吸血鬼すぐ死ぬ297話ネタバレ感想!強いだけが王じゃないって話

吸血鬼すぐ死ぬ

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

吸血鬼と人間が共存する世界の新横浜というニッチな街で、イケメンマッチョなのにどこか残念な吸血鬼退治人ロナルドと真祖なのにすぐ死ぬ吸血鬼ドラルクが子供探しを名目に出会い、その子供に振り回されたことで居場所を失ったドラルクがロナルド事務所に転がり込んだことから始まった、クセの強いキャラたちが織りなすカオスな世界が去年ついにアニメ化!声優陣が豪華だったこと、EDアニメーションが感動的だったこともあって一躍話題になりました✨

現世に蘇って、お猿になったりゴリラに惚れられたり女児に気遣われたりしながらも平和に過ごしている「伝説の退治人」ヘルシング。生前の記憶が断片的にしか思い出せないので、何とか思い出そうと生前遺した自著を読んでいると・・・「吸血鬼の王の抹殺を王国から密令として受けていた」ことが判明!あらゆる手を尽くして王を攻撃するヘルシング!だが王はかすり傷1つついてなくて・・・!?💦

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」297話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

生前使っていた「聖剣ヴァンパイアキラー」を依代に現世に蘇った「伝説の退治人」ヘルシング。前世の記憶を取り戻したいのだが、毎回断片的にしか思い出せないのが自分でもモヤモヤするシングなのです💦

前回「吸血鬼の王の抹殺をイングランド王室から密令として受けていた」というとんでもない記憶を思い出してしまった。でもその後どうなったかがわからないので、とにかく自著を読みふける日々。密令だから本に書くわけにも行かず、この行動も無意味なのではとすら思ってしまうが、拠り所・タマちゃんの飼い主の女児・アルコちゃんや、いろいろあって家政婦になった美ゴリラ・ボボンレスさんが気遣ってくれるため、諦めるわけにはいかないと再び調べ始めるヘルシング。

思わず自画自賛してしまうほど自著は吸血鬼について詳細に書かれていた。様々な吸血鬼の退治方法・・・そこでヘルシングの記憶がまた蘇ってきた。
「吸血鬼の王」を退治するならば、自分の持ちうるあらゆる知恵と手段を投じなければ。王とあればあらゆる能力を有すると考えるべきなので、催眠術など支配術を持つことを考えると人海戦術は逆手を取られてしまう。となると、ヘルシングのような「退治の技術と知識を有した人間が」「単独で」立ち向かうべきなのだ。王相手に何て退治だ、と思うが「密令」なので無下にするわけにも行かず。

その「密令」で「近日王が小さな港町に単独で現れる」ことは割れていた。この情報はどう手に入れたから謎だが、ヘルシングは退治のため杭やその他いろんなものを準備した。そして当日。「着きましたよ黒服の旦那!」そう呼ばれて港に降りたのは、若かりし頃のドラルクの祖父「御真祖様」だった。船を降り歩いているとどこからともなく吸血鬼の心を揺さぶるような楽し気な音が聞こえてきた。

御真祖様が音に誘われ崖上に上がると、そこにはタンバリンを叩くヘルシングが!「来たな吸血鬼」そう言うやいなや、ヘルシングは杭を王の胸に打ち込む!!そしてすかさず斧で首を斬り落とした!!!首を失い怯んだ所に液剤を撒き、すぐさまマッチを放り込む!!辺りは一瞬で火の海になり「やったか・・・?」と思うヘルシング。だが、王は杭の穴も塞がり首も繋がった状態でかすり傷ひとつない姿で火の海から現れたのだ。

「や・・・ってねぇ!💦」人間よ、これが吸血鬼の王だ。この後どうなっちゃうの・・・?💦

吸血鬼すぐ死ぬ297話ネタバレ

話せばわかる王?

