弱虫ペダル630話ネタバレ感想!「先輩」の力と魂を受け継いで

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

自転車漫画といえば?と聞かれて大体の人がこの作品を出す!?13年様々なキャラクターが繰り広げてきた手に汗握るロードバイク漫画!卒業した先輩キャラも大きな大会で登場したり、初期からのファンには嬉しい展開もあって読み手を飽きさせない作品なのです!

アニメオタクで運動音痴な高校生・小野田坂道。
廃部寸前だったアニメ研究部を再建するため奔走していたある日、激坂と呼ばれる学校の裏門坂をママチャリで鼻歌交じりに登坂していた所をロードバイク実力者の同級生・今泉俊輔に発見され突如勝負を挑まれた小野田。当然負けてしまうのですが、その数日後に小野田のホームとも言える秋葉原で同じく同級生の鳴子章吉と出会い、協力して自転車を走ったことで小野田は自分の可能性と自転車の魅力を感じ、自転車競技部に入部します。

なかなか濃いキャラクターたちと白熱のバトルを繰り広げたり協力し合ったり、さらに自転車の性能やレースのシステムなども学べる、隅々まで楽しい作品!峰ヶ山レースもいよいよ大詰め!単独飛び出してゴールを狙う新開悠人を追い、ゴール前で段竹を発射すると決めた小野田!果たしてうまく行くのか・・・!?

今回はそんな「弱虫ペダル」630話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

必死の追撃で独走状態の新開悠人に追いついた小野田と段竹。追いついた時点で残り800m。ここでゴールスプリントに向けて準備を、と思った段竹に「まだです!新開くんはまだ仕掛けてきます!」と小野田。

その言葉通り、段竹がそう思った瞬間に再び加速した悠人!!
悠人は相手のほんの小さなスキを見つけてそのスキを突いてくるのだ。だから段竹のわずかな心の動き、「追いついた、並んだ」と安心という油断をしたそのスキを突いてニヤッと笑い飛び出して行ったのだ。段竹より1枚も2枚も上手だった。同い年なのに。

焦れ、ゆらげ、心を乱せポッと出のエース!お前と俺じゃ天と地ほどの差があるんだよ。
なのに俺とゴールバトルする?俺総北にナメられてる?そういうのマジプライドが許さないんですよね小野田さん!!
だから絶対1対1のゴールスプリントには持ち込ませない。引きちぎって力ずくの単独ゴール決めてやる!!

己の力と悠人の差に絶望しかける段竹。「まだ諦めないで下さい!」小野田の言葉に再び顔を上げ、「必ずゴール前まで僕が連れて行きます!」と段竹を鼓舞する。悠人も意地がかかっているのでなかなか両者の差は埋まらない。そこで小野田は段竹を連結させ、限界まで上げるとまたハイケイデンスクライムを始めた・・・!

こちらはゴール前の総北。策はゼロじゃないってことは何かあるのか?と尋ねる前キャプテン・手嶋に今泉と鳴子は「「ないっす」」とキッパリ。どういうこと?小野田が用意した「策」って・・・
峰ヶ山レース数日前。小野田はキャプテンとして、アシストとしてのプレッシャーに負けそうになりながらアワアワしていた。何か策はないかと小野田も今泉たちに尋ねていたがこの時も「「ない」」と2人。絶望する小野田を峰ヶ山のコースに連れて行き、コースの分析をする。

あとは段竹とゴール前の練習をするんだな、という言葉に不思議と肩の荷がストンと落ちたような表情の小野田。それからは時間や天候を気にせず、納得するまで段竹とゴール前の練習をした。小野田の策は「練習」だった。

残り500m。あと40秒で発射すると小野田!段竹と悠人の勝負の行方は・・・!?

弱虫ペダル630話ネタバレ

仲間が感じる「瞬間」

ゴール前で待つ手嶋たち。ハッと気づいて「見えた!」と叫ぶ鳴子。しかし観客たちには見えていない。いつも走っている峰ヶ山だから、レースを何度も経験しているメンバーだから感じ取った小野田たちの動きです。

先に坂を上がってきたのはやはり新開悠人。しかし総北ももう残り500mまで来ている。悠人が総北に仕掛けていることが今泉たちにはわかっています。戦況は総北にとって芳しくはない。プライドにかけてもゴール前スプリントには持ち込ませないつもりの悠人のことも、手嶋はお見通しです。

ずっと「王者」箱根学園だったのに、小野田たちが入った世代からその座を総北に渡してしまっている箱根学園。そのプライドを纏って悠人は走っているのだ。でも、小野田たちだってホームである峰ヶ山で負けるわけにはいかない。全力でペダルを回し悠人を捕まえるつもりでいる!そんな中で「35、34・・・」とカウントダウンを始める段竹。

あと40秒で発射します、と小野田に言われている。その発射までのカウントダウンを、坂を登りながらコツコツ刻んでいた段竹。40秒で近づいてそこからは1人でゴールを任される。段竹は総北のエースなのだ。25、24、・・・21、20。

残り400m。依然として悠人との差は埋まらないが、ゴール前に向けて緊張で体がこわばる段竹!収まれ心臓、鎮まれ緊張!
悠人に追いつくため、小野田と段竹はスピードに特化した「連結」を続けている。ギリギリまでタイヤを重ねているため、火花が跳ぶようなチリッチリッといった音が鳴り響く。あんなピッタリくっついて走って怖くないのかな、相当練習したんだろうなという観客たちの声が聞こえる。

そう、何度も小野田と練習したゴール前。この日のために練習してきたのだ。覚悟は決まってる。
心臓を飲み込め段竹竜包!!

