ギャグマンガのパンチが足りない……そう思っていた頃に始まったアグラビティボーイズ。
絵がただのギャグマンガにしておくには惜しいほどキレイでそれだけで十分読めるのに、ちゃんと笑わせてくれるという贅沢仕様となっております。うまく説明できない良さがあるのですが、なんと言いますか、男子は男子に、女子は女子にオススメしたくなるような、そんなマンガです。
前回までのあらすじ
2118年、サガ・クリス・ゲラルト・ババ、四人の宇宙飛行士（全員男）は地球型惑星「α・ジャンブロー」に流れ着いた。地球滅亡の報せを受け、その真偽を確かめ、また、地球に戻るべくタイムマシンを作るというのが目的ではありますがギャグマンガなので。今週は過去編四週目。先週までの茶番のまとめのような感じです。
この記事ではアグラビティボーイズ、30話のネタバレを無料で紹介します！
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アグラビティボーイズ 30話 ネタバレ
お疲れさまでした。
そういえば先週の学内抗争の指定場所、確かに星座モチーフで聖闘士星矢リスペクトだったようですね。不勉強で申し訳ありません。実はジャンプ歴が短いのがバレましたね。
無事に学内抗争が終息したようです。執行者（イグゼキュタ）さんによって掃除がされています。負傷者120名退学者1名――負傷者多くない？ うーん、まあでも12か所で抗争が起きてて一つ一つがあの規模だったなら被害が少ない方かもしれませんね。お疲れさまでした。
そしてボロボロの体で目が合う三人、青春の高笑いが聞こえます。
次やったら退学なので。いやあ、そりゃそうだ。負傷者120は伊達じゃない。さすがです。クリスの育ての親代わりだった天国のシスターが見たらなんて思うか。
「なんで髪の毛にブロッコリーのカスがついてるの？ とかかな」
いや的確かよ＾ｐ＾
そりゃごもっともな感想ではありますが、ボロボロの姿を見てなおそれだったとしたら、クリスが乱暴に巻き込まれたのを心配してだとか怪我がないのを見て安心してだとか、色んな感情の可能性がありますね……くっ、泣かせるじゃあないですか。えっ違う？ 実はそう思ってました。はい。
そしてアカデミーのシステム、退学の危機にある生徒の救済を説明するババ。ババもそのシステムに助けられてきたそうです。なんだかんだバカやってても、この子たち本当に優秀なんですよね。
B-VIDEOSの恐怖
そもそもなぜババが学内一の不良で学園を破滅に導く悪魔と呼ばれていたのか？ 当初の疑問にサガがメスを入れます。そんな大仰な二つ名、物騒ですものね。一緒に戦ってババが悪いやつでないということも理解した上でサガは聞きました。
「我の開発した直感型エロ動画検索システムを進化させたエロ動画サイト、B-VIDEOSを運営していた事がバレた事かな」
男の子なら誰しも一度はお世話になった/なっているあのサイトのオマージュですね＾ｖ＾ 良い子は検索しちゃダメだぞ、だからといってお母さんになんのオマージュか聞くのはもっとダメだぞ＾ｖ＾ 直感型検索システムとかちょっと小難しいこと言ってるのがまた憎いですよね。ええもう、憎い。けどちょっと使わせてもらえませんかね？
そしてさらに寮内に五感型個室エロ動画鑑賞システムまで作っていたことを告白します。これにより寮生たちの成績がドン引きするほど下降、ババは退学寸前までいったようですね。そしてその不祥事を惑星探査に使えそうなシステムの発明でチャラにしてきた。やはりとんでもなく優秀で、とんでもなくバカなんです。この子たち、SFギャグにありがちな、なんでこんなにバカなのに地球外の惑星でやっていけてるの？ という疑問を初期設定の段階で解消してくれているんです。本当に親切で、丁寧なギャグマンガだなと思います。
貴重なババの立ち絵
誰もが賢く生きている中で、自分の価値観を失わずに生きていこうとするクリスとサガがすごいと称するババ。いや入学してから三日しか経っていないので価値観がアカデミー生らしくないのは必然では……いえ、いいです。カッコいいですねはい。
ババいわく、このアカデミーは他者に負けないことでいっぱいいっぱいの『賢い』アカデミー生ばかりとのこと。そんな状況を脱し、下らぬ事で争うのは止めて、健康な男子らしく24時間エロい妄想で脳みそをいっぱいにして、常にバカで阿呆でいられるような楽しい所に変える事。それがババの望みでした。
「そんなよりよいものを作りたかった。我は……技術者だからだ」
まぶしい日差しの中、初なんじゃないかと思われるババ一人の立ち絵で語ります。胸には燦然ときらめくSUKEBEの文字―――
徹底して、ババですね。頭はエロでいっぱいなのに、決めてくれます。
そして友達に
こうして学内抗争を経て親睦を深めたサガ・クリス・ババの三人。本名であるババズラギは呼び辛いのでババで良いと言うババと、自分も君付けはいらないと言うサガ。改めてワントーン明るくなった笑顔で二人の名前を呼ぶクリス。普通のマンガならここで一週間終わってもいいくらいの名場面ですよね。
よかったねクリス。二人もノリノリで応えてくれます。すっかり仲良し。
最後の一人は
話はアグラビティボーイズ最後の一人、ゲラルトの話になります。おお、やっと名前が出てきた。たびたび天才として描かれていたゲラルトですが、アカデミーのみならず世界的に有名みたいですね。世界が注目する人類最高の頭脳、超天才物理学者。ババも話したことはないけどゲラルトの容姿はもちろん知っているようですね。
「絶対奴はむっつりスケベに違いないのだ～～～～～ッ！！」
正解。
そして、三人の「呼ぶ声が聞こえたような気がした」ゲラルトの顔。クソッ久しぶりに見てもやっぱり顔がいい。若干幼いフェイスラインですが、顔がいい。もう一回言っておきましょうか、顔がいい。なんだもう、顔がいい。
そして、唐突に終わる過去編＾ω＾わお
ゲロ臭い部屋で目を覚ました四人は、キノコ鍋が燃えていることに気付きます。いやいや、一か月過去編やってオチそれかよ？！？！ 結局ゲラルトの仲間になったきっかけは？！ まだ続く感じでやってたじゃん！ というか、四人が似たような幻覚？ 夢？ を見ていたのであれば、三週間分ゲラルトは何を見てたの？！
―――ただまあ、一つ安心したのは、過去編が小出しになったことで打ち切りはもう少し先なのかなと思えたことですね。あ、いえまず打ち切りなんてなりませんが。……なりませんよね？ 今週もアンケート書きます。
アグラビティボーイズ30話・まとめ
というわけで四週に渡った過去編が終わりました。壮大なドラマあり、笑いあり、スケベありの盛沢山でしたね！ 来週からはまた本編に戻るでしょうか、早くヨルズ組にあいたいと思っている腐女子……読者も多いのではないでしょうか。
この後どうなるかがまた分からなくなったアグラビティボーイズですが、毎週新鮮な笑いを届けてくれるので本当に嬉しいです。これからも長く楽しめますように。
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今回は、アグラビティボーイズ30話ネタバレを紹介しました！
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