弱虫ペダル670話ネタバレ感想!願わくば兄でなく弟でなく俺でなく

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初、総北高校に入りたてだったオタク少年・小野田坂道がひょんなことからロードバイクとその実力者・今泉鳴子と出会ってから2年が経とうとしている現在。その間、小野田は様々な個性的な先輩や仲間や後輩、ライバルたちと出会いしのぎを削り、時に協力し合いながら自転車を通して成長していきます。小野田を取り巻くキャラクターにもそれぞれ根強いファンがおり、小野田の先輩世代の現在を描いた「スペアバイク」も別冊チャンピオンで連載中です!🚴

スプリント勝負に全力を賭ける新開兄弟。悠人がせっかく見つけた打開策も隼人には「セコい、実力で勝て」と言われてしまった。そんな兄なりの情熱や鼓舞がいつの時からか耳障りになっていた悠人。そこまで苦手意識を持つ悠人の過去とは・・・

そんな「弱虫ペダル」670話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

新開兄弟がスプリント勝負をしている頃、兄弟を見送った泉田と銅橋に後続の黒田や真波たち、他の後輩たちが追い付いてきた。

銅橋たちの腕には☆がなく、2人がいる現実に気付いた黒田。「もしや今スプリントで前にいるのは新開兄弟なのか!?」
その新開兄弟は体をぶつけ合うほどの激戦を繰り広げていた。もっと来いよ、という兄がいちいち癪に障る悠人だが、「これはレース、強いやつが勝つんじゃなく勝ったやつが強い。こいつに勝てる滅多にないチャンスだ」と悠人は「決定的瞬間」を見極めようとしていた・・・

新開兄弟の勝負なんて絶対見たいじゃないか、何で追いかけなかったんだよと無茶な要求を漏らす黒田に幼馴染で同級生の泉田は「想像だけでもいいじゃないか、新開兄弟が戦っているのは本当なんだから」と諭す。それでも黒田は葦木場や真波を味方につけて見たいと言って聞かない。そこへ後輩たちが「俺たちが全力で引く」と提案してきた。10人が30秒ごとに交代して先輩たちを牽引する、そのくらいの恩返しをしたいと言うのです。

すると「それをやったらみんなゴール前に千切れてレースできなくなるよ」と待ったをかけた真波。だが後輩たちは「先輩たちに恩返しができるなら覚悟の上、本望です!」そう言って目まぐるしく交代しながら黒田たちを牽引してくれる。それを見て黒田は「いい後輩たちに育った、泉田がしてきたことは間違いじゃなかったな」としみじみ。彼らの努力だよ、と言いつつ自分たちのために決死の覚悟で牽引してくれる後輩の姿に涙をこぼしてしまう泉田なのでした。

その頃、新開兄弟も最後の勝負の直前。とうとう兄・隼人が「そんなセコい勝ち方して嬉しいか?ヒヨるな、他人の評価を気にするな!お前の実力を存分に出せ!」と悠人を鼓舞した。何となく悠人にも情熱や鼓舞といった兄なりの背中の押し方なのはわかっていた。でも、それが悠人にとってはノイズでしかなかった。兄が箱学に入った頃くらいから耳障りで、悠人はお面を被り出したのです・・・。

弱虫ペダル670話ネタバレ

俺が「俺」であるために

隼人に「セコいやり方しないで自分の実力を引き出せ」と鼓舞された悠人。それはわかっているが、いつしかそれが「プレッシャー」で耳障りに感じていた。再び悠人の過去の思い出。

とある祭りの日。太鼓が鳴り響き、参加者は誰もが楽しそうにしていた。悠人の住む町では町内会の抽選会があり、母がその引換券を持っているから家でTVばかり見ているくらいなら祭り行きな、と言われしぶしぶ来たのだった。隼人くんにあげれば?と言ったが受験でそれどころじゃない、と言われ悠人の気持ちも無視して送り出した母。

俺だってそれどころじゃないとこあるのにな、と思いながらぼんやりお面屋の前で佇む悠人。抽選会に走る祭りの参加者たちの声が聞こえる。毎年景品豪華で小型TVやゲーム機が当たる、ゲーム機当たったらあのゲームやりたいな。そんな声を聞きながら「そのゲーム、クラスの女子の間で流行ってたな確か」なんて思う悠人。そんなことを考えにきたわけではない。悠人はずっと「自分のこと」でモヤモヤしていたのだ。

