鬼滅の刃 無限列車編ネタバレ・感想!炎柱の生き様(7巻8巻)

週刊少年ジャンプ

日本中を熱狂させた少年ジャンプの漫画『鬼滅の刃』。

2020年5月18日、たくさんの読者に惜しまれながら、物語は完結を迎えました。

本作品の人気の理由を上げるときりがないのですが、一番感じるのが、とにかく登場人物一人一人の物語がしっかりしている事。

敵側である鬼も、皆がかつては人間で、鬼にならざるを得なかった悲しい過去を持ってる場合がほとんどです。(ちらほら例外も存在しますが)

そして人間を守ることはもちろん、時には仇である鬼にさえ思いやりを見せる、主人公・竈門炭治郎の情の深さは、多くの人の心を揺さぶりました。

原作の連載が終了した今、主人公の炭治郎と同じくらい脚光を浴びているキャラクターが、鬼殺隊の炎柱「煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)」

↑この人。独特の雰囲気を持つ男前ですね。

彼を主人公としたスピンオフ作品『煉獄外伝』の開始が発表されている他、煉獄杏寿郎が最も活躍するエピソード『鬼滅の刃 無限列車編』が、アニメ映画として10月16日より公開されます。

本記事では、そんな『鬼滅の刃 無限列車編』が収録されている、鬼滅の刃7巻、8巻のネタバレをまとめてご紹介したいと思います!

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無限列車編ってどんな内容だったっけ?」「鬼滅の刃の印象的なシーンを、もう一度振り返りたい!

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鬼滅の刃 これまでのあらすじ

那田蜘蛛山に巣食う蜘蛛の鬼「累」を無事撃破した炭治郎たちは、蝶屋敷にて戦いの傷を癒していました。

一方その頃、下弦の伍である累が倒されたことに腹を立てた鬼舞辻無惨は、下弦に属する鬼を総動員し、その場でただ一人を残し、全員処刑してしまいます。

一人生き残った鬼「魘夢」は、人の不幸を見るのが大好きな性格。

無惨は、炭治郎を確実に始末する為、魘夢をより強力な鬼に仕立てあげます。

無惨の血を直々に分けてもらい、自分が格段に強化された事を感じる魘夢は、夢見るような表情で、炭治郎の打倒を誓うのでした・・・。

↑下弦の鬼たちをまとめてリストラする鬼舞辻無惨

鬼滅の刃 無限列車編(7巻8巻) ネタバレ・感想

蝶屋敷にて

蝶屋敷にて、胡蝶しのぶの診察を受ける炭治郎。

負傷した顎もすっかり快癒し、任務に復帰しても大丈夫と太鼓判を押されます。

しのぶにお礼を告げる炭治郎は、ふと、自分の家に代々伝わる「ヒノカミ神楽」について尋ねてみました。

しのぶが言うには、炎の呼吸の使い手である、炎柱・煉獄杏寿郎なら何か知っているかもしれないとの事。

早速、炭治郎が煉獄に会う手筈を整えてくれます。

蝶屋敷を後にする炭治郎は縁側で、栗花落カナヲの姿を見かけました。

炭治郎の同期で、胡蝶しのぶの継子(直弟子)である少女です。

自分で物事を決めるのが苦手なカナヲに炭治郎は、「人は心が原動力だから!心で人はどこまでも強くなれる!」と励まし、強く手を握ります。

この時、カナヲの中に、炭治郎に対する淡い恋心が芽生えます。

↑カナヲを励ます炭治郎

無限列車に乗車!

