異世界転生ものはすっかり現代の物語の手法として確立されていきました。
けれどそんなブームの少し前からこの異色作は始まっています。
主人公は生きたまま、世界が変わる。
そして、その変わり果てた世界を復興させる。
武力も体力も魔法もない……いや、それらを作り出す、科学の力で！
全面科学監修つきの超大作！
SF科学冒険譚、科学を見る目が変わります！
前回までのあらすじ
現代、突如として降り注いだ石化の光によって全ての人類は石像となった――およそ3800年、ストーンワールドと化した地球で、一人の科学少年が目を覚ます。
科学の力を使って文明を復興させようと奮闘する主人公・石神千空は様々な出会いを通して少しずつ石化の謎へと近づいていく。
石化の元凶・ホワイマンが月にいることを突き止めた千空たち。さらにNASAの科学者、天才数学者等々力強い仲間が加わり、月への特攻が現実味を帯びてきた！
死をも超越する石化装置。その脅威を厳重に保管するべく真空保存をすることに……しかし、その矢先、突如として光りだした石化装置が陽とゲンを石に変え、千空たちのいる空間にまで襲い掛かってきて――？！
人工衛星で月を調べろ！ ホワイマンの攻撃の前に、速攻で特攻してやる――けど、宇宙はさすがに一筋縄ではいかないようで。
この記事ではドクターストーン、216話のネタバレを無料で紹介します！
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ドクターストーン 216話 ネタバレ
無知の知
千空とゼノが作るロケットは、何度も失敗を重ねその作業だけでも数年が経過していました。トライ＆エラーを繰り返して少しずつ成功に近付いていく……そして、そのエラーのデータを集めて、暗躍する二人の姿。
クロムとスイカちゃんは、月に特攻しようと言う千空に内緒で月から地球を往復できるロケットを開発中です。ホワイマンの攻撃は確かに怖いけれど、速攻でロケットができてしまってはそれはそれで困る。そんなシビアなタイムリミットとも戦いながら、二人は日々ロケットのデータを集めていきます🚀🚀🚀
そんな日々に、科学王国の旗を持って月を見上げるクロム。かつて妖術使いを自称していたクロムが千空と出会って分かったこと。そして分かり続けてきたこと。
「わかればわかるほど、わかってねえってわかるようになってくんだ」
7度目の正直
船体に書かれた「SENKU７」の文字から、７体目の人工衛星と予想される一台が、ついに宇宙へと到達しました。何年もかかったと言っていることから、何度も何度も試したと思われますが、実際は６台だったのですね。それでも一年に何台も作れない、スケールの大きさが伺い知れます。
SENKU７は宇宙でソーラーパネルを展開し、人工衛星として「宇宙から見た地球の映像」を送ってくるようになります🛰🛰🛰
単純に宇宙に行くだけの目標であるロケットから人工衛星、そしてさらに月の様子を探るために高度な操作が要求される宇宙望遠鏡。それが完成したらやっと、人を乗せての宇宙船を作ります。ん～壮大なストーリーだ……それも、そこまでやってやっと「片道の」宇宙船なんですよね……🛸
小型の宇宙船であればトライ＆エラーの労力も少なくて済みます。しかし、クロムたちが作ろうとしているのは単純計算でその５倍は大きい往復の宇宙船……様々なハードルを乗り越える何かを、クロムはひらめくことができるのでしょうか？
新しい地球
人工衛星から撮影したデータが届きます。
それはまだ月の映像ではなく、宇宙から見た地球の映像でした。
分厚いブラウン管テレビに映し出されるぼやぼやの地球……それでも、やっぱり、地球は青かった……😭🌍🌎🌏
人工衛星にももちろん役割があります。実際に回ってその目で確認はしていましたが、厳密な地図がない。精密な地球儀の作成のために、変態地理学者のチェルシーと龍水が協力することになりました。
そうして完成した「58世紀の新地球儀」……！🌍
なんなら日本の地形がそのまま残ってるのにびっくりですね……富士山噴火があったという話はありましたが、他にもたくさん火山があって日本が原型を留めているのが奇跡にすら感じます。その他、スタンリーたちと命がけの鬼ごっこをした南アメリカ大陸はやはり砂漠が広がっていたり、パナマ運河は完全に塞がっていたりと大規模な地形変動があった様子。現代で深刻だった環境問題も、そのいくつかは改善されているようです。サンゴ礁の復活、アフリカの緑地化……人類が一所懸命にやろうとしていることは、人類がいなくなれば自然と完成するのでした。
そして、月へ
宇宙への技術はさらに進化を繰り返し、宇宙望遠鏡が完成。月の映像が送られてきます。
コハクはその視力でホワイマンを見つけると意気込んでおり、その昔実際に航空写真から油田を見つけるという大手柄を成し遂げています。
そんなコハクの姿を見て、往復ロケットチームは「タイムリミットが決まった」と前向きにとらえた様子。しかし相変わらず「５倍のサイズ」「何度も作り直すことが難しい」という大きな壁の突破方法はひらめいていないようで……。
見つけた！！！
コハクがホワイマンを探している間、他のメンバーは引き続き有人宇宙船の作成に向け適材適所で動いています。いくつもの夜……🌃🌕
そうして、ついに。
コハクが千空とゼノの元へテレビごとやってきました。ケーブルとか！！！ 大丈夫？！？！？！
「私には、わずかだが時間と共にその形を変えているように見えるのだが」
月面に、動く物が見つかりました。当然、ファンタジーやメルヘンのそれではなく、ついに見つけたのです。
「NASAの科学者として保証しよう。これはどう見ても月面の自然物じゃあない」
月面に黒く浮かび上がるそれは、全ての元凶の姿――！！！
ドクターストーン216話・まとめ
いやあーーーやっと！！！！！
やっっっっっっっとここまで！！！！！
ずーーーっと謎だった全ての元凶にしてラスボス・ホワイマンの姿がやっと現れました！
あとはもう突撃するだけ！🚀
ちょっとだけ予想
もう少し画質の上がった物が見えるのでしょうか？ ホワイマンは何物なのか？ まさか人間と言うのは考え辛いですが……だったとして、その生物？ は？
ここまで科学でやってきて何もわからないファンタジー生物というのは無理があるので……ホワイマンも、故郷は地球。地球で変異した何かしらの「地球生命体」かもしれませんね。
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今回は、ドクターストーン216話ネタバレを紹介しました！
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