SANDA45話ネタバレ感想!大人になっても親友でいたいから

SANDA

2021年7月34号から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「SANDA」。

時は2080年の日本。国の貧困化に伴い文化の一切が滅び、超少子化の影響で「若さこそ至高」と謳われ15歳未満の子供は学校が一斉管理するという時代。ごく普通の14歳の少年・三田一重は実は「サンタクロースの末裔」で特異能力者。それを強制解放したのは「親友・小野一会を捜してほしい」と願った同級生の冬村四織。たまたま三田の能力を見てしまった同じく甘矢一詩最初に三田と相対したスパイ柳生田三郎と共に三田の能力や学園の秘密を探り、小野一会との再会も果たした。しかし、小野は未熟なうちに睡眠を摂ったせいで体が成長に耐え切れず亡くなってしまった・・・。冬村の悲しい気持ちを三田は受け止めてやり、物語は次のステージへ。

三田たちの学校に「赤衣の特捜隊のスパイ」として潜入していた柳生田は、元の使命を忘れてすっかり先生として三田たちと仲良く過ごしていた。そんな柳生田にリミットが迫り、「トナカイの血の銃弾」を渡され三田を撃とうとするもできないでいた。特捜隊のマークも消えかかっていたその時、新任として入って来た「兵藤」と名乗る女性はまさかの同胞で!?

そんな「SANDA」45話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「箸がないからボールペンでカップ麺食べよう」なんて考えていた柳生田の元に、出張から戻った大渋学園長が呼び出し。「終わったな」「勤務態度悪すぎ?」と他の先生が言う中、全く心当たりがない柳生田。

「任務は進んでいるかね?」そう言われやっと焦り始める柳生田。自分は「赤衣の特捜隊」としてサンタを捕まえるためのスパイとして学園にやって来たのだが、本人である三田とすっかり仲良くなり中学校教諭として魂が入れ替わってしまっていた💦そんな柳生田に学園長は「君らの隊長から最後のチャンスとして預かって来た」「トナカイの血の銃弾」を差し出した。

トナカイとサンタは密接な関係にある、というのもこの時代では伝説らしい。学園長は先日のサンタとの戦闘でくすねた毛髪に銃弾をあてがうと、たちまち毛は灰と化した。「捕まえられないならいっそ殺せ。そういうことだ」そう言いながら学園長は柳生田を2年3組、三田のクラスの担任に任命した。「子供に骨抜きにされたお前にもはや期待はしてないが」とも言ったが・・・。

その話を三田本人に話すと大喜びの三田。だが三田は「先生は俺のことまだ捕まえたい?」と尋ねた。
あまりに純粋な目で言う三田に「大事なことほどなぁなぁにしとくんだよ大人は💢」と言い放ったが、顔を引きつらせて「友達にそんなこともう思ってないよ」と言った。正式な仲直りだ、今日の占い大当たりだ、ラッキーカラーは、と1人で盛り上がる三田に件の銃弾を込めた銃を構えて見る柳生田。だがやはり撃つなんてできなかった。

あれはシミュレーションだ、と言い聞かせる柳生田に他の先生から「体育教師の後釜の新任教師に業務説明を」とお願いが。「兵藤」と名乗る新任の女性教師に生徒名簿を取り出そうとする柳生田の腕には消えかかった「赤衣の特捜隊」のマーク。「それ刺青ですか?何か特別なマークみたいですね」兵藤の言葉に「いやぁ特別でも何でもないよ」と俯いて言う柳生田。

先日の生田目からの攻撃を受けて半分消えた枯れた柊の葉のマーク。本来の姿がわからない、今の俺そのものを表しているようだ・・・そんなことを思っていると突然「特別でしょ」と声がした。

「久しぶりね、柳生田」自身の腕を捲って消えていないマークを見せた兵藤。彼女はまさかの同胞だった・・・!💦

SANDA45話ネタバレ

縁の下のアレが!?

