏れでも敵意でもなく楽しみだと思える小野田の最大の武器だと通司は思います。
小野田は雉を真波や御堂筋に紹介したら何て言うかなともう来年への思いを馳せているようでした😊

その頃箱根学園の自転車競技部は、恒例行事「先輩追い越しレース」の準備で箱根山の山中の大きなコンビニの前で大忙し。そんな中、遅刻ギリギリで寝間着でやってきた新キャプテン・真波山岳。あまりのマイペースぶりに新開悠人は呆れてしまい、このレース途中で抜けようかななんてボヤく。そんな悠人に「よっ久しぶりだな」と声をかけたのは・・・!

弱虫ペダル662話ネタバレ

兄弟の確執は一方だけ?

「よっ悠人。久しぶりだな」声をかけてきたのは紛れもなく兄・隼人だった。驚き目を見張る悠人はどうやら何としても兄を避けようとする動向が見られた。ここからは新開兄弟の昔話。

3つ年上の兄・隼人は弟から見てもかっこよくて眩しくて人気者でいつもキラキラしていた。何より自転車が強くて心の底から憧れていたから自分も自転車を始め、隼人と一緒に仲良く走った。その偉大な背中を追いかけながら日々努力した。

だけど小学生の自転車レースで悠人は頑張って優勝したのに、「新開悠人選手」ではなく「新開隼人選手の弟」として紹介された。優勝しても聞かれるのは自分ではなく隼人のこと。皆俺には興味なくて兄にばかり夢中になっていた。兄の存在はいつの間にか大きくなりすぎていた。それから悠人は兄と気まずくなって距離を置くようになってしまったのだ。誰も振り向いてくれないのなら、と兄とは別の道を選ぼうと思ってクライマーになった。

そして箱根学園1年生になって悠人はインハイに出たが、その時わざと当時のキャプテン・泉田塔一郎に「隼人くんはどうでしたか」と聞いてみた。速くて何より美しかったと応えた泉田に「へーそうなんすね。わかんないすねそういうの。あんま一緒に走ったことないんですよ、俺クライマーだからそう突っぱねたのだった。ここ数年一緒に走るなんてしてないし会話もほぼない。兄が大学に受かった時両親は盛り上がっていたが、悠人が箱学に受かった時は別段会話もなかったと言う。

そんな因縁の仲の兄がなぜ箱根学園の部活にいる?卒業したはずだよな?口には出さなくとも兄にはわかるようで、「聞いてなかった?特別ゲストで呼ばれたんだ」と教えてやる。いや、は、聞いてねぇ・・・と言いかけた所で先程真波が「特別ゲスト来るよ」と言ってたのを思い出した。思わず口を塞いだ悠人に隼人は「サプライズってことで裏にひっそりスタンバイしてる」と言った。いや全然目立ってるし!と言いたいし否定もしたい悠人だが、面食らっているので動けないのだ。

その時、集合の号令が。3年生がいらしたという声に悠人は舌打ち交じりに戻っていく。もしかしてキャプテン泉田のため?泉田の憧れの先輩だから?余計なことを、挨拶が済んだらさっさと消えてくれとまるで邪魔者のように兄を思う悠人の背中にその兄は「今日はよろしくな、俺も一緒に走るから」と言った。

は?嘘だろ?と言いたげに振り返った悠人に隼人はウインクを飛ばす。
何もかもが悠人の意とは真逆に進んでいることに悠人はずっと不機嫌なままなのでしょうか・・・💦

相変わらずの仲間たち

「3年間お疲れ様でした!!!」

1、2年が感謝を述べる先には泉田、黒田、葦木場ら3年生が立っていた。本当に皆には感謝している、悔いのない3年間だったよと熱く語る前キャプテン・泉田の凛々しい姿に「俺も塔ちゃんにはすっげー感謝してるよ~😭」と葦木場。いやここは後輩たちに謝意を述べる所だろ、と黒田がツッコむと「謝意!!」と急に叫ぶ葦木場。どうやら葦木場の天然は健在のようですね😅

しゃいって何?感謝の意だよ!今のじゃ威嚇だろみんなビビってんじゃねーか!と葦木場と黒田の漫才もこれで見納め。確かにビビったけど箱学の名物でもあったので後輩たちも感慨深そうw3年間の感謝ってことはこの前に並んでる3年生だけでしょ!?と言って他の3年生にありがと~と言いながら抱きしめる葦木場に謝意を述べられた3年生も困惑笑い😅いつまでやってんの!(>∀<)ノ

そんな様子を見て「懐かしいよ、そして尊いな。こうして戯れる時が」としみじみ話す泉田。この3年間は長かったけど光のようでもあった、最後のインハイは優勝こそ逃したけど最多ゼッケン獲得だったと3年間を振り返る泉田。泉田にとっても素晴らしく印象深い時間だったんですね😊特に3日目の山岳賞は今でもキラキラしてるよぉ・・・とまた葦木場がマイペース発動してます😅

いろいろあったけど、この悔いのない3年間を胸に最後の追い出し走行会(ファンライド)も悔いなく全うしようじゃないか!!
そう言って泉田たちから走り出し、箱根学園の伝統行事はスタートした!「アブレディ!GO!!」泉田は左右の大胸筋・アンディとフランクを震わせながら勢いよく走り出した!!いつになく爽快な突き抜けるようなアブじゃないか!と黒田、昨日雨だったけど晴れて良かったね!と黒田と葦木場も続きます。

もう泉田さんのアブも葦木場さんの天然も聞けないのかー、黒田さんのお叱りはなくていいけどwと後輩たちも先輩の背中に続いて行く。残るは悠人たちと新キャプテン真波だけど・・・?