蝶屋敷を出発した炭治郎はさっそく、無限列車が停車する駅へ。

同行するのはお馴染み、妹である竈門禰豆子。

本作のヒロインです。

そして猪突猛進系男子・嘴平伊之助。

猪の被り物を取るととても美男子です。

最後に、怖がりですがやる時はやる男・我妻善逸。

雷の呼吸の使い手で、禰豆子に恋をしています。

この四人で、煉獄が先に乗り込んでいる汽車・無限列車へ乗車します。

初めて乗る汽車に、伊之助は大はしゃぎ。

善逸は、汽車に乗って鬼の元へ移動しているのではなく、この汽車自体に鬼が出るのだと知って震えあがります。

禰豆子はまだ、炭治郎の背負う桐箱の中でじっとしています。

そんな四人は早速、列車の中に炎柱・煉獄杏寿郎の姿を見つけました。

煉獄は十人前以上の弁当をおいしそうに平らげています。

炭治郎は煉獄に挨拶すると、隣に座り、「ヒノカミ神楽」について尋ねるのでした。

↑話が早い煉獄

魘夢の血鬼術

ヒノカミ神楽について、煉獄から返ってきた答えは、知らないし、言葉自体も初耳との事。

しかし炭治郎が落胆する暇さえなく、「俺の継子になるといい!面倒を見てやろう!」と、一人で話を進めてしまいます。

煉獄のペースについて行けず、焦る炭治郎。

そんな彼らのもとに、車掌さんが切符を切りにやってきました。

車掌さんはげっそりと憔悴しきって、今にも泣き出しそうです。

この切符には、無限列車を支配する鬼、魘夢の血鬼術が施されており、切符を切られた瞬間、乗客たちは眠らされてしまうのです。

鬼殺隊の炭治郎たちとて例外ではなく、煉獄も含め、皆が眠りに落ちてしまいました。

乗客たちを眠らせた事を、魘夢に報告する車掌さん。

この列車の中には、鬼殺隊の他に二種類の人間がいます。

一つは、鬼も何も知らないただ列車を利用しているだけの人間。

もう一つは、魘夢の手下となって、乗客に危害を加える事を手伝っている人間。

魘夢は手下の人間を、眠らせた乗客たちの夢の中に侵入させ、そこにある「精神の核」を破壊させることで、人々を廃人しています。

自分の手を汚さないあたり、狡猾さを感じます(;´∀`)

魘夢の手下の人間たちはそれぞれ、幸せな夢を見させてもらうために、魘夢に従っています。

彼らは、妻と死別していたり、不治の病である結核を患っていたり、何かしら痛みを抱えている為、幸せな夢を見せてくれる魘夢にすがってしまうのです。

人の心の傷に付け入って悪行を働かせようなんて、とんでもない鬼ですね。

炭治郎に真っ先にお仕置きされるタイプです<(`^´)>

魘夢の手下たちはさっそく、乗客の夢へと侵入するために、自分の手と乗客の手とを、縄でつなぎます。

この縄を媒介にして、相手の夢の中に侵入し、精神の核を壊すのです。

自分の夢に刺客を放たれた事をつゆ知らない鬼殺隊の面々は、皆それぞれ、思い入れのある夢を見ていました。

善逸は、夢の中で禰豆子とデート中。

自分の欲望がモロに反映された夢を見て、とても幸せそうです。

伊之助は、炭治郎、善逸、禰豆子を舎弟に従え、洞窟の中を探険中!

伊之助の持つイメージが反映されてか、炭治郎はタヌキ、善逸はネズミ、禰豆子はウサギのような外見になっています。

そして煉獄の夢は・・・毎日のんだくれている父に対し、晴れて炎柱となった事を報告している風景。

しかし煉獄の父は、心底どうでもいいような反応しか示さず、煉獄の方を見ようともしません。

彼は煉獄家に伝わる炎柱の書を読んで自信を失い、同時期に妻を亡くしてから、このように無気力な人間となってしまったのです。

それまで父に稽古をつけてもらっていた煉獄は、独力で炎の呼吸を極めるしかなくなりました。

自分の身の上より、まだ幼い弟の身の上を気遣う煉獄。

弟を抱きしめ、「頑張って生きていこう!寂しくとも!」と、半ば自分に言い聞かせるように、語りかけます。

↑兄にそっくりな弟・煉獄千寿郎

夢からの脱出

炭治郎が見ていたのは、やはり、鬼に殺された家族と共に過ごす夢でした。

いつものように炭を焼き、いつものように薬草を摺る風景・・・。

慣れ親しんだ日常に居心地の良さを感じる炭治郎ですが、川に水を汲みに行った際、状況が一変します。

水面に映った自分自身が、何かを必死に訴えかけています。

近づいて耳を傾けてみると、「攻撃されている!寝ている場合じゃない!」との事。

その忠告を受け、ここは夢の中だと気が付く炭治郎。

しかし目覚める方法がわからず、炭治郎は焦ります・・・。

そんな時、ふと背後に現れた炭治郎の父が、「刃を持て。斬るべきものはもう在る」と、端的にアドバイスをしました。

父の言葉の意味を全て理解し、炭治郎は自分の首に刃を突き立てます。

夢の中の炭治郎が血しぶきを上げて絶命するのと引き換えに、現実世界の炭治郎が目を覚ましました。

炭治郎と魘夢の邂逅

炭治郎が目を覚ました頃、先頭車両では魘夢が、まだ誰の「精神の核」も破壊されていない事に首をかしげていました。

魘夢の手下たちはそれぞれ、鬼殺隊士たちの核の破壊に苦戦していたのです。

彼らがズルズルと手を焼いているうちに炭治郎が目を覚ましてしまい、煉獄、善逸、伊之助を起こして回ります。

鬼である禰豆子は、もともと魘夢の血鬼術にかかっていなかったため、戦力として十分健在です。

禰豆子に乗客たちの警護を任せると、炭治郎は、怒りとともに魘夢のもとを目指しました。

走る列車の上で邂逅する、炭治郎と魘夢。

ありったけの怒りをこめて炭治郎は魘夢に斬りかかりますが、魘夢の首を落とすことはできても、絶命させる事ができません。

炭治郎の目の前にいる魘夢は、既に本体ではなくなってしまっていたからです。

現在の魘夢の本体は、炭治郎たちが乗っている、「無限列車」そのもの!