柳生田が同胞と再会していた一方で、新聞の一面を見て絶句する甘矢。何と「ぷちっこグミ」が発売中止になるというのだ💦店に出回っていたものも回収されてしまったらしい💦

三田の正体を知らないルームメイトたちは「三田が知ったら凹むだろうなー」「心が落ち着くとか言ってたもんね」と暢気に話しているが、甘矢にとっては由々しき事態。サンタクロースになった三田が元の14歳の姿に戻る唯一の戻り薬だったぷちっこグミが世の中から消えてしまったら、三田はサンタクロースになっても戻る術がなくなってしまうということだ・・・💦

大慌てで甘矢が屋上にいる三田の元へ向かうと、三田はサンタの姿でトレーニング中。「今手元にグミいくつある!?」と甘矢が青ざめて尋ねると三田は「丁度切らしちゃってて・・・悪いんだけど下の売店で・・・」とヘラヘラ笑っている。危機感のない三田に苛立ちながら「何でこんな大事な物買い置きしてないんだよ!!発売中止になって売店のも自主回収されちゃってたよ!!💢」と甘矢の叫びにやっと三田も焦りを見せる💦学校の売店でグミ売ってるなんていいなぁ←

新聞を見て青ざめる三田の後ろで「いつかこうなるんじゃないかってヒヤヒヤしてた、こうなったら・・・」とわなわな震える甘矢。「三田を14歳に戻すグミ・・・僕が作る!!🔥」おぉ・・・さすがはケーキ屋の息子、パティシエの血が騒ぐというやつですかw
その後、不幸中の幸いでグミの袋が残っていたので成分表を見ながら甘矢は家庭科室で調理開始。成分表さえあれば再現なんて簡単、入手困難な成分は代用するとして優先するのは三田の体を勘違いさせるくらいの味の再現だ!と妙に張り切っている甘矢。そのプロ根性にただ圧倒される当人の三田です😅

三田だってずっとその体は嫌だろ?だったらできることはしないと、と甘矢の言葉に「あ、うん・・・」となぜか歯切れが悪い三田。疑問に思いながらも試作品を早速3つも作った甘矢は順番に食べてと促す・・・

1つ目は・・・戻るには戻ったけど性転換してる!💦めっちゃ美少女やん・・・😳って失敗だよ次!💦
2つ目は・・・色味変わってボディビルダーみたいな真っ黒マッチョオヤジに!失敗!💦
3つ目は・・・戻り過ぎで赤ちゃんに!💦・・・

無理難題すぎる・・・💧
でもパティシエの子供としてこういうのは数打たないと!と依然やる気の甘矢と、それとは裏腹に乗り気ではない三田。どうしてかな・・・?

腑抜けとプロ根性

サンタクロースの三田を14歳に戻す「ぷちっこグミ」が販売中止になったのを受けてケーキ屋の息子として甘矢がぷちっこグミ再現に熱を入れ始めたのに三田は何だか乗り気じゃない。

こういうのって本人が気合い入れるもんじゃないの?三田もやる気出してよ!と抗議する甘矢に三田は「俺はもう戻らない方がいいのかもしれない」などと言い出した。衝撃的な言葉に甘矢も「・・・え?」としか言えずにいると、三田は「ここんとこ色々あったろ」と話し始めた。理事長と「学校を変える」と約束し、全校生徒の前で「サンタクロースだ」とカミングアウトした。さらに言葉にはしなかったけど冬村に「三田に話すことなんて何もない」と言われたこともあって、三田自身が「自分は影が薄い」と思ってしまっていたのだ。

「もうお前はサンタ一筋で生きていけって言われてる気がする」と俯いてそれっぽく言う三田に甘矢は「・・・誰に?」とぶっきらぼうに尋ねる。そして「でかいオッサンがウジウジ悩んでる姿なんて正直見てらんないし戻った方がいいよ」と言い放った。悩みは後でヒゲ生えてない口からたっぷり聞いてあげるし夜明けまでには戻すから今は手伝って!と甘矢に気圧され三田は「ハイ💧」と返事するしかなかった💦

それから甘矢メインで試行錯誤を重ねる。黒板やメモを何度も使い、材料も増やしたり減らしたり。時々行き詰って頭を抱えて慰めたり、そんなことを繰り返すごとに材料は減っていき洗い物は増えていく。そして夜も更けたある時「見よ・・・✨」と深い一言が聞こえた。

「この一晩すべてのデータを照合して出来上がった渾身の一粒!✨」そう言う甘矢の目は血走ってギンギンに見開いていた💦ずっと作りっぱなしだったみたい💦ちょっと休んだ方が、と甘矢の腕を抱える三田に血走った目をしながら「この一粒はケーキ屋の息子としてのプライドでできてる!」と慎重につまんで甘矢は渾身のグミを差し出した。

「本物のお菓子はお前の悩みなんか吹っ飛ばせるパワーを持ってるんだ」
まさしく本物のお菓子を作った本物の職人の重みのある言葉だった。その言葉もしっかり噛みしめて心してグミを口に運ぶ三田。その時。

