2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
クズ両親に悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまったお人好しな人間の少年・鈴木入間。サリバンは付き人・オペラと共に入間を孫として熱烈に迎え入れ、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入学させます。「人間とバレてはいけない」と最初は目立たないように振舞うことばかり意識していた入間だが、アスモデウスとクララという悪魔の友達ができ、問題児クラスの生徒や先生、生徒会長アメリらと日々を賑やかに過ごしていくうちに「魔界で自分らしく生きる」ことも考えるように。
難しいと思われていたリード、サブノックも無事機転や反省を活かし許可書をゲット！さらに入間もアメリ会長に推薦状がほしいと直談判しに行き、女子の憧れ「壁ドン」までして見事「後押し」を手に入れた！これであとは担任・カルエゴ先生だけ！問題児クラスの教室の運命は･･･！？
そんな「魔入りました！入間くん」59話ネタバレを紹介します。
＼ ６００円分のポイントがもらえる／
魔入りました！入間くん59話ネタバレ
鬼たる所以
「後押し」も成功し、アメリ会長や交渉が難しい先生たちからも激励の言葉をたくさんもらった入間たち問題児クラス。
「やるからには成し遂げるのだぞ！」「本当に実現したらすげーよお前ら☆」「その熱意で常識を超えてみたまえ」頑張れよ、応援してる、楽しみにしてる！･･･いろんな先生たちから許可書と共に応援の言葉を貰った。それだけ入間たちは先生たちの心を動かしたのです✨
思い切り背中を押されて入間たちはついに最終関門・担任のカルエゴ先生の元へやってきた。入間は悪周期なのも手伝って堂々と「約束の『教員全員の許可書』だ。3日以内に集めた、確認してくれ」と先生を促し、先生も「あぁ、教員36名分問題はない」と言った。湧き立つ問題児たち。あとはカルエゴ先生ただ1人。「厳粛に評価して、サインしないなんてことはあり得ないだろ？」入間が胸を逸らしながら言うと「あぁ、他が揃っていれば私もサインする」と言ってフーと息を吐いた。よっしゃ！まじで王の教室に移れるの！？wとどよめく問題児たちを黙らせるかのようにカルエゴ先生は「故に」と一言。
「サインはしない」
･･･は？えっ、何で？💦さっきまでの明るいムードが一気に凍り付く。「何でって決まっている、足りないからだ」え？36人で全員でしょ？💦しかしカルエゴ先生はこの結果を見越していたかのように話し始めた。
「これは『教員』36名分。しかし『教職員』には食堂従業員、売店員、清掃員、司書など、この悪魔学校に従事する全員ということだ」
ゾッ･･･とする入間たち。何だそれは！そんなこと一言も言ってなかったのにズルい！💦と文句が飛ぶが「認識の違いだな」とカルエゴ先生は鼻を鳴らして突っぱねる。入間も「いくらなんでも･･･」と抗議しようとしたが･･･
「粛に」口癖を飛ばしてカルエゴ先生は両手を組んで話を続ける。これは入間たちへの「説教」かしら･･･💦
ファンの力
3日以内に教員36名の許可書を集めたのにサインを拒んだカルエゴ先生。「教職員全員と言ったはず」と、抗議する問題児たちを「粛に」と言って黙らせた。
「貴様らはいつもそうだ。物事を深くまで考えない」
火を掴もうとする子供のように、面白そうなことに簡単に手を出すが、その火というのは「業火」だ。この魔界の礎を築いた御方が遺した高貴な業火、この学園が守ってきた尊き残り火に手を触れようと言うのなら･･･
「学園の番犬としてその首を噛みちぎる義務がある」
そう言って入間の首に噛みつこうとする番犬のオーラを見せた入間。さすがにずっと強気だった入間も「悪魔」の恐ろしさを見て背筋が凍る💦そして「思考力のない者はただの道化だ。そして火の輪で身を焦がす」と嫌味を吐き捨てた。これが大人の厳しさ、悪魔の怖さ･･･💦
改めて認識しゴクッと喉を鳴らした入間に「まぁこれだけ許可書を集めたことは評価しよう。現教室の補修くらいなら打診してやるが、王の教室への移動は認めん。この件は終わりだ」と冷たく言い放ったカルエゴ先生。このまま引き下がるしかないのか･･･
とその時、ドアのノックする音が。「イルマくんいるー？」暢気な感じで声をかけ入って来たのは、入間が時々お手伝いをしている用務員のおっちゃんだった。入間もカルエゴ先生もぽかんとしていると、「イルマくんが困ってるって言うから許可書？っての持ってきたよー」そこには確かに教員と同じ、サイン入りの許可書が。「ありがとう･･･」と拍子抜けしたまま入間は受け取る。「ここへきてプラス1！嬉しいけどねー」とリードたちが困り笑いをしていると、それを見ておっちゃんが反応。