そこに乗っている乗客たちは、魘夢の胃袋の中にいるも同然なわけです。

一人で全車両を守る事など到底不可能である炭治郎は、未だ戦線復帰できていない仲間たちに、大声で助けを求めます。

↑端麗な見た目でファンも多い「魘夢」

乗客全員を死守!

炭治郎の叫びに答えるかのように、一番に助けに来たのは伊之助!

炭治郎と一瞬だけ合流し、状況を確認すると、そのまま眠っている乗客たちの守護にあたりました。

続いて善逸が戦線復帰。

乗客を守るべく奮闘中の、禰豆子と合流します。

(禰豆子と共闘できてよかったね、善逸!)

鬼殺隊士が相次いで覚醒する中、遂に炎柱・煉獄が戦線に復帰しました。

彼は目にもとまらぬ速さで車輛間を移動し、あっという間に炭治郎のもとまで来ると、端的に作戦を伝えます。

八両編成のうちの五両を煉獄が守り、残りの三両を善逸と禰豆子で守りきります。

煉獄、善逸、禰豆子ら三人が車輛を守っている間に、炭治郎と伊之助の二人が、魘夢にとどめを刺しに行くという作戦です。

煉獄の判断の速さとずば抜けた行動力に感心する炭治郎でしたが、すぐさま我に返り、伊之助と連携をとるべく動き出します!

↑炭治郎に作戦を伝えに来た煉獄

炭治郎・伊之助VS魘夢

伊之助の姿を必死に探す炭治郎。

伊之助はなんと、疾走する列車の上を全速力で走り、一直線に鬼の急所を目指していました!

野生で培った勘の良さと、人並外れた触覚をもつ伊之助は、誰よりも速く、列車と同化した魘夢の急所を見抜いていたのです!

先頭車輛の石炭が積まれているあたりが怪しいという伊之助の言に従い、炭治郎も先頭車両を一直線に目指します!

無事、先頭車輛で合流した伊之助と炭治郎。

ちょうどこの真下が魘夢の首であると炭治郎は見抜きます。

列車の床を斬り割いた先にあったのは、恐竜の脊椎のように巨大な骨!

