駆除人(3巻)ネタバレ・感想☆遂に現れた、もう一人の異世界者

月刊コンプエース

月刊コンプエースにて好評連載中の『駆除人』。

小説投稿サイト『小説家になろう』で生まれた花黒子先生の小説を、浅川圭司先生による作画でコミック化した作品です。

清掃員兼害虫駆除業の男性が異世界へ転移し、バトルを通してではなく、「駆除」を通して強くなっていく、一風変わった物語構成が人気の理由です。

1~2巻は、主人公ナオキのぶらり旅といった印象が強かったのですが、3巻からは、物語が少しずつ動き始めます。

もう一人の異世界者の口から明かされる、ナオキは何か使命を背負って異世界に送られた訳ではない事。

そして、ナオキを異世界に送った張本人である「神」が、どうやらこの世界に来ているらしい事。

だんだん物語の核心に触れるような情報が出始めてきた『駆除人』。

その3巻のネタバレを、本記事ではしていきたいと思います!

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どんな職業でも、極めればヒーローになれると私たちに教えてくれる『駆除人』を、ぜひ漫画で堪能してみて下さいね♪

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『駆除人』これまでのあらすじ

主人公のコムロ・ナオキは生前、清掃員兼害虫駆除業をして生計を立てていましたが、死後、神様の何らかの意思により異世界へと転移させられました。

ファンタジー然とした異世界の中でも、ナオキは生前と変わらず駆除業で生計を立てていましたが、自分が立っている世界の事くらいは把握しておきたいと思い立ち、旅に出ます。

行く先々で、さまざまな人との出会いと別れを繰り返しながら、この世界の見聞を広めていくナオキ。

前巻で魔物学者であるベルサを旅の仲間に加えたナオキは、次なる目的地「密林の島」へと向かいます。

この島ではどんな依頼がナオキたちを待つのでしょうか?

『駆除人』3巻のネタバレ

もう一人の異世界者・マルケス

マリナポートを出発して数日後。

ナオキ、アイル、ベルサの三人は、とある密林の島にたどり着きました。

上陸したナオキたちを手荒く出迎えたのは、平均的な大きさを遥かに超えるマスマスカルの群れに、途方もなく巨大なワイルドボア(イノシシのような魔物)でした。

マスマスカルはナオキの殺鼠スプレーで、ワイルドボアはアイルの剣技で、事もなげに撃退するのですが、ベルサ(魔物学者)は「どうも引っかかる」と首をかしげます。

魔物たちが皆、同じ方向からナオキ達を排除しにやってきたのを見て、何者かに操られているような印象を受けるのだそうです。

その真相を確かめるべく、魔物が襲ってきた方角へ行ってみることになりました。

ベルサはマリナポートを出て自由になったためか、前巻よりずっと生き生きしています(≧▽≦)

魔物がやってきた方角へ歩いていくと、そこには一軒家が。

この家に住んでいる人は何者なのか考える間もなく、ナオキたちを、見張りの兵・ガイストテイラーが襲います。

ガイストテイラーは人型をした影のような外見で、皆、エルフの耳を持っています。

しかし大勢いるガイストテイラー達も、アイルの強さには敵わず、蜘蛛の子を散らしたように撤退していきました。

ナオキが、家の近くにあった井戸をのぞき込んでみると、中からおじさんがピョコンと飛び出してきてきました。

彼の名はマルケス。

この島のダンジョンの管理者で、ガイストテイラー達の主人でもあり・・・そして、もう一人の異世界転移者です。

マルケスが望むこと

マルケスは300年前、魔王を倒すために召喚された勇者でした。

今でこそ穏やかで、あえて有名キャラで例えるならマリオのような見た目をしたおじさんですが、昔は不死のスキルを獲得するほどの強者だったとの事。

しかしある時、マルケスが恋していたエルフの女の子がダンジョンの崩壊に飲み込まれ亡くなって以来、冒険の情熱ややる気をなくしてしまったのだそうです。

一人になったマルケスに残されていたのは、永遠に続く生でした。

今はゴーストの一種であるガイストテイラー達とともに、変化のない日々過ごしているようです。

マルケスは、同じ異世界転移者のよしみで、自分の命を奪って欲しいとナオキに頼みます。

マルケスは孤独で空虚な日常を、もう終わらせたかったのです。

愛する人も友もいない世界に、もう未練なんてないという事なのでしょうね・・・(><)

勿論、ナオキがそんな事に首を縦に振る訳がありません。

ナオキとマルケスの間に、微妙な距離が出来てしまいます。

酷寒のダンジョンで魔物狩り!

