弱虫ペダル640話ネタバレ感想!歯痒い気持ちをエネルギーに

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

個性的で印象的なキャラクターのドラマだけではない、ロードバイクという乗り物の仕組みやロードレースのルールなども学べる、自転車にまつわるアレコレが学べる「自転車漫画の金字塔」!✨作者・渡辺航先生もロードバイク乗りでレースにも参加する鉄人だからこそ、内容の濃いドラマチックで手に汗握る展開がありありと見えてくる作品なのです!🚴

高校1年生になりたての小野田坂道が、ママチャリで鼻歌交じりに傾斜のキツい裏門坂を登っていた所から運命の歯車は動き始めます。
その様子を見ていたロードバイク実力者で同級生の今泉俊輔にレースを挑まれ負けた後、アニメや漫画オタクな小野田のホームとも言える秋葉原で同じく鳴子章吉と出会い車を追い抜いたことで小野田は自転車の魅力と己のポテンシャルに気づき、苦手意識のあった運動部である自転車競技部に入部します。

それからキャラの濃い先輩やライバルと切磋琢磨しながら成長していき、現在小野田が自転車競技部のキャプテンに。そこへかつての仲間・川田と桜井が再入部。ふんわりした優しい雰囲気の小野田なりにチームを引っ張っている輪を川田はメチャクチャにしようとしているみたいだけど・・・!?

そんな「弱虫ペダル」640話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

本峰山前の坂を駆けあがる杉元と鏑木についてきたのは、何と川田と桜井だった。そして川田は杉元に「総北ジャージをかけて本峰山レースをしよう」と持ち掛けた。

一応練習中だし分かれたチームのリーダーを小野田キャプテンから任されているから、と杉元が宥めるが川田はお構いなしに「退屈な練習を盛り上げるため」「お前らが偉そうに着てるそのジャージを俺にも着させろ」「負けた時の課題は?」と畳みかける。鏑木や弟・定時に背中を押された杉元は「ちょっと新入部員に厳しい指導してくる」と飛び出した!

杉元にとって総北ジャージは去年秋のクリテリウムレースで前キャプテン・手嶋純太から貰った大切なジャージ。いくら陸上競技で鍛えてきたとはいえ簡単に奪えるものじゃない。負けたら川田も片付けや買い出しをしてメンバー全員を敬う態度をとれ!と課題を出して杉元vs川田の本峰山勝負スタート!!

川田は言うだけあっていいダッシュを決め、ブランクを感じさせない体重を使った乗り方をしている。しかし杉元だって伊達に自転車乗ってただけではない。どんな苦しい練習も小野田たちとこなしてきてインハイも参加はできてなくとも間近で見てきた。川田が退屈だと言った練習も1度も休んでない。「このジャージは川田が思ってるほど軽くない!!」そう言って登り坂でギアを上げた杉元!その行動と覇気に思わず目を見張るが、川田にも「雑草」としての意地がある。

川田もテニス部で「粘りのプレイ」をしてきたから粘りと脚には自信がある。杉元にギリギリまで追いついてきた所で川田は徐に「1年生ウェルカムレースの時、お前が言った言葉覚えてるか」と話してきた。

「お前が俺にあの言葉を言った時からお前が嫌いなんだよ」
川田と杉元の因縁とは・・・?

弱虫ペダル640話ネタバレ

意地だけど本気

杉元のジャージを奪うべく、本峰山の勝負を仕掛けた再入部の川田。一度は杉元が引き離したものの、粘りの脚で追いついてきた!

「よこせよ、お前のそのジャージをよぉ!!」
鬼気迫る迫力で杉元に並ぶ川田!脚を踏み込み腕に力を入れたかと思うと、杉元の肩に体を押し当ててきた!肩で、脚で、自転車で杉元をぐいぐい押し、「インターハイの切符をよこせ!!」と全身気迫を込めてぶつかる。思わず弾かれてしまった杉元。川田は本気でレギュラーを狙っている。先行する気でいる!

必死の形相で坂を駆けあがっていく川田。確実に勝利を勝ち取るつもりで走っている。ここまでとは正直杉元も思っていなかったようですが、そうはさせないと杉元も追い上げを見せる。その杉元の様子を感じ取ったのか、振り返ることなく再び加速した川田!「ナメんなよ。お前なんかに2度も負けてたまるかよ!!」滝のような汗を流しながらも川田は絶対に勝つといった気迫で登坂していく。

確かに峰ヶ山に比べると緩やかな坂だけど、あの走りには並大抵ではない気迫を感じる杉元。一体川田をそうまでさせる理由とは何だ!?
川田はというと、1年生の時自転車競技部に入ってきた日のことを思い出していた。あの時、お前らが入って来なければ俺は、俺は・・・!

2年前の春、1年生ウェルカムレースの時の思い出。川田が今でも忘れられない悔しい思い出とは・・・?

崩された「プラン」

1年生ウェルカムレースの時に自転車競技部に入部していた1年生は川田と桜井、そして今泉の3人。川田はどうしても自転車部でレギュラーになりたかったため、中学時代から表彰台に登っていた今泉には勝てないからせめて2番手になりたいと思っていました。

だけど、ウェルカムレース当日に新たに1年生が3人入ってきた。それが小野田、鳴子、杉元だったのだ。鳴子は入ってくるなり大阪らしいノリで目立って行きますんでよろしゅうに!とかつてのキャプテン・金城に挨拶すると、金城も自身の先輩・小関さんから噂を聞いてると話した。ということは鳴子も強いのか!?川田にとって予想外の出来事でした。

小野田と杉元の様子も見て、小野田は初心者らしいから余裕だとタカをくくり、杉元は経験者とか言ってるけどたぶん大丈夫だと思い込むことに。後から入ってきた実力者・鳴子のせいで俺の目標が3位になってしまった。今まではどれだけ今泉について行けるかだけ考えていたのに、俺はレギュラーでやりたいのに!ギリッと歯を食いしばる川田・・・

そしてウェルカムレース開始。市街地は全員で巡行して、山道に入ったら個人レースになるというルールを無視して川田は市街地で飛び出してしまった。今泉の前に出て先に行くと宣言した川田の後ろから、杉元の「ルール破るのはよくないと思う」と言う言葉が聞こえた。正義ぶってんじゃねぇ、俺はこの日のために毎日遅くまでローラー回してたんだ。その様子を見たキャプテン金城にも「頑張れ」って言われたんだ。この日を目標に頑張ってきたんだ!

