魔界の主役は我々だ!55話ネタバレ感想!第三勢力と信じる目

週刊少年チャンピオン

2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」。

実在する動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーをキャラクター化し、「魔入りました!入間くん」のスピンオフ作品として連載されている「もう一つの悪魔学校のお話」!漫画はメンバーのキャライラストを寄稿していた津田沼篤氏が担当し、入間くんの作者・西修先生も監修しています。入間くんがアニメ化されたことにより、我々メンバーに入間くん役の声優・村瀬歩さんからメッセージが届いたり、何かとスゴイコンテンツなのです・・・!

入間くんと同じくして悪魔学校に入学した1年生・シャオロン。
入間くんは人間ですがシャオロンはれっきとした悪魔。悪魔らしく、生徒会をも配下にしたいと思う野心家です。しかし話題の中心を入間に持っていかれ、シャオロンは言動が空振りしがち。幼馴染のインキュバス・ウツやその他1年生と共に「我々師団」という生徒会非公認の師団に入団してしまい、思ってたんと違う・・・と一度はなったものの、生徒会の参謀たちに存在だけは認識してもらい、シャオロンの野望も「我々師団」ありきになってきている・・・?

そんな中、アメリ会長が何だかおしとやかでなよなよした乙女になっちゃった!?そんな生徒会長は頼りないとタイマンが行われるみたいだけど、ウツたちは敵勢に投票するみたいで・・・?

今回はそんな「魔界の主役は我々だ!」55話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「みんな、特大スクープや!アメリ会長が、乙女みたいになっとるんや!!」

トントンの言葉で1年生ズが廊下に出てみると、確かにいつものビシッとした感じではない、ふわふわ乙女~✨な感じのアメリ会長が。あれはあれでかわいいからアリだと思うけど・・・ん?

何でアメリ会長の隣に入間がおんねん!!??
入間が入っていた「魔具研究師団」はキリヲ騒動でバラけてしまったのでお試しで生徒会に入っていたわけですが、そのことを知らないシャオロンはあれはズルい!と、生徒会に媚を売りに行く・・・?

コノヤローまだ生徒会に未練あったんか!?💢
同級生たちの糾弾を何とかかいくぐり、どうにかして生徒会での入間の様子を探りたいシャオロン。今更我々師団を抜けるつもりもないし、入間の真似事したって同じになれるわけではないことは自覚しているようです。

そんなことを考えながら廊下を曲がると、疲れた顔でうなだれる会長の右腕・ジョニー先輩が。シャオロンにこの姿は見なかったことにしろ、と口止めをしながら、今の状況が不安を煽るような空気で満ちていることも察しているジョニー先輩。「しかし我々がアメリ会長と共にある限り、生徒会は揺らがないし揺らがせない。保障する」と強気の発言。やっぱ俺の憧れた生徒会はかっこええな、と思いながら「ウチの師団公認してもらうまでそちらに倒れてもらっちゃ困るんで☆」と言って見せたシャオロンなのでした。

我々師団室に行ってみると「解散選挙(タイマン)」の話で持ち切り。シャオロンは今の生徒会に公認してもらうのが目標なので当然アメリ会長に、と思っていたら他のメンバーが全員敵のロノウェ派。するとグルッペン師団長が「我々師団による言論バトルと行こうじゃないか」。本戦の前に我々師団で一悶着!?

魔界の主役は我々だ!55話ネタバレ

解散選挙のタイマン?

