2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている、「魔入りました！入間くん」。
クズ両親に突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人オペラと共に入間を孫として熱烈に受け入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校」に入間を入学させます。最初こそ「正体がバレたら喰われる」と謙虚にしていた入間だが、様々な悪魔たちと苦楽を共にするうちに「魔界で生きる」という決心が固まって来たようです。
異次元に飛ばされ、そこにあった扉から見えたのは人間界！自分を犠牲にして誰かのためだけに働いてきた地獄なんか戻りたくない…強い拒否反応とアメリさんとアリさんの助けのおかげで人間界に飲み込まれることはなかったが、異次元が消えようとしている！？その時聞こえてきたのは頼もしいあのヒトの声で…！？
そんな「魔入りました！入間くん」420話ネタバレを紹介します。
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前話からのあらすじ
「カクリヨゲート」から異次元へ飛ばされ、出口を探す際に見つけた扉を入間だけが開けられたと思ったら、その先に見えたのは人間界。もうここには戻らない、自分らしく生きられる「自分の場所」は魔界にある、そう思っているのにどうして…拒否と恐ろしさで動けない入間。
何とかアメリさんとアリさんが引っ張ったものの、入間は真っ青のまま震えていた。苦しかった思い出と、憎いのに憎みきれない両親が脳裏をよぎり…と、「大丈夫だ、落ち着け」と頼もしく抱き留めてくれたアメリさんのおかげで何とか落ち着いた入間。こんなに入間が取り乱すなんて、とアメリさんがその光景を見て思ったのは「『初恋メモリー』の世界とそっくり…」
とその時、地鳴りがしたと思った途端風景が歪み始めた！？アリさん曰く「この空間自体が消えようとしている」このままいると共に消える、逃げるなら人間界に…でもそしたらもう二度と魔界には行けないかもしれない。時間はないけどどうしたらいいのか…
その時、アリさんがいつもの精の姿に戻り、そのアリさんを通して「入間聞こえるか！？」と声が。その声の主は頼もしいあのヒトたち…！？
魔入りました！入間くん420話ネタバレ
助けて師匠
時は少し遡り、入間たちがゲートに飲み込まれた瞬間。総隊長シャッキーは「一度入ると二度と戻れない」と言われるカクリヨゲートに2人が飲み込まれた状況に内心焦っていた。中継を切って上層部に相談？でも判断を間違えれば2人は…
とそこへ「どきな」と現れたのは、バチコとメフィストだった！驚く間もなくバチコは魔王の鍵を受け取り念じるように魔力を送る。入間がこの鍵に魔力を込めて入ったのならこの鍵は入間に繋がっているはず…交信(コネクトル)、探索(サーチャー)、通話(ベルドア)の能力を一気に使い･･･
「聞こえるか入間！？」「し、師匠･･･！」
入間の呼びかけも微かだが確かにバチコに届いた！が、もうすぐ空間が閉じてしまいそうで出口もない。「師匠、助けてください･･･！💦」
その声にバチコの圧が一気に上がる！「すぐ迎えに行く」バルバトスに貫けぬものなし！バチコは弓の構えを取りながら「13冠はどんな我儘も許されるんだよなぁ！？」とメフィストに投げかける。勿論、と返ってくると「だったら歴史的美術品を多少傷つけたってお咎めなしだな！！」そう言って「クワルツ・クワルツ」を放つ！！
バルバトスの矢は何物にも干渉されずまっすぐ入間の元へ飛んでいく･･･ばちっっっこん！！🏹
巨大な魔力の弓が轟音と激しい光を放ち扉を破る･･･！！
1人じゃダメでも
消えそうな空間から「助けて」と入間は師匠バチコに届けた。必ず助ける、とバチコは大胆にもカクリヨゲートに自身最強の弓矢を放った！！何事にも干渉されず入間に届くはず･･･入間たちもアリさんを通してバチコの便りを待っていた･･･のだが。
