次に来るマンガ大賞2020、コミック部門１位を獲得した今最も勢いのある能力者バトル！
それ以上の説明はもはや不要でしょう、とにかく少年ジャンプでアツくなれるマンガをお探しの人へオススメしたい「大人気ハイスピード否定者バトル」です！
前回までのあらすじ
主人公は不死の能力を持つアンディ、不運の能力を持つ風子の二人。不死の能力を不運の力によって打破し、最高の死を得ようとするアンディ。同じような世の中の理を文字通り否定する「否定者」の属する組織に加わりクエストをこなしていくことになるが、それらを全て操り弄んでいた「神」の存在を知ることになる。全ての否定者の悲しみを終わらせるには神を殺すしかない――。
最後のクエスト、UMAスプリングの討伐に向けて動き出した否定者たち。運を利用しているとされるスプリングを倒すには、不運の力が最適解？！ 決戦の12月24日。集結する否定者たち。アンダーとの全面戦争――タワーの各所で激化する否定者同士の戦い。大将同士の一騎討ちに決着がつき、UMAスプリングとの戦いに。たった一人で乗り込んだ風子を待ち受けるスプリング。神の手によって好戦的なフェーズ３へと移行したスプリングと、世界を、人類の命運を賭けた三番勝負が始まる！ 一勝一敗で迎える第三戦のはずが、スプリングは勝負を放棄しフェーズ３となって手のつけられない状態に。組織の垣根を超え、スプリングの核の元へと風子を送り込んだ！ その、勝負の行方は――。
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アンデッドアンラック 92話 ネタバレ
スプリングの過去
「むかしむかしあるところに、桜を咲かせる鬼がいました」
まだフェーズ１の小さなスプリング。まだ木に桜を咲かせる程度の能力しかありません🌸🌸🌸咲かせた桜を人々にどや顔で自慢していますが、桜は不吉の象徴だと嫌われてしまうのでした。
フェーズ１、木に咲かせる程度でよかったね……！ 人から生やしたりできなくてよかったね……！ いや怖いよ😨😨😨
スプリングが人に興味を持ったきっかけは、桜を見てくれるから……そして、不吉だと石を投げたのも人間から……なんだ？？？ 人間は滅んでいいんじゃないか？？？ そういう回ですか？？？ どっちにしろしんどいぞ？？？？？
オモチャを集めて
人間同士がオモチャで遊んでいる所を見てスプリングはこれだとひらめきます。オモチャを集めて、全国行脚。体も大きくなり、その道中でたくさんの桜を咲かせて……🌸🌸🌸
たくさんオモチャが集まり、いざ人と遊ばんと人里に降りると、なぜだか体が大きくなってしまいました。これも神の仕業なのでしょうか？ だとしたら、神による干渉はこの頃から始まっていたのですね。そしてやはり神は滅ぼすべき。
そんなスプリングを人々は怖がって、結局友達はできないままでした。やはり神は滅ぼすべき（不定期bot）
誰にも遊んでもらえなかったスプリングは、山奥へと引きこもってしまうのでした。
そういえば、以前スポイルが「UMAには与えられた力で人々を苦しめるよう使命だけが与えられている」のようなことを言っていたと思いますが、スプリングは自分からその呪いを解いたのでしょうか？ 人々のために？ ……ほう😥
鬼の友達
山での隠居生活を送るスプリングの元へ、黒い鬼が訪ねてきます。友達になろうとスプリングが声をかけると、鬼は面を外し、人間に早変わり。黒い鬼の面は、初代一心がスプリングを怖がらせないよう作った優しさの面だったのでした……😭😭😭
そうしてスプリングと一心はあっという間に友達になりました。スプリングが自分を怖がらないことを不思議に思い確認すると、一心は桜を不吉だと言う人間達への憤りをあらわに、スプリングへ謝罪の言葉を繰り返すのでした。
自分を直接傷つけたわけではない一心が人間を代表して謝る気持ちがスプリングには分かりません。けれど、それでもお詫びをしたいと言う一心に、スプリングは自分の気持ちを伝えるのでした。
「……イッパイ、遊ビタイ」
桜の絆
それから一心は毎日のようにオモチャを持って遊びに来くるように。遊ぶうちに、次第に言葉を覚えたスプリングは七五調で喋るようになりました。
ある日、一心はスプリングにお礼だと言って服をプレゼントします。というのも、結婚のきっかけが桜だったとのこと。あらぁ🥰🥰🥰
それでもまだまだ人間と仲良くなるには遠いと嘆くスプリングに、一心はこんな提案をするのでした。
「今、江戸は倒幕で大荒れだ。戦になる。だがそれを俺の不壊で止めんのさ！！」
誰もが多くの血が流れることを予想している江戸倒幕の戦。それが無血でできたら？ そこに桜がきれいに咲いていたら、日本の夜明けに相応しく美しいものだと皆の意見も変わるのではないか……。
そしてその一心の思惑通り、春と桜のイメージは一新されるのでした（激ウマギャグ）
最後の遊び
スプリングが気が付くと、そこは変わり果てた村の中でした。家は燃え、一心は傷だらけです。いつの間にかスプリングの手にはチンチロのカップと、命を奪ってきた者の名前が書かれた巻物が📜
神の干渉により攻撃的になったことを理解したスプリングは、自分を殺せと一心に頭を下げます。しかし、UMAスプリングは春そのもの。倒してしまっては春という概念すら消えてしまいます。一心はそのことを知ってか知らずか、スプリングを倒すことを拒むのでした。
「粋じゃねぇ。俺は春（おまえ）が、好きなんだ」
最後まで春は不吉ではないと信じてくれた一心との賭けに勝ち、また元の自我を取り戻したスプリングでしたが、友を失った虚無から解放されることはありませんでした。
けれど、約束は約束。スプリングは生きると決めました。それはいつか、一心のように本気で遊んでくれる人が現れるまで―――。
かつての友との約束とチンチロのカップを胸に、スプリングの核はフェーズ３の体の中に捕らわれていました。そこへ、光が。フェーズ３の体をまっぷたつに、風子ちゃんが飛び込んできて、大きな声で。
「スプリング！！ あーそびーましょっ！！」
アンデッドアンラック92話・まとめ
おおん年内にスプリング戦終わんなかった！！！
アニメ化もまだでしたね……ジャンフェスお疲れさまでした。
最高潮の三番勝負……どうか、めでたい感じで終われますように……！！！！！
ちょっとだけ予想
スプリングが幸せなエンドなら……なにもいらない……どうか、良いカタルシスを……。
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