15、14・・・11、10!発射まで残り10秒を切る・・・!

受け継がれる魂

いよいよゴール前で待つ観客たちにも先頭3人の姿が見えた!ストレートに現れた3人、先行しているのは依然箱学。
総北への期待が止まらない地元民たちはやはり総北の1位を待っている。その間に当の総北は発射までのカウントダウンを続けていました。

カウントダウンが近づくにつれ、小野田と段竹の緊張も高まる。連結したタイヤもバチバチと2人を奮い立たせるように音を鳴らす。
残り3秒、300m。悠人との差は数メートルにまで縮まった!真後ろに来た総北の姿にさすがに驚く悠人!これが「諦めない」総北の魂!!

残り2秒、1秒・・・で、小野田が右手を高く上げた。
必死で走る段竹の背後に手のひらを向け、「0!!」と同時に段竹のゼッケン部分にバシィッ!!と叩きつけた!!

ゴール前の練習中。小野田と段竹は「最後の合図」について話していた。
ギリギリだともしかすると、背中を押してあげたいけどできないかもしれないから、何か合図を決めておいた方がいいかなと思ってと小野田。何がいい?と段竹に委ねる小野田だけど、段竹は意味もわかっていない様子で「何でも・・・」と遠慮がちに言う。

じゃあ右手を上げるのは?と小野田が言うのでじゃあそれで、と言いかけた所で段竹が突然黙る。「俺のワガママ・・・言っていいですか」

珍しく先輩に自分の意見を出した段竹。その「ワガママ」に小野田も「えっその言葉を僕が言うんですか!?いや~💦」とちょっとタジタジ。しかし段竹は背中を直角に曲げ「お願いします、それで俺気持ち入りますんで。小野田さんに言ってほしくて」とお願い。

「わかった練習しとく」とモジモジしながらも了承してくれた小野田に、段竹も照れたような顔で笑い返す。
段竹、決死のゴールスプリント目前!小野田にお願いした「ワガママ」って・・・!?

はしゃげ、駆け抜けろ

残り300mを切った所で段竹のゼッケンに手を叩きつけた小野田!何が始まるのかと驚いて後ろを見たままの悠人!うねる段竹の心臓・・・!

「オーダーだ、山頂を獲れ!段竹竜包!!」

一気に飛び出した段竹!飛び出した数秒後に「・・・くん!」と律儀に付け加えた小野田!その数秒後に「はい!!」と力強く返事をした段竹!!そう、段竹が小野田にお願いしたのはこのセリフだった。キャプテン小野田がそう叫んで段竹を送り出したその姿は、かつてのキャプテン・金城真護を彷彿とさせる頼もしい姿でした。

何だ、何だこの全身の毛を逆なでてみなぎる力は!!熱も湧き出て思わず「ガルッ」と叫んで悠人に食らいついていく段竹!!
その姿に驚くしかない悠人。段竹のくせに、名前も知らなかった「普通の奴」がこの俺に寄せてきただと!?動揺が伺える悠人の後ろで飛び出してきた段竹は「不思議と、何ンも怖くねぇ」と笑う余裕まで見せた。そして激闘を繰り広げた相棒・鏑木と背中を叩き合った光景を思い出し、

「はしゃぐぜ一差ぁ!!」と叫んだ!!
先輩に背中を押してもらい、約束を果たした鏑木のために、駆けろ段竹!!

その後ろの方で、必死に坂を駆けあがってくるのはその鏑木。力を使い果たし、前に進むことだけに集中している様子だが、先程の段竹の咆哮に応えるように「吠えろ段竹!!」と叫んだ。阿吽の呼吸の幼馴染同士、そのためにも全力でゴールを獲れ総北!!!

弱虫ペダル630話感想・まとめ

いやはや、ゴール前の40秒をここまでドラマチックに緊迫した雰囲気で描き、さらにはかつての先輩の面影まで出してくるとは!このようなニクイ演出、作者の渡辺航先生うまいですよねw

それにしても段竹がかつてのキャプテン・金城真護の言い回しを知っていたのに驚きました💦小野田が1年生時に3年生だった金城なので段竹は直接金城の走りを見ていたわけでも教えを受けていたわけでもないでしょうに・・・小野田たちから聞いていたんですかね?もしくは大学のレースを見学に行っていたか・・・前回の後輩世代が若干不甲斐なかっただけに、かつての先輩の面影を出してくるのにはやられました💦これ過去の世代ファンにはたまらないでしょうね✨

そして相変わらずレースに関しての感覚がメンバーは研ぎ澄まされすぎているのにビックリします💦メンバーがいつゴール前に来るかってなかなか仲間でもわからないと思いますが・・・そしていち早く状況把握ができるのにも驚かされます💦言うて手嶋さんも「俺は弱い、凡人だ」と言い続けてたのに・・・それも手嶋さんというより「凄すぎる後輩」小野田の能力?w

元キャプテン・金城の面影を醸し出しながら段竹を送り出し、その段竹もパワーを貰って突撃して行った!果たして上手の悠人とのゴール勝負の行方は!?
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の630話ネタバレを紹介しました!

が…

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