弱虫ペダル641話ネタバレ感想!ルールを守って気持ちよく乗ろう

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

連載当初から世代が変わった今でも愛され続ける「自転車漫画の金字塔」✨個性的なキャラクターの成長ドラマだけでなく、自転車の仕組みやレースの仕組み、レース会場になる場所や地形の紹介など、自転車に関する情報がたくさん載っていて、スポーツ誌として読んでも面白い作品!作者の渡辺航先生もレースに出場する自転車乗りで、この作品をきっかけに自転車を始めた方も多いのではないでしょうか🚴

始まりは総北高校に入学したばかりの主人公・小野田坂道が、激坂と言われる裏門坂をママチャリで鼻歌交じりに登校していた所をロードバイク実力者で同級生の今泉俊輔に発見され、レースを挑まれたこと。そのレースに負けた後、オタクである小野田のホームとも言える秋葉原で同じく鳴子章吉と出会い車を追い抜いたことから自転車への魅力を感じ、自転車競技部に入ったことで作品が動き始めます。

現在は小野田がキャプテンとなり初めての峰ヶ山レースでも優勝を飾った所で、かつての仲間だった川田と桜井が再入部。そして「県の自転車レベルは落ちている」と揶揄しレギュラーをかっさらうつもりで杉元に勝負を挑んだ!杉元との因縁、そして勝負の行方は・・・?

今回はそんな「弱虫ペダル」641話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

「俺にそのジャージを、インハイへの切符をよこせ!!」

そう言って杉元にしつこく体を押し付ける川田!川田は本気でレギュラーを狙っている、勝負に勝ちに来ている。けどそうはさせないと杉元も負けじと川田を追いかける。しかし「2度もお前に負けてたまるか!!」とさらに加速した川田。確かに本峰山は峰ヶ山に比べ斜度がゆるいが川田には並々ならぬ気迫を感じる。このプレッシャーは一体・・・?

それは川田の過去にありました。1年生で自転車部入りたての川田は、表彰台の常連である今泉にどれだけ追いつけるかを考え「2番手」でいることに重きを置いていました。しかしギリギリの所で入部してきた鳴子の登場で「3番手」に甘んじることに予定変更。「市街地までは全員巡行して山道に入ったらレース」というルールを川田は無視し、それを咎めた杉元に腹を立てながらも意地で山道を駆け上がった。

しかし今泉と鳴子に追い抜かれ、さらには山道で雑魚だと思っていた小野田に追い抜かれ川田は戦意喪失。俺が2番手3番手になれないのは全部後からやってきた小野田たち3人のせいだ。そんなことを思い出していた所で川田はペースを落とし、杉元が追い付いてきた。これはひとえに日々の練習の賜物だと豪語する杉元に川田はまだ言いたい事があるようで。

ウェルカムレースで杉元は今泉たちには50分ほど差をつけられたものの3位で完走。そのことを鼻にかけドヤっている様子を温厚な小野田も遠くから引き気味で見つめています💦そこへ現れた川田に杉元は君は何位だっけ?とうるさく聞いてくる。吐き捨てるように最下位だと言うと「うーんお気の毒!」と肩を叩いた杉元。その言葉がずっと嫌な言葉として川田の脳裏に焼き付いていた・・・

「俺の気も知らずに嘲笑ったあの時から俺はお前を許しちゃいない!この勝負でお前を絶対に倒す!!!」

川田と杉元の因縁の勝負やいかに・・・!?

弱虫ペダル641話ネタバレ

気力の勝負!

杉元と川田が激闘を繰り広げている頃、先行していた小野田たちと段竹のチームは本峰山山頂で休憩を取っていた。

視界が開ける山頂は驚くほど静かで、鳥の声や風の音が彼らを労うかのように駆け抜けていく。その中で段竹の収まらない息遣いだけがうるさく聞えていた。そんな段竹に今泉はクールに「頑張ったじゃないか」と声をかけた。しかし段竹は残り2kmから全然敵わなかったと悔しがっている様子。本峰山残り2kmは杉元と川田が勝負する前にもアップダウンがあると話していました。

そのアップダウンがレースになると速度や斜度の変化に細かく対応しないといけないので牙を剥くのです。サイクリングなら楽しいけどスピードが物を言うレースではコーナーも多く道幅も狭いのでキツい。ここで大切なのは「気持ち」。技術的に難しい所はないからこそ、「前へ行きたい」という気力が試されるのだと今泉は分析します。

そのアップダウンに差し掛かる直前の杉元と川田は、ジャージを賭けた勝負の真っ最中。2人とも「相手より前へ」という気持ちは揺るがず、しかしいささか杉元が先行している状態で激闘を繰り広げています。下りで前傾姿勢になり、再び登りに差し掛かる瞬間に2人は素早く手元のギアを調節して駆け上がる。コーナーを曲がり、繰り返すアップダウンに対応しながらお互いにスピードを緩めない。

タイヤが地面を噛み、砂を巻き上げ風をぐんぐん切っていく、読者にも伝わる激闘ぶり。依然杉元が先行したまま、川田の様子を見るとフラフラしながらもついて来ている。川田の凄味のある気迫は、どんなことをしてでもこの勝負に勝つという意思表示だ。諦めていない、引きはがそうとしてもはがれないのだ。

必死で食らいついてくる川田に、杉元はどこまで「経験者」として対処できるか・・・!