真打との新たな勝負

泉田たちが最後の追い出しレースを走り出し、他に準備するメンバーがせわしなく動き回っている所へ「そろそろ出て来てもいいのかなキャプテン」と進み出てきた特別ゲスト。

えぇお願いします、と真波が笑いかけたその姿は紛れもなく新開隼人だったので2年生たちは大騒ぎ。1年生では知らないメンバーもいるので興奮気味に2年生たちが新開隼人の説明をする。去年の卒業生で今は明早大に行ってる「元・箱学の伝説の4番」最速のエーススプリンターの新開隼人さんだよ!新開悠人の兄貴だよ!!自転車やってたら聞いたことくらいはあるだろ💦

みんなが噂してる人か!スゴイ!今日は一緒に走って頂けるんですか!?特別ゲストとは聞いてたけどヤバすぎ!✨と2年生たちのはしゃぎっぷりがエグい💦ここでも「新開隼人ブランド」が姦しくさせていますね・・・😅騒ぐ彼らを適当にあしらって隼人は真波に「3年生には内緒にしてるのか?」と質問。せっかく来て下さったんだから道の上でサプライズしないと勿体ないでしょ?と真波もニヤリ。

伝説のスプリンターを案内しようと2年生たちがいきり立っている中「お前らには無理だよ」と声が。「案内ってことは引くってこと、最速を引くてのはどういうことかわかるだろ?ブハ!」この特徴的な息の仕方は、真波の同級生・銅橋正清!次の4番を背負う俺が引くぜ新開さん!と早く走りたいと息巻く銅橋に隼人も快く任せることに。真波は銅橋と隼人を暢気に見送ってるけど出発しなくていいの・・・?

あー新開隼人さんかっこよかったなー写真撮りたかったーなどと残ったメンバーが盛り上がる所をこっそり見ていた悠人。何としても兄と顔を合わせたくないようです💦このまま体調不良とか言って帰ろうとしている悠人を真波は目ざとく見つけて「行くよ悠人」と声をかけてしまったのでもう逃げられず💦

去年はゼッケンシールを泉田さんが用意してくれたんだよ、と言う真波の話も煩わしい様子の悠人。だが真波は気にせず☆のシールを出して真波の作戦を話し始めた。

「これを1人1枚配って1つの勝負ごとに☆を奪い合うんだ」
新キャプテン・真波の新たな「ファンライド」とは!?

弱虫ペダル662話感想・まとめ

古参ファンからしたら卒業メンバーが出てくるのは嬉しい熱い展開ですが、悠人は予想以上に兄に対して因縁を感じていたんですね💦兄がそこまで気にしていなさそうで飄々としているのが余計腹立ってそう・・・💦

そして新開隼人に加え、泉田、黒田、葦木場たちも出て来たからさらに嬉しい展開!みんな変わらないんですね😊キャプテンも経験した泉田はやけに大人びている様子ですが、ここで憧れの新開隼人が来たらどうなっちゃうんでしょう・・・?アブーッ!と叫んで倒れちゃうかも!?てか実は秘密にしてるだけで隼人と同じ大学に行った前々キャプテン・福富寿一や黒田の因縁の先輩・荒北靖友も来たりして!?だったら黒田たちと一緒に古参の読者さんもひっくり返っちゃう・・・w

意外と真波がキャプテンしてるのに驚きましたw☆のシールを使って勝負ごとに奪い合うというエンタメ性も盛り込んだ方法をファンライドに取り入れるって面白いしやる気を出させる方法だと思いますwでも全員にちゃんと伝わってるのかが気になる所😅
そして何としても兄との接触を避けたい悠人。このままでいいのかなぁ・・・せっかくファンライドという道の上でしか話せない彼らにとって絶好の機会にも消極的だし、悠人にとって1回インハイ出たからOKなの?それとも峰ヶ山レースで総北に負けたからナーバスになってるだけ?どっちにしろ悠人にとってこのファンライドが何かのきっかけになればと思います・・・

真波の作戦って一体どんなもの?新キャプテンの思惑ってどんなの?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の662話ネタバレを紹介しました!

が…

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新開隼人をもてはやすシーンとかは細かいセリフや独り言もたくさんで面白いですよw密かな独り言が面白い作品でもありますw

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