いつの間にか親友

「俺は一生サンタでいなきゃかも」そんな悩みを抱える三田のために甘矢は菓子職人の子としてのプライドをすべて賭けたグミを三田に食べさせた。その時三田の前に・・・

「さぁ、受け取れ!!」そう言う甘矢の姿は自分と同じ60代くらいのおじさんの姿をしていた!イケメンがそのまま年を重ねたような、筋骨隆々の職人の成人男性・・・これはかつて三田が95歳の理事長を見て20代の美女を見た脳内ビジョン!?💦甘矢のグミはおじさんになった甘矢の姿でおじさんの三田に「僕のメッセージ」としてボディブローを入れて来る👊

「濃縮果汁!甘味料!粉ゼラチン!着色料!!」
一言言うたびにおじさん甘矢はサンタに重い一発を入れて来る。歳とか使命とか関係ない、甘矢は本心で三田の力になりたくて自分の持てる力を集結させたのだ。それを三田に全身で味わってほしかったのでしょう。

「サンタがお前の中でどれだけ強大なのか知らないけどなぁ、自分の事影が薄いとか言うなよ!!14歳の三田あってこそのサンタクロースだろ!!?」
おじさんの姿のままで甘矢は吠えた。受け止めた三田が改めて顔を上げると「僕は三田一重に戻ってほしいんだ」そう言った甘矢は元の14歳の姿だった・・・

結局、渾身の一粒でも三田は元に戻らなかった。薄日が差し込んできた家庭科室で呆然と座る2人。しばらくして三田はサンタの姿のまま「どうもありがとう甘矢。甘矢の腕はプロ級だな!色々試食したけどどれも美味しかったよ」と無邪気に言った。嬉しいけど、疲れとプライドが折れかけているせいで喜べない甘矢の隣で「この余った材料で作ったラムネなんか最高だw」と三田はラムネを口に放り込んだ。

「そんなの適当に作っただけだし」と俯く甘矢に「そう?甘いけど酸味が強くてすごく甘矢っぽい味で安心するよ」「俺にとって忘れられない味になるかもな・・・」三田の言葉を聞いて今更悔し涙がこぼれてきた甘矢が顔を上げると。

そこには14歳の三田の姿が!「も、戻った・・・!」「甘矢!」「「やったー!!✨」」
こうしてサンタからの戻り薬はぷちっこグミから甘矢のラムネになったとさ。甘矢のラムネを持って意気揚々と甘矢の肩を抱きながら「やっぱこの体だよな!何で一瞬でも14歳の体捨てようと思ったんだろ?」と暢気に言う三田に「14歳だからだよ」とドライに吐き捨てる甘矢でした😊

「甘矢の負担増えちゃうけどよろしくな」「ワガママばっかだと赤ちゃんにするからね・・・😎」
ここにも、ここにしかない14歳の世界がありましたとさ😊

SANDA45話感想・まとめ

三田と甘矢、14歳男子の話は本当閑話休題というか箸休めというか、和む話が多くてほっとしますねw甘矢がおじさんになり、その姿があまりにイケオジだったのはびっくりでしたが・・・😳

まぁ14歳らしい悩みは健康的でいいんじゃないかな、と思いますがね。思春期なんて悩むのが仕事くらい些細なことから重大なことまで悩むものですし、三田は特に特殊能力持って「学校を変える」だのおおよそ14歳が持つ責務じゃないもの背負ってるんだから「俺は一生サンタでいなきゃいけないかも」って悩むのくらい許してやってほしいですけどねwもしかしたらここまで親身になってくれる甘矢も家のこととかこれからの三田や冬村との関係とか悩んでるかもしれませんし。

でも、そんな甘矢が14年間という短い人生とはいえ今まで培ってきた自身のパティシエとしてのプライドをかけてグミを再現しようとしてくれるのは、やはり前回の柳生田とテイストは違えど同じく純粋に「三田が好き」だからなんだろうなぁとしみじみ感じました。だから変身した三田と同じおじさんの姿で叱れたんだろうし、甘矢が「技術で」三田を殴ったというのがまた洒落てるじゃないですかwこの姿が見えたということは、甘矢は大人になっても菓子職人をやってて三田と親友でいる、ということを示唆しているのかな・・・?そんな未来も見て見たいですよね😊

学校の売店でお菓子売ってるのちょっといいですねw私の学校もかつては売っていたのですが生徒のゴミ不始末問題で売られなくなってしまったので・・・💦売ってる学校ってあるんでしょうか?柳生田の同胞の話も気になりますね!
次回も楽しみです!

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今回は、「SANDA」の45話ネタバレを紹介しました!

が…

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