8回目で出たレースで優勝以来1度も勝てていない。結局は練習や努力が大事だってことはわかっているが、それだけじゃレースは勝てない。戦略や相手を見極める力も必要。でもどうしたらいいかわからない。そんな悠人の気持ちを知る由もなく、同級生たちはレースに出た話をすると「圧勝だろ?」と言ってきて、12位だったと正直に話すと「なら兄貴に教わればいいじゃん」から始まり「兄貴この前も勝ってた」「いつも兄貴と走ってるんだろ」と必ず兄・隼人の名前が飛び交った。

でも波風立てないように「時々、な」と言っておいた。本当はもう一緒に走るのをやめたのに。
でも勝手に周りは盛り上がる。隼人と同級生の兄を持つ友人もいたりして、もう「自転車をやっていること」「隼人が自転車ですごい人になっていること」から逃れることはできなかった。「そんな兄貴いていいな」と言われるとカチンと来たが、余裕っぽい顔で「そう?」と返答していた。それを同級生は「ヨユーの悠人」と言って「悠人はヨユーで何でもやれて騒がれる」とはやし立てられた。

そんなことはない。俺にヨユーなんかない。俺が「隼人の弟」ではなく「悠人」であるために努力はしてる。
周りは気軽に勝て勝てって言うけど勝つのも楽じゃない。勝てなきゃいけない、そのために必死で練習してる。

ヨユーでやってないのに勝てないから焦ってるんだよ。
不甲斐ない自分と、不遇な境遇にどうすることもできない悔しさで、悠人はただ親指の爪を噛み祭りの雑踏の中を歩く・・・

取り留めもない願い

勝てない理由がわからない。それでも「隼人の弟」だから期待されてもてはやされる。それが苦しくて辛かった悠人。

ある時のレースも真っ先に隼人が「今日何位だった?」と聞いてきた。兄を無視して母にとりあえず報告すると「16位・・・お兄ちゃんはそのレース1位だった」と言ってきた。親にまで期待されていないと自覚した所で隼人は「寂しい背中するなよ大丈夫だ、お前は強いよ」なんて言ってきた。

うるさい!!あんたが強いから、勝てるからそういうこと言えるんだよ!!
突如祭りの雑踏の中を走り出した悠人。悔しい思いをどこにもぶつけられずただ走った。俺が強い?なら何で俺は勝てない!?原因はアンタなんだよ俺の気持ちわかりもしないで!!アンタが兄貴だから必死でやっても名前すら呼んでもらえず周りはアンタと俺を比べてくるんだ!!この前の優勝の時「隼人の弟」と呼ばれ、それから周りは「早く隼人になれ」「次はいつ勝つ?」としか言わなくなった。

そんなの俺が聞きたいよ!!!
そのせいで、「隼人の弟」のせいで敵は執拗にマークしてくるし、そんな中で勝てなんてできない・・・ひたすら悔しい思いに引っ張られ走って止まった時には、最初にいたお面屋の前だった。その横を女の子のお面を被った兄妹が通り過ぎて行った。奇しくもその妹は「ゆうこ」と呼ばれていた。ハッとする悠人。

そうか、俺がもし弟じゃなくて妹だったら・・・
目の前には女の子キャラのお面もたくさん並んでいた。悠人は自然と手がそのお面に伸び、気が付くとなけなしのお小遣いを差し出していた。徐にそのお面を顔に着ける悠人。もしも俺が女の子だったら、こんな苦しみなかったのかもな。誰からも何も言われなくて・・・

お面を被ったままその場に佇む悠人。周りはザワザワしているがただそれだけだった。余計な「声」が聞こえない。すごい落ち着く・・・

これが悠人が最初女の子のお面を被っていた理由でした。それから少しずつ悠人の女の子のお面は増えていった・・・

結局元の鞘?