そんなマルケスのもとに、ガイストテイラー達が泣きながら報告に来ました。

ダンジョンの一部、「極寒エリア」でスノウフォックスが増えすぎ、生態系のバランスが崩れかけているとの事。

マルケスはナオキに、スノウフォックスの駆除をお願いしました。

ナオキに同行するのはアイル。

ベルサの方は長年の引きこもり生活で体力が衰えているため、留守番して読書に専念します。

しかしこのスノウフォックス、とてもすばしっこくて、正攻法では、戦闘の達人のアイルですら一匹も仕留められませんでした。

作戦を練り直し、小さなかまくらを何個も作ってスノウフォックスをおびきよせる戦術で、再び挑みます。

この作戦が功を奏し、最終的にナオキとアイルが駆除したスノウフォックスの総数は500匹に上りました!

ナオキとアイルがマルケスの依頼を達成している間にベルサも研究論文を二つほど完成させ、この島での用事はもう無くなりました。

島を出立する前の晩、ナオキはガイストテイラー達と少し話をすることにしました。

ガイストテイラーはもともと知能が高いゴーストで、自分たちにさまざまな知識を授けてくれたマルケスをとても慕っている様子。

彼らがエルフの姿を模しているのも、そうしていた方がマルケスが笑ってくれるからなのだそうです。

マルケスは想い人であったエルフの少女の姿を重ね合わせて、思わず嬉しそうにしていたのですね。

「お茶の入れ方が全然ダメ」とマルケスにいつも怒られるというガイストテイラーたちに、ナオキはお茶の入れ方を一から教えてあげます。

マルケスとガイストテイラーの絆

翌日、島を旅立つナオキに、「旅先でもしエルフの里を訪れる事があったら、ソニアという娘を探して欲しい」とマルケスは頼みます。

好きだったエルフの少女の生まれ変わりを、心のどこかで期待しているのです。

ナオキ一行が去った後、マルケスのもとにガイストテイラー達がお茶を持ってきました。

それを一口飲んだマルケスは、ガイストテイラーたちのお茶の入れ方が格段に上手くなっていることに驚きます。

ガイストテイラーたちはナオキにお茶の入れ方を教えてもらい、マルケスを喜ばせるために練習していたのだと打ち明けます。

彼らの健気さと思いやりに心を打たれ、涙を流すマルケス。

「私たちの入れたお茶、おいしい?」と聞くガイストテイラー達に対し、「いいや、不味い」と返します。

「僕を喜ばせたいならもっと腕を上げてもらわなくちゃならない」と、ガイストテイラー達にお茶の続きを教えます。

マルケス・・・けっこうツンデレですね(≧▽≦)

使命も持たず、何物にも縛られないナオキを思い出し、面白い男だったと振り返るマルケス。

もう、死にたいなどとは考えず、ガイストテイラー達とともに楽しい時間を作っていこうと決心し、静かにナオキに感謝するのでした。

竜たちの恋愛事情

船に戻ったナオキたちを待っていたのは、巨大な水色の竜・水竜でした。

ナオキたちの船から彼氏の匂いがするため、船の中を調べていたとの事。

水竜はなんと、二巻で登場したレッドドラゴンの彼女だったのです!

レッドドラゴンとの接触があった際、ナオキはレッドドラゴンの持つ「魔石」を預けられていました。

それを探知して、水竜はここまでやってきたようです。

巨大な水竜が首を突っ込んだせいでナオキたちの船は大破してしまっているため、水竜に船を運んでもらうことにしました。

水竜が言うには、レッドドラゴンがどこぞの町で女遊びにふけっているとの事。

女日照りであったナオキはレッドドラゴンを逆恨みし、水竜と共にレッドドラゴンを制裁に行く決意をします!

