弱虫ペダル642話ネタバレ感想!悔しさを負けず嫌いという武器に

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

世代が変わってなお過去のキャラクターも人気を博している「自転車漫画の金字塔」✨満を持して池袋パルコでコラボカフェも実現!キャラクターによるドラマだけでなく、自転車の仕組みやレースの仕組みなども学べる奥が深い作品なのです🚴

運動音痴で漫画オタクな小野田坂道が総北高校に入学してすぐ、激坂と言われる裏門坂をママチャリで鼻歌交じりに登坂していた所をロードバイク実力者の同級生・今泉俊輔に発見されレースを挑まれる所から物語は動き始めます。レースには負けてしまいましたが、その後秋葉原で出会った同じく同級生の鳴子章吉と車を追いかけた経験から、小野田は自転車競技部に入部します。

個性的な先輩や後輩、ライバルたちと切磋琢磨し成長していく小野田。キャプテンになって初のレースで優勝した所で出戻りの川田と桜井が何やら不穏な動きを見せる・・・因縁のある杉元が対抗しているけど、一体何が川田をそうまでさせるのか・・・?

今回はそんな「弱虫ペダル」642話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

本峰山の頂上では、先行した小野田たち3人と段竹が一足先にゴールしており、段竹が息を切らせて先輩たちに追いつけなかったことを悔しがっています。そんな段竹を今泉は労いながら、本峰山のラスト2kmの緩やかなアップダウンが続く道について語る。レースとなると緩急の付け方を考えなくてはいけないのが大変、技術的には難しくないからこそあの場所では「気持ち」が大切だと今泉は語る。

その頃、因縁の勝負を続けている川田と杉元はそのアップダウンに差し掛かっている所だった。フラフラではあるが川田にも意地がかかっているからか、引きはがそうとしても剥がれない。何があっても勝つつもりでいるようです。

過去に川田を嘲るようなことを言ったことを謝ると杉元が叫ぶが、川田は杉元をキッと睨み「調子良すぎるんじゃないか?覆水盆に返らず、俺は謝罪してほしいわけじゃない。雑草育ちはキッチリ100で借りを返したいんでね!!と飛び出して行った。しかしそれは反対車線の内側。レースでもないのに逆走していることになり、交通ルール違反です💦

杉元が必死に逆走をやめさせようと叫ぶが、川田は聞かない。先人たちが命をかけて作ったルールを守った上で勝負は成り立つもの。レースではない「生活道路」である道で逆走するというのはとても危険な行為。右カーブの内側を走ってはいけないことはかつてのキャプテンの金城真護や手嶋純太にも教わっているはず。どうしていつもルールを破るんだ、川田!!

川田を必死に説得し「勝負に負けたらこれまでの非礼をきっちり詫びてもらう」と杉元は釘を刺すが、川田は「頭を下げるのは常に勝負に負けた者だ」と言って杉元を追い抜いて行った。残り1km、杉元は川田を「教育」できるか・・・!

一方、ゴールで休憩中の今泉に鳴子が川田と桜井について尋ねる。後から入って来た鳴子は川田たちのことを知らないので、今泉が徐に川田の話を切り出した。川田の過去とは・・・?

弱虫ペダル642話ネタバレ

燃やせ雑草魂

杉元と川田の勝負も残り1km。依然引き離されている杉元だが、川田に絶対追いつくという気持ちは絶やさず追いかける。覚悟はできてるかい川田!!

一方の川田も勝負に勝つことに必死になっています。正直息が苦しいし足も限界が来ている、マジでキツい勝負だ。だけど、「ナメんなよ杉元ォ!!!」そう咆哮した川田の脳裏に今までの悔しかった思い出が駆け巡る。

最初に入った自転車競技部で小野田に負け、テニス部に入ったものの最初の試合で他校に負けた。勝ったことを鼻にかけるように笑う相手に握手の手を差し伸べられたが、負けず嫌いの川田はその手をはたき場の空気を悪くした。そのことをテニス部の先輩にも同級生にも「お前のせいで負けた」と揶揄され、胸倉を掴まれ頭を叩く先輩もいた。弱い奴に用はない、といった感じで去っていく先輩たちを睨むことしかできなかった1年生の川田・・・

俺は自転車で負けてからテニスでも散々負けてきた。コートの中は常に1人、悔しさも焦りもやるせなさも全部1人で背負うんだ。散々テニス部で痛い目にも遭ってきた。今更自転車での痛みなんて屁でもない!俺は雑草、踏まれて抜かれて引きちぎられて強くなるんだ!!!

そう叫んで川田はまた加速した!本峰山後半にある最大斜度10%の登り坂をペースを変えずに登り切った!再び引き離された杉元、残りの距離もあとわずか。一体どうする!?

「確信犯」に対抗せよ

最高斜度10%という登り坂を一気に駆け上がった川田を見ていよいよ焦りを見せる杉元。あんな余力があったとは。ナメていたわけではないけどこの坂が終われば残りは500m!!

