弱虫ペダル665話ネタバレ感想!切り離したい弟、交わりたい兄

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校入学したてだった小野田坂道が、ひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生・今泉俊輔鳴子章吉と出会い、自転車競技部に入部して2年半。きっかけは小野田1人の行動だけど、そこから様々な出会いを経てそれぞれ個性的で技術者であるライバルや仲間が登場します。作者・渡辺航先生が自転車乗りであることも手伝って、実在する場所やモデルとなる場所が作中に登場します☆

前回の番外編では恐らくモデルがあると思われる「野川文房具店」の店長目線で箱学の生徒を見る回でした。筋金入りのファンにはこういう場所の方が魅力的だったりするかも!?w
今回は再び「追い出しレース」編。奇しくもギクシャクした新開兄弟のバトルとなってしまったが・・・果たして!?

そんな「弱虫ペダル」665話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

664.5話は番外編!箱根学園の通学路に昔から建つ「野川文房具店」のお話。

野川文房具店の野川店長は長年箱根学園と生徒たちのために商品を提供してきたベテラン。学校行事をすべて把握しその度に必要なものを入荷したり、長年の経験から生徒たちの表情を見るだけでどんなものを欲しがっているかわかるようになったらしい。そんな時、箱根学園自転車競技部現キャプテン・真波が来店。

近日いいことが控えていると真波の表情を読み取る店長。シールコーナーを物色する真波に手帳用のシールならといろんな種類のシールを提供するがすべて「違いますー」と一蹴。一度離れたフリをして、満を持して「何をお探しかな?」と声をかけた店長。星のシールを探してるという真波に惑星のシールを出したが「そうじゃなくてもっと星!てのを」と言われ☆のを出すが・・・

「小さい」びっくりな店長。
プライドがかかっている店長は店で一番大きな☆のシールを出すと・・・「これちょうどいい!買います」ニコニコしながら帰って行った・・・

いや手帳でかくない!?
もしかして「数字が書かれた大きいステッカーありませんか」と去年の今頃尋ねてきたまつ毛の長い子と共通点が?と思う店長なのでした。こんな所でも箱学の「伝統」は続いているのが垣間見れるのですねw

弱虫ペダル665話ネタバレ

託された星と未来

「出ろ悠人!!」「はい!!」

箱学伝統の「追い出しレース」、先行した泉田&新開隼人の最強スプリンターコンビを追いかけた銅橋&新開悠人。最初の勝負がつく交差点の6km前地点で銅橋が出したのはまさかの「クライマー」悠人。これには泉田と隼人も予想外だったみたい。

銅橋の後ろに悠人がいたのには泉田たちも気付いていたが、それは「先頭交代要員」だと思っていた。大体先行したチームに追いつくために2人以上の組になって先頭を交代しながら均等にメンバーが余力を残しながら追いかけるのがセオリーだが、銅橋はたった1人で悠人を一度も先頭に出さず引っ張って来たことには気付かなかった様子。ということは、悠人には十分な脚が残っているということだ!

さらに銅橋が1人で牽引してきたことを確信に変える行動が。銅橋は「ひとつ忘れ物だ、こいつを持っていけ!」そう言って自身のジャージに貼り付けていた☆のシールを剥がし、悠人の肩に貼り付けた!銅橋はこのスプリント勝負を悠人に託すという意思表示でした。その真剣な思いを兄への対抗心と共に「はい!」と受け取った悠人。顔付きがさらに険しく真剣なものに変わります💦

悠人が完全に足を残している。それに警戒した泉田の心情に反応するように左大胸筋のフランクも痙攣する。この勝負、簡単ではないかもしれない。そう思った泉田は、銅橋が悠人に託したように自身の☆を隼人に手渡した。隼人もその震える空気を感じ取り、腹を括った笑顔を向けて泉田の☆を受け取った。

「獲って来いよ、その☆・・・勝って4つに増やしてこい悠人ォ!!!」「はい!!!」
「お願いします新開さん!!」「あぁ!!」

絶対に負けられない兄弟対決が始まる・・・!

どうしても「敵」

スプリント勝負をそれぞれ託された新開兄弟。先輩チームとして兄・隼人が、後輩チームとして弟・悠人が☆を賭けて飛び出した!

先に出たのは悠人。絶対に負けられない理由がある悠人は兄の方は一瞥もせずに前だけを見てひた走る。そのすぐ後ろを隼人が追う形でどんどん道を進んでいく。「るしゃあぁ」掛け声と共に悠人がさらに加速した。その弟の姿に驚きつつも「ヒュウ」と独特の掛け声を上げハンドルを握り直す隼人。ニヤリと笑ってあっという間に追いついた。

「いいね悠人!速くなったじゃないか!!」
やはり一枚上手というか、余裕を感じる隼人の素振りにまたイライラを掻き立てられてしまう悠人。隼人は純粋に弟と走れること、弟が速くなっていることを喜んでいるだけのようだけど・・・追いつかれたことでいちいち気持ちにストップがかけられてしまう💦

