弱虫ペダル692話ネタバレ感想!神を信じたからできた不思議な縁

弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者の同級生今泉俊輔鳴子章吉と出会い自転車の魅力と自身のポテンシャルに気づき自転車競技部に入学し、様々な出会いを経て自転車と共に成長して行きます。小野田が出会う多くの先輩や後輩、ライバルたちにもそれぞれドラマがあり、それぞれに多くのファンがいる、卒業した先輩たちの今を描く「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中!さらに今年10月からはNHKにてアニメ5期を控えた今、本編はついに小野田3年生編へ!!ドラマだけでなく自転車やロードレースの仕組みもわかる、スポーツ誌としても楽しめる作品です🚴

総北高校入学式。友達を待つ新入生、新入生見学会で本気バトルをすると今から意気込む今泉と鳴子、裏門坂で困っていた新入生、そんな新入生に勇気を出して声をかけた小野田。それぞれの時間の中、小野田は困っていた新入生「ロクちゃん」と共に裏門坂をママチャリで駆け上がる・・・!

そんな「弱虫ペダル」692話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

総北高校入学式。裏門坂で「ケイちゃんたちと正門で待ち合わせのはずなんだけど、ここどこだッテ?すごい坂あるしこの坂登る!?地図読めないし遅刻するッテ💦と特徴的な語尾でわかりやすく困る新入生がいた・・・
正門ではその彼を待っているらしき大柄な男子2人が「遅いなロクちゃん。正門で待ち合わせって言ったのロクちゃんなのに」「また道間違えてるのかな、寝ぐせで」と話している。

続々と入ってくる新入生を教室から見下ろしているのは今泉とマネージャー幹ちゃん、そしてヘアバンドで毛を逆立てている鳴子。今年は2連覇の俺ら目的でたくさん部員入ってくるで!と自信満々の鳴子の髪を去年と同じようにぐしゃぐしゃにする今泉😅どうやら鳴子が新しい髪型にするのは落ち着かないらしい今泉。話を逸らして「体格のいい新入生スカウトしようよ」などと言ってます😅

何でも今年は新入生による「部活動訪問」というのがあるらしく、持ち時間15分という中鳴子は「今泉と本気のローラーバトル」を見せて自分の勝ちで部員をかっさらう・・・というシナリオを描いているようで。初耳だけど面白そう、でも勝つのは俺だと今泉も対抗してきたwジュース何本賭ける!?と盛り上がる2人の横で幹ちゃんが「小野田くん遅いね」と呟く。きっと道端で気になるもの見つけたんだ、と2人は言っている・・・

その予想通り、小野田がノリノリでアニソンを歌いながら裏門坂を駆け上がっていると、さっきの新入生がブツブツ言いながら困っていた。誰か呼ぼうかと思ったが、「もう自分は3年生だから」と勇気を出して「あの、もしかして君困ってる?」と声をかけた。振り向いた新入生は、鳴子と鏑木の髪型を足して2で割ったような頭、下まつ毛が特徴的な柔和な顔立ちの少年だった。小野田が笑顔を向ける彼こそ「ロクちゃん」だった。

道に迷った、遅刻するかも、そんな不安を呟きながらも「こんなタイミングで来るなんて神!?」と思ったロクちゃんは小野田に「この坂自転車で登れます?」と聞いた。よかった、自転車のことなら僕でも助けられるかも。そう思った小野田は最初は「ギアを一番軽くして、体を前傾にしてサドルの前の方に座って」と言葉で説明したが、焦っているロクちゃんに理解できなかった。

「僕が手本見せるからついてきて」「はい・・・ッテ」
小野田「先輩」が後輩に背中を見せる!ロクちゃんと裏門坂ランデブー!?w

弱虫ペダル692話ネタバレ

神と出会った「鍵」

入学式がいよいよ始まろうとしている。生徒が少しずつ体育館に移動していく中、「鍵や」と鳴子。「どんな1年が入ってくるかが今年の夏のインハイの勝敗を分けるチーム作りの鍵や!」と力説している。

