灼熱のニライカナイ14話ネタバレ・感想! 大人の階段のぼる

灼熱のニライカナイ

人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。

そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!

ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!

600円分のポイントがもらえる/

前回までのあらすじ

主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。今週は少しほろ苦い、大人になっていく話。

この記事では灼熱のニライカナイ、14話のネタバレを無料で紹介します!

灼熱のニライカナイ 14話 ネタバレ

再び海回突入と見せかけて?

小さな島のお話なので、娯楽がないのでしょう。ほぼ日常回で、海回です。海の中にはいつ入るのでしょうか。待ち遠しくはありますが静かにその時を待ちましょう。今回のは単純な海水浴回ですね。

「いいな!! 海は!! やっぱかんろくあんな!」

神託の巫女などと仰々しい名で呼ばれているチャコちゃんですが、本人は一向にその自覚はなく、ただただ海にはしゃいでいるようです。海が好きなのは、お子様だからなのか、それとも神託の巫女だからなのか。海に入って秒で魚に好かれる姿は、ほほえましくもありますがサメにとっては少し気味悪いのかもしれませんね。

そんなサメの考えをよそに、魚だけでなく、溺れかけたおじさんまで捕まえてくるチャコちゃん。目を覚ますとサメに珍しいナマコを預けてトメさんの元へ帰ってゆきます。トメさんはともかくとして、お前は誰なんだ。

おじさんはそのまま去ってしまったのでおじさんを元いた群れに戻してあげよう! 的な海洋を旅する展開にはならず、今週はナマコ回です。

ナマコの無駄知識は特にありません。

ナマコってあれ、初めて食べようと思った人すごいですよね。食料に乏しい時代だったというのは想像に難くないのですが、食べるものがない/少ないからってあれ食べようと思いますか? 思ったんだなあ、昔の人はすごい。なんかこう、水の中のものは基本食べられますよって神様に刷り込まれてたりするのかもしれませんね。昔の人はすごい。今の私たちも極度の飢餓状態になったら土とか食べだしてそれで生き残った新人類が同じこと考えたりするのかな。

はいどうでもいい。

名もなきおじさんがくれたナマコは、手のひらサイズで白く、楕円形でしっぽとひげが特徴的な、水●しげる先生のイラスト風の顔が可愛い明らかにナマコではない何かでした。あれです、ナマコって真っ二つにされても死なないけど食後すぐ真っ二つにされると自分の消化液に溶かされて死んじゃうんですよね。あ、豆知識あったわ。あとピンチになると内蔵全部吐き出すとか。つまりは要するに再生力の鬼なんですよ、だからって何してんのって感じではありますが。

で、それを興味深く観察するチャコちゃん。サメがチャコちゃんの面倒を見ていたのはオルフェが風邪をひいていたからなんですね。

オルフェのタンクトップは何。

今までは制服でイルカの顔と人間の体の切れ目が不透明だったので不思議な生き物で済んでいたのですが、これは、なんかもう、わりとずば抜けて気持ちが悪い。まあまあ立派な中年男性じゃないか。カラーリングはどうなってるんですか。センターカラーの回見直したら肌がほんのり全体的にイルカ色でした。イルカ色とは。いえ、じゃあ、気持ち悪いです。

海の地縛霊か何かでしょうか

ナマコとは言ったものの、サメは「未知の海洋生物」オルフェも「見た事ねーな」と困惑しています。そんな二人にチャコちゃんはまっすぐの瞳で、

「ウミニャンだよ。ウミネコのウミニャン」

「チャコ…とっても言いにくいんだが、ウミネコって鳥だぞ」

一コマで全面否定されてしまいました。かわいそう。しかしチャコちゃんはそれを許しません。許しません? ん? まあいいや、にゃあにゃあ鳴くのがウミネコだ。

「ウミニャンはウミニャンだからウミニャン」

早口言葉のような、優しい言葉をかけるチャコちゃん。奇妙ながら美しい友情が芽生えます。

誰が用意したか分かりませんがウミニャンは一生懸命に水槽から這い出てチャコちゃんにすりすり……なんと美しい画でしょう。

その正体は……

すっかり居ついて解説をこなしてくれる極道娘・リュウグウノツカイのセイラちゃん。ウミニャンの正体をアマビエだと教えてくれます。陸上では厄除けの妖怪として知られているけど、実際は海の生き物だと。

にしてもイメージ違うねぇ?!?!?!

……ウミニャンは目を合わせた人の病を治すと言いますが、オルフェの風邪、署長の虫歯、深作の中二病を綺麗に治してしまいます。

しかしウミニャンの能力は諸刃の剣……このまま能力を使えば疲弊して泡になって消えてしまうとのこと……これは、悲しい物語の予感……。

案の定……いえ、その、ベタな……ベタな……ベタだ……(せめて言い方変えよ?

ニャーーーーーヌ

食あたりと診断されたものの、大雨やオルフェの狼狽も相まって、ウミニャンは無理して治そうとしています。チカラを使い果たしてしまったのか、治せず自分も落ち込むウミニャン。ニャウーと涙目になるウミニャン、この鳴き声は一体……。

そのウミニャンの額に、優しいチャコちゃんの手が添えられます。

「ウミニャン、治ったらまた一緒に遊ぼ……」

しかし、それはウミニャンへの神託となり、ウミニャンの進化を促すこととなってしまい……

ウミニャンの決意の顔、進化?していく体、雨の中響く最後の鳴き声。

雨が上がると共に、元気になるチャコちゃん。しかし、そこにウミニャンの姿はなく――。

チャコちゃんには広すぎる屋敷、景色、辛すぎる別れ……。

チャコちゃんのウミニャンを呼ぶ声は、ウミネコの鳴く声に変わって、チャコちゃんは少し大人になったようです。

「また一緒に遊ぼ」

これが、神託として生きているのなら、また帰ってくるのかもしれません。

いつか、また一緒に。

灼熱のニライカナイ14話・まとめ

一話完結らしい綺麗にまとまった回でしたね、ギャグマンガとは思えない泣かせる話でしたが……ウッ

神託だったり、チャコちゃんが海の生き物に好かれる事がよく分かった一話でした。マスコットキャラのようなキャラがいないのでこのままレギュラーになってほしいなというのもありますが、能力がチートなので無理なのでしょうね……なんやかんやチートキャラの多いマンガ……

来週ひょっこり帰って来てるかもしれませんが、まずはこの別れを惜しむことにしましょう……合掌。

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