(厳密に言えばナオキには、アイルもベルサもいるのですが、どうやらそのどちらもナオキにとっては恋愛対象外のようです)

レッドドラゴンが女の子たちとイイ事をしているという、『黒龍の館』にたどり着いたナオキ一行。

そこには人間の青年の姿を取り、女の子をたくさん侍らせているレッドドラゴンの姿が!

乗り込んできた水竜の尋問に合い、たじたじになります。

(ちなみに竜たちは、町中では人間の姿に変身するのが通例のようで、水竜もこの時は美少女となっています)

痴話げんかを始めるレッドドラゴンと水竜のカップルをよそに、この館の主である黒竜がやってきました。

タキシードを着た、イケメンなおじさまの姿を取っています。

黒竜は、ナオキに並々ならぬ強さが宿っている事を見抜くと、彼にとある依頼を持ち掛けます。

ゾンビ化した光竜の討滅

黒竜がナオキにお願いしたのは、彼のかつての師匠である雌の竜、「光竜」の討伐でした。

光竜は桁外れの強さを誇る、美しく気高い竜でしたが、ある時勇者に付けられた傷が原因で、ゾンビ化してしまいます。

ゾンビ化した光竜は猛毒の霧を吐き続け、町の人たちも次々とゾンビへ変えられてしまったとの事。

竜が種族として望むのは世界の安定である為、光竜を生かしておくわけにはいかないのだそうです。

黒竜も断腸の思いで、光竜を葬る事を決意したのでしょう・・・。

光竜に挑むのはナオキとアイル。

ベルサは町を覆いつくすゾンビたちの駆除を引き受けます。

光竜の住まう洞窟で、死闘を繰り広げるナオキたちですが、光竜はゾンビ化している為、なかなか倒れません。

無慈悲な戦士に徹したアイルが光竜の首に何度も切り込み、それを完全に切断したことで、光竜の命は絶たれました。

光竜の体内から出てきた美しい魔石を、討伐の証拠として黒竜に届けたナオキ達。

光竜の魔石を受け取った黒竜は、「これではまるで形見だな・・・」と寂しそうに笑います。

一方ベルサの方も、回復薬を吹きかけてゾンビを倒したり、手っ取り早く海に沈めて処理したりと、十分な駆除成果を上げていました。

光竜の討伐もゾンビの駆除も終わり、町を出立するナオキたち。

黒竜からお礼として貰った大きな船に乗り、次の町を目指します。

船に揺られながらナオキが、アイルとベルサに爆弾発言をします。

「次の町に着いたら俺は娼館に行きたいから、二人とは別行動でよろしく」との事。

二日後、冒険者にあふれた活気ある港町・フロウラに降り立ったナオキ一行。

ナオキはアイルとベルサをそっちのけでうきうきと娼館街へ向かいます。

この後ナオキは娼館で、彼を異世界へと送った張本人である「神」と出会うことになるのです・・・。

『駆除人』3巻の口コミ・評価

↑3巻に収録されている内容である、「ダンジョンマスター編」から面白さが増したという声

『駆除人』3巻のまとめ

非常にいい所で終わってしまった駆除人3巻・・・!

神の姿がどういうものなのか、とても気になる所です(*´▽`*)

もしかして、神も美少女のような姿だったりするのでしょうか?

あるいは、これまで出会った竜たちのように、意外にフランクで親しみやすい性格だったりするのでしょうか。

原作を知っている方たちからは、ここから一気に物語に深みが増すという声も上がっています!

まだまだ、『駆除人』からは目が離せません!(≧▽≦)

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今回は、駆除人の3巻ネタバレを紹介しました!

が…

やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!

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駆除人は舞台がファンタジーの世界ということもあり、活字だけではなかなか情景が思い浮かばない事もあると思います。

そんな時はぜひ、浅川圭司先生の美麗な絵で展開される漫画版『駆除人』を、手に取ってみてくださいね(*´▽`*)

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