2017年3月から週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」の外伝が掲載されます！
「アニメ第二期放送」と「魔入りました！入間くん200話達成」を記念して、「バビルス祭り」と称して外伝を前後編に分けて特別連載！主人公は入間たち問題児クラスの担任「カルエゴ先生」！実はカルエゴ先生も「悪魔学校(バビルス)」出身。バビルスの学生だった頃のカルエゴ先生とは一体どんな悪魔でどんな学生生活を送っていたのやら･･･？
そんな「魔入りました！入間くん外伝(前編)」のネタバレを紹介します。
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魔入りました！入間くん外伝前編ネタバレ
無秩序の中での苦悶
クセのある黒髪に2本ツノ、男か女かわからない服装。そんな少年がガラの悪そうな大柄の悪魔に「テメェが番長だな。ボコられた弟の恨み晴らさで！！！」と殴りかかられそうになっていた！！
しかしその少年は大きな魔獣を従えてあっという間に不良たちをねじ伏せた。
「粛に」そう、この少年は若かりし頃のナベリウス・カルエゴ先生だった！彼もまた「悪魔学校」の生徒だった時代があったのです。外伝はそんなカルエゴ少年のとある日々のお話。
悪魔学校バビルス。若き才能を募って能力を高め優秀な悪魔にするための気高き学び舎･･･には程遠く、喧嘩や破壊が校内にはびこる圧倒的無秩序空間。カルエゴ先生が学生だった時代はまだ学校が「学校」として未熟な機関だったようです💦学校の壁一面にでかでかと血液？で「番長コロス」と書かれているような混沌とした場所でした。
そんな荒んだ空間でも不良たちは謎多き「番長」に戦々恐々としながら生活していたようで。何でも見た目の特徴だけでなく、2年3年の幅を利かせている奴を中心に辻斬りみたいに襲っているという噂も流れている様子。その正体は1年で入試首席、ランク4のバカに強いアイツじゃないか、と噂されている･･･
「8件目だ」怒りながら嘆いているカルエゴ少年。入学して1ヶ月でよくわからない因縁をつけられ絡まれる日々に遺憾で不快だとうんざりしていると、「君目立つからなぁ足音大きいし目つき悪いし」と言って来たのは同じく1年生・バラム少年。本編でもカルエゴ先生とバラム先生は幼馴染だと明かされていますよね。心当たりは？ムカついて噛みついたとか、とバラム少年が聞いてみるも「よほどのことがなければ自分から手は出さん」とのこと。
つまりは人違いなのだ。しかしくせ毛の黒髪、性別不明な服、2本ツノという特徴が全く同じなので勘違いされて迷惑しているのです。カルエゴ少年は辻斬りなんてアホなことしない！と言いつつ「番長を捕まえて髪と服を狩る」のは辻斬りじゃないの･･･？←
バラム少年が自分が髪型変えれば？と提案するも「何で俺が譲歩せねばならん？番長が辻斬りやめてアホどもが静かになれば静かな日々が送れるだろう」とのこと。
静かな日々。バラム少年は思う所があるみたい？
思い出、調査、助力
バラム少年たちが入学したての頃。チャラそうな生徒が空いてる席に座ると、スゴ～イ顔で眺めてきたバラム少年。その陰湿そうな雰囲気と、絵本ばかり読んでいる実験好きな奴というイメージで気持ち悪がられ避けられていた。
そこに座ってきたのがカルエゴ少年だった。逃げていくのは慣れているけどあえて隣に座ってくるのは初めてだったバラム少年が驚いていると、カルエゴ少年もギロッと睨んでくる。僕の隣でいいの？とは聞けずアワアワしていると、「ここが一番静かだったのだ、どこもかしこも喧しくて適わん」とため息交じりに一言。でもそんなカルエゴ少年が嬉しくて、バラム少年とカルエゴ少年は自己紹介をして唯一の友人になったのでした。
静かに過ごしたいと言いつつ自分から厄介ごとに関わってる節もあるんだよな･･･とボヤくバラム少年。自覚がないカルエゴ少年に怒られそうだったので、「番長を捕まえて粛清してやる」と一念発起したカルエゴ少年に付き合うことにしたバラム少年。
それから2人で文献を調べたり、教室と同じように喧嘩やナンパでうるさい職員室に出向いて先生に話を聞いたり、うっかりサキュバスの教室に入って逆ナンされそうになったり、「風紀師団」に行ってみるも機能しておらずボロボロの師団室だったり、用務員さんに聞いてたら勘違いした不良に絡まれまた喧嘩になったり･･･と忙しい日々を過ごした2人。
そして独自調査の結果、番長の正体は「黒くて目付きの悪いバケモン」になってしまった！バラム先生の絵じゃね･･･💦
もはや似てるとかそういう次元でもなくなってきてしまい、事件の真相はますます深みにはまる。生徒のことを何でも把握している悪魔がいれば･･･というバラム少年の言葉にピクッとするカルエゴ少年。
