魔入りました!入間くん外伝後編ネタバレ感想!誇りに従った故の運命

wj‗nirakana 週刊少年チャンピオン

前号20号から前後編で始まった「入間くん外伝」!主役は現在入間たち問題児クラスの担任を務めるナベリウス・カルエゴ先生!

かつてカルエゴ先生も「悪魔学校」の1生徒だった時代があった。入試を首席で突破しその時点でランク4という優秀ぶり。しかし人違いによる勘違いで毎日意味不明な喧嘩を吹っ掛けられていた。迷惑していたカルエゴ少年は、唯一の友人・バラム少年と事の発端である「番長」を捜しに行く・・・!今回はその後編。果たして番長との決着は・・・!?

今回はそんな「魔入りました!入間くん外伝」後編ネタバレを紹介します。

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前編のあらすじ

カルエゴ先生が悪魔学校の学生だった頃、悪魔学校は喧嘩などの暴動が日常茶飯事の荒れた混沌とした無法地帯だった。カルエゴ少年のように「学び」を目的に通う悪魔は少なく、その時は荒れた生徒を無差別に攻撃する「番長」が幅を利かせていた。

その「番長」に見た目がほぼ一致するカルエゴ少年は、面識のない不良たちに理不尽に絡まれる日々にうんざりしており、何としても「番長」をあぶり出し粛清したいと思っていました。読書と研究が好きということで気味悪がられていたバラム少年の隣にあえて座り、唯一の友人となったカルエゴ少年は情報収集をすることに。

しかし、先生同士の関係も悪い中で生徒のことまで目を配れている大人はあまりおらず手がかりはほぼ皆無。仕方がないので、カルエゴ少年は不本意だったけど、校内で会える身内・叔父を当たるため談話室へ。
叔父は談話室をゴミだらけにし、ソファで毛布を全身に被って寝ているというだらしなさ。さらにカルエゴ少年が嫌う「ウザいノリ」で絡んで来たり金にもだらしなくカルエゴ少年にたかるなどメチャクチャ。もう兄に頼ります💢と出て行こうとしたカルエゴ少年を必死で止め、情報を教えてくれる叔父。叔父は唯一、校内で「生徒全員に目を配れる悪魔」だったのです。

「ここの屋上。番長もいるよ。早くしないと終わっちゃうかもね」

ダッシュで屋上へ向かうカルエゴ少年とバラム少年。すると、屋上へ繋がる扉を破って大柄の不良が落ちて来た!寸での所で衝突は免れた2人が屋上を覗くと・・・そこには大人数の不良を山積みにしたてっぺんで涼しい顔をしている美少年が。

「おやおや、何ですかお前らは」
黒いくせ毛に2本ツノ、男か女かわからない服装・・・「番長」は何と若かりし頃のオペラだった!!

魔入りました!入間くん外伝後編ネタバレ

番長の目的、そして対峙

カルエゴ少年と風貌が似ている「番長」は、若かりし頃のオペラだった!カルエゴ少年が「アンタが番長か?」と尋ねるとオペラは「えぇまぁ」と気の抜けた返事。あの人数を1人で・・・💦とバラム少年は積み上げられた不良たちを見て戦慄😱

「俺はカルエゴ。アンタに間違えられてここ数週間迷惑している1年生だ」自己紹介を律儀にするも、本来なら殴りたい所だが土下座で謝るなら許すと初対面にも上から目線なカルエゴ少年です。なるほど間違えられて・・・とオペラがカルエゴ少年の話を飲み込むと・・・

「似てますかね?」とカルエゴ少年に並びバラム少年に尋ねるオペラ。バラム少年も「う~んちょっと・・・?」となぜか真剣😅ちなみに他生徒の中ではこんなイメージで、とイラストを見せこりゃひでぇwなんて盛り上がるオペラとバラム少年。置いてかれたカルエゴが「アンタは一体何者なんだ!?」と尋ねると。

「そちらの事情はわかりました私のせいで迷惑してると、それは申し訳ない」と意外と聞き分けのいいオペラ。ではもう辻斬りなんてアホな行為はやめるな?とカルエゴ少年が言うと「え?やめませんけど」・・・は?😲

どういうつもりだとカルエゴ少年が叫ぶと、「どうもこうも私の行動は私に選択権があるわけでお前らが迷惑してようが別に構わんというか」と淡々と語るオペラ。そもそも間違えられたくないなら服装や髪型変えれば済むのに、とまぁ当然っちゃ当然な策を出すオペラ。でもカルエゴ少年は迷惑の原因であるオペラにこっちが譲歩するのが許せないので断固拒否。そこら辺似てるな・・・とぼんやり思うバラム少年。

結局痺れを切らしたカルエゴ少年は「10発殴るしかないな」と魔獣・ケルベロスを出す。ちょっと待って💦と止めるバラム、キレイですねと冷静すぎるオペラ。最後に辻斬りをやめる気はないと断固自分を貫くオペラに臨戦態勢のカルエゴ少年!オペラは体をほぐしながら「力ずくで止めたいならどうぞ。こちらも正体を喋られては困りますし口止めはするつもりでしたから」と喧嘩を買う気満々。

「こちらの方がわかりやすい」
魔法で挑むカルエゴ少年に素手で挑発するオペラ。カルエゴvsオペラ、いざ尋常に・・・!

誇りがあるから折れない

魔法で出した魔獣・ケルベロスに身一つで挑発するオペラ。ナメやがってとケルベロスを全力で飛び掛からせるカルエゴ少年!

しかしオペラは一瞬でケルベロスの爪の間に入り込み、爪の攻撃を止めていた。驚くカルエゴ少年、その緩んだ隙にオペラは爪の合間から抜け、ケルベロスの前足を持ってひっくり返した!!そしてケルベロスを使役していたカルエゴ少年にあっという間に近づき、みぞおちに強烈な一打を打ち込んだ・・・!!

