魔入りました!入間くん最新刊28巻ネタバレ感想!衝撃と成功と!

週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

クズ両親に生まれてすぐ働きづめにされた以外はごく普通の人間の少年・鈴木入間。ある日両親が金欲しさに召喚した大悪魔・サリバンに入間は売り渡されてしまった!しかしサリバンは付き人・オペラと共に不憫な入間を「可愛い孫」として歓迎し、自身が理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を通わせます。人間であることを隠しながら入間は悪魔の生徒たちと共に学校生活を送る中で成長していき、ついに2年生に進級し、後輩と合同サバイバル試験「心臓破り」が始まった!!

プルソンにクララ、リードにカムイにアスモデウス・・・それぞれ問題児たちが後輩と協力しながらサブミッション「SOS」に挑んだ前巻。みんな本気を出して相手を理解しながら先生たちに挑んでいきました。果たしてSOSは成功するのか?そして何チームが心臓破りをクリアするのか・・・さらに他のチームへスポットを当てていきます!

そんな「魔入りました!入間くん」最新刊28巻ネタバレを紹介します。

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魔入りました!入間くん28巻ネタバレ

241話・・・青と紫

時は大昔に遡り、魔王デルキラにサリバンが仕えていた頃。「マグマに花畑を作りたい」と言ったデルキラのために試作品の炎の花を作っていたサリバン。

実験もしてないからまだ触るなというサリバンの制止を無視してデルキラが見たその花は、「何とも美しい青い炎の花」・・・
その花を髣髴とさせるような花を、アスモデウスはまさに今咲かせていた。エイト先生のイフリートの炎を吸い寄せる性質があるようで、このままだと飲み込まれると思ったエイト先生は魔獣の言葉で「下がれ」と一喝。エイト先生も負けじと紫の炎でアスモデウスの青い炎の性質を探ろうとすると・・・

その花はバラム先生と昔の文献を読んで作った秘密の「火岸花(アマリリス)」。どこまで吸収できるんだろうって思うのは仕方がないよね、とエイト先生は滞空して巨大な炎の隕石のような魔術を繰り出す。そしてアスモデウスに向けて振り落とす!が、その瞬間アスモデウスは地面を叩いて青い花畑を作ってみせた!

飲み込まれる隕石!そして先生が着地する寸前を見計らいアスモデウスは「極上の業火(ラ・ゾーロフレイム)」をお見舞い!!体をバキボキと鳴らしながら地面に沈められるエイト先生。思わずガッツポーズが出てしまうアスモデウスだが、その瓦礫から恐ろしい異形のような姿で「腹立つ・・・あり得ないッ・・・」と言いながら出て来たエイト先生。先生とまだ命を削る戦いをするのか!?💦

そしてSOSに向かったカムイもピンチで・・・!?💦

242話・・・問題児の決断

こちらはシーダとのバトルから中庭に逃げてきた入間チーム。なぜかチマちゃんが膨れっ面でヴィネくんを氷で囲んでいますが😅

氷でガタガタ震えながらも「僕もこれ以上入間先輩に近づきたくない!好きになりたくない!!」と訴えるヴィネくんを心配しつつ疑問に思っている入間先輩ですが← 今出ている「SOS」をどうするのか3人で考えます。ヴィネくんは「絶対行きたくない」と言うけど、チマちゃんはヴィネくんの顔を押さえて「入間先輩について行きます」と言った。

でも正直、戦闘で体力も魔力も消耗してるし風船も1つしかない、他チームとの合流もできてないとなるとリタイアに近いのは否めない。危険を冒してでも行くべきか、行かざるべきか。これは試験、先輩の役目は後輩を守ること。「僕らが今やるべきことは・・・」

一方こちらはSOS敢行中のアスモデウスとカムイ合同チーム。後輩が魔力を送る間、カムイは魔獣を召喚してオールラウンダー・モモノキ先生と対峙したがシールの効果も切れて倒れ込んでしまった💦先生の予想1分を上回る3分粘ったようだがここまでか・・・追い詰められたフィーネ嬢はどう逃げる?どうすればいい?誰か1人でも助けが来れば・・・と切なる願いを繰り返す。その時。

後輩に近づいた先生をカムイが羽交い絞めにした!!カムイを薙ぎ払い、強烈な雷撃を食らわせるが踏ん張るカムイ!「どきなさい!」今度は炎の魔術を繰り出すがカムイは軽々と躱して再び立ちはだかった!「絶対に通さん・・・!!」

どうしてこの悪魔はここまでできるの?ここで初めて「カイム・カムイ」という悪魔の秘密が明らかに・・・?