「なんじゃ足りんのか？おーいやっぱもっといるってよー」
そうおっちゃんが声をかけると急に辺りがザワザワし始めた。見るとそこには、用務員のおっちゃんが集めたその他「職員」の皆さんが勢揃いしていた！職員室初めて入った、と言いながら店員や作業員の悪魔たちが「イルマくん何か書類いるんだって？これだろ持ってきたよ！ちゃんと全員分あるはずだぜ！」とニコニコしながら大量のサイン入り許可書を差し出してくれた･･･！
何で？とまだ入間が驚いていると、「だって困ってるんだろ？」と作業員の1人がさも当然のように言った。「イルマくんには補修手伝ってもらってるし！」「店番もなされる」「イルマくんの食べっぷりは食堂班のいい刺激になってるヨ！」他の問題児たちにも先生と交渉やバトルをしたことが広まっていたようで労いや賞賛の声をかけてくれる。
「いつも手伝ってくれて助かってるよ！」「また裏技教えてね！」「今度の草むしり勝負は負けないよ！」「何かあったら言えよ！だって･･･」
「「「俺たちはイルマくんのファンなんだから！✨」」」
窮地に助けに来てくれた、まさに今必要だった「職員」の方々。それは入間たちが日々積み重ねてきたことの良い「報い」となって返って来ました。
愚者の勝利！
寸での所でサインを拒んだカルエゴ先生を前に成す術なかった入間たち。を、助けに来てくれたのはまさに今欲しかった「教職員たち」だった！それは日々入間たちが手伝いをしていた賜物でした。
「俺たちはイルマくんのファンなんだから」その声を聞いて入間は一度俯いて肩を震わせた。そしてがばっと顔を上げ「アッハッハ！！そうかファンか！！」と大声で笑った。そして作業員の1人に「感謝する」とグータッチ。そこで入間は「さぁてカルエゴ卿」とカルエゴ先生を振り返った。今度は先生がビクッ。
「貴方の主張はすべて正しい。我々はまだ未熟で詰めが甘い。皆にバカにされ笑われ、確かに問題児クラスは道化師のようだ。だがこの一件･･･今日に限っては、」
「これが悪魔学校の総意らしい」
まるで入間が問題児クラスと教職員全員をここまで率いてきたかのような、圧巻の光景が広がっていた。
「道化師は愚者だが民衆の心を動かすんだ。みんな問題児クラスが『王の教室』に入る所が見たくなった、興味の勝利だ」「書類が揃ったらサイン、してくれるんだろ？😈」勝利を確信した入間がニカッと笑って許可書を指さす。これはカルエゴ先生も動かざるを得なかった。
バァン！最後の一枚に許可のハンコが押された！！
「問題児クラス！『王の教室』移動決定ーーー！！！✨」
本当に「絶対無理」を実現させてしまった問題児クラスにその場にいた全員が湧き立つ。頭を抱えるカルエゴ先生の背後にいつの間にかいたダリ先生が「やられましたね」とひょっこり。「いつも思い通りにならん。問題児(アブノーマル)どもめ」
サブノックに担ぎ上げられ大喜びの凱旋をする入間は眩しいほどの勝ち誇った笑顔をしていました😊
魔入りました！入間くん59話感想・まとめ
いや～上がってる最中に急降下し、また急上昇するジェットコースターのような展開でしたね！wカルエゴ先生の突っぱねにドキッとした人もたくさんいたでしょう💦アニメでは小野大輔さんの演技も相まってものすごく怖くて冷たいシーンでしたよね💦でも最後は用務員のおっちゃんたちが助けに来る、という展開が何とも美しく可愛らしかったですよね✨入間が「頼まれたら断れない」性格と優しい性格でお手伝いしていたから、用務員さんたちとの信頼関係や友情が築けていたのがよかったですよね😊
なんだけど、勝利の根幹は「悪魔的興味」なのが魔界らしいですよね。もちろん「いつも助けてくれる入間が困ってるから今度はこっちが助ける番」という気持ちもあると思いますが、入間が総括して言ったことに誰も反対しなかった、要するに「いつも助けてくれる優しい入間が問題児を率いて禁断の場に足を踏み入れる瞬間に出会いたい」という気持ちが一番だった、ということでしょう。そして最後まで抵抗したカルエゴ先生もまた、その気持ちが少なからずあったということでしょう。これは完全に入間が最初から見越した勝利だったでしょうね。先生に策略で勝つのハンパなく気持ちいいだろうな･･･←
さて次回はいよいよ「王の教室」に入ります！一体どんな教室なのか、入って入間たちは変わるのか･･･
次回も楽しみです！
「魔入りました！入間くん」を無料で読む方法！
今回は、「魔入りました！入間くん」の59話ネタバレを紹介しました！
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね！
U-NEXTの無料トライアルを利用したら、すぐにお得に読めます！(#^^#)
話の抑揚の付け方も巧いですよね！ものすごくたくさんの職員も個性豊かに描かれているので必見です！
ぜひお手に取ってご覧ください！