意地、確執、禁忌

フラフラしつつも杉元に負けないという確固たる気持ちで追いついてくる川田に、杉元は「すまなかった」と謝る。

「2年前の僕のセリフで川田を傷つけていたことに気付かなかったことは謝るよ!心から申し訳ない」と、言いかけた所で川田は「そうやって温室育ちは過去をごめん、すまないでなかったことにするのさ」と冷たく言い放った。

「調子良すぎるんじゃないか?実際に起こったことなんだ。覆水盆に返らず、俺はお前に頭下げて欲しいわけじゃない」そう言うと川田は一気に杉元を追い抜き、反対路線の方にはみ出して走り出した!
「悪いが俺は野で育った雑草だから、キッチリ100で仕返ししないと気が済まないんだよ!!」飛び出して行った川田に杉元は思わず「えっ」と声を上げた。

川田が前に出たこと、ではない。川田が反対路線に完全に車線変更し、右側のコーナーギリギリを曲がって行ったことだ。
自転車競技は公道を使って練習する。だから安全のために守らなきゃいけない交通ルールがある。練習の際は必ず左側を通行する。金城さんや手嶋さんに一番最初にそう習ったはずだし、自転車レースに参加する際には誰しも必ず守るべき「ルール」なのだ。

「何をやっているんだ!右コーナーは特に内側を通ってはいけない!!」

禁忌を犯した川田の背中に杉元は必死で語りかけたが、川田は「何をやってるだって?勝負に決まってんだろ!!」と言って杉元を置いて行ってしまった。この行動に、杉元は・・・?

ルールありきの勝負と昔話

これは勝負だ、と悪びれることなく川田は禁忌である「右側通行」で杉元を追い抜いて行った。なぜルールを守らなきゃいけないのか、それが伝わらないことに体を震わせる杉元は・・・

「どうしてお前はいつもルールを破るんだァ!!!」と吠えながら一気に川田に追いついた!現在は左カーブ、左側通行を守っている杉元に距離を詰められる川田。だが次は右カーブ。ルールを無視し、とにかく有利なコーナリングを取る川田に杉元は心から叱り飛ばす。「ルールを守らなかったことと今までの非礼、僕が勝ったらしっかり頭下げて謝ってもらうよ!!!」

しかし勝負のことしか頭にない川田は杉元の声など聞こえない。再び右カーブの右側を走る川田に怒り以上の感情が沸く杉元。そんな杉元の気持ちを知ってか知らずか、「甘いこと言ってんじゃねぇ。コーナーは内側が圧倒的に距離が短くて速いのなんて常識だろ。それに頭下げるのはいつだって勝負に負けた方だよと、もはや積年の恨みといった恐ろしさすら覚える表情で杉元を睨みつけ、右側走行を続ける川田。

そっちを通るな、ここは大会コースじゃない。他の車やバイク、人も使う生活道路だ。「ルール」というのは先陣が危険な目に遭いながらあるいは命を落としながらその上に作られた守るべきもの。「勝負」である以前に「ルール」なんだ。

勝てばいいというものではない。守るべきものを守った上で初めて「勝負」が成り立つのだ。禁忌を犯して先行した川田を、杉元はルールを守りながら「絶対追い抜く」と宣言。しかし残りは1km。破天荒な新入部員に杉元は「教育的指導」を完遂できるか・・・!

一方こちらは頂上で休憩中の今泉と鳴子。徐に鳴子が川田と桜井について今泉にどう思うかと投げかける。鳴子、小野田、杉元より数日前に入部していた今泉は、川田と桜井のことを詳しく知っているはずと鳴子。すると「川田が入部してきた頃のエピソード聞くか?」と今泉。

勝ちにこだわる川田の昔話。今にどう通じているのか・・・

弱虫ペダル641話感想・まとめ

いやはや、杉元と川田がそれぞれ「光と闇」を表しているかのようなレースですね💦今回ばかりは今泉の言葉もあったように「技術」より「気持ち」が鍵になるレースなんですね。だから渡辺航先生は「技術的に難しくない」本峰山を走らせているのか・・・!

川田の杉元への個人的恨みもあるし、何だか「総北自転車競技部」への不満も含んでいるような言動ですよね💦キャプテン金城の時代に金城本人も「総北は6人全員揃ってこそのチーム」として走ってきて、当時のライバル・箱学の福富にも「とんだ仲良しクラブ」と揶揄されていました。それを川田も実は「クソ食らえ」だと思っていたのかも・・・?だから「金城さんにも教わった」はずの「左側走行遵守」を破った・・・?だとしても交通ルールを守らないのは自分の命も脅かすことだから川田のためにはならないはずなんですけどね💦

それでもルールを守って勝負に挑んでいる杉元は、やはり川田を嘲笑う発言をした頃から成長しているんだと思いましたね。勝負に勝つこと、結果を出すことより大事なことがあるとこの2年で学んだのでしょう。だからインハイに出られなかったことを悔やむより出場者を全力でサポートして応援することに尽力する。確かに技術的には小野田たちより劣るのかもだけど、その点では川田より上であると私は信じたい・・・!

今泉が川田の話をしてくれるようですが、ここまで川田が勝ちに固執する理由もわかるでしょうか・・・
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の641話ネタバレを紹介しました!

が…

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