あまりの衝撃に血を吐きながら意識が遠のいていくカルエゴ少年。すると脳裏に過去の映像が浮かんでくる。走馬灯・・・?
「魔界を守りし気高き黒犬、我ら絶対の忠犬一族」これは・・・カルエゴ少年の父?兄・ナルニアと共に父から命を授かった時の記憶・・・兄には魔関所の最奥を、そして弟のカルエゴには悪魔学校を守る番犬を命じられた。

「たとえその首もがれようとも敵の首に噛みつきころせ」そう父に命じられた。兄にも頑張りなさいと激励を貰い、談話室の叔父にも後継者として迎え入れられた。俺の進むべき道は生まれた時から決まっている。いずれこのバビルスを守る番犬として厳粛に教鞭をとる日々を過ごすのだ。だからこそ、「番長」なんてものがこの学校に君臨していてはいけないのだ。「お前の道を誇りに生きなさい」と兄にも言われた。

ガブッ!意識は遠のいたものの、寸での所で踏みとどまったカルエゴ少年!オペラの尻尾に噛みついてオペラを睨んでいた。オペラもまともに一撃を食らっておきながら食らいついてきた者は初めてだ、と少し驚いたような表情。カルエゴ少年はオペラの尻尾を吐き捨てながら「あんたがどういう理由で狩りをしようが死ぬほどどうでもいい、ただ」と言葉を発した。

「番長などとふざけたことを言うな」
「この学校の番犬は俺だ」

腹の底から吐き出した言葉。カルエゴが生まれ持っていた「誇り」だった。

新たなステップへ・・・

カルエゴの叫びを受けたオペラ。「番犬というより負け犬っぽいですが、なかなか・・・」と減らず口を叩きつつカルエゴ少年を認めつつあるようです。その瞬間「うわあぁ!」と後方で声が。

見ると、オペラにやられた後に気が付いて復活したらしい不良3人がバラム少年を人質に取っていた!動くんじゃねぇぞ、ザマぁねぇな!と息巻く不良に捕まりながら「お、折れちゃう・・・」と何かを心配しているようなバラム少年。

そうだ逆らえばコイツの首が・・・折れ・・・?となぜか傾き始める不良。その瞬間「いだだだだ!!💦」バラム少年の怪力に逆に沈められる不良!僕力加減下手だから腕折っちゃう💦と心配していたのでした😅小さいのにそれぞれ絶大な力を誇る3人に怖気づいた不良たちは、動ける者を連れて風紀師団に報告だと逃げるように退散していった。その際に「番長一味にやられた!」と叫んでいた・・・勝手に一味にされたことにまた怒り出すカルエゴ少年と止めるバラム少年。

魔力に長けたカルエゴと、怪力のバラム。「面白いですねお前ら」オペラは2人に話しかけ、こう続けた。
「番犬を名乗るからにはこの学園を守る意志があるのでしょう。ならばそれは私の野望と同じ道だ」
「私はオペラ。お前たち私に協力しなさい・・・いや、しろ」

こうしてカルエゴ先生はオペラに頭が上がらないという関係性が構築されたのでした・・・

そして放課後。オペラの携帯に新しくカルエゴ少年とバラム少年の連絡先が追加された。そして理事長室に向かい「ただいま戻りました」と報告したオペラ。そこにはまだ長髪がなびいていた少し若いサリバンが立っていました。

「んも~どこ行ってたの捜したよ~!!ほんとすぐどっか行っちゃうんだからぁ~~!!😭」
そう泣き叫びながらオペラに抱きつくサリバン。今入間くんにやっているクセはこの頃から健在だったんですね😅
せっかく編入したのに授業も出てないみたいだし💦とサリバンが泣きながら言うと、理事長サポートの方が優先なのでとオペラ。

「学校をよりよくするため不良生徒を一掃すると(キリッ)」
「お願いしてないけど!?💦」
「それで舎弟が2人できました✌」
「なにそれ~!?💦」

若かりしオペラが掲げた野望に付き合わされる?ことになったカルエゴとバラム。そのため、現在3人はそれぞれの場所で奮闘しているのです・・・😎

魔入りました!入間くん外伝後編感想・まとめ

学生時代のカルエゴ先生とオペラの話後編!実際に拳を交えるとは思わなかったし、カルエゴ先生十分強いのにオペラはもっと強いとかヤバいですね💦サリバンへの想いだけでここまで強いとは💦

まぁ得意分野があるということなのかもしれませんがwカルエゴ先生は魔術が強くてオペラはどちらかというと武闘派。武闘というのは相手を傷つけるために振るうものではなく自分や守りたいものを守るために最低限使うものですが、無差別に不良たちを辻斬りしていたというのは「若気の至り」とでも言うのでしょうかw学校が無法地帯だった背景もあるかもですね・・・💦

そして意識が遠のく中でカルエゴ先生の「意志」が見えた。生まれながらにして運命が決まっているなんて人間からしたらクソ食らえな気もしますが← それに誇りを持ってそのために尽力できるのはある意味羨ましいかもしれませんね。結果「バビルスを守る」目的が同じだったことでオペラと協力することになった。これも運命・・・?この後オペラが辻斬りをやめたのか、どのようにして無法地帯の学校が整っていったのか、それはまたいずれ・・・ということでしょうかねw

面白かったですねカルエゴ、バラム、オペラの学生時代!また別の話もぜひ描いてほしいです☆

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今回は、「魔入りました!入間くん外伝」の後編ネタバレを紹介しました!

が…

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カルエゴ少年とオペラの対峙の美しさにも注目です!あと現在と見た目が違いちょっと美しいサリバンも・・・w

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