従兄に父を殺された主人公が、幼馴染や四龍と共に旅し、出会った人々を助けながら成長する感動作、暁のヨナ！
過去のすべてが明らかになり、ヨナはどう動くのでしょうか…？
前回までのあらすじ
これまでのことが書かれていた手記が父に託されていて、その理由はスウォンがヨナの父を殺すことを阻止したかったから…
死の連鎖を止めたいけれど、自分ではスウォンを止められず、でも和解を願っていたこと。
そして栞に手記を読んだ父からヨンヒ宛の手紙がありました。
過去のことは決してヨンヒのせいではなく、自分が兄を妬んでいたことが原因で、言いたいことを伝えられなかったからだと…
自分は王には向いていないから、いつかスウォンが自分を殺しに来たら受け入れること、ヨナはスウォンを想っているけれど、絶対に裏切らない相手を側に置きたいのだということ…
ヨンヒと父の想いをかみしめるように、栞に戻した手紙と手記をヨナが抱きしめて…というところまでが197話でした。
今回は暁のヨナ198話のネタバレをご紹介します。
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暁のヨナ198話 王家の人間
ミンスが書庫で千樹草について調べているところにユンが偶然やってきて、千樹草について聞かれます。
ミンスは医官だった母でも治せなかった緋の病を治そうと模索していて、知っていそうなユンに聞いてみたのですが、ユンも自分の一存だけでは千樹草について言えません。
頼めば分けてもらえるかもしれないが、ヨナと一緒に城に入ったから外出許可が出るかわからないと言うと、ユンがヨナの仲間であることを知ったミンスは外出許可を求めるために走り去ります。
走っている時に具合の悪そうなスウォンが四龍と一緒にいるのを見かけ、疲れているだけとごまかし、スウォンも意志の力で立ち上がって城に戻っていきました。
スウォンの弱みを見せまいとする強さに脱帽です(#^^#)
残った四龍は、王の病状は秘事であることや緋の病について話します。
そして、ヨナが四龍やハクに会わないと言い出したのはこのことを知ったからでは？と推測し、自分たちも秘密を知ったからヨナは一人で抱え込む必要はないと、ヨナを守るために旅を始めたことに、改めて想いを馳せるのでした。
一方、手記を読み終えたヨナはヨンヒが自分を気遣ってくれていたことや母のことを知れてよかったと感じ、ミンスを待っていると…
使いが来て、ミンスは用事ができたから部屋までヒューリが送ると言われますが、スウォンが戻るまで待っていると言い切ります。
ミンスに用事ができたのは、スウォンの体調が良くないのでは？という心配も。
それから3日後、ミンスが執務室に行くと、食事を運ばせてずっと待っていたヨナがいて、スウォンはその日も会談で来れないだろうと話をしていたところに、ミンスを呼びにジュドがやって来ます。
病については承知していて、約束を守り口外しないのだから、とミンスについて自分もスウォンのところに行くと主張するヨナ。
激しい頭痛に襲われているスウォンでしたが、薬は眠って痛みをごまかすだけだからと、南戒との会談に向けて立ち上がろうとしたところに、ヨナがやってきます。
ヨナを連れてきたことに憤慨するケイシュクでしたが、ヨナは冷静にスウォンに話しかけます。
病にかかっていると知られてはならない相手に、やつれた姿で会うのは止めた方がいいと言うヨナに、ケイシュクは使者に王を会わせずに帰せないとなおも言いつのりますが、王家の人間はここにもいるのだと…
ヨナの言うことを素直に聞くスウォンは、それだけ弱っているものあるでしょうけれど、ヨナのことを認めているのでしょうね(*^^*)
南戒からの使者が待ちくたびれてイライラしていると、そこへ王族然としたヨナが！
王の代わりにヨナ姫が話し合いの席に着くと聞いて憤る使者たちでしたが、ヨナは冷静に対応。
スウォンの従妹であるだけでなく先王イルの子である、と言い、王をスウォンと呼び捨てにしたヨナの立場を慮っていると、別の使者が金州での地の部族の振る舞いが目に余るから地の部族長もいるべきだと言い始めます。
鉱物資源を取り尽くし乱暴狼藉を働いて侵略行為をしている、謝罪を求めると言いますが、戦の時に金州にいたと話すヨナは、南戒の残兵の略奪や阿波での人身売買などを見てきたと伝えます。
使者は身に覚えのない話だとうそぶきますが、船を沈めたことや人身売買や麻薬を止めさせたことをご報告、と淡々とヨナが告げると、これには使者も反応し、ヨナが優勢に立って会談を始め…というところで198話は終わりでした。
暁のヨナ198話まとめ・考察
手記も大事なお話でしたが、ヨンヒとイルの想いが切なく優しく涙が止まらなかった前回でしたが…
やっとやっと！ヨナの出番が戻ってきました(^^♪
旅の間に様々な困難を乗り越えてきたヨナは、びっくりするくらい芯が強くなっていて、スウォンの病も受け止められたように思えます。
そして具合の悪いスウォンを前に、自分の我を通したいためではなく冷静に判断して、スウォンではなく自分が会談に出た方がいいと判断するあたり、もう王としての判断ができるのだな、と思ってしまいました。
姫だからとなめてかかっていた、強気に出て優位に立とうとしていた使者たちも、冷静かつ実際に戦場にいて真実を知っていて、戦略を持って語るヨナに負けているのが痛快でした(≧▽≦)
ヨナに任せられないと思っていたケイシュクやジュドのびっくりしている様子も、侮っていたヨナの本当の強さについて知るいい機会になるでしょうね～、と楽しみです。
ヨナの王としての風格がにじみ出た様子は、やはりスウォンの次の王はヨナなのかな？と予感させます。
ヨナの成長と強さが、親のように誇らしくなった今回でした。
しばらく前のミンス×ユンの絡みも続きを楽しみにしていたので、また見れて嬉しいです。
ユンがヨナの仲間だと知ったミンスが、千樹草を手に入れる日は近いはず！
阿波で登場した千樹草が、こんな形でのちに活かされるなんて思ってもみなかったけれど、きっと千樹草がスウォンの病に効くと、明るい期待が持てるようになってきました。
四龍も少しだけ登場、あとはハクの登場を待つばかり！
次回が待ちきれない最新話でした！
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今回は、暁のヨナ198話のネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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百戦錬磨のようなヨナの冷静で計算し尽くされた様子と強さを、ぜひ漫画で確かめてみてください(^^)/