その時小野田が裏門坂で出会っていた新入生「ロクちゃん」はその「鍵」となりうるか?
困っていたら「神」に会ったと思うロクちゃん。ここは裏門坂って教えてくれたし、自転車で登れるって道案内してくれるって言ってたし、あの人についていけば何とかなりそうだ!ロクちゃんも元気が出てきて自転車のペダルを回し始める。

2人とも笑顔で気持ちよく坂を登り始め、この調子なら入学式にも間に合いそう・・・と思っていたらだんだん自転車が前に進まなくなっていた。むしろ後退すらしてる・・・?そう思った時には遅く、普通に跨っているだけでは本当に重力に負けて自転車が下がって行く!💦「テぇぇ!?いや、えっ!?💦」驚きながらも先程小野田が言っていた「体を前傾にしてサドルの前に座る」を思い出し前傾になるロクちゃん。ここで気付いてしまった。

この坂は前傾姿勢じゃないと登れない前提の坂だ。「キツそうに見えて実は楽に登れる」とかではなく、本当にキツい坂だ。裏門坂は、自転車で登れる角度の坂ではないッテ!!💦
経験したことのない急な坂に振り回されながらも、自転車の傾いた方向とは逆の方向に体を倒し何とか倒れずについてくるロクちゃん。必死で体を揺らすロクちゃんを小野田は先に行きながら笑った顔を崩さずチラッと見やる。その顔はロクちゃんにとって「鳥のさえずり聞こえるよみたいな爽やかな顔」だったが、フルパワーで体を振るロクちゃんにとっては信じられない光景だった。

全体重をペダルに乗せて「よ、よいしょーっ」と気合いを入れて立ち漕ぎで踏み込んでやっと少し進むという坂なのだ。ロクちゃんにとって小野田は技術面でも「神」に映ったかもしれない・・・💦

キツい試練と友達と

小野田に出会い安心しきって裏門坂を登り始めたロクちゃんだったが、あまりの激坂に息絶え絶え💦それなのに小野田は涼しい顔で後ろを振り返りながら平然とその激坂を登って行く。

何でそんな平然と登ってんですか?何で後ろ見る余裕あるんすか?しかもよく見たら乗ってるの普通のママチャリだし!💦
やっぱり本物の神?幻?確かにいい天気で鳥は鳴いてるけどそんなのどうでもいいと思うくらい足が痛いッテ!💦汗も噴き出るし手も痺れる、膝ガクガク言い出した、息も苦しい💦あの人に手本見せるって言われたけど、どんどん引き離されるッテ!!💦

ロクちゃんが小野田と必死で裏門坂を駆け上がっていた時、正門前では友達のケイちゃんともう1人がまだ待っていた。すると前方から自転車に乗ってくる生徒が。やっと来たか、どんだけ待たせるんだ・・・と両手を広げたケイちゃんだが、それはロクちゃんではなく別の女子生徒だった💦「危なかった、うっかり熱い抱擁をする所だった」「それは訴えられる」「・・・逆にそこからお付き合いってのは?」「安心しろ絶対ない」と他愛もない話をしています・・・w

そして必死で裏門坂を息を切らして登るロクちゃんはとうとう「もうやだ」と弱音を吐き出してしまう。小野田が心配そうに振り返り、ただ自転車を進めることだけに集中しているロクちゃんは「自転車・・・坂・・・嫌い!💦」とべそまでかき始めてしまった💦視界もぼやけてきて本当にキツい・・・もう止まろう、足着いてしまおう。もう無理だッテ、止まろう。そう思うのだが、ロクちゃんの足は止まらなかった。進んでいるのかいないのかわからない、ハァーハァーと肩で息をしているロクちゃんを小野田は振り向きながら見つめていた。

でも!ケイちゃんたち待たせちゃいけないって足を止められない!!「ッテェ!!」
その瞬間、ロクちゃんは思い切りペダルを踏み込み頭がカゴの前に来るくらい前傾姿勢になって一気に坂を登り始めた!さっきまでのジリジリ運転が嘘のような加速に、小野田も思わずぱっと顔が明るくなるのでした✨

