弱虫ペダル659話ネタバレ感想!餅は餅屋、ロードは山王か!?

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入学したてだった小野田坂道がひょんなことから同級生・今泉俊輔にロードレースを挑まれ、その数日後に同じく鳴子章吉と自転車で車を追い抜いた経験から自転車に魅せられロードの世界に飛び込んでから2年半。小野田たちに自転車を闘いながら教えた先輩世代のその後を描いた「スペアバイク」も長らく連載が続いています。彼らが魅せる自転車ドラマは多くの人の心を自転車の虜にして行きます🚴

MTBの皇帝・雉弓射がわざわざ群馬から千葉の寒咲サイクルへやってきた理由を秘密にしたまま、雉は小野田にカフェまでの道のりをレースしようと言って来た。ロードに初めて跨った雉は軽快にアクロバットを決めているけど、ロードでも速いのだろうか・・・?

そんな「弱虫ペダル」659話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

カフェまでの数キロを、ロード初心者の雉とバトル!?この提案に驚いた小野田をよそに、初めてのロードにウキウキが止まらない雉は意のままに操りながら加速していく。

今日は僕が道案内やロードの説明をしようと思ってたのに、雉くんはすごいな。胸を高鳴らせながら小野田は雉の背中を追う。小野田も伊達にインハイ2連覇していないだけあって速いし、雉からしたら小野田の能力も去ることながら「追いかけたくなる衝動」を持っているらしい。初めて峰ヶ山のオフロードで会ってMTBのレースに小野田が出た時は完全に小野田が初心者だったため、同じ土俵で戦えなかったのが本当に心残りだったようです。

だからこそ、今ここでロードでカフェまでの道なら同じ条件で小野田と戦えると思ったと雉。ロードは初めてのはずなのに、MTBと違って舗装された道を走るのに特化したスピードマシンだからブレることなくしっかり力が伝わってタイヤが地面を蹴る感じがすごい、自分が思い描いたレールの通りに走るみたいだと上機嫌の雉。軽い車体を持ち上げて段差のある歩道へ乗り上げたり、ウイリーを決めたりアクロバティックな技を見せつけています。

ここまで来るとポテンシャルの問題だ、僕が教えることはない・・・💦
小野田がちょっとションボリしていると、「ギアチェンジってどうやるの?」とまさかの質問が。よかった、僕にも教えられることがあった・・・!

ロードはMTBと違ってブレーキレバーそのものがシフターになってて、ブレーキの下のレバーを押せばギアが重くなるよ。戻したい時はブレーキそのものを横に倒すんだ。てかギアチェンジなしでここまで走って来たの!?うん、ちょっと走りにくかったヨン。そう話す2人は心底楽しそうな顔をしていました😊

さて、残り1.5kmだけど勝負しようか!雉はロードでも速いのか・・・?

弱虫ペダル659話ネタバレ

短距離でも全開!

小野田と雉がゴールにしている丘の上カフェまで1.5kmの看板が。それでも、小野田と直接バトルがしたかった雉は初めてのロードのペダルを思い切り踏んだ!

雉はもうゴールを見据えている。全開って言うんなら僕も全開で回さなきゃ!小野田も前を向いてペダルに力を込める。すると雉が一気に前に出て加速!斜度はそこまでキツくはないが、雉はMTBの時と同じように低い姿勢で左右に体を振りながら猛然と駆け上がっていく。しっかりアスファルトを蹴るような力強い走りは、さすが普段悪路を相手に重い自転車に乗っている実力者であることを物語ります。

利き脚でペダルを蹴るように踏みながら加速していく雉の走りはまるで、大きな生き物が大股で一歩一歩着実に踏みしめて進むようなパワフルな加速。大きな一歩のたびにタイヤが地面を蹴る音が響くようです。
それを見た小野田も負けじと得意な高回転クライムを発動!!ぐるぐると軽快に高速でペダルを回すと、ロケットのような爆発的な加速が行われる!!「ああああ」と叫びながら前を見て走る小野田。

あっという間に雉の背中を捉えた!「並ばれた・・・!?」と雉が驚いたのも束の間、小野田は雉の方は見ずに横を駆け抜けていった・・・!小野田は雉をいとも簡単に追い抜いて行ったのです!ここはさすがロードに長く乗っている「小野田先生」に分があるか・・・!?

「抜かれた!?まじ!?何その登坂力!!」マウンテンカイザー・雉も認めざるを得ない2連覇・山王の実力・・・!