まぎれもなく、魘夢の首の骨です。

心の中で父を思いつつ、炭治郎は、家に代々伝わる「ヒノカミ神楽・碧羅の天」を使い、渾身の一撃で魘夢の首の骨を断ち切るのでした・・・。

魘夢消滅

炭治郎がくり出した大技、「ヒノカミ神楽・碧羅の天」により、無限列車の先頭車輛はまるごと切り離されました。

それはすなわち、魘夢の首が斬り落とされたことを意味します。

あまりの痛みに、苦しみのたうち回る魘夢。

その振動で、列車が派手に脱線し、車輛のいくつかは横転してしまいます。

列車の外に投げ出される炭治郎。

戦闘で負った傷と疲労感ですぐには立ち上がれない彼に、伊之助が駆け寄ります。

「鬼の肉がばいんばいんして逆に助かったぜ!」と、列車内の損害が思ったほど大きくないことを報告してくれました。

一方その頃、首を斬られた魘夢は虫の息となっていました。

魘夢は結局、乗客を誰一人、殺すことも捕食する事もできなかったのです。

無惨の血を直々に与えられておきながら、ここまで惨敗を喫したことは、魘夢にとって悪夢そのもの。

悔しさと戸惑いで心を乱しながら、魘夢はこの世を去ったのでした・・・。

↑敗北を受け入れられない魘夢

煉獄VS上弦の参「猗窩座」

満身創痍で地面に寝転がる炭治郎のもとに、煉獄が駆けつけてくれました。

列車が横転する瞬間、彼は多くの技をくり出し、乗客たちを守っていたのです。

乗客たちの中に死人は一人もいない事を笑顔で伝えると、全集中の呼吸が常時使えている炭治郎を誉めます。

呼吸を極めれば様々な事ができるようになる。昨日の自分より確実に強い自分になれるぞ

と、炭治郎に優しくアドバイス。

戦闘が終わりほっと一息ついている二人のもとに、何の前触れもなく突如、「上弦の参」の鬼が飛来します。

初めて目の当たりにする上弦に戦慄する暇さえなく、炭治郎は頭を潰されかけます。

しかし煉獄が黙って見ているはずもなく、炭治郎を死守。

「なぜ手負いの者から狙うのか理解できない」と、静かな怒りをあらわにします。

上弦の参は一度煉獄たちから距離を取ると、自分は煉獄に話があって来たのだと伝え、「猗窩座(あかざ)」と名乗ります。

猗窩座が言うには、煉獄も鬼になれとの事。

彼は煉獄のたぐいまれなる強さを見抜いており、煉獄が老衰し、いずれは死んでしまう事実が耐えられないのだそうです。

鬼として、不老不死の身で何百年も生きてきたからこんな考えになるのでしょうか。

そんな猗窩座に対し、「俺と君では価値基準が違う」とキッパリ告げる煉獄。

老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ」と、自分の死生観を語ります。

そしてもう一つ。

この少年は弱くない。侮辱するな」と、炭治郎の名誉も守ってくれました。

交渉が決裂したことで、煉獄を葬りにかかる猗窩座。

煉獄もそれに応戦し、上弦の鬼と柱との、熾烈極まる戦いが幕を開けます。

満身創痍の炭治郎は、助けに入りたくとも入れません。

炭治郎の隣でたたずむ伊之助は自分が助けに行った所で邪魔にしかならないのを理解し、動くことができません。

持久戦に持ち込まれた二人の戦いは、次第に煉獄が劣勢になっていきます・・・。

煉獄VS猗窩座。勝敗のゆくえ

鬼である猗窩座は煉獄と違い、致命傷を受けても瞬く間に回復します。

対する煉獄は今や、片目がつぶれ、肋骨が砕け、立っているのがやっとの状態。

とうとう猗窩座が、煉獄のみぞおちにとどめの一撃を入れます。

このままでは死んでしまうぞ杏寿郎!鬼になると言え!」と、猗窩座は最後通告。

その時煉獄の脳裏に蘇ったのは、最後に母と言葉を交わした時の記憶でした。

まだ幼い煉獄に、「なぜ自分が人より強く生まれたのかわかりますか?」と問う母。

「・・・わかりません!」と素直に答える煉獄に対し、「弱き人を助けるためです。天から賜りし力で、人を傷つけることは許されません」と教えます。

そして自分がもう長くは生きられない事を伝えると、煉獄を抱きしめ、「強く優しい子の母になれて幸せでした」と涙を流すのでした。

母と交わした約束が、煉獄に最後の力を与えてくれました。

渾身の力で、煉獄は猗窩座を抱き込みます。

長時間の戦闘で、夜明けが間近に迫っていました。

このまま猗窩座を太陽の光に当て、焼き殺そうという魂胆です。

煉獄の意図を察し、焦る猗窩座。

何とか煉獄から離れようとあがきますが、加勢してきた伊之助と炭治郎に阻まれ、身動きがとれません。

やっとの思いで煉獄を振りほどくと、なりふり構わず日陰へと逃げ込みます。

そんな猗窩座の背中を、「逃げるな卑怯者!」と罵りながら、炭治郎が追いかけようとします。

しかし炭治郎を止めたのは、他でもない煉獄自身でした。

君も軽症じゃないんだ。竈門少年が死んでしまったら、俺の負けになってしまうぞ」と穏やかな表情で諭します。

「煉獄さんの方がずっと強いんだ!誰も死なせなかった!」と炭治郎は泣きじゃくりました。

その思いを受け止めつつ、「最後に少し話をしよう」と煉獄は炭治郎を隣に呼びます。

↑先輩として炭治郎に助言する煉獄

煉獄の最期

煉獄が言うには、彼の生家・煉獄家へ行ってみるといいとの事。

煉獄家に代々伝わる「炎柱の書」の中に、炭治郎の探している「ヒノカミ神楽」についての手掛かりがあるかもしれないと教えてくれました。

そして炭治郎、伊之助、善逸に「もっともっと成長して、今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となれ」とアドバイス。