道路と木々の間から展望台のへりが見える。もうすぐゴールだ。杉元はアップダウンで速度調整をしながら着実に進む。下り坂では体を伏せて空気抵抗を減らしペダルは極力踏まず、登りに入る直前で一気に踏み込んで駆け上がる。ここからは全開だ!!その甲斐あってか再び川田に追いついた杉元!ここぞとばかりにルールは破らないと誓えと叫ぶ!

すると川田は至極冷静な目で杉元をチラリと見やった。今までの激情に駆られた目とは違いあまりにも落ち着いている目に杉元も動揺する。その瞬間、コースはまた右カーブに入った。そして川田はまた内側を取ったのだ。そう、杉元はカーブの内側を絶対走らないことを知っていて確実に差を空けられるとわかっての「確信の目」だったのだ。「どうせお前はルールを守るんだろ」という顔だったのだ!

「完全に確信犯じゃないか!!」
そう叫んでまた追いかけるため踏み込む杉元だが、度重なるダッシュで足を使ったため痙攣という悲鳴を上げている。残り300m、カーブは3つ。何があっても川田を追い抜く!

「絶対に勝つ!!」川田と杉元の勝負も残りあとわずか・・・!

今泉と川田、時々鳴子

一方こちらはゴールで待つ今泉と鳴子。徐に川田のエピソードを話し始めた今泉は「川田は負けず嫌いだった」と切り出した。

一見素朴な人のよさそうな顔してるからわからなかった。実は今泉の方が1日遅く入部したらしく、当時の先輩の金城、田所、巻島には一通り挨拶したが同級生である川田たち1年生には特にリアクションせず無視した。そこまで聞いておや?と思う鳴子。

川田は今泉のことを知っていたし、その今泉と仲良くなりつつどうすれば実力的に近づけるか知りたかったので「よろしく」と言いながら握手の手を差し出していた。なのに今泉は無視する。何度やっても素通りしようとする。たまらず川田は今泉の進行方向に立ちふさがり大声で自己紹介した上で「無視はすんなよ無視はさ💢」と言いながら無理矢理握手を交わした。今泉が痛がるほどの握手を・・・

「どう思う?」と今泉。
「いや何のエピソードやねーん!!!」と関西人らしいオーバーリアクションツッコミをする鳴子。そうだよねどう思う?じゃないよな💦

川田が入部してきた時のエピソードちゃうんかい!無視するお前が悪いやんけ原因はお前のスカシすぎや!何やお前の性格が入部当初から悪かったいう話か!?とツッコミまくりの鳴子。あくまで「川田の」エピソードを話しているつもりの今泉は特にツッコミにもリアクションせず「練習中急がしい俺に川田はつっかかってきた」と話を続ける。

何度も俺に聞いてきたんだ、どうやったら強くなる?速くなる?勝てる?・・・って。
その言葉にピクッとする鳴子だが「そのたびにあしらってきた」と言う今泉にまた「やっぱお前の感じ悪いエピソードやんか!だんだん川田に同情してきたわ💦」とツッコミ。そこでようやく1つ言ってやった、と今泉。

誰かと勝負してゴール前まで勝負をもつれさせることができたら、そのお前の「負けず嫌い」は最大の武器になる・・・って。

今、杉元と勝負をしている川田はその最大の武器を存分に発揮している最中なのか!?その執念は結果になるのか・・・!

弱虫ペダル642話感想・まとめ

ルールを破ってでも勝ちを獲りたい川田に勝ち目なんかあるのか・・・と思ったけど、今回でそれもわからなくなってきましたね💦「弱虫ペダル」の恐ろしい所は感じ悪いキャラにも同情ポイントがあり、武器と呼べる強みがあって読者が揺らいでしまう所なんですよね・・・←

テニス部での川田の描写がありましたが、あまりにも理不尽なんですよね💦きっとテニス部でも負けず嫌いもあるし頑張ろうとしてたはずだし一生懸命試合に挑んだはずなのに負けて、それを勝負相手にバカにされ、その負けの責任をすべて川田になすりつけ暴力に訴える先輩たち。そんな先輩たちへの抵抗として髪を染めたのにそれもまた否定されブン殴って退部した。いいことではないけど「そのくらいしても何も言えないよな」と思ってしまいますよね・・・

そして前回までの杉元の嫌味と、今回の今泉の塩対応も少なからず原因になっているとすると、川田はあまりにも対人関係に恵まれなかったという不運がついて回っているのでは?💦同情はするけど、だからといってルールを破っていい理由にはならない・・・川田、杉元、今泉はもう少し大人になってちゃんと冷静に話し合えばいいチームにはなりそうですけどねぇ💦

そういえば桜井はどうなんでしょう?なかなかハードな性格の川田に黙って付き合ってくれてるみたいだけど、それこそ川田の「良心」になってくれる存在なのでしょうか・・・
次回は杉元との勝負のクライマックス!次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の642話ネタバレを紹介しました!

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