中学に進学する際、悠人はギリギリまでゴネたが「秦野第一中学」に進学した。兄・隼人と同じ中学は嫌だったのだが親が兄の制服などを使い回すためにまた悠人の意思を無視したのだった。

兄のブカブカな制服を着て秦野第一中学で学生生活を送り始めたが、ある時非常階段を一段飛ばして駆け上がっていたのを先生に見られた。怒られるかと思ったら「兄貴は二段飛ばしだったぞ」と言われた。他の先生も「兄貴と似てるなー数学頑張れ」とか「お兄さんと一緒で自転車やってるなら部活入ってよ、部員足りないから入ってくれたら盛り上がるわー」と言ってきた。隼人を受け持った先生が多かったらしく新たな「兄貴ブランド」の苦しみが悠人にのしかかってきた。

部活には入らず1人で練習に励んだ悠人。その辺の奴らなら軽く追い越せるくらいにはなったが、レースでは通用しなかった。表彰台に上がれるようになったのは中2の終わり頃だったし、必ずと言っていいほど周りから「その頃隼人なら」と比較されるのが何よりも1番嫌いだった。2位で表彰台に上がってもギャラリーからは「あいつ新開隼人の弟だぜ」「マジか、兄貴は1位だったよな」って声が聞こえてきた。

そして帰宅してからも隼人はしつこく話しかけて来た。1位じゃないのに「表彰台よかったな、練習の成果出てる」と褒めてきた。お前ももう中3てことは俺も高3だ、と言ったその日、悠人はイライラしてたけど隼人の様子はちょっと違った。「俺もいろいろあったけど・・・」

「来年のインハイには出るよ」

その時も悠人はあくまで「俺には関係ない」としか思わなかった。宣言通り、隼人は高3の時インハイに出てその映像を親は興奮しながら何度も見せてきて鬱陶しく思っていた。一時期本当に心配だったからよかった、という母に「心配って何だ?」と思いながら悠人はふと考えた。このインハイってのに出て1位獲らないと最強ということにはならないのか。俺が俺でいるためにはこの舞台で勝たなくては。

親指の爪を噛むクセは治らないまま、悠人は箱根学園に敢えて入学し、インハイに出ようと決意した。そして本当にインハイを走った。・・・

そして現在。当たり前のように活躍していた兄への思いが消えることなく悠人は今隼人に勝つため対決していた。惑わされてはいけない、励ましと見せかけた陽動作戦だ。そのはずなんだ!ゴールまで500mちょっと、来る、見極めろ、4撃目を!!!

辛いコンプレックスをずっと抱えてきた悠人、その相手である兄を越えることはできるか・・・!?

弱虫ペダル670話感想・まとめ

今回は悠人の過去を再び掘り下げ、悠人なりの兄、そして自転車との向き合い方を知った回でした。でもなかなかリアルで典型的な兄弟コンプレックスの話だったのではないでしょうか。

悠人の気持ちもわからないでもないけど、悠人がどうしていまいち結果に反映されなかったかというのは明らかだったんではないでしょうか。それは「誰かと協力して楽しく走っていない」から。兄が強くなりすぎた、自分が自分になれない、ということで自ら孤軍奮闘を選び結果「孤独」になってしまった感が拭えない・・・親はともかく、同級生たちは別に悠人をバカにしていたわけでもないので誰か1人でも共有できる相手がいたら、と思うんですよね💦なまじ悠人の気持ちもわかるから読んでて苦しかった💦

確かに周りというのは関係ないから無責任なことも言えるわけで、「兄はすごいのにね」「あの子が兄ならできるはずなのに」みたいなこと好き勝手言うんですよね。特に勝負の世界だと「言われた相手」のことまで考える人はいないので、悠人にとっては地獄だったろうな、とは思います。自転車に乗らないから親も兄と弟で比べてしまうし。そこで隼人は悠人にせめてもの思いで寄り添おうとしたのに悠人の不遇の原因でしかない隼人に言われても嫌味にしか聞こえなかったんでしょう。「一時期大変だった」時にも話しかけてたんだろうな・・・でもそこは「悠人の兄」だから不器用な部分もあったかも・・・もどかしい兄弟だな!💦

ちなみに隼人の「大変な時期」というのは、主人公・小野田が1年生の時のインハイで明かされた隼人の高2の時の「野ウサギを自転車で轢いてしまったショックで自転車に乗れず左側から抜けない」という思い出。その時はチームメイトの荒北靖友に荒々しくも檄を飛ばされたおかげで乗り越えることができました。悠人もせめて兄以外に誰か1人仲間がいたら・・・と思ってしまうのです。

その分今は悠人は昔よりはいいのかな?箱学に入ったのが自分の意思だったのはちょっと驚いたけど💦
兄弟対決もそろそろ決着?次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の670話ネタバレを紹介しました!

が…

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背景の描き方が絶妙で、その中で苦しむ悠人の葛藤が痛いほど伝わります💦ぜひ読んで悠人の気持ちを感じてみて下さい・・・

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