「解散選挙(タイマン)」とは。
師団からの生徒会への宣戦布告。複数の師団が現生徒会に不満を持った場合、代表師団を選び現生徒会と一騎打ちの全校投票を行う。負けた師団は即解散!というなかなかハードで大規模なボイコットなのだ。

そして今回現生徒会への宣戦布告を行ったのは、風紀師団代表のロノウェ・ロミエールだったというわけです。
そのことで我々師団でも派閥ができ、ロノウェ派とアメリ派で二分化してしまったのでした💦さらに師団長・グルッペンがそれを「もう1つのタイマン」として存分に議論してくれたまえと楽しんでいる始末💦

ロノウェ派代表・ウツの言い分は「何よりその公約の素晴らしさにある!授業日数を半分にし、旅行休暇やレジャー施設設置など娯楽の拡充!悪魔にとってこれほど魅力的な施策があるでしょうか!」愉楽第一主義、と横断幕まで掲げています💦
一方アメリ派代表・シャオロンの反論は「悪魔学校は学業とランクアップを目的とした機関!その前提がある以上現生徒会による秩序ある統治こそが必要!」政権絶対存続、と横断幕は掲げているものの反論はロボロが書いたもののようです💦

シャオロンとウツがワーワー言い合うのを怪し気に笑いながら「いいぞどんどん争いたまえ」と師団長・グルッペンは高みの見物。「弁舌の強さは時に魔力や腕力に優れた悪魔をも圧倒する!それを理解するのに今回のタイマンは実にいい機会だ」と、団員たちの言論能力強化のために利用しようというのがグルッペンの目論見だったようです。

今回の争点は与党・アメリ派と野党・ロノウェ派、どちらの陣営を支持するか。現時点での我々師団派閥内訳は・・・

アメリ派・・・シャオロン、ロボロ、チーノ!
ロノウェ派・・・ウツ、トントン&トン、ゾム!

無回答・・・グルッペン、ショッピ!えっ!?😲💦

「ここからが本番、反対派や無党派を説き伏せ懐柔し自陣に引き入れてみせよ!!」
いやいやグルッペン無回答じゃん!?中立の立場をも利用してるの!?💦

激化する中での第三勢力?

「愉楽になびかん悪魔なんて不能かええかっこしいのどっちかや😤」「楽しいって素晴らしいですやん!学校にレジャー施設あったら学校通うの楽しくなりますやん!」と説得するウツとゾムに、ロボロは「そんなに遊びたいなら学校来んとウォルターパークでも通ったらええがな」と真っ当なツッコミ。ウォルターパークはロノウェの実家が経営してますからね💦

そういうことじゃなくて、とゾムがどもっている所に「そっちつくなら俺もうゾムと遊ばへんわ」と遠い目をして言ったシャオロン。ゾムが出始めの頃、あまりの爆弾魔っぷりに辟易したシャオロンが「もう近寄らないで下さい」と壁に書いたのがトラウマなゾム、あっという間にアメリ派へ寝返り!今のは汚い!💢とブーイングがロノウェ派から飛ぶも、「相手の弱みに付け込むのは人心掌握の基本。隙を見せる方が悪なのだ」とグルッペンから尤もらしいジャッジ。

これで4:2になった所で畳み込むアメリ派!「魔界で一番大切なものはずばりランク!我々がより媚び諂うべきは高いランクのアメリ会長で、」とチーノが言い出したのも束の間、「でもアメリ会長乙女すぎるって理由で2ランクダウンしたらしいで?」と胡散臭い情報をウツに吹き込まれ今度はチーノがロノウェ派に寝返り。詐欺師が雑な嘘に引っかかるな!💢とツッコミが飛ぶも「虚言流言も相手を煽動するには極めて有効」とグルッペンの口八丁も炸裂。もはや何でもアリやん・・・💧

「そう何でもアリ!脅迫、誘惑、賄賂、洗脳。利用できるものはすべて使う。正しい方が勝つのではなく相手の心を掌握した方が勝つ!それが悪魔的議論(ディスカッション)!!
団長、エラそうなこと言ってるけど無回答やん・・・トップとしての見解を示してよ!💦

「己の野心を叶えるため自分を律することも、欲望の赴くままに愉しむことも、すべては個人の自由でありいかなる存在からも強制・介入されるべきではないと考えている」珍しくマトモ?と思った瞬間、「そもそも生徒会自体いらなくね?」とか言い出したグルッペン!!!えー!!?😨💦

