父を殺された主人公が、幼馴染や四龍と旅して成長していく感動作、暁のヨナ！
明らかになってきた過去とは…!?
前回までのあらすじ
イルとカシには娘が生まれ、数年経つと庭に出る姿が見られるように。
ある日、スウォンとハクが庭園で出逢い、ちょうど東屋にいたヨナにもハクを紹介、三人で遊ぶようになっていきます。
何かを感じたカシはハクに、娘を守ってほしいと頼むのでした。
ヨナが四龍を集めることになるとカシに予言されて愕然、激しい頭痛がして緋の病であることを悟ります。
発病を隠して過ごしていると、王が危篤の知らせが…！というところまでが194話でした。
今回は暁のヨナ195話のネタバレをご紹介します。
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暁のヨナ195話 最後の願い
王が危篤の知らせが入り、駆け付けたユホンとイル。
息子たちに父王は、次期国王はイルだと告げます。
愕然としたユホンは、病で判断ができないから落ち着いてから話そうと言いますが、最期の厳命だと言い切られ、崩御されました…
強く人気のあったユホンへの期待が大きく、全部族に大きな衝撃を与え、ユホン自身も、どうして自分ではないのかと悩みます。
神殿がなくなったあと、王とイルが緋龍王の廟に通って祈っていたのを知っていたヨンヒは、自分を守るために神官を弾圧したことが許されなかったと苦しんでいました。
庭園で遊ぶスウォンとヨナを見守っていたある時、頭痛で倒れそうになり、カシに助けられます。
ジュナム王にヨナが緋龍王であると伝えたからイルが王に選ばれたのか確認しますが、肯定も否定もせず、どうあっても運命は変わらないのだと答えられます。
自分の役割は、血を守り世継を育てることだと思っていたので、存在意義を否定されたように思えて…
ヨナにも特別な力などなく、手にするのは自分で摘み取るものであり、ヨンヒが生きているだけで幸せになれる人がいるとは信じられないのか？問うカシ。
カシの心は届かず、さらなる頭痛で倒れてしまうのでした。
倒れてもなお病を隠そうとしていましたが、必ず守るという夫に、とうとう緋の病であることを打ち明け、療養のため、一家は城から離れることになります。
時期王が自分ではないことに衝撃を受けていたユホンも、愛する妻を守るために行動できるのが、なんだか胸に響きます。
カシの言っていたヨンヒが生きている幸せを、一番強く感じているのは誰なのかよくわかる、ユホンの人間らしい一面が見れた場面でした。
スウォンと離れることを寂しがり涙ぐむヨナ、この頃から淡い恋心を抱いていたのかもしれないと感じました。
寝込んでいるヨンヒの元へ、なかなか会えなくなるからとイルがお見舞いにやってきます。
冷たくあたって傷つけたことを謝り、カシに優しく接してくれたことに感謝し、元気になってほしいと伝え、ユホンも静かにそれを聞いていました。
戴冠式では、歓声もない暗い雰囲気のなか、イルは堂々と式をやり遂げ、ただひとり「イル陛下万歳」と叫んだムンドクを認め、王になるかどうかは大きな問題ではなかったことに気づき、ユホンは弟を支える決意をするのでした。
ユホンとイルはもう大丈夫と安心するヨンヒでしたが、初めてまともにカシを見てどういう女なのか全くわからなかったというユホンに、侍女が庭園での会話・ヨナが緋龍王であるという話題に触れます。
そして、神殿が焼け落ちた後に見習いのカシを探してほしいとヨンヒに頼まれたことを思い出したと伝えるのです。
療養して少し落ち着いてきたヨンヒは、カシを招待し、ヨナが一緒に来るのをスウォンも楽しみに待っていましたが…
向かう馬車が賊に襲われ、カシは殺害されてしまうのです…！
王妃が亡くなったイルのことをヨンヒは心配しますが、頭痛に苦しむ彼女を抱きしめながら、日に日に緋龍王が憎くなる、自分の大切なものを壊されてなるものか、と思い詰めた表情で吐き出します。
少しでも長く共に生きられるよう願うヨンヒ。
最後の願いは叶わず、それから2か月後、ユホンが亡くなったのです…というところで195話は終わりでした。
暁のヨナ195話まとめ・考察
とうとうイルが王に！各部族も民衆も誰も歓迎していなかったというのがとても寂しく感じますが、最初からムンドクだけは味方だったのが心強く感じました。
自分が選ばれなかったことをなかなか受け入れられなかったユホンも、弟への情があり、味方が少ないと自分が加勢しようとして、兄弟の仲がいい方向へ向かっていくと思っていたのですが…
描かれてはいなかったけれど、カシが賊に襲われて亡くなったのは、神殿の生き残りであることが知られてしまったからで、本人が直接ではなくても、ユホンに殺されたのではないか？と思ってしまいました。
そして、それを知ったイルがユホンを…というとなのではないか？と思ってしまうのです。
ヨンヒを守るために神殿を弾圧しましたが、生き残りがいたとわかったら亡き者にする、愛する人を守るならどんな残忍なこともできたと思うのです。
変えられない大きな運命ではあっても、侍女がカシのことを伝えなければこんなことにはならなかっただろうし、兄弟で国を盛り立てていけたのかもしれないのに、と思うと切なくなります。
色々なことが見えていたカシ、自分の最後もわかっていて受け入れたのでしょうか？
馬車にはヨナは乗っていなかったというのは、自分の運命をわかっていたカシが、襲われるからヨナを一緒に連れて行かなかったのでは？と感じました。
幸せな未来が見えるわけではなく、辛く切ない運命に翻弄されるのが見えていて、それでもしっかりとしていたカシの静かな強さが、ヨナのまっすぐなさに通じるのでしょうね。
時々登場する幼いスウォンやヨナが、ほんのり優しい気持ちをくれましたが、そろそろ現在のヨナ・ハクに会いたいです！
手記もクライマックス、そろそろ終わりに近づいているかと思います。
過去を知ったヨナはどう感じるのか？次回が待ち遠しい最新話でした！
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今回は、暁のヨナ195話のネタバレを紹介しました！
が…
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幼いヨナとスウォンの優しい絆を、ぜひ漫画で確かめてみてください(^^)/