2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親に突然悪魔・サリバンの元に売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは入間を孫として熱烈に迎え入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」へ入間を悪魔の学生として通わせます。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないことばかり気にしていた入間だが、アスモデウスとクララという友達ができ、問題児クラスのメンバーや先生、生徒会長アメリらと交流することで少しずつ「魔界での目標」も見出してきたようです。
師団披露の前夜祭が開始！問題児クラスのメンバーもそれぞれの師団で目玉の出し物を計画している中、いろんな師団を見て楽しんでいるみたい。そして魔具研で花火の計画を話している最中、うっかりクララが点火しちゃったのだが･･･なぜか空砲。花火玉はキリヲが「学校を爆破するため」に持ち出していた･･･！💦
そんな「魔入りました！入間くん」29話ネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん29話ネタバレ
大人の闇と予感
「まぁーだ調査終わらないの？」「人間界関係は調査が細かいんです、もうちょっとかかりますよ」「そっかぁ、じゃあ･･･」
「はい僕の勝ちー！✨」「また負けた💦」と、なぜかチェスに興じているサリバン😅サリバンは「人間界不正渡航の疑い」をかけられ魔関署警備局長のアンリに事情聴取を受け、念のために警備のいるガラス張りの密室に軟禁、その様子をアンリが厳重に警備しているという状況のようです。それがなぜ警備の悪魔とチェスに興じているかは不明ですが･･･仮にも罪人として捕まっている状態なのに何て暢気なんだか😅
そんなサリバンをため息交じりに見守るアンリ。しかし、「人間界に不正渡航し嫌がる人間を無理矢理手元に置いている」と重大な情報が入っているので無碍にはできない。しかもその情報を持ってきたのが「バール」だからアンリは余計2つの意味で疑わしいようです💦サリバンはチェスの様子を見ても温和な方だと思うし、仮にも「三傑」という魔界のトップに君臨している1人だから。
その情報は本当なのか？とバールに尋ねるも、バールは壁にもたれかかったまま「さぁな」と素知らぬ素振り。アンリが厳しい目を向けると「俺の子飼いの情報屋によるとそうだってよ」とのこと。「でも俺以外からも情報は来てるはずだろ？だからこそ、この厳重警備なわけだ」
アンリの周りには強面な悪魔が物騒な武器を片手にズラリ。警備局員全員集合ってか、とからから笑うバールにアンリは厳しい表情を変えず「逃亡に備えての保険だ。疑いが張れるまでは精鋭を集めざるを得ない」と淡々と言った。しかしやはり三傑であるサリバンをずっと軟禁しておくのは忍びない、どうしたものかとアンリがもどかしく思っていると、「そう急ぐなって、何もないにこしたことはねぇ」とバール。
「まぁ今の落ち着きっぷりが･･･『嵐の前の静けさ』ってやつかもしれねぇがな」
ガラス一枚隔てているはずだけど、バールがそう言った瞬間ピクッと反応したサリバン。空を見つめ「･･･入間くん」悪い予感を感知したかもしれません･･･💦
あの人は信じられるか
サリバンが軟禁され、バールが不穏な空気を醸し出していた頃、学校では入間たちが消えた花火玉とキリヲを探し回っていた。
アスモデウスとクララと手分けしてあちこち探したようだけど、師団室にも食堂や中庭、教室などめぼしい所にはいなかったとのこと。どこ行っちゃったんだろう？と考えていると、「きっと1人で前夜祭巡りしてるんだよ！ズルい！」とクララ。そんなクララの手には大量の屋台の食べ物、頭にはお面まで😅遊んでるのはクララだよ！！ちゃんと探してよ！！💦
でもキリヲ先輩は身体が弱いので学校外などそう遠くまでは行かないはずと入間。すると「やはり逃げたんでしょうか？」とアスモデウス。披露に自信がなくなって直前で怖くなったとか、と勘繰り、そうなると打ち上げを取りやめなくちゃいけないかも･･･とよからぬことを考えてしまう。と、アスモデウスの言葉を遮って「大丈夫だよ」と入間。
「花火玉を持って行ったのが先輩とは限らないし、あんなに自分の目標に一生懸命な先輩だもん心配いらないよ。だから僕たちは先輩を信じて待とう」