現世に蘇った伝説の退治人ヘルシングは、現在途切れ途切れにしか思い出せない生前の記憶を取り戻すため奔走する日々。「イングランド王室から吸血鬼の王を倒す密令を受けていた」その続きと結末を思い出し・・・

とある港町に単独降り立った吸血鬼の王、つまりドラルクの祖父「御真祖様」をあらゆる知識と技術を駆使して畳みかけたヘルシングだったが、吸血鬼の王は何をしても無傷という不死身の吸血鬼だった!💦それを見てヘルシングは間抜けに口をぽかんと開けて「ロンドン終了のお知らせ」とか脳裏に浮かべてしまった←

ここまでやってダメとかどうしようもないじゃんこのまま諸とも海に落ちる?でもコイツ全然平気な気がするシング。でも塵の一部だけでも流水にブチ込むかして弱体化させないと世界終わるぞコンチキショー。そこまで思った所で再度火をつけようとすると王が突然笑い出した。

「ふふ、うっふふふ。久々に死んだ!勇猛なる昼の子よ、名は?」
まさに異の存在という感じの王に少し構えたが、ヘルシングも毅然と名乗りを上げた。「我が名はアルミニウス・ヴァン・ヘルシング!!人界への侵略者よ、差し違えてもここで貴様を退治する!!」「アルミニウス・ヴァン・ヘルシング、良い名だ・・・」

「アルミニウスマイフレンドロンドン観光のおすすめスポットあったら教えて大英博物館って混む?」
・・・は?( ゚д゚)
「ホットベイ教会見たかったから寄ったんだけど本命はロンドン観光だからとりまビッグベンの鐘鳴らしてバー行ってフィッシュ&チップス」
ちょっとタンマタンマ!💦え、どういうこと?人界を攻め落とそうとしてたんじゃないの?誰がマイフレンドだ吸血鬼になる気はないし観光って何?💦

「観光イズ観光旅行。知人に熱烈に勧められたから」
御真祖様の「知人」とは?本当に観光しに来ただけ・・・?

話せばわかっちゃう王

てっきり侵略しに来たのかと思いきや、吸血鬼の王は「ロンドン観光に来た」とか言っている。そのいきさつは・・・

1週間ほど前、王を屋敷に正体した吸血鬼がいた。それは「傀儡女」ガブリエラ。強大なる支配の催眠術を操る恐るべき女吸血鬼で、彼女の一瞥をくれるのみで人も吸血鬼も傀儡となると言われていた。ガブリエラは王を「大公様」と呼び晩餐の席に招いて「人間の都に興味はなくて?彼らの力と発展の象徴、帝都ロンドンを私たちが蹂躙(パレェド)したらさぞかし楽しいでしょうね」と最初は甘い言葉で誘惑した。だがガブリエラは大公様にも遠慮なく「帝都へ征きなさい。貴方は侵攻の先鋒、吸血鬼の御旗。貴方の力を人間どもに見せつけるのよ」と催眠をかけたのだった。

「って7日くらいロンドンを勧め続けるからさぞかし楽しい観光名所なんだろうとw」
腕をワキワキ振ってめちゃくちゃ楽しそうな王の姿にヘルシングはまたもぽかーん( ゚д゚)「傀儡女ガブリエラ」は反人間派の急先鋒王を傀儡の王に仕立て上げて反人間派の吸血鬼を纏める旗印にしようと7日間催眠をかけたのだが、この王ときたら「旅行のおすすめ」としか認識しなかった・・・というわけらしい💦

メチャクチャな話だけどワキワキしながらピースまでしている目の前のヤベー吸血鬼が嘘をついてるようには見えない。あるいは催眠術をもうかけられていて王は狡猾な侵略者なのかもしれないけど、仮にそうだとして確かめる術はない。人界を守るため斯くなる上は・・・

「あの、あなたが来たことでロンドン大騒ぎになってるから一旦帰ってもらってついでに吸血鬼の皆さんに侵略とかしないよって言ってもらえませんかね」「わかった」「わかっちゃうの!?💦」「じゃあマッハで観光するからマッハでよろ✋」「えっ」待つシング・・・とも言わせてもらえず王・・・いや若かりし頃の御真祖様はヘルシングを抱いて一気にロンドンへと飛び立って行った・・・

爆速で走って観光名所を次々と訪れ、まじでビッグベンの鐘を鳴らそうとしたりバーで図らずも酒を酌み交わしたりいろいろやってお土産もいっぱい買って・・・「満喫した。シーユーアゲイン帰るホイ」そう言って御真祖様はあっという間に帰って行った・・・

「何で行きは船だったんだよ!あぁ観光だからかクソーッ💦」
いいように振り回されたヘルシングは謎の捨て台詞を飛んでいく御真祖様の背中にぶつけるのでした・・・w

間抜けなでっち上げ

「吸血鬼の王は確かに強大な吸血鬼であれど人間に敵意はなくロンドンには侵略ではなく観光で訪れた」「王は一晩で名所を回りビッグベンの鐘を鳴らし満足して帰り、ついでに他の吸血鬼たちに侵攻の意思はないことを伝える旨を約束した」「ヘルシングはマッハでロンドン観光しただけに過ぎず、此処に危機という危機もなかった」・・・