「もういいんじゃない？あの悪魔(ヒト)に頼んじゃえば」
「･･･嫌だ💧」
ワガママ言ってる場合じゃないでしょ、と無理矢理バラム少年に背中を押されてしぶしぶ向かったのは「談話室」。何やら布団を被った誰か？何か？に声をかけるカルエゴ少年。机も床もゴミだらけのだらしない部屋でソファに寝そべっている相手を、バラム少年は頼れと言ったのか･･･？
頼れる？身内と「正体」
「番長探しにご助力頂けないでしょうか、叔父上」
そう、談話室でだらしなくしていたのはカルエゴ少年の叔父だったのだ！しかし叔父は布団を被ったまま「いや～だね～ｗ」と一言。親戚で一番近くにいるのに明らかに避けているのが叔父としては面白くないし寂しかったようで💦しかしカルエゴ少年もそんなめんどくさい叔父が苦手であることは隠しきれないようです😅
気を取り直して番長？あぁ迷惑してるのか～！と叔父。正体を知っていそうな「悪魔学校の番犬」の叔父にカルエゴ少年も腹を括って助けを求める。しかし叔父はそのまま寝ようとするのでカルエゴ少年もゴミを投げつけて「寝るな💢」と一言。すると叔父は「お小遣いいくら貰ってる？もう本家がお金貸してくれなくてさ～安月給じゃ3日遊ぶのが限界でさ💦5万でいいよ✨」とか言い出す始末。
もう兄に相談します💢と部屋を出ようとするカルエゴ少年を必死で止めながらもジョークジョーク！わんわん！とめんどくさい叔父。すんごい形相で迫られてようやく「ほい」と上を指した叔父。
「ここの屋上。ただいま喧嘩の真っ最中～番長もいるよ。早くしないと終わっちゃうかもね☆」
そう伝えた時見えた口元は、無精ひげだけど確かにカルエゴ少年の血筋を感じさせる風貌でした･･･
叔父の言葉を信じ全速力で屋上へ向かうカルエゴ少年とバラム少年。ギリギリまで話を引っ張る叔父のクセ、そんな叔父に兄の名前を使ってしまったことにイラつきながらも屋上へ向かっていると･･･
屋上に繋がるドアを突き破って巨漢の不良が階段を転げ落ちてきた！そしてそのまま気を失ってしまった･･･
間一髪、衝突を免れた2人が恐る恐る屋上へ行ってみると･･･
ボコボコにされ気を失った不良たちを乱雑に積み上げたその上に、その「番長」はいた。
クセのある黒髪、男か女かわからない服装、2本ツノ･･･というか猫のような耳？何くわぬ涼しい顔の美少年「番長」は･･･学生時代のオペラ･･･！？
「っき、貴様かぁ━━━━━ッ！！！！💢💢」
「おやおや、何ですかお前らは？」
カルエゴとバラム、オペラと対峙！？まさかまさかの出会い！！！😲
魔入りました！入間くん外伝前編感想・まとめ
「入間くん外伝」は、学生時代のカルエゴ先生のお話でしたが、現在の「出会い」のルーツを探るお話でもありましたね。それにしてもカルエゴ先生の時代は大荒れだったんですね💦魔王がいなくなった頃だったのかな？ある意味悪魔らしい世界だけども･･･
それにしても、入試首席で1年生でランク4だったカルエゴ少年がなぜこんな混沌な学校に来たんでしょう？叔父が働いてるということもありお家元の事情とかもあるのかもしれないけど、やっぱり優秀なだけに「騒がしい魔界を粛清する」目的も若くして持っていたんでしょうか。無法者が多い中で「学校」とはどういう場所であるかわかっていた感じもありますよね。だからこそ読書や研究が好きなバラム少年とは気が合ったのかもしれないし、出会うべくして出会った2人なのかもしれませんねｗ
荒れているというのが職員室や師団室にも出ているのが妙にリアルでした。人間界で教師同士が喧嘩してたりあからさまにナンパしたりしてたら問題ですもんね💦というかちゃんと「教師」を全うしている教師はいたのか？そう考えると少なからずだらしない叔父さんは教師として、身内の大人としてカルエゴ少年に寄り添ってくれる存在なのかもですね。だらしないけど←
そしてまさかの「番長」がオペラだったという衝撃事実💦わざわざ「番長」として辻斬りみたいなことをしているオペラの狙いとは？そしてカルエゴ少年たちとどう対峙していくのか･･･！？
次回は後編！楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん外伝」の前編ネタバレを紹介しました！
が…
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学生時代のカルエゴ、バラム、オペラのかわいさ、美しさに圧倒されるがよい･･･！西先生が珍しく描く「荒れた環境」にも注目です！
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