「そう急くなよ、一緒に走るのも何年ぶり?久しぶりじゃないか」
そう言って流し目でウインクなんてかましてくるキザったらしい兄がとにかく悠人は許せないのだ。そういうとこだよ、歯をギリッと鳴らしてさらに加速し差をつける悠人を隼人は依然「ヒュウ素早い!初期動作が速い、それが噂のホーネットってやつか?」と涼しい顔で話しかけてくる。その度に悠人のイライラはつのっていく。

いつもそうやって人が頑張った努力を、頑張って登って来た階段をアンタは簡単に飛び越えて、その先でバカにするんだ!その階段の上からニヤケ面と軽口で「ホラ来いよできるだろ」って挑発してくるんだろ!素直に聞いて努力して追いついたって、アンタはその頃にはもっと高い所からまだ追いつかないのかって嘲笑するんだろ!?

だから近づかないようにしてたんだ。ナメんなふざけんな!!
隼人が強すぎるから、どんなに努力しても「隼人の弟」にしかなれないから、ここまでひねくれてしまったのでしょうか・・・💦

つかず離れずの勝負

どんなに努力しても兄・隼人は強すぎた。それに胡坐をかいて兄はどんどん先に行って追いつけない自分を笑っているに違いない。

一度そう思うとずっとそう思い続けてしまう悠人。兄に近づきたくない、そのために悠人は夏祭りでなけなしのお小遣いを使って女の子向けのお面を買ってトレードマークのように着けていたのでした。悠人は箱学自転車部に入りたての頃は「少女願望がある」と言ってずっとお面を着けて練習に参加していましたが、お面の理由は「少女願望」だけではなかったようですね・・・

そんなことを考えていると「トバしすぎだよ」と隼人が寄って来た。即座に横移動する悠人。その時頭上にゴールラインの交差点まで残り5kmの看板が通過していった。隼人は相変わらず涼しい顔で悠人に世間話のように「アドバイス」を始めた。

そんなペースで行ったら途中でバテて最後もがく足なくなるよ、相手を利用して風よけに入って勝負所までは足を温存しないと。ずっと笑顔で悠人を見つめながらそう話す隼人を悠人は「知ってるよ、じっと見るなよ気持ち悪い💢」と相変わらず突っぱねる。それでも隼人は久しぶりに会った、久しぶりに言葉を交わした弟の姿を懐かしむように見つめながら呟いた。

「成長したな悠人。手足も伸びて顔付きも随分大人びたな」

急にそんなことを言われ思わず赤面する悠人。しかし意地を張る悠人はすぐに「成長?うるせぇよ今関係ないだろ?マジで関係ない!今星の獲り合いしてて俺はそれをアンタに渡したくない、それだけで走ってる!!と兄にわからせるように、そして自分に言い聞かせるようにまくし立てた。走りながら矢継ぎ早に言ったせいか息が上がる悠人に隼人は「昔よく近所のあずまやまで競争したよな」とまた距離を詰めて来た。

肩を組もうと手を上げた隼人が腕を降ろした瞬間に避けた悠人。そして「昔話はやめてもらっていいですか?」と敬語で否定した。どうやら本気で兄の厚意を受け付けないといった様子・・・

「合流するのに銅橋さんがメチャクチャ頑張って引いてくれてその人から☆を預かった。俺はこの先のスプリントラインでアンタを倒す!それだけだ!!」

兄に宣戦布告をした悠人。いつまでも平行線な兄弟。飄々とした表情の裏で兄は何を思うのか・・・

弱虫ペダル665話感想・まとめ

いやいや💦悠人くん意地張り過ぎだって💦せっかく勝負とはいえ兄弟水入らずの時間なのに兄の介入を拒絶しすぎだよ💦気持ちはわからないでもないけど💦

これは隼人も悠人も悪くなくて、むしろ悠人を「悠人」ではなく「隼人の弟」としか見なかった周りがいけないんだと思います💦レースの関係者や観客だけでなく箱根学園の生徒や自転車部のメンバーも悠人が入ってきて「あの新開さんの弟、ならすごい」という評価だったとしたら悠人がここまでいじけるのも仕方ないかと💦まぁ強いて言うなら隼人は悠人に比べて才能やセンスを持ち合わせていて、だから努力はそこそこに結果が出せてしまうという所が悠人にとっては面白くないのかもしれませんね💦

そして兄弟のすれ違いがもどかしくてキュンとしてしまうのもありますが、そんな悠人に銅橋が絶対的信頼を置いているのが予想外でありながら滾るものがありますよね🔥クライマーながら銅橋の安定したスプリントに快感を覚えた悠人と同じように、銅橋もスプリンターながら悠人の強さを認めていてチームの助けになってくれる、と思ってるんですよね。その目立たない信頼関係がキュン☆とするのです・・・w

とにかく兄を負かせて自分を認めてほしい悠人と、そんな悠人とまた仲良くしたい隼人。勝負の先に「和解」はあるでしょうか・・・
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の665話ネタバレを紹介しました!

が…

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