灼熱のニライカナイ46話ネタバレ・感想! 彼がいないだけ

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人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。

そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!

ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!

前回までのあらすじ

主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。

海の教団編、海を、島全土を巻き込んだ災厄は去った。元凶の神室洋介は逮捕され、海は穏やかな日常を取り戻したかのように見える。ただ一人の姿が見えないことを除いて。

この記事では灼熱のニライカナイ、46話のネタバレを無料で紹介します!

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灼熱のニライカナイ 46話 ネタバレ

ええっと……

平穏を取り戻した島と海。事件解決後の後始末でしょうか、警察らしき人物が二人話しています。

「まさか君が来るとはな……岬くん……」

………( ^ω^)……誰???

あ、はい、ええと多分第一話で出てきてた人です。少し前の過去編にも一瞬名前だけ出ていました。(depth38参照、神宮寺と室伏がどこぞのファミレスで捜査報告的なことをしてるシーン)

ちゃんと顔が出るのは初ですね。そして名前が海っぽい名前なのでやっぱり物語にも深く関わってきそうです。サメも喫煙者ですが、一話を見返したらその手つきが似ているような気もしますね。岬さんとサメの関係にも注目です👀🚬それ以上に、神宮寺たちと同期であること、その喋り方などなどなど、既に気になる要素が盛りだくさんではあるのですが。

そしてもう一人の刑事さんの言う「IOPO」という機関は検索しましたが出ず。既出だったらごめんなさいですが、さらに大きな組織が出てくるとなると、新たな事件の予感でもありますね。よかった、まだ続きそうだ。

思い出という名の過去

神室くんは逮捕され、日本の司法に従うのであれば裁判にかけられるのでしょうが、何分まだまだ分からないことだらけです🚔今回の事件のことはもちろん、そもそも物語の発端となった教団の事件についても何もわかっていません。なんなら今回の事件のことも、殺人罪とサメは言っていましたがオルフェの死体もないのでは刑罰の下しようがないのでは? とにかく、留置所で大人しく「その時」を待ちます😑😑😑

そんな神室くんの中に思い出されたのは、警察官になった理由、出会った人たちのこと。

大家族の中、面倒見のいい神室くんは長男として苦労してきました。人に頼られるのは気持ちがいい。彼が警察官になったのはそんなありふれた理由でした。別に世界を変えたいとか、巨悪を倒したいとか、そんな大それた夢を語りながら警察になる人も……いるかもしれないけど、神室くんはそうではありませんでした。ごく普通の、警察官だったんですね……😔

警察学校で南風原や神宮寺と出会い、公安として教団に潜入、そこで出会った八重ちゃんとの出来事は、既に語られている通りです。前教祖の一件で心を壊していた神室くんでしたが、歪みながらも自我を保っていました。しかしそんな生きる意味である八重ちゃんを失ったことで、神室くんの中で決定的な何かが壊れてしまったのではないでしょうか。うーん、重い。

誰もいない墓の前

姉ヶ島では、告別式が執り行われています。オルフェの右手を受け継ぎ、その手袋をはめるサメ。もうオルフェはいない。だけど、あんな最期では誰も納得いきません。その場にいなかった宇海ちゃんには尚更です。

そんな遺体のない告別式。墓石には南風原の名が刻まれていますが、当然そこには何も埋まっていません。誰もが神妙な面持ちではあるものの、どこか身の入らない様子👻

勤務中の殉職なので、二階級特進。だけど褒められたものではありません。誰も涙を見せずに式は進行していきました……😭😭😭じゃあぼくが泣く

サメの力、同じ右腕

告別式に向かうはずだったサメは、いなくなったチャコちゃんを追いかけて崖の上までやってきました。黒い服を着せられたチャコちゃんでしたが、現状を受け止めきれていない様子。変なカニを見つけてはサメに報告しています。

「前後に歩けます!! 前後に俊敏に歩けます!!」

いや元気だな!!!!!🦀🦀🦀🦀🦀

カニって、実は前に歩くことも不可能ではないんですよね。というのも、カニの脚は人間の股関節と違って、前に動かすのが難しいだけなんですって。どちらかというと可動域の点で言えば腕の関節に近くて、腕だけであちこち移動するのが難しい(けど不可能ではない)と思っていただければよいかと🦀🦀🦀なので前後に俊敏に歩けるのは、ものすごい進化です!!!!!

そんなカニさんを崖から落とした右腕をチャコちゃんは「パパ上と同じ」「ペアルック」と言います。おぉ……そうだな……ペア……では……😭😭😭ウッ

さてさてサメが右腕に順応できたのにも理由がありそうですが……サメに海人の血が流れていると……まだまだ謎が残りますねぇ……。

ニライカナイにて

5歳のチャコちゃんにはまだ死の概念は難しい様子。定番ですが、サメは「ずっと遠くに行って帰ってこない」と説明します。サメの真面目な顔に、それが事実であると悟ったチャコちゃんは、オルフェの言葉を繰り返します。

「パパ上は……チャコとずっと一緒にいるっていったもん……」

きっと八重ちゃんを失った時か、この島へ来た時か、励ます為にオルフェが言ったのでしょう。その優しかったはずの言葉が、無慈悲にのしかかります。サメに泣いてすがるチャコちゃんと、それを優しくなだめるサメ。高く昇った太陽が沈むまで、ずっとそのままいたようです。朱に染まる崖の上でサメはニライカナイに想いを馳せます🌊🌊🌊

ニライカナイは沖縄に伝わる、海の底にある死後の楽園のようなもの。前教祖の名前として出てきていましたが、本来の使い方をされるのは初めてではないでしょうか。

信仰にすがるでもなく、ただ相棒の幸せを想い、サメはやるせない思いをただ呑み込んだのでした。

灼熱のニライカナイ46話・まとめ

あ~~~泣かせ回。ズルい😭😭😭

でもここまでやったんならきっと来週しれっと帰って……帰って……いえ……。

岬さんとサメの接触がまだでしたね。新たな事件が始まるのか、これから姉ヶ島はどうなってしまうのでしょうか? まだまだ謎が残る灼熱のニライカナイ、次週、新章突入??(勝手に

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