暁のヨナ197話ネタバレ・感想☆手記と手紙に綴られた切なる願い

暁のヨナ

従兄に父を殺された主人公が、幼馴染や四龍と共に旅し、出会った人々を助けながら成長する、暁のヨナ!

次々と明らかになってくる過去の真実…その時ヨナは…!?

前回までのあらすじ

ユホンが遠乗り中に滑落して亡くなり、ヨンヒは呆然自失でしたが、ある夜スウォンがケイシュクたちと話しているところを偶然聞いてしまいます。

事故だと思っていた死は、イルが兄を刺して突き落としたからで、カシをユホンが殺害したからでした。

神官弾圧の生き残りだということではなく、ヨナが緋龍王の生まれ変わりだと言うカシに、騙されているのだと、神なんかに国を任せられるか!ということが理由だったのです。

ヨンヒは真実に衝撃を受けますが、何よりもそれを全く動じずに聞いて、今後イルが国を治めるに値しないと判断したら殺すかもしれないと、それとヨナと仲がいいこととは全く別物だと冷静に話すスウォンに恐怖を覚えるのでした…というところまでが196話でした。

今回は暁のヨナ197話のネタバレをご紹介します。

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暁のヨナ197話  ふるえる文字

スウォンの執務室で手記を読んでいるヨナ。

母が叔父に殺され、父が叔父を殺したことを知り、自分が馬車に乗っていなかったのは、母が何か感じて守ったからなのだろう、と感じます。

手記には、ヨンヒの具合が日に日に悪くなり、もうすぐこの世を去るだろう、と書かれていました。

そして、自分の意識があるうちに、手記は信頼できる主治医からイルに託すことを決意した、ユホンやヨンヒに関わる全てが憎いと思ったら燃やしてほしいと頼んでいました…

ヨナは手記がスウォンではなく父の元にあったことに衝撃を受けます。

手記を託すのは、起こるかもしれない未来を阻止したいからだと記されていました。

屋敷にはユホンを慕っていた部下や城の武官が集まっていて、スウォンが中心であること。

優しい息子から「イル陛下を殺したいですか」と平然と聞かれたことに恐怖して信じたくなかったけれど、そういう部分も普段の明るい姿もすべて本当のあの子なのだと、死を前にして向き合えるようになったこと。

息子が何より大切で愛しく、その想いは変わらないけれど、過去に止められたかもしれない過ちを犯してしまった、偏見を持たずに大神官を理解して歩み寄れるようにユホンを説得できたら、悲劇は起きなかったのでは?と思っていること。

この死の連鎖を断ち切りたいけれど、自分の声はスウォンに届かないので、子どもたちのために和解の道を探してほしいと願い、御代が幸福であることを祈り、手記は終わっていました。

ヨナは父がどんな思いでこれを読んだのか、スウォンがいつか自分を殺しにくるとわかっていたから、自分が望んでもスウォンは駄目だと言っていたのかと、想いを馳せます。

挟まれていた栞の中に何かあることに気づいて開くと…そこには父からヨンヒへの手紙が!

託された手記を読んで涙が止まらず、手紙を書くことでヨンヒや自分と向き合っていること。

ヨンヒのせいで神官弾圧が起こり、兄弟が決裂したわけではなく、緋龍王の血筋を前に、兄への妬みが吹き出してしまったこと。

それはヨンヒのせいではなくて、自分たちに信頼関係がなく、兄が自分を気にかけてくれているとはわかっていても、兄と話すのが苦手で、本心ではないことを言ってしまって何年も後悔していたこと。

最後の時、本当に伝えたかったのは、緋龍王の生まれ変わりなどということではなく、カシを心から愛していたということ、彼女が自分を騙していたわけではないと信じてほしかったのだということを…

手記を読んで、カシにすら本当の気持ちを伝えきれていなかったことがわかり、後悔している。

自分は臆病で未熟で、王に向いていない、スウォンの御眼鏡には適わないだろう。

自分が彼に殺されることはカシも予言していたし、その日がきたら、争わずに受け入れる、と…!

カシに緋龍王の父になると言われ、自分が王になりたいと思ったことはないけれど、兄を王にしてはならないと強く思い、次の王やヨナが四龍を集結するまでの「つなぎ」であると思っていること。

ヨナは寂しそうにスウォンを待っているけれど、切り捨てるとわかっていて受け入れることはできず、いつかヨナが独りになっても、決して裏切らない、誰よりも大切に想ってくれる者を側に置きたいのだと…

時折重圧と哀しみに押しつぶされそうになる時、無意識に兄のことを考えて助言に素直に返事ができ、本当はこんなふうに話したかったこと。

辛い思い出ばかりの手記なのに、もういない人の面影を探してしまって燃やせないのだと、手紙には書かれていました。

ヨナは手紙を栞に戻し、手記を抱きしめるのでした…というところで197話は終わりでした。

暁のヨナ197話まとめ・考察

ヨンヒの想いが、イルの想いが、切なすぎて涙がまだ止まりません(T_T)

弱い人だと思ってあまり共感できなかったヨンヒが、愛する夫を殺されても、憎しみを募らすのではなく、恨まずに和解を願っているのは、本当に強い人でなくてはできないことですね。

スウォンは手記を読んだのでしょうか?

執務室にあるということはきっと読んだのでしょうけれど、王位をその手にしてから、だったのだろうなと思います。

読んで何を想ったのか、先に読んでいたらなにか変わっていたのか、と考えるとさらに切なくなります。

手記の話になる前に、次の王になるのは誰か、スウォンには決めている人がいるように思えたことがありましたが、そこにはもしかしたら、手記が影響していたのかな、と思います。

ヨンヒの祈りの小さなかけらだけでも、スウォンが拾ってくれていると、願っています。

物語が始まった頃のイル陛下は、手記に書かれているようなある意味狂信的な様子は全くなく、手記が進んでいく間にかなり違和感がありましたが、手紙ですべてがストンと落ちてきた感じです。

優秀な兄を妬みつつも、本当に憎んでいたわけではなく、伝えたいことを伝えられなかっただけ、納得です。

自分が王にはふさわしくないと思いながら、いつか自分を殺しに来るだろうとわかっていながら、ヨナの相手には選べなくても、それでもスウォンが城に来ることは止めなかったイルもまた、芯はとても強い人だったのでしょうね…(>_<)

手記や手紙を読まなくても、ヨナは憎しみの連鎖を止めて、正しいことと気持ちのどちらもを大切にしていくだろうと思っていましたが、手記や栞を抱きしめる姿に、その想いを感じました。

それにしても、イルはハクのことをしっかり理解していたんですね!

ただの護衛ではなく、どんな時も絶対に裏切らず、何があってもヨナを守ってくれると信じていたのだとわかると、切ないだけの涙が、少し温かい涙に変わりました。

まだ裏切りを許せず、過去を乗り越えられていないハクにも、手記や手紙を読んで、重い苦しい気持ちを解放してほしいです。

過去が正しく理解できて、これからどう展開していくのか?

スウォンの病はどうにかならないのか?

次回が待ちきれない最新話でした!

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今回は、暁のヨナ197話のネタバレを紹介しました!

が…

やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!

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ヨンヒとイルの弱さと強さ、それを感じて思いやるヨナの切ない表情を、ぜひ漫画で確かめてみてください(^^

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