243話・・・カイム・カムイという悪魔

カムイの祖先「カイム」はその昔、翻訳の能力を使い数多の種族を操り「蛮族」として魔王軍に立ち向かった。だが魔王軍にねじ伏せられほぼ壊滅に追いやられてからはこれまでの暴虐を改め紳士となり、魔王と魔界への絶対的忠誠を誓った。

というのがカイム一族の歩みだった。幼少期から母に「カイム一族は常に紳士淑女たれ。お前も立派な紳士になるのよ」と言われ続けていたため、身なりを整えマナーを覚え紳士として振舞って来た。が、カムイは悪魔学校で問題児クラスに振り分けられた。反省文を書かされながら納得の行かないカムイはカルエゴ先生に尋ねてみるが、「女生徒への迷惑行為以外の他意はない」と言われた。

しかし問題児クラスに入ってからは「食べ方綺麗」「アズくんに似てる」と言われ、当のアスモデウスにも「マナーは紳士だ」と言われた。そう、私は気高く勇ましい紳士。大ピンチの今、どうして立ち向かえるかと言えばその理由はたった一つ。でも何だかズレて解釈してるようで・・・😅

それでも、そんなカムイの紳士道が伝わったのか、フィーネ嬢がカムイを抱きすくめモモノキ先生に吠えた!こ、これは・・・!?

244話・・・好きあり

「モテたい」ただそれだけでモモノキ先生の猛攻に耐えていたカムイを庇ったのはSOS敢行中のフィーネ嬢だった。私だって選ばれし26人の1人なんだと魔術を発動!

魔獣でも災害でも何でも耐えてみせる、と先生も身構えるが、何とそこに現れたのは・・・モモノキ先生が恋焦がれるカルエゴ先生!!?💦
これがフィーネ嬢の家系能力「命名催眠」!指定した幻覚を相手に見せることができる能力で、今回モモノキ先生に見せたのは「決して攻撃できない相手と戦う」、つまり先生にはカムイがカルエゴ先生に見えているのだ!!

これは幻覚だと言い聞かせても自分の足に縋って「これ以上先へは行かせない!」と言うカルエゴ先生にただ赤面しながら興奮、悶絶するモモノキ先生💦その様子を見て残り少ない魔力で集中するフィーネ嬢!殺気まで感じた所でモモノキ先生もふと我に返る。これは戦闘で自分は魔術のエキスパートだ、冷静に考えてカルエゴ先生がこんな醜態を晒すわけがない!

こんな姿は二度と・・・✨📸
幻覚=カメラに映らないことも忘れて写メしまくるモモノキ先生は「足止めされてる」ことは開き直って認めた😅でも1人が足止めに来たということはSOSには3人しかいないはず。と思ったけどそこには4人の影が。そして女子たちが何やら叫んでいる。

「ゼゼくんかっこいい!好き!💦」
・・・え!?まさか!?💦

245話・・・愛を叫ぶ悪魔たち

1人モモノキ先生の猛攻に耐えているカムイを助けに行こうと走り出すフィーネ嬢をSDのウズが「先輩の頑張りが無駄になる」と止める。そこへ「秘策がある」とフィーネ嬢をカムイの元に行かせたのはゼゼくんでした。残った2人が鍵を握る「秘策」とは・・・!?

「好き♡と叫んでほしい」・・・ん!?💦
思う存分ゼゼくんに対しての愛の言葉を叫んでほしいというもの。そんな恥ずかしいことを女子2人にさせるの!?💦

というのも、ゼゼくんの家「ゼパル家」は「愛喰魔」とも呼ばれる愛を糧に生きる家系。なので普通の食事よりダイレクトに愛を感じられるファンレターや贈り物を食べ物でなくても直接食べてしまうのです!ロック歌手の母、サーカス団の花形スターの姉、人気小説家の兄もみんな手紙や花束をムシャムシャ。「天然物(未開封)が好き」というこだわりがある兄はうっかりアンチの手紙を食べて苦しむ・・・というのもゼパル家ならではの光景です😅

幼少の頃より高等魔術を身につけ、目立つ職業に就いてより強い愛を喰らうゼパル家の次男・ゼゼくんは、愛の言葉を受けるほど魔術の質も向上する「愛喰(あいじき)」の能力の持ち主。「好きでもないのに!?」と愚直なシルビアにツッコまれ吐血してますが← とりあえずここは恥をかなぐり捨ててやるしかない!!そのおかげでゼゼくんは分身を作り、魔力供給もできるようになったのでした!あと少し耐えれば・・・!💦