禰豆子についても、まぎれもなく鬼殺隊士の一員であると言ってくれました。

汽車の中で、傷つきながらも必死に乗客を守る禰豆子の姿を、煉獄はちゃんと見ていたのです。

炭治郎たちに見守られながら、煉獄の命に終わりが近づきます。

目の前に現れた母の幻影に、「俺は、果たすべきことを全うできましたか?」と心の中で問いかけました。

煉獄の母は、立派にできましたよと笑顔で褒めてくれました。

その言葉に、子供のような笑みを浮かべつつ、煉獄杏寿郎は20歳の生涯を閉じたのです・・・。

↑死ぬ間際の煉獄の笑顔

煉獄を守れなかったことを、涙を流し悔しがる炭治郎。

そんな炭治郎に喝を入れたのは、伊之助でした。

「悔しくても泣くんじゃねえ!信じると言われたら、それに応えること以外考えんじゃねえ!!どんなに惨めでも生きてかなきゃならねえんだぞ!!」

鬼滅の刃 8巻より 嘴平伊之助

大泣きしながら善逸に頭突きをくらわせると、「こっち来い、修行だ!」と言って炭治郎と善逸を引っ張っていきます・・・。

煉獄の訃報は直ちに他の柱たちにも伝えられ、皆それぞれに煉獄を偲ぶのでした。

炭治郎、煉獄家へ

煉獄の死から数日後、まだ傷も癒えていない炭治郎は、息を切らしながら煉獄家を目指していました。

煉獄の家に着くと、そこには悲しそうな顔で家の前を掃除する少年が。

煉獄と瓜二つの外見である事から、弟の千寿郎であると炭治郎は見抜きます。

煉獄からの遺言を伝えに来たと話す炭治郎の前に、父である煉獄槙寿郎が乱入。

「どうせ下らんことを言い残しているんだろう!うちの敷居をまたぐな!」と聞く耳なしです。

その後さんざん我が息子を侮辱する槙寿郎に対し、遂にブチ切れた炭治郎。

強烈極まりない頭突きを、槙寿郎の脳天にくらわせてしまいました。

槙寿郎を頭突きで気絶させてしまった事を、謝罪する炭治郎。

弟・千寿郎は「僕は兄を悪く言われても、口答えすらできなかったから・・・」と、逆に炭治郎に感謝します。

千寿郎が持ってきた「炎柱の書」は、中身がズタボロに破かれていました。

自分の才能に絶望した槙寿郎が、かつて破いたのです。

書かれている内容が殆どわからず、炭治郎は煉獄家を去ります。

帰り際、千寿郎が、兄の形見である日輪刀の鍔を炭治郎に渡しました。

「こんな大切なものいただけません!」と遠慮する炭治郎ですが、千寿郎は、炭治郎にこそ持っていて欲しいようです。

炭治郎が去った後、千寿郎は父のもとへ、兄の遺言を報告に行きました。

「出ていけ!どうせ俺への恨み言だろう!」と怒鳴る父・槙寿郎ですが、煉獄が父に残したのはたった一言。

「体を大切にして欲しい」。

それだけでした。

息子の笑顔が脳裏に蘇った槙寿郎は、大粒の涙を流すのでした・・・。

↑息子たちにそっくりな父・煉獄槙寿郎

次の任務へ

煉獄の死から4ヶ月ほど過ぎたある日。

蝶屋敷の女の子たちがまとめて攫われるという、とんでもない事件が起こります。

犯人は音柱・宇随天元

本当は任務に連れて行くため、このように女の子を集めているのですが、事情を知らない炭治郎たちの目には人さらいとしか映りません!

「女の子たちの代わりに俺たちが同行します!」と名乗り出た、炭治郎、善逸、伊之助。

彼らが向かう場所は・・・遊郭

鬼の住む遊郭での潜入捜査が、炭治郎たちの次の任務のようです。

男の子三人で、果たして遊郭での潜入捜査が成り立つのでしょうか!?

次巻に期待ですね!(≧▽≦)

↑宇随に拉致される女の子たちを助けようとするカナヲ

鬼滅の刃 無限列車編(7巻8巻) Twitterの口コミ・評価

↑『無限列車編』の公開を前に、7巻、8巻の内容を振り返るツイートの数々。

鬼滅の刃 無限列車編(7巻8巻) まとめ

鬼滅の刃において『無限列車編』は、物語が大きく動き出す転換点です。

その理由の一つは、炭治郎が初めて上弦の鬼の強さを目の当たりにしたこと。

もう一つは、初めて柱の一人が命を落としてしまったこと。

煉獄から受け継いだ思いを胸に、炭治郎たちは更に過酷な戦いへと身を投じていくのです・・・。

ファンの間では、『無限列車編』の映画化は、アニメ第二期の放送に繋がる布石なのでは?と予想されています。

美しく躍動的な映像で話題を呼んだ、アニメ版「鬼滅の刃」。

続編が制作されるとなれば、これほど嬉しいことはないですね!(≧▽≦)

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