空間そのものが不安定なためか、何事にも干渉されないはずの弓矢もぐにゃりと曲がってしまった💦「クソッ届け･･･！💦」せっかく開けた穴を無駄にしたくない･･･と「ありがとう超弓。ここから先は俺に任せて」とメフィストが進み出た。いつものように飄々とした様子でバチコの開けた穴の前に立ちはだかったかと思うと、スッと穴に飛び込んでいった！？そして悠々とどこへ繋がるかもわからない空間を進んで行った💦
実はメフィストは「彼一代」しかいない。そのため家系能力を持たない。彼には類まれなる才能と、その才能を十分に発揮するに相当な「膨大な時間」があった。まさに気の遠くなるほど永い時間が。その時間を使って身に着けたのが「禁忌魔術」だった。多くの悪魔が匙を投げ、口にするのもおぞましいとされた「邪の魔術」。扱いを怠れば甚大な被害を引き起こす爆弾のような代物の割に、使ってもふざけた効果のものや意味のないものばかり。かつて入間が悪魔学校入学式でサリバンに吹き込まれたのも「禁忌魔術」の1つ。「成功すると1日絶対転ばない代わりに、失敗すると四肢爆散する」効果でしたね😅
しかしそんな禁忌魔術にも常軌を逸した反則技というものが存在する。それを詠唱するためメフィストは不思議な空間への不思議な通路で羽を広げ両手をかざす。
「王道は王のもの、ならば邪道はこのメフィストが戴こう😈」
メフィストの禁忌呪文とは･･･！？
二つ名の由来
鍵と入間は繋がっている、そう信じ放ったバチコの弓矢を以てしても歪んだ空間の影響を受けてしまった。そこへ「ここからは任せて」とメフィストがその通路へ飛び込んで行った！そして彼の切り札「禁忌魔術」が解禁･･･！
無口頭禁忌呪文「空空寂寂」！！
人間の言葉でも悪魔の言葉でもない、不思議で不気味な呪文を口に出さず唱えたメフィスト！入間のいる歪んだ空間を無理やり穏やかにし、バチコの弓矢の軌道を正す！「刺され」今一度バチコがそう念じると･･･入間のいる空間にものすごい音を立てて弓矢が刺さった！！その弓矢の先にサーフィンのように乗っているメフィスト！そして･･･入間たちのいる空間に亀裂が！
メフィストは決して魔王にはなれない。なぜなら彼は、魔界の基準から外れた「盤外の王」だから。
メフィストの二つ名の意味はそういうことだったのだ！落ちぶれただけのキングメイカーではなかったということ･･･メフィストは無事入間たちを救えるか！？
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魔入りました！入間くん420話感想・まとめ
入間、人間界に戻っちゃうの！？とドキドキした前回の中で現れた一筋の希望・バチコとメフィストの新13冠コンビ。どんな困難でも「絶対助ける」と自身の矢に自信を持っているバチコ師匠はかっこよかったですね✨だけど、そんなバチコ師匠の魔力でも異次元では通用しないという所でまたハラハラし、でもそこで久しぶりのメフィストがキーマンになるという･･･少年漫画の「王道」展開なんだよな😅メフィストは邪道を行ってるのに😅
メフィストは一代しかいない、唯一無二の存在という所がまず「盤外」「邪道」なんだろうな。要するに不死鳥のように何度も輪廻転生を繰り返しながらも自我は保ったまま。気の遠くなるような一生を何度繰り返したんでしょうね。それだけの時間1人で過ごしてたらそりゃチート級の何でもありな技の1つくらい身につくよな。メフィストは魔界に居ながらにして盤外、悪魔らしくありながら邪道は踏み外さない生き方をしているんでしょうね。自由を武器にするって最強だよな･･･
でもきっと、バチコがいなかったらメフィストも禁忌魔術使えなかったかもしれないし、邪道メフィストが魔界にいてよかったのかもしれないね。
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の420話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
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今登場しているキャラクター、それぞれ強さがあっていいですよねwメフィストの羽意外と綺麗(笑)
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