次に来るマンガ大賞2020、コミック部門１位を獲得した今最も勢いのある能力者バトル！
それ以上の説明はもはや不要でしょう、とにかく少年ジャンプでアツくなれるマンガをお探しの人へオススメしたい「大人気ハイスピード否定者バトル」です！
前回までのあらすじ
主人公は不死の能力を持つアンディ、不運の能力を持つ風子の二人。不死の能力を不運の力によって打破し、最高の死を得ようとするアンディ。同じような世の中の理を文字通り否定する「否定者」の属する組織に加わりクエストをこなしていくことになるが、それらを全て操り弄んでいた「神」の存在を知ることになる。全ての否定者の悲しみを終わらせるには神を殺すしかない――。主人公二人は次のクエスト「夏」の討伐へ。組織の長であるジュイスがクエストから離脱したと思ったら、会いに行ったのは裏切り者にして敵組織のボス、ビリーだった！ いくつかの会話の末、分かり合えない二人が出した結論は、ちからを示すこと……！
この記事ではアンデッドアンラック、55話のネタバレを無料で紹介します！
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アンデッドアンラック 55話 ネタバレ
腐りのルールが消えたなら
核だけとなり組織に捕らえられたスポイルは、なすすべなくジュイスさんに脅されます。
「理が一つ消えたとて、それを補うように世界は虚しく変わっていく」
「いいんだぞ、貴様如き矮小なルールなど消してしまっても」
剣と視線にビビり散らしたスポイルは、泣く泣くジュイスさんに協力することに。
さてさて、UMAは度々否定者の事を「器」呼ばわりしていますね。これは恐らく否定の能力がその個人に根付いたものではなく、その能力者が死ねば誰か別の人間に移ってしまう事からかと思われます。「否定者=理」ではなく、あくまで否定の能力ありきで、人間はたまたまそれを所持しているに過ぎないからではないでしょうか。対してスポイル自身は「腐植」の「理そのもの」です。理そのものである自分が、たまたま否定の能力を持っただけのただの人間に指図されるのは嫌なのでしょう。
ちなみに物が腐る原理は菌の存在が原因とされています。この世に菌が誕生してから、腐るという概念が生まれました。言うまでもなく我々が住む現実世界ではUMAが原因ではありません。スポイルが消滅してしまったら、納豆はどうなってしまうのでしょうか……！
クエストでUMAの討伐と捕獲があるのは、人間世界に必要な物とそうでないものを判別しているという可能性もありますね。うんうん、秋以外の季節は人間界に必要ない。（個人の見解です）（っていうか春の花粉症患者の見解です）納豆がなくなるのは辛いけど、スポイルもできれば消えて欲しいかな（恐らくキノコ類が全滅します
よく喋るUMA
大真面目に戦っているというのに、スポイルはバーンに殴られ痛いだの熱いだのわめきます。決戦のはずなのに、重くならない……中ボスくらいに思っていたのですが。
さてそんな巨大戦の中、ビリーは拳銃で戦います。これ銃クルクルしてるのにも何か意味が……考えすぎかぁ。二丁の拳銃から放たれた球を見事な剣さばきで防ぐジュイスさん。テラーも驚いていますが、二人とも人間離れした強さのようですね。ビリーはコピーしたトップ君の能力を使って応戦、まっすぐすぎるジュイスさんをかわしてさらに二発。ジュイスさんはそれに対しバーンへ自身の能力を発動、バーンは燃える大きな手でジュイスさんを守りました。
バーンの正義
バーンにジュイスさんの不正義が効いてジュイスさんを守る行動をしたということは、バーンの正義は恐らくビリーを守る事（もしくはジュイスさんを倒す事）だと思われます。つまり、おうおう言ってるだけのバーンにも自我がしっかりあったということにまずビックリなのですが、バーンはビリーに協力する理由があったということです。
バーンとスポイルの会話によるとバーンはビリーに借りがあるようですが……あ、待ってまだ飲み込めてないのに新情報が。
「借りの一つや二つで概念（コンセプト）系にケンカ売らねーだろ」
テラーもこの言葉には反応しています。この文脈だとケンカを売ったのは誰が誰に？ バーンがウィンター討伐に力を貸すことを言ってるのかな？
とにかく四季のUMAはUMAの中でも概念系のUMA、バーンやスポイルなど「燃える」「腐る」などのUMAは現象系のUMAだそうです。確かに、季節と腐食では規模と言うか、なんか違うもんね。そして概念系のUMAは現象系のUMAを見下しているとのこと。確かに、秋と腐りじゃなんかこう、下に見ちゃう気持ち分かるな。
神との邂逅……？
バーンは吹雪の空に向かってロケットパンチ一閃、空に穴が開き光が降り注ぎます。
スポイルによると、バーンは神に会いたがっている様子とのこと。いや、あんたら戦ってたんじゃなくて？！ これにはジュイスさんも「どういう事だ」と理解が及ばない様子。
スポイルも理として生まれたばかりの頃の事は覚えていませんが、神に下された命令だけは覚えていました。
「己が理で、人間共を苦しめろ」
いやいやいや！！！ 困ります！！！！！ なんでそんなことするんですか？！？！ 酷くないですか？！？！ しかも人間だけ！！！
全く納得がいかないけど、とにかくUMAたちが人間を襲ったり食べたりしてたのは、そういう事だったんですね。
崩れる山、腐りゆく……
スポイルが雪山そのものを腐らせ雪崩を起こすとビリーはテラーを逃がし自分は空中に投げ出されてしまいます。そこへ、スポイルの腐化の光線が……。
しかしそれも本来のビリーであれば、不正義や不真実などのコピー能力を使ってかわせたはずです。なぜ甘んじて腐植を受け入れたのか。あっという間に全身に腐食が広がるビリーに対し、ジュイスさんは涙ながらに問います。
次週、ビリーの本当の目的が明かされる――？
アンデッドアンラック55話 まとめ
うおろろんだから展開が早いうえに情報量が多いんだよなあ
神の底意地の悪さは本当にはかり知れませんね。マジ、もう、ほんと。しかし神を殺すためのアーティファクトを用意したり、怪しいなあ。一体人間たちの知らない所で何が起きているのでしょうか。
人間の、ビリーの思惑一つ分からないのに神の考えなんか分かるはずないですよね。あーあ。
ちょっとだけ予想
ビリーは組織とは協力できない事、自身の目的も神殺しである事が示されていました。アークに乗ってのやり直しができないから自分の役目は終わったと判断したのか？ それともジュイスさんの気持ちがヴィクトルから離れていないことを知ったから……とか……辛すぎる……。
そして空に空いた穴から、ついに神との邂逅が叶うのでしょうか？ さすがにそこと直接対決はないと思いますが……またしても物語の根幹に触れるような話になることは間違いないでしょう！
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