予告という意外性

先に加速で仕掛けても猛烈な高回転であっという間に追い抜く山王・小野田の実力。それはMTBの皇帝・雉も肌で実感していました。

とはいえ、こうあっさり追い抜かれちゃさすがに俺のプライドが許さないヨン!!
そう言って雉もさすがのタフさで小野田に追いついてきた。2人は綺麗に並んだまま一進一退の攻防を繰り広げていた。先程までのほのぼのとした雰囲気はどこへやら、2人とも真剣勝負の顔をしていました🔥

両者一歩も譲らず平行線のまま走り続けていると「丘の上カフェ1km、次の信号左折」という案内板が。すると小野田が「カフェまではもうすぐ見える信号を左に1kmです!」と叫んだ。見ると前方に信号と横断歩道が見える。その信号の左側に坂になった道路が伸びています。そしてまた小野田の「左に曲がってから600m、右に大きくカーブしてカフェに着きます!」と案内が。

「信号の15m手前から、僕はケイデンスをもう一段階上げます!
突然の小野田の宣言に思わず面食らう雉。そういうのって普通予告なしで相手の隙を突いてやるもんでしょ?なのに敵にわざわざ宣言してペースアップって・・・でも、小野田は真剣な表情で雉のことを見ていました。

「いいヨン、小野田くんのそういう真っ直ぐな所嫌いじゃないヨン」
「その代わり俺も信号過ぎたら『最後のギア』に入れるヨン!!」

若干小野田が頭一つ抜きん出ている状態のまま、2人の前方に信号が近づいてきた。そこを左だな、と雉が思っているとその少し手前にポールが立っていた。そこが15m手前。じゃあその辺りから小野田くんがケイデンスを上げる。その「予告」を感じて雉も思わず武者震い。

そして予告通り小野田が先に仕掛けた!雉はどう対処する!?

皇帝の「見誤り」

カフェまでの道を左折する15m前でケイデンスを上げる、つまり加速すると宣言した小野田。予告通り、小野田は目印のポールの辺りから加速を始めた。対向車のドライバーも思わず見てしまうほどの速度です🚴

ものすごいスピードだ。けど、人の全開走行には必ず限度があり、そのピークを過ぎれば必ず失速し始める。早めの仕掛けはその分失速も早く、遅めの仕掛けはピークは遅いし速度が落ちてからはあっという間だが、ピークまでは長く耐えられる。脳裏にパワーグラフの曲線を思い描きながら雉は遅めの仕掛けをすると考えた。

先に仕掛けた小野田くんか、これから仕掛ける俺か。最後にどこまで持つかが勝負だヨン!!
そう思っていると小野田が左折したのが見えた。確かに今までの坂よりいささか急な感じはするが、雉はMTBで鍛えている分恐らく小野田より限界値は上だ。信号過ぎてからの加速でも間に合うはずだ、それで・・・

小野田くんを狩猟(シューティング)できるはず!!それまでしっかり俺の意のままに動いてくれロードバイク!!!
まさにその時の雉の顔は、獲物を狩る獣のような表情をしていた🔥そして5秒のカウントダウンと共に「最後のギア」を体に入れていく。

腕と足の筋肉を隆起させ、ハンドルを握る力、ペダルを踏む力を最大限引き出す準備をする雉。加速を決めるまであとは横断歩道だけ!!と思ったその時。「え」雉の目に人影が映った。ブレーキに指が掛かろうとしていた・・・

静かなカーブの道。その中で「ハッハッ」と息を切らす一台の自転車。右には「丘の上カフェ」が。先にカフェに着いていたのは・・・小野田だった。あれ?小野田だけ・・・?

「いやぁ~~~小野田くん残念だった」
あ~~~悔しいヨン!💦とものすごく悔しがる雉。小野田との勝負の最後の行方は、何と信号によって阻まれてしまったのだった。雉が加速の準備をしていた時、車道の信号は赤になり歩行者が横断して行ったのだった。これは止まらないわけにはいかない💦「見てあの人、自転車で立ってる」そう歩行者の親子に言われる雉は、器用にロードに跨ったまま信号待ちをしていたのでした。

何とも意外な勝負の結果!これは勝負したと言えるのかな・・・?😅

弱虫ペダル659話感想・まとめ

まさかの結末!「信号待ち」って・・・この作品においてそんな常識的な要因って珍しい気がする!?雉くんちゃんと止まれてよかった、事故らなくてよかった💦とも思います💦レース中にウサギを轢いてしまったかつての箱学の先輩・新開隼人の二の舞にならなくてよかった💦

雉はちゃんと交通ルール守る人でよかったです💦記憶に新しい川田だったら信号無視して小野田追いかけそうですもんね💦歩行者に罵声浴びせたりしながら勝つことに固執しそう・・・今は少しでも変わってるかもしれませんが😅
というか小野田があえて15m前からケイデンスを上げて加速したのって、普段から練習に使っていて信号のタイミングとかも把握してての早めの仕掛けだったのかも?雉にはそういう「地の利」がなかったから、というのも敗因かもですが、なぜ小野田と一緒のタイミングで仕掛けなかったか?という所も気になります。

小野田に抜かれて「プライドが許さない」と言ってた所もあり、雉は若干「ロードよりMTBの方が強い」みたいな意識あるのかも?確かにMTBは車体もロードより重く、走りにくい悪路をいかに早く進むかという競技なのでテクや筋肉はロードより緻密なのかもしれません。でも、今回はロードの勝負だしロードに関してはやはり小野田は「先生」であると、そこに雉が重きを置いていなかったことも敗因かもしれませんよね。

雉は小野田より大きいし、MTBを愛するがあまりの「過信」があったかもですね。嫌なヤツではないけど、ちょっと胡坐かきすぎな所はあるかも?そういう「学生らしい荒削りな部分」を渡辺航先生は表現するの上手いですよね✨
次回こそ「雉が千葉に来た理由」がわかるかな?楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の659話ネタバレを紹介しました!

が…

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