山道に入ってレベル差が歴然な今泉と鳴子には追い抜かれることは予想していた川田。予想通り、山道に入って間もなく今泉と鳴子には追い抜かれたものの、3番手は死守すると必死に走った。が、ナメていた小野田が坂で追い上げてきた。桜井と杉元を千切って川田をたちまち追い抜いた。小野田の「クライマー」としての才が開花した瞬間でした。

あの後小野田はレースをリタイアしたが、思い描いていたプランが完全に崩れたこと、3位にもなれなかった現実を叩きつけられてレースを放棄してしまった。小野田はリタイアするような奴なのに、どうして2位どころか3位にもなれないんだ。それもこれも後から入ってきた3人のせいだ。悔しくて歯痒くて、行き場のない気持ちがハンドルを殴る手に出てしまった・・・

これが川田の悔しい思い出。逆恨みのような気もするけど、レギュラーになりたい気持ちだけは本物のようです。

確かにあった「原因」

歯痒い思い出を胸に、現在川田は必死で本峰山での勝負を走っている。しかし息も上がり走りもフラついてきた。さすがにキツくなってきたけど頂上までは残り3km。行ける!

そう思った瞬間、真後ろに杉元が来ていた。驚き川田が振り返ると、負けじと真剣な表情の杉元が追い上げて来ていた。いつの間に、とこぼす川田に杉元は「頑張ったね、いいペースだった」と挑発にも聞こえる賞賛をする。

だけど川田のペースが落ちた所を杉元は突いてきた。これはひとえに練習の賜物だ、といつもの調子で言い放った杉元。それを見た川田も息を切らしながら「詰んだとでも言いたいのか?調子に乗るな、また正義ぶってお前はいつも正しいよ。けどお前が言ったこと忘れてねぇぜ」と恨みたっぷりの顔で杉元を睨んだ。

1年生ウェルカムレース終了後、学校の廊下。たまたま会った川田に杉元は、リタイアした小野田に「わからないことがあったら僕が教えるよ、ウェルカムレース3位の経験者の僕がね!✨」と超ドヤ顔で言いふらしてきたと言った。この時の杉元には温厚な小野田もちょっと引いていたけど杉元はお構いなしに川田にも自慢してきたのだった。

実際、ウェルカムレースは実力者の今泉と鳴子でも3時間11分かかるようなロングライドレース。川田は3位でもなくなったことで戦意喪失し結果ゴールに5時間かけリタイアした小野田を除いて最下位となってしまった。一方杉元は4時間かけ今泉と鳴子に大差はつけられたものの結果としては3位。お前さえいなければそこは俺の名前があったはずなのに。今の川田には何を言っても嘲りにしか聞こえないからあしらうために舌打ちをしたが、杉元は川田に何位だっけ?とわざわざ聞いた。

最下位だ、と聞くと杉元は「んーお気の毒!」ポン、と川田の肩を叩いた。
まぁまた頑張ろうよ何でも聞いてよ、と笑いながら去って行った杉元に、ただただ怒りしか沸かなかった。お気の毒、だって・・・!?😠

「どんな思いで走ったかも知らずにお前は軽くあしらい嘲笑った!あの日からお前を許してねぇ!この勝負で杉元、お前を絶対倒す!!!」

確かに、1年生の時の杉元は経験者であることを鼻にかけ自慢したがりな一面がありました。それには小野田たちだけでなく先輩もちょっと引くレベルでもありました。でも杉元だって成長しているのに、過去に捉われて個人的な恨みだけで本当に勝てるのか・・・?

残り2km。川田と杉元の因縁の戦いやいかに・・・!?

弱虫ペダル640話感想・まとめ

川田と杉元に確執が!?と思ったらまさかのガッツリいがみ合ってる感じでしたね💦もしかして前々回に部室で傍若無人な態度をとっていたのも杉元や鳴子、小野田への当てつけだったとか?うーんだとしたらあまりにも幼稚💦

川田が掲げていた「プラン」も、小野田どころか一緒に入ってきて今もコンビになっている桜井すら見下した上でのプランだし、今泉や鳴子が強いとわかった瞬間勝負を諦めている所でお察しな感じありますけどね💦それで3位になれなかったと嘆いて悔しがっても理解してもらえるかは微妙ですよね・・・結局川田も当時の杉元と同じで自信過剰だった所があったのではないでしょうか。

あの頃の杉元は事あるごとに「経験者だからね」と言い回り同級生たちの前で踏ん反り返っている感じあったし、川田の結果を知っていて「お気の毒」は許される行為ではないけど、前回も言っていたように杉元は純粋に自転車が好きで同級生にどんなに追い越されても練習を欠かさず毎日自転車に乗って、インハイを見て仲間の背中を押し、2年生時には後輩の鏑木に負けて悔し泣きをした経験もあって今があります。ずっと過去に捉われ続け私怨だけで勝負する川田といずれ差が出ると思うのですが・・・

それはそれとして、杉元もあれはちゃんと川田に謝った方がいいですね!←
次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の640話ネタバレを紹介しました!

が…

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