テセウスの船  最終回 ネタバレ!(10巻)犯人判明でも目が離せない!

テセウスの船

漫画『テセウスの船』も最終巻10巻となりました!

無差別毒殺事件の真犯人は当時小学5年生だった加藤だとわかりました。
しかも木村先生も事件を隠蔽しようとしていたなんて驚きましたね(*´Д`)

10巻は無差別毒殺事件を阻止しようと動き出します。
過去の事件を本当に覆すことができるのでしょうか?

真犯人がわかった9巻からもまだまだ目が離せない内容となっています(+_+)。
10巻はどのような結末になるのでしょうか?

今回はテセウスの船 最終巻10巻のネタバレと、感想をまとめました。

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テセウスの船 作品情報

  • タイトル  テセウスの船
  • ジャンル 青年漫画
  • 作者 東元俊哉
  • 出版社 講談社
  • 掲載誌 モーニング
  • レーベル モーニングKC
  • 発表号 2017年30号 – 2019年30号
  • 発表期間 2017年6月22日 – 2019年6月27日
  • 巻数 全10巻
  • 話数 全89話

テセウスの船は2020年にTBSでドラマ化され、話題となりました。

作者の東元俊哉さんは、主な著作に『破道の門』『湘南レスキュー部』『バウンスアウト』(以上、講談社)、『バタフライ』(日本文芸社)などがあります。

テセウスの船 これまでのあらすじ

無差別毒殺事件を阻止できるか?

1989年(平成元年)6月24日に北海道音臼村の音臼小学校で起きた無差別毒殺事件。
逮捕されたのは警察官の佐野文吾でした。

事件から28年後の2017年、佐野文吾の息子であり母の旧姓を名乗る田村心(たむら しん)はこれまで「殺人犯の家族」として生きてきました。

「佐野文吾は冤罪?」というメモを見つけた心は、改めて事件を調べよう思い立ちます。

事件現場に着くと、周りが霧に包まれ、田村心は1989年にタイムスリップ!
タイムスリップした田村心は、無差別毒殺事件の止めようと決意するのです。

真犯人が判明!

再びタイムスリップし、現代に戻った田村心は、姉の鈴の内縁の夫が、1989年の時の教え子・加藤みきおだと知ります。

この加藤みきおこそが無差別毒殺事件の真犯人でした。

田村心は、加藤みきおと共に、再び1989年へタイムスリップします。

3度目のタイムスリップした田村心は、今度こそ無差別毒殺事件を止められるのか?
犯人が分かってからも最後までどうなるのか?ハラハラする展開となっています。

テセウスの船 10巻ネタバレ!

ここからは10巻のネタバレをまとめました。

さつき先生が行方不明

無差別毒殺事件が起こるお泊り会当日、田村心と佐野文吾は何としても事件を止めようと必死になっていました。

そんな中、さつき先生が行方不明になります。
さつき先生の教室の黒板には、加藤みきおが描いた不気味な絵と「18」の数字が描かれていました。

佐野文吾が学校に戻ると校内に11歳のみきおの声が流れます。
札幌から電車で来る予定のみきおは、既に校内にいました。

謎の粉、火災報知器・・・全て行動が読まれている!

11歳のみきおは、”水にとかすとジュースになる”と言って同級生達に謎の粉を渡します。
同級生たちはこっそり水に入れて飲もうとします。

『みんな!何も食べるな!毒が入っている!』大声で叫ぶ心と文吾。
おどろく保護者や生徒たちの中で、あざ笑うかのように、みきおが粉末入り牛乳をゴクリと飲みます。
粉末は毒ではなかったのです。

最終手段として火災報知機を鳴らそうとする心でしたが、火災報知機は作動しません。
みきおに行動を読まれていました。

心と加藤みきおが対面!

しばらくすると心の兄・慎吾が、学校へ運ばれてきました。
慎吾のポケットからは加藤みきおが描いた風速計の絵と「30」の文字があります。

心が風速計の小屋に着くと、39歳のみきおに殴られ意識を失います。
心が気が付くと、目の前に39歳の加藤みきおが立っていました。

みきおは事件を起こした理由を告白します。

田村心の姉・鈴と仲良くなりたい。
鈴が好きな父親・佐野文吾を無差別毒殺事件にして、鈴を独り占めしたいと考えていた。
だけど、鈴は事件によって変わってしまった。最初の鈴が好きだったのに。
もう無差別毒殺事件には興味がない。

そしてみきおは心がいる小屋に火を放つのでした。

文吾をかばい刺し殺された心

一方こどもの加藤みきおは鈴や和子が旧体育館にいると佐野文吾に伝えます。
家族の無事を確認した佐野文吾は心を探しに風速計の小屋に向かいます。

小屋に向かう途中の佐野文吾に、39歳の加藤みきおはナイフを向けます!


その時、心が登場!
心は文吾をかばい刺し殺されてしまいました。

文吾は加藤みきおを撃ち倒し、心に向かって「俺の息子だ!」と叫び続けるのでした。

何も知らない心

そして2017年。
心の墓参りを済ませた佐野一家は、タイムカプセルを掘り起こすことにしました。
佐野一家には穏やかな時間が流れます。

佐野文吾1989年の心が書いた「由紀」を探そうと考えます。
生まれてきた佐野心は、教師になっていました。

心は事件のことは何も知りません。
なぜなら無差別毒殺事件は起こらなかったのだから。


そして「由紀」を連れて佐野一家に帰ってきたのでした。

テセウスの船 感想

本当の事件と重なる恐怖

作者の東元俊哉さんはモデルとなる事件を明確にしていません。
しかし、漫画の内容は1987年に起きた「酒鬼薔薇聖斗事件」や、1998年に起きた「和歌山毒物カレー事件」を彷彿とさせます。
漫画の中で事件が起きるのも1989年ですしね。

漫画の中で、加藤みきおが書いた文字が角ばった文字だったり、加藤が書いた絵は1987年に起きた「酒鬼薔薇聖斗事件」の犯人・少年Aが刑務所で書いたとされる絵にそっくりでした。

また無差別毒殺事件も、「和歌山毒物カレー事件」では町内会のイベントで起こる事件、漫画では学校のお泊り会で起こる事件なので似ていますね。

二つの事件は、今でも記憶に残る残忍な事件です。
なので漫画が本当の事件の記憶と重なって見えてきてしまい、恐怖を感じる作品でした。

加藤みきおの不気味さ

そして犯人の加藤みきおがめちゃくちゃ不気味です~ブルブル((+_+))

加藤みきおが自宅に訪ねてきて和子さんと話をするシーンは本当にドキドキハラハラでした。
「ドアを開けないでー!」と叫びたくなりましたよ。

そしてラストでも街中を加藤が歩いてる姿があり、また何かやらかすんじゃないか、佐野一家に復讐するんじゃないかと想像してしまいます。

殺人の動機がはっきりと読めない

残念な点は、加藤みきおがただ殺しに喜びを感じるサイコパスなのか?または鈴を好きという思いだけで殺人をしたのか?と殺人を犯す動機がはっきりと読めませんでした。
サイコパスの考えは普通の人わからないのかしら??

義理の母親となった木村先生の言動もおかしいですよね。
息子を守るために殺人を犯すなんて・・・現実離れしています。
もしかして木村先生もサイコパスの設定??謎ですね。

テセウスの船 まとめ

謎も残りましたが、家族の愛や加害者家族の苦しみを描いたとっても良い漫画だと思います。
グロくて恐怖の場面もありましたが、最後はハッピーエンドで良いですね。
伏線も多いので何度も読み返してもおもしろいですよ。

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