ゼゼくんの秘密がわかった所でピンチはすぐそばに。この少ない人数でSOS遂行はできるのか!?💦

246話・・・悪魔的助太刀

SOS敢行中のメンバーに助っ人としてケロリとエリザベッタチームが駆けつけた!これは心強い!💪

ケロリの後輩男子、「硬化」のヤンくんがチームを守る壁を作りケロリもモモノキ先生の前に氷を置いて防御!それに気を取られている間もう1人「化皮」のチャチャくんが獣に変身してモモノキ先生に襲い掛かる!前に出過ぎると風船割れるよ、とケロリが注意しても「女の指図は受けねぇ!」と聞かん坊なチャチャくん。でもエリザベッタの応援にはデレデレなムッツリくんです← 普段「アクドルくろむ」として様々なタイプの男性ファンを相手にしているだけあってか、粗暴な男子2人の手綱を上手く操っているらしいケロリですw

もちろんエリザベッタチームもサポートで助力!エリザベッタは「好感度」で全員の士気を昂らせ、ペアである双子のパルパル姉妹も「泡歌」で泡を出しモモノキ先生の動きを止める!「風刃」で払うも即座にケロリの魔獣が大口を開けて待ち構えていた!「悪いけど、装置には近づけさせない!!」みんなで少しずつ削り取って時間を稼ぎ、モモノキ先生を完全に止めた。

「早く装置を止めて!!」いけ、もう少し・・・!

「半永久(ヒール)」「11対1とは看過できんな」
何とここで教師陣の援軍!!ブルシェンコ先生のサポートでモモノキ先生は一気に体力を回復!そして大雷撃を後輩たちにお見舞い!!爆風でフィーネ嬢とゼゼくんの風船が割れてしまった!!そしてウズの頭上にモモノキ先生が迫る!

あ、終わった・・・腹を括ったその時!

247話・・・佳き境目

ブルシェンコ先生の援護により回復したモモノキ先生の猛攻を止めたのはサブノックだった!!しかしサリバン解放まで残り3分!💦

時間がないので戦闘バカのサブノックにモモノキ先生の防御は任せ、解放ストップのため魔力供給を続ける!が、妹シルビアが「ゼゼくん好き!!」と叫んだのでお兄ちゃんはびっくり!💦こいつが好きなのか!?💦とオロオロするサブノックに愚直なシルビアは「本当に全然別に好きじゃないけど仕方なく言ってるだけ!!」とズバリ。ショックで倒れてしまったゼゼくん・・・💦

しかしゼゼくんももう限界💦と思ったら、サブノックチームの後輩2人が交代してくれた。風船が増えたとモモノキ先生は再び襲い掛かってくるがサブノックが盾を生成して防ぐ。それを溶解魔術で溶かすモモノキ先生!しかしサブノックも次々と武器を生成する!まさしく「無限武器」!そしてサブノックは腕を振り上げ、モモノキ先生の後ろのブルシェンコ先生めがけて武器を投げた!!

「己の目的はモモノキ女史を倒すことではなく装置に教師を近づけさせないこと。周りが見えない1年前のバカだと思われては困る!」
サブノックの成長を喜びながらあえて挑発するブルシェンコ先生!残り1分、破壊か捕食か、あと少し耐えれば・・・!

だがそれと同時にサブノックの「型破り」が裏目に出てしまった結果が。外壁を崩し助太刀に来たせいで、中庭の木の中からSOSチームを狙っている存在に誰も気付かなかったのだ・・・💦

248話・・・望む弓使い

SOS終了まで残り僅か。あと少し耐えれば、という所で外から弓の名手・バルバトス家の分家出身のロビン先生が弓を構えていた!

「どうしてアッチらが絶望の異名を冠すると思う?それはアッチらが弓使いだからだ」
姉弟子で入間の師匠・バチコがそう語っていたのを思い出す。バルバトスの弓矢はどこまで逃げても追いかけて羽根を喰い破り命に絶望を中る「必中」の技。しかも意識の外から予期せぬ瞬間に突然飛んでくるため、「弓使いが1人でもいれば戦況は変わる」とすら言われていた。

獲物が見えたら躊躇いも慈悲もなく撃ち抜いて絶望に堕とす快感は弓使いならでは。「アッチはロビンが分家で惜しいと同時にホッとしてる。お前が本家出身ならアッチの異名はお前のもんだったろう」「お前ほど弓使いに向いている悪魔は見たことねぇよ」