「我々には第三の選択肢が残されている!タイマン当日における武力蜂起並びに与野党両党の制圧!!」さぁ今こそ立ち上が・・・と言いかけた所でメンバーからねじ伏せられるグルッペン・・・グルッペンだって何回も生徒会に「公認して♡」ってふざけた手紙送ってたくせに・・・💦

理由なんてただ1つやよ

次の日。
選挙活動に勤しむロノウェ陣営は大盛り上がりで、結局ウツ、トントン、ゾム、チーノ、そしてショッピもロノウェ陣営についていました。演説聞いた時のワクワク感が違う、マジョリティ最高、欲にまみれて堕落していく悪魔がいっぱい見れそう・・・と理由はいろいろあるようですが💦

ロノウェ陣営が大勢で盛り上がる中、アメリ陣営はがらーんとした様子。なよなよと自身のなさそうなアメリ会長は心配するような目線はもらうけど支持する者は極めて少ない。それもそのはず、悪魔は面白いものに惹かれる性質があるため今の牽引力のないアメリ会長では魅力がない。

だからこそ、シャオロンがアメリ会長を支持し続けるのか、ロボロにはわからないのです。
お前こそ楽しさを求めるタイプだろうし、あそこまで我々師団と揉めてた生徒会を擁護する理由がどこにあるん?と聞いてみるロボロ。

「別に大した理由はあらへんよ。ただちょっと、応援したい人らがいるだけやから」

頼りないアメリ会長を生徒会の参謀や入間が甲斐甲斐しくサポートする様子を、シャオロンはただじっと見据えてそう語るのでした。それにもうちょいで認められそうだったのにいきなり全部ナシになる方こそおもんないやろ!とシャオロンなりに現生徒会への真っすぐな思いがあるようでしたw

ロボロと2人きりは不本意や!それはこっちのセリフや!と軽口を叩き合う2人の背中を見て、ロノウェ派は当選確実だとタカを括って前祝いをする模様。時流も読めぬ愚か者だとバカにしているウツたちを見て無回答のグルッペンは徐にメガネを上げ、

「これだから思想のぶつかり合いは面白い・・・!」と意味深な一言。
斯くして決戦の日は来たる!結果は、そして我々師団はどうなる!?

魔界の主役は我々だ!55話感想・まとめ

タイマンするのはアメリとロノウェなのに、我々師団でもタイマンする意味!?と思ってましたが、これはこれでアリですね(笑)これもグルッペンの策!?読者を取り入れる策の一つだったりして!?w

いつもは存在はしているけど表立って出て来ない師団長がこういう時に出てくるのっていいですねwでもやはり本分は悪魔で「そのうち魔界全土を統べる存在になる」野望を持つ師団長・・・タイマンの場で第三勢力として武力蜂起も辞さないと思ってるとは💦そしてそれを本末転倒だ!とねじ伏せる我々師団メンバーがわりとマトモだったことに落ち着きつつ「それでいいのか?」感も否めない・・・今回は情緒がガタガタだった回だと思います!💦

そして場が荒れようがほとんどが敵陣営につこうが、己の信念を貫くつもりのシャオロン。それほどアメリ会長の生徒会がシャオロンにとってカッコイイ憧れの生徒会で好きなんでしょうね。そして少なからず生徒会も「一生徒」ではなく「シャオロン」という存在を認識している気がします。さらに生徒会の「本文」もシャオロンはわかっているからこそ信じているんだと。あれ?結構ここの関係大人・・・!?w

一途にアメリ会長を信じるシャオロンと、タカを括っているロノウェ陣営。かつて歴史上の争いで油断をした優勢な陣営がどんでん返しを食らった事実のようにならないといいけど・・・!?
次回も楽しみです!

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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の55話ネタバレを紹介しました!

が…

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師団長・グルッペンの尤もらしい弁論に、あなたは騙されてみる?それとも?w真っ直ぐなシャオロンの目線にも注目!

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