入間たちはそう言ってニッコリ笑っていたが･･･その「信じる」気持ちとは裏腹に、キリヲは秘密基地の窓べりに立って思いに耽っていた。
過去に「兄さん」バールに言われたっけ。「キリヲ、恐れ入るよお前の執念、いや野心には」作業しながらそうですか？と何食わぬ顔で答えたキリヲ。「歪だねぇ。その内面とちぐはぐなニヤニヤが気持ち悪くてたまらねぇ」「兄さん厳しい～w」そう取り繕おうとしたがバールはキリヲの秘めたる「芯」に何か感じ取っているようで。
「だが真っ直ぐだ。うねうね曲がって歪みまくってるがよく見りゃ真っ直ぐ立ってる。お前は間違ってねぇ、お前を見てると悪魔の本質ってのを思い出す」
「お前の喉に溜めこんだ野心･･･解放してやれ😈」
キリヲの喉部分には、入間の「悪食の指輪」と同じ成分の石が入ったペンダント。え、解放って･･･！？💦
始まった「計画」
「喉に溜めこんだ野心を解放してやれ」そうバールに言われ、舞台を学校に選んでもらい計画を進めてきたキリヲ。不気味に髪を掻き上げながら「いよいよやな兄さん」と呟いた。
ドキドキするわ、と言いながら腕を伸ばしたキリヲ。いよいよ最後(おわり)か･･･「いや、始まりや」バールの「お前は間違ってねぇ」の言葉を信じてキリヲは中庭を見下ろす。前夜祭に興じる生徒、各自師団の出し物の準備に勤しむ生徒、警備に当たる先生たち、キリヲを信じて探す入間たち･･･
「やってやれ」
バールの言葉を思い浮かべた、もしくは本当にバールも動けないサリバンの前でそう合図を出したのか。真実は不明だが、その瞬間キリヲは自身のペンダントを指で破壊した！
ズズンッ！！！💥
突然学校全体を見えないバリアが覆った！！💦まるで逃げる小動物の上からコップを被せて捕まえるように･･･💦あまりの衝撃で学校中が地震のような振動に見舞われ、師団のブースや屋台が倒れてしまった所も💦もちろん生徒たちはその場にうずくまり、誰もが何が起こったかわからない。先生たちも予想できなかったようで、振動が収まり次第持ち場の確認に急いだ。
その頃、キリヲを探していた入間たちも振動に驚いてうずくまっていた。それぞれの安否を確認できた所で今の振動は何かわからないけどとりあえず外に出ようと3人。入間がアスモデウスに近づこうとすると･･･ゴンッ！💦何かにぶつかった衝撃を覚えた入間。もしかしてこれは･･･
ぶつかった所に手をあてがってみると、何と入間とアスモデウスたちの間に透明な壁が立ちはだかっていた！！これは一体！？キリヲは何をしたのか！？💦
魔入りました！入間くん29話感想・まとめ
とうとう動きを見せたキリヲ！！最初に主人バールの不穏な発言を見せた所が上手いですよね💦サリバンが入間を引き入れた事実を言いくるめて足止めし、同時に入間を止めてキリヲの計画を成功させるように仕向けているので💦
厳重警備はサリバンの万が一の逃亡に備えて、とアンリは言ってたけど、内心はサリバンよりバールに疑念を抱いていそうだなと思いました。13冠の1人とはいえまだ入って日が浅そうだし集会での態度もよくない。それでいて誰かの不正には敏感、というのがどうにも信用できる相手じゃない。人間界でもそうですよね、普段から素行が悪いのにやたら誰かの失敗や悪いことに妙に敏感ですぐ大人や上の人に告げ口するような狡猾な人って結構いるけど、信用はできないですよね。これが子供だった場合、大人は騙されるので他の子にとっては八方塞がりで悪循環が繰り返されるんですよね･･･
せっかく入間たちはキリヲを信じてくれてるのに、キリヲは入間よりバールを信じた。キリヲのペンダントには野心と共に強力な魔法が込められてそうですが、そのカラクリはどうなっているのでしょうね。バールがなまじ実力者だからキリヲにも無茶な魔具使わせてそうだなぁ怖いなぁ←
どうやら学校中に透明な壁が創り出されてしまった様子。入間はどう切り抜けるでしょうか？
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の29話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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キリヲの行動の前にバールが絡んでいる大人の様子を見せる描写が上手いと思います💦西先生の手法にも注目！
ぜひお手に取ってご覧ください！