その言葉を思い出し「ははっ」と愉悦に浸った顔で、でも虎視眈々と絶望のタイミングを図るロビン先生。今必死で教師陣と張り合う生徒たちに本来なら間に合うペースだった、あとほんの少しだった。そのまま何の邪魔も入らなければ・・・と言わせる「絶望」を与えようとしているのだ。一射・・・

「ひっ・・・」突如、死神に鎌で首を掬われるような感覚を覚えたロビン先生。驚き振り返ったそこにいたのは、自信たっぷりの顔で弓を構えるバチコの姿。「ねえちゃん・・・?」しかしその姿はすぐに霞んだ。狙っていたのは「もう1人の弓使い」だった。

「ばち、こんっ!!!」
猛烈な弓がロビン先生の足場の木を粉砕し、ロビン先生が吹っ飛ぶ!!ほんの数秒、崩された立ち位置と気が逸れたことで、たった1人の弓使いの存在が戦況を大きく変えた。弓使いに狙われる恐怖は同じ弓使いにも共通しているという結果でした・・・!

SOSの結果は・・・!?

249話・・・七転び八起き

みんなで少しずつ体力と魔力を削り時間稼ぎをした成果!SOS大成功~~~!!!

遠くから弓を放った入間も何とか一安心。また彼らも後輩たちの協力あってSOS成功の手助けができた結果となりました😊
が、その瞬間入間の髪の毛を掠めて壁に大きなヒビを入れる攻撃が。そう、SOSが成功しても試験が終わったわけではない。敵である教師たちは後輩の風船を狙って攻撃してくる!風船が2つ割られてしまえば即敗退なので生き残れなければ本末転倒なのです!💦

「よくもやってくれたな」
モモノキ先生、ブルシェンコ先生、ロビン先生はサブノック、ケロリ、エリザベッタ、アスモデウスチームの後輩の風船1つを次々と割っていく💦その中で「私たちはここで。頑張ってくださいまし」カイム先輩を置いていけないというフィーネ嬢の「ワガママ」にSDのウズも応え、カムイチームはここで名誉ある敗退へ・・・

残り8チーム、風船11個。「いやぁ、SOS突破するとはw」笑いながら教師のリーダー・ダリ先生は「新たな教師」を追加する。
ここで来た「最強」の教師とは・・・!?

魔入りました!入間くん28巻感想・まとめ

今回は激化する教師陣とのバトル回でした!また入間くんがオイシイ所持って行っちゃった・・・← でも作者・西修先生は「入間がちゃんと射ててよかったし、そのシーンを描く時めちゃめちゃ楽しかった」と巻末で仰ってますw

ゼゼくん一家の「ファンレターや贈り物を食べ物じゃなくても食べる」光景は衝撃でしたね😅悪魔だから食べ物じゃないものを食べても大丈夫なのかもですが、彼らにとってはファンと見せかけて心ない言葉の方が苦しいのかもしれませんね😅実際「好きじゃないけど仕方なく」とバカ正直に言ってたシルビアに絶望して内臓痛めてましたから💦ちなみに単行本表紙下の裏表紙にはゼゼくん後援会のお知らせが書いてあるのでファンの方はぜひ。愛のない手紙はゼゼくん死ぬかもなのでダメだそうです(笑)ゼゼくん一家の能力は西先生がファンレターを読む時間がなかった時「食べたら頭に内容入らないかな」と思ったことで思いついたそうですw

それぞれ生徒たちが全力の先生たちに立ち向かう姿も、初期から読んでいるファンの方の目線で見るとだいぶ成長しているのではと思います。あまり目立たなかったカムイやケロリ、エリザベッタの能力が開示されたのもいいし、後輩たちの名前と能力や性格がわかってきたのも読んでて楽しいですよねwもちろん入間大好きチマちゃん&ヴィネくんも。巻末の「スキ魔」では「ケロリvsチャチャくんの攻防」「実はヴィネくんがエイコ&エイタ姉弟と友達」などクスッと笑える1コマも!w

そしてやはりモモノキ先生が興奮しまくった「絶対見られない弱々しいカルエゴ先生」は、後にカムイの写真に戻っていたそうです🤣あんなに強い先生も恋には翻弄されてしまうのですね・・・w
次巻も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の28巻ネタバレを紹介しました!

が…

やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!

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作者・西修先生も「めちゃめちゃ楽しんで」描いた見開きをぜひご覧あれ!単行本だと裏話が見れる「スキ魔」つき!w

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