ポテンシャルと決意

「友達を待たせてはいけない」それだけでロクちゃんは信じられない速さで激坂を登り始めた!小野田も思わず明るい笑顔になり、一生懸命に体を振りながら登ってくるロクちゃんを見ていた。

前へ前へ。頭を地面に擦り付けるくらいの勢いでロクちゃんは激坂を登る。が、ふとした所でロクちゃんの自転車のタイヤが横滑りした!!あ、ヤバイ、転ぶ・・・!自転車とは逆方向に転びそうになったその瞬間、前方で思い切りブレーキをかける音がした。そして追いついたロクちゃんの体を・・・小野田が支えたのだった✨何とか転ばずに止まったロクちゃんと小野田。すいませんテ、と謝るロクちゃんに小野田はニコッと笑顔を向ける😊

支えられた、自転車で。この人何者?やっぱり神?
そうロクちゃんが思っていると「・・・頃合い見て助けに入るつもりだったけど、その必要はなかったよ、すごいね」と小野田がまた笑顔を向けてくれた。予想外の褒め言葉にすごくないですッテ、めっちゃ助けられてますッテと取り繕うロクちゃん。だが小野田は続けた。

「斜度が厳しい区間はもう終わりだよ、一番キツいとこ。キミは今自分1人の力で登ってきたんだよ」
・・・え?ロクちゃんの頭からは汗がボタボタと落ちてくる。ふと見ると小野田がロクちゃんの自転車のサドルを持ってゆっくり進んでいる。「これで入学式間に合うね」小野田が自転車を押してくれてたのだ。学校はもう目の前・・・

駐輪場に着き、小野田に深々とお辞儀をしてロクちゃんは別れた。そして1人ロクちゃんは決意した。
あの人はマジの「生きる神」だ。俺、先輩と同じ部活やりますッテ!何部だろうとどこまでもついて行きますッテ!!「自分1人の力で」「ついてきて」って言ってくれたから、たとえ将棋部でも科学部でもパソコン部でも!!🔥何で文化系ばっかなの・・・?w

そして小野田も我ながらいいことをしたと自分で照れていましたwさらにロクちゃんのことも「すごかったな」と思ったようで。
「持ってるな彼は・・・真っ直ぐに走る気持ちを」

遠くに目をやる小野田。この不思議な出会いは「鍵」になるのでしょうか・・・

弱虫ペダル692話感想・まとめ

小野田と新入生ロクちゃんの裏門坂ランデブー・・・なんて楽し気なものじゃなかったけど、ロクちゃんが間違いなく「自転車部に入る」「自転車で才能開花する」ことは決定だと思いますwケイちゃんたちとは再会できたかな?w

前回から引き続き鳴子たちが新入生に対していろんなフラグを立てていたのも全部伏線ですねwロクちゃんが小野田に魅せられて同じ部活に入りたいと思ったけど、「部活動訪問」の話がなければまた話が遠回りになってた気がするし← そして今回ロクちゃんが急に坂を登れるようになったのは、小野田が1年生の時に「運動神経がなくても自転車は突然才能開花する可能性がある」とマネージャーの幹ちゃんに言われていたのと同じ運命をたどっているのだと思いました。

さらに、今回は巻頭カラーで小野田とロクちゃんが一緒に描かれているのですが、ロクちゃんの髪の毛は「緑色」なのです。そして特徴的な喋り方に下まつ毛、柔和な顔立ちに体を揺らす姿・・・長らくファンの方は「もしや」と思ったかもしれませんが、ロクちゃんは小野田が尊敬してやまない先輩クライマー・巻島裕介に似ているのです!そんな後輩と小野田が出会えて一緒に裏門坂を登った、不思議な縁ですよね・・・✨

ロクちゃんが「小野田の部活」を将棋、科学、パソコンと予想したのは小野田のイメージから?もしくは自分が興味の薄いものの例え・・・?もし自転車部ってわかったら、部活動訪問で再会できたらどうなっちゃうかな?w
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の692話ネタバレを紹介しました!

が…

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今回は巻頭カラー!カラーページがあると新キャラのカラーリングが見れてそこからいろいろ考察もできて面白いですよ🚴

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