あまりにバカげた話だが王室に伝えられることはそれしかないので包み隠さず話すことにしたヘルシング。怒られたり本気にしてもらえないかと思いきや・・・ヘルシングは「吸血鬼による大侵攻の先鋒を単身撃破し退け帝都守護に貢献した」と「大守護騎士勲章」を授かってしまったのだ💦自分は1ミリも立てた覚えのない大手柄により「英雄ヘルシング」の名はセンセーショナル且つ大々的に公表されたのだった。

王室がそうしたのは恐らく、いつ吸血鬼が侵攻してくるかわからない状況において敵味方双方に「大勝利のシンボル」が必要だったからだろうと思うヘルシング。実際その効果か、はたまた御真祖様が律儀に約束を守ったのか、人間は吸血鬼何するものぞと熱狂し、傀儡女ガブリエラは失策を詰められてか己が血族と骨肉の争いの末隠遁反人間派の吸血鬼も蜘蛛の子を散らしたように分散したのだそう。

そしてヘルシングは「何かよくわからんけど凄い偉業を成し遂げた大英雄」という事実と超乖離したイメージがつけられてしまったのだった・・・
そして後日。ヘルシングの妻が嬉々として「今度はあなたのことを舞台にしたいそうだからインタビューに応えたら?」と手紙を持ってくるが、やはり事実として「何もしていない」強いて言うならフィッシュ&チップスを早食いしたことくらいで応えられないとあしらう日々を送っていたようで。

有名になるのも楽じゃない・・・事実との乖離を誰にも話せず苦しんでいたヘルシングの部屋の窓を叩く音がする。「ハローフレンド。おヒマ?」こいつも真実を知る1人だ・・・!💦
そして御真祖様の「唯一の人間の友人」と勝手に認定されてまた苦悩の日々を送った?ヘルシングなのでした。その話はまたいつか。w

吸血鬼すぐ死ぬ297話感想・まとめ

「王とヘルシング」その後!実は過去のアカウントジャックで作者・盆ノ木先生がベラベラしゃべっちゃうので「御真祖様とヘルシングが友人(?)」というのは古参ファンは知っているのだけど← 詳細までわからなかったから知れて嬉しい!というファンの方も多いのではないでしょうかw

今回の話にそこまで深くは関わって来なかったけど、「傀儡女ガブリエラ」のビジュアルが公開されましたね✨これも古参ファンには嬉しい演出!というのもガブリエラは実は吸血鬼三兄弟「野球拳大好き」「マイクロビキニ」「下半身透明」の親であり祖なのです!マイクロビキニとガブリエラが仮面をしており大きな瞳をしていること、マイクロビキニの本名が「ミカエラ」ということから、恐らくガブリエラとミカエラは直結の親子野球拳と透明は分家や父親違いということになるかと。盆ノ木先生に代わり野球拳が「俺らの過去話重いから(本編で)したくない」と言っていて長らく秘密にされていたけど、これを機にお家騒動の話も明らかになるのか・・・!?w

「久々に死んだ」なんて強者しか言えませんよねw御真祖様は何でもできるからこそわざわざ人界侵略なんかしなくていいと思ってたんじゃないかな。ガブリエラの催眠術は恐らく効いてなくて「そんな侵攻なんてめんどくさいことしないで普通に遊びにいくわ」ってなったのではと。でもそのせいで観光に付き合っただけのヘルシングが祀り上げられて苦しむなんてのも悲しい話だなとも思います。むしろ「ハローフレンドおヒマ?」してあちこち連れ回したならいっそ開き直って「吸血鬼の王と巡る世界探訪」とかをインタビューで言っちゃってもよかったかも?とすら思いますwあ、それをやってるのが「ロナルドとドラルク」なのか・・・!✨

そういえばこれって「現世のヘルシングが記憶を取り戻す回」だったよね?アルコちゃんやボボンレスさんは出オチ・・・← またタマちゃんに振り回される回も見たいですねってヘルシングはいつまでも振り回される運命なのかよ!🤣
次回も楽しみです!

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今回は、「吸血鬼すぐ死ぬ」の